別府の観光はやはり温泉!必ずチェックしたいおすすめの温泉スポット&グルメ15選!

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別府と聞いてすぐに頭に浮かぶのは、やっぱり温泉ですね。その別府には、普段では考えられないくらいの温泉があって、その泉質はお隣の温泉でも違っているんです。更には、その温泉が作り出した数々の”地獄”の湯は人気の観光スポットになっています。今回は、別府の温泉にちなんだマストな観光スポット&グルメを15選紹介します。

別府温泉

出典: www.jalan.net

別府温泉は、大分県別府市内各地にある数多くある温泉・温泉街の総称をいいます。
別府八湯とか別府温泉郷と呼ばれ、温泉天国の別府では、源泉数、湧出量ともに日本一です。
別府市には、鶴見岳と伽藍岳(別名硫黄山)の2つの火山があり、特にその東側の地域に多数の温泉が湧き出ています。
また、特異な景観と自然湧出で観光客を集めている、別府地獄めぐりなどの観光スポットもあって、1年を通じて別府市には800万人を超える方々が訪れています。

日本では、温泉は数え切れないほどありますが、街中のあちこちから立ち昇る湯煙は、まさに豊富な泉質と源泉数・湧出量などを誇る、別府温泉ならではの風景ですね。
別府温泉をはじめ、浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川の8つの温泉地からなる別府八湯においては、それぞれの温泉地で泉質が異なるので、いろんな温泉を楽しむことができます。
豊かな温泉資源は観光に恩恵をもたらしてくれるだけでなく、地熱発電や医療など、様々な産業において幅広く利用されています。
近郊には、阿蘇くじゅう国立公園が広がり、鶴見岳や志高湖などの自然の見どころも数多くあります。

別府温泉
住所:
大分県別府市
電話番号:
0977-24-2828 別府市観光協会事務局
アクセス:
別府インターチェンジから別府市内中心部まで、車で約20分、博多駅から、JR日豊本線特急ソニック号で約2時間、「別府駅下車」

かまど地獄

別府地獄めぐりのひとつ、かまど地獄は古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来です。
かまど地獄は1~6丁目まで様々な湯の池がある他、極楽に足湯、売店コーナーなども揃っています。
1丁目は、茶褐色の熱泥地獄で、地下の岩盤から粘っこい様々な種類の粘土が溶け出しています。
2丁目には、かまど地獄のシンボルの鬼がいて、岩の間から100℃の蒸気が噴きだしています。
3丁目は、コバルトブルーの地獄で、白色物質は温泉沈殿物が約70年もかかって出来たものです。
4丁目に行く前に、極楽(のど湯・肌の湯)があり、肌に保湿効果のある飲泉や蒸し湯があります。

4丁目の池の色は、地下にある岩盤が地熱によりできた色々な種類の粘土が溶けだした色です。
5丁目は、池の色が変わる不思議な地獄で、原因不明で年に数回、ある日突然色が変化をします。
6丁目も熱泥地獄で、以前は灰色だったのですが、年々少しずつ変わって、現在の色になりました。
足湯コーナーでは、源泉かけ流しで、3種類の足湯がありますが、砂が入った足湯がおすすめです。
売店コーナーでは、人気のオリジナル地獄醤油ぷりんや湯の花に特製地獄醤油などが揃っています。
かまど地獄7丁目としてあるHappy Bell、鐘を1度鳴らせば地獄の鬼が幸せを運んでくるそうです。

かまど地獄
住所:
大分県別府市大字鉄輪621番地
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0977-66-0178
休園日:
年中無休
駐車場:
無料駐車場(50台)・大型バス駐車可能
アクセス:
(車)大分自動車道 別府I.Cより車で5分、(路線バス)JR別府駅西口より「鉄輪」を経由のバスで「鉄輪」下車。徒歩8分

海地獄

別府の地獄の中でも最大規模なのが海地獄、コバルトブルーをしていて地獄とは言えないほどの美しさです。
園内では、温泉熱を利用してアマゾン原産のオオオニバスや熱帯性の睡蓮を栽培しています。
オオオニバスや熱帯性スイレンの開花期は、5月上旬~11月下旬で、朝方が見ごろです。
入り口は立派な藁葺き屋根の長屋門。園内に入ると、日本最大のシュロの木が迎えてくれます。
次に現れるのが赤池地獄。海地獄では赤い地獄も見ることができるので、こちらも必見ですね。
源泉100%掛け流しの屋根付き和風露天足湯で休憩はいかがでしょう。タオルも自販機で購入可能です。

温室では、地獄温泉のお湯を利用して大鬼蓮を育成。蓮の他にも熱帯の珍しい植物がたくさん。
大鬼蓮は、お盆の時期に一番大きくなって子ども達が乗れる催しもあります。
そして、いよいよ海地獄です。美しいコバルトブルーの池は、なんと98℃の高温で、竹の竿を伸ばして温泉たまごを作るのですが、地獄めぐりの施設の中で、海地獄だけが地獄茹での温泉たまごなんですよ。
海地獄を見下ろす山手には、赤い鳥居が並ぶ白龍稲荷大神があり、おみくじを引いて運試しも。
最後に素晴らしい展望台からの眺め。絶好の写真スポットですね。
更には、昭和天皇が皇太子様だった頃、海地獄来訪を記念して建てられた記念碑もあります。

海地獄
住所:
大分県別府市大字鉄輪559-1
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0977-66-0121
休園日:
年中無休
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)経由、鉄輪方面へ5分 

鬼山地獄

鬼山地獄は地下187mから自然に噴き出している沸騰泉で、99.1℃もの高温なのが特徴です。
湧出量は1時間に8トン、1日で200トンもの量になります。
鬼山は地名で、地獄とは温泉の熱湯などが絶えず噴出すところのことですね。
別名ワニ地獄は、大正11年(1922)、日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を開始しました。
鬼山地獄では、クロコダイルやアリゲーターなど、世界に生息するワニ約80頭が飼育されています。
多くのワニたちが温泉に浸かって、鬼山地獄を訪れる皆さんをお迎えしています。

鬼山地獄では、熱帯のワニが四季のある日本で快適に暮らせるように、温泉という自然の力を利用しています。多くのワニが飼育されているため、ワニ地獄とも呼ばれています。
鬼山地獄の見どころは、なんといっても飼育員による餌やりで、毎週水・土・日曜日に実施されています。
普段はのんびりと寝転がっているワニたちなのですが、餌を見たとたんに我先にと重なり合って、柵から飛び出してきそうな勢いです。
鶏一羽にかぶりついて一口で飲み込む、圧倒されるような迫力を、目の前で見ることができます。
餌やりに合わせて来園されるのが、絶対のおすすめ。餌やりの時間は水曜日が10時からで、土・日曜日は10時と14時半の2回です。

鬼山地獄
住所:
大分県別府市鉄輪625
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0977-67-1500
休園日:
年中無休
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)経由、鉄輪方面へ5分

鬼石坊主地獄

鬼石坊主地獄は、天平5年(733年)に編まれた「豊後風土記」に登場するほど歴史が古いんです。
そんな歴史のある地獄なのですが、明治時代において「新坊主地獄」として観光名所になっています。
しかし、1950年代後半に閉鎖されてしまうのですが、平成14年(2002年)大勢の皆さんからの再開を望む声に応え、約40年ぶりに鬼石坊主地獄として再開。
鬼石坊主地獄と言う名は、灰色の熱泥が沸騰する様子が、坊主頭に似ている事からだそうです。
鬼石坊主地獄は海地獄の隣にあって、泉質はナトリウム一塩化物泉、泉温は約99℃です。

鬼石坊主地獄には、各種の付属する施設もあります。
ひと休み・こびりで、歩いた後の休憩所としての利用はいかがでしょう。地獄蒸し焼プリンは絶品です。
足湯は、鬼石坊主地獄の温泉を利用した施設です。散策後の疲れを癒しに入りませんか。
地獄で蒸した大分ブランドの冠地どりまんじゅうをいただきましょう、その他のまんじゅうも揃っています。
鬼石坊主地獄の施設奥に鬼石の湯があり、お風呂は男女別と家族風呂があって、男女別のお風呂には、内湯(檜風呂)、露天風呂(檜風呂 又は岩風呂)、展望風呂(檜風呂)があります。

鬼石坊主地獄
住所:
大分県別府市鉄輪559-1
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0977-66-1577
休園日:
年中無休
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)経由、鉄輪方面へ5分

血の池地獄

血の池地獄では、何故か噴気までが赤色に感じてしまうほどの異様な感覚になってしまいます。
温泉血の池地獄は、奈良時代に編纂された書『豊後国風土記』に既に記載がされていて、「赤湯泉」の名で知られた、1300年以上前から存在していた、日本最古の天然地獄なんです。
血の池地獄は、その希少性が認められて、平成21年に国の名勝に指定されました。
皮膚病に効果が高いと、血の池地獄の赤い熱泥で作られているのが、評判の「血の池軟膏」です。
袋に描かれた赤鬼のイラストも面白く、これも人気の理由かも。園内にある売店で販売されています。

血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、そのイメージを言葉にするなら「赤い熱泥の池」でしょうか。
地下の高温・高圧下で、自然の状態で生じた化学反応から発生した、酸化鉄や酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥が地層から噴出して、どんどんと積み重なっていくため、池一面が赤く染まってしまうのです。
血の池地獄の詳細は、泉質は酸性緑礬泉、面積は約1300㎡、深度は約30m(最深部不明)、摂氏は約78度、湧出量は1日当り約1800klです。
遥か昔より、この赤い熱泥を使って皮膚病の薬を作ったり、布や建材などの染色をしたりしていました。

血の池地獄
住所:
大分県別府市野田778
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0120-459-554
休園日:
年中無休
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)、県道218経由、亀川方面へ10分

白池地獄

白池地獄の池は、落ち着いた雰囲気の和風庭園の中にあり、少々青みがかった白色をしています。
これは、噴出した時は透明な湯だったのが、白池地獄の池に落ちた際に、温度と圧力が下がり、青白く変化するためなのだそうです。
白池地獄は、珍しい熱帯魚もいる、色の変化が不思議な地獄なんですよ。
白池地獄の温泉熱を利用して、熱帯魚を飼育している「熱帯魚館」や「ピラルク館」があります。
更に白池地獄の園内には、県指定重要文化財の向原石幢、国東塔や、郷土美術が展示されている「二豊南画堂」等があります。

白池地獄の温泉の詳細は、泉質が含ホウ酸食塩泉(塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸カルシウムなど)で、泉温は、噴出口で約95℃となっています。
園内では、温泉熱を利用してアマゾンに生息する魚類を飼育していて、「熱帯魚館」では、アマゾンに生息するピラニアなどの10種類程ではありますが、珍しい熱帯魚を観察することができます。
更に、「ピラルク館」では、4m以上にも成長する巨大魚のピラルクを飼育しています。
鬼がいるようなアトラクション風の他の地獄に比べると、落ち着いた、日本庭園のような地獄ですね。
池は、日によって色の変化があるようで、コバルトブルーであったりエメラルドグリーンだったりもします。

白池地獄
住所:
大分県別府市鉄輪温泉
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0977-66-0530
休園日:
年中無休
駐車場:
51台(無料)
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)経由、鉄輪方面へ5分

龍巻地獄

龍巻地獄は、別府市指定天然記念物の間欠泉で、35~40分の間隔で熱湯と噴気を噴出します。
そうです、間欠泉とは、一定周期の間隔で、熱湯や噴気が噴出する温泉の事をいいます。
龍巻地獄の場合は、噴出す時間は5分程なのですが、次の噴出しまでの噴出周期は短いそうです。
豪快に噴き出した熱水は、屋根で止められていますが約30mほど噴き出す力があります。
屋根で止められはしますが、約105℃の熱湯が、地上50mの高さまで押し上げることのできる力で噴出し、その豪快で迫力ある様に圧倒されてしまいます。

熱と勢いの両方を併せ持って噴き出してくる豪快な間欠泉は、地獄の名前をそのままに、まさに吹き荒れ狂う龍巻きのそのものを見るようです。
龍巻地獄は平成21年、海地獄・血の池地獄・白池地獄と共に、国の名勝に指定されました。
龍巻地獄の泉質は含食塩酸性泉で、泉温は約105℃(噴気)、地下熱水が150℃となっています。
龍巻地獄では、4月中旬から連休の時期、園内斜面に色鮮やかなつつじの花が咲き誇ります。
更には、10月になると2000kmの旅をする蝶、「アサギマダラ」が龍巻地獄にやって来るんですよ。

龍巻地獄
住所:
大分県別府市亀川野田782
営業時間:
08:00~17:00
電話番号:
0977-66-1854
休園日:
年中無休
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)、県道218経由、亀川方面へ10分

別府海浜砂湯

別府海浜砂湯は、別府観光港の隣に位置する上人ヶ浜(しょうにんがはま)の一角にある、市営の砂湯ができる施設です。
上人ヶ浜は、現在では浜辺も随分と少なくなったのですが、そこに別府海浜砂湯があります。
古い文献によると、建治2年(1276年)に、一遍上人(いっぺんしょうにん)が九州を訪れ、初めて上陸した浜だったという伝説が記載されていて、これが上人ヶ浜の由来のようです。
別府市が、上人ヶ浜で海浜砂湯の営業をスタートさせたのが、昭和61年(1986)のことでした。
別府海浜砂湯では、同時に10人以上の方が入浴できるので、グループでのご利用も楽しいですね。

別府海浜砂湯は、海岸沿いに幅6m、長さ20mの大きさの砂湯です。
お客様は、浴衣を着て砂に寝転ぶだけ、後は砂かけ担当の方に任せておきましょう。
海を眺めながら、足元から全身・首まわりまで砂がかけられる砂湯で、体中がポカポカしてきてとても気持ちよく、疲れた体もリフレッシュ。砂湯の砂は温泉熱で、ほどよい温かさなんですよ。
砂湯に入れば、心地よい砂の重みと温かさが体中を包んで、心身ともに体の芯から癒されます。
別府海浜砂湯には、可動式の屋根が設置されていますので、雨の日でも気にせず入浴ができます。



別府海浜砂湯
住所:
大分県別府市上人ヶ浜
電話番号:
0977-66-5737
営業時間:
8時30分~18時(最終受付17時)、※12月~2月は9時~17時(最終受付16時)
定休日:
第4水曜(祝日の場合は翌日)
駐車場:
10台(無料)
アクセス:
大分道別府ICより県道11、R500(九州横断道路)、R10経由、亀川・日出方面へ15分

ひょうたん温泉

出典: www.jalan.net

ひょうたん温泉は、鉄輪温泉を代表する温泉で、非常に大きな温泉施設なのですが、現在でも昔ながらの雰囲気に溢れ、とてものどかで素朴な温泉なんです。
ひょうたん温泉は、ミシュラン旅行ガイド(フランス語版)で、三つ星の温泉施設として紹介されました。
年中無休の上、深夜まで営業していますし、大きな駐車場もあるので、利用しやすいですね。
館内のお風呂は、源泉100%掛け流しで、とても広々としていて、男湯女湯あわせて全8湯あります。
露天風呂に滝湯・ひのき風呂・蒸し湯など、種類もバラエティに富んでいて、楽しいです。

男湯で注目なのが、何といっても大正11年(1922年)から変わらずに使われている、19本の滝湯でしょう。3mほどの高さから落ちてくる滝のような打たせ湯は、なかなか経験できませんよね。
女湯の魅力のお風呂は露天風呂。滝のように流れ落ちる源泉は、湯量の多さを誇ります。
ひょうたん温泉のお湯、潤い成分がなんと基準値の約10倍だとか。お湯に浸かるだけでなく、吸ったり、蒸されたりなど、8通りの方法で楽しめますね。
お風呂の種類としては、ひょうたん風呂・瀧湯・桧風呂・歩行湯・水風呂・岩風呂/男湯のみ・盃風呂/女湯のみ。石湯/女湯のみ・露天風呂・温泉吸引・飲泉所・足湯・砂湯があります。

ひょうたん温泉
住所:
大分県別府市鉄輪159-2
営業時間:
09:00~01:00
電話番号:
0977-66-0527
定休日:
年中無休(4月・7月・12月に臨時休業あり)
アクセス:
バス
・大分交通バス(別府駅東口)
「鉄輪温泉行き」(1時間に3本程度)乗車→(約25分)→「地獄原・ひょうたん温泉」下車→徒歩3分
・亀の井バス(別府駅東口・西口)
「鉄輪方面行き」(バス系統多数)乗車→(約25〜35分)→「鉄輪」下車→徒歩6分
・大分空港
空港特急バスエアライナー→(約40分)→別府駅前→ひょうたん温泉
タクシー
・大分空港→(空港道路経由約45分)→ひょうたん温泉
・別府北浜→(15分)→ひょうたん温泉
・別府駅→(15分)→ひょうたん温泉
・別府観光港→(10分)→ひょうたん温泉

鉄輪むし湯

「一夜千両のお湯が湧く」と歌われる別府温泉。その中でもひときわ賑わっているのが鉄輪温泉街で、その鉄輪温泉街の一角にむし湯があります。
時は鎌倉時代、建治2年(1276年)、一遍上人(いっぺんしょうにん)によって共同浴場が創設されました。
共同浴場の受付の前には、開祖である一遍上人の木像が、今でも安置されているんです。
鉄輪むし湯の特徴は、何と言っても温泉の蒸気で身体を蒸す「むし湯」。屋号にもなっています。僅か10分程で、信じられないくらいの汗が流れてくるので、「むし湯」の後は温泉に浸かってサッパリしてください。

こちらの「むし湯」は独特の形式となっていて、1m四方の木戸を開けて中に入ると、約8畳ほどの石室があります。温泉で熱せられた石室の床の上には石菖(せきしょう)という、清流沿いにしか群生しない薬草が敷き詰つめられていて、 その上に横たわって汗を流します。
石菖の香りはとても素晴らしく、詩人の野口雨情も、「豊後鉄輪、むし湯の帰り、肌に石菖の香が残る」と詠っています。
以前にむし湯が建っていた建物前の広場では、一遍の石像とむし湯の遺構を見ることができます。
更には、手軽に利用出来る足湯のような「足蒸し」が設けられていて、無料で利用できます。

鉄輪むし湯
住所:
別府市鉄輪上1組
営業時間:
06:30~20:00
電話番号:
0977-67-3880
※むし湯のご利用について、混雑の状況によりお待ちいただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。(最大8名同時利用可能)
休館日:
第4木曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス:
【車】
・大分自動車道別府ICから鉄輪方面へ車で約10分
・JR別府駅から鉄輪方面へ車で約15分
・別府国際観光港から鉄輪方面へ車で約10分
【バス】
JR別府駅西口⇒「鉄輪」下車(乗車時間約20分・大人片道330円)
・2番竹の内経由鉄輪線
・5番野口原経由APU線
・7番野口原経由鉄輪線
・9番石垣経由APU線
・41番サファリ線
JR別府駅東口⇒「鉄輪」下車(乗車時間約30分・大人片道340円)
・15番ラクテンチ経由鉄輪線
・16番、16A番外廻り循環線
・20番別府大学経由鉄輪線
・24番新港町・鉄輪経由APU線
・25番鶴見病院経由鉄輪線
JR別府駅東口(乗車時間約25分)⇒「鉄輪温泉」下車⇒徒歩約4分
・60番、AS60番鉄輪線
・61番、AS61番鶴見丘線

竹瓦温泉

竹瓦温泉は、明治から続く共同浴場で、砂の中に埋まり汗を流す砂湯で有名な浴場なんです。
浴衣を着て砂の上に横になると、砂かけさんが温泉で温まった砂をかけてくれます。
黒い砂の上に横たわった上に、どかんと砂をかけてもらって、顔だけ出していれば入浴効果抜群。
そのまましばらくしていれば、ポタリポタリと汗が流れ落ちてきます。そうです天然のサウナのようですね。
砂に埋まっている時間は意外と短く10分~15分くらいです。砂かけさんに砂を取ってもらったら、後は掛け湯をして砂と汗を流してサッパリ。もちろん普通の入浴もできます。
竹瓦温泉では、発汗効果抜群の砂湯に入って、思いっきりリフレッシュしちゃいましょう。

竹瓦温泉は、明治12年(1879)の創設で、最初に建築された建物は竹屋根葺きの浴場だったのですが、その後に改築された建物を瓦葺きで替えたために、竹瓦温泉の名が付いたと伝わっています。
現在の建物は、昭和13年(1938)に建てられたもので、正面部は唐破風造(からはふづくり)の豪華な屋根が架かる建物になっていて、別府温泉の象徴的な外観になっています。
天井の高いロビーは昭和初期の雰囲気に溢れ、湯上りにゆったりとくつろげるスペースとなっています。

竹瓦温泉
住所:
大分県別府市元町16−23 竹瓦温泉
電話番号:
0977-23-1585
営業時間:
普通浴6:30 ~ 22:30、 砂湯8:00 ~ 22:30(最終受付21: 30)
休業日:
年中無休、砂湯3ヶ月に1度第3水曜休
アクセス:
別府駅より徒歩10分 (駐車場なし)

明礬温泉

出典: www.jalan.net

明礬温泉(みょうばんおんせん)は鶴見山麓にある温泉エリアで、別府8湯の中で最も高所にあり、更に最もひなびた趣のある温泉です。
硫黄の匂いが立ちこめる中、旅館が並ぶ坂道を登った先に、まるで原始時代の住居のような、萱葺きの小屋が並んでいるのですが、これが、明礬温泉ならではの風物詩、湯の花小屋です。
この湯の花小屋の中では、アルミニウムと鉄の硫酸合物から明礬が作られているのですが、これは江戸時代から変わらぬ製法で行われているんです。
かつて明礬は、薬・火薬・染め物・鍛冶溶接・絵画など様々な用途に使用されていたのですが、現代では入浴剤の湯の花など、数々の美容関係の商品の原材料として使用されています。

明礬温泉にある共同浴場や宿泊施設は、民宿風の素朴で家庭的なものが多く、お湯は皮膚病に効果があります。
明礬温泉は、別府八湯の一つとして、地元の方々にも観光客も皆さんにも、人気の高い温泉街なのですが、地獄めぐりのメインスポットの地域と比べてみても、何故か、大して距離がある訳でもないのに、訪れる人は少な目な感じを受けます。
しかし、ゆったりのんびりの温泉を楽しむには、丁度良い感じかもしれませんね。
明礬温泉を訪れる皆さんは、観光の定番の湯の花小屋を見て巡ったり、小振りの共同浴場である鶴寿泉に浸かって、ひなびた感じの旅情を味わうのも良いのではないでしょうか。

明礬温泉
住所:
大分県別府市明礬地区
アクセス:
別府駅からバスで35分

ご当地グルメ「地獄蒸し」

別府八湯の中で、最もたくさんの源泉が集中する鉄輪温泉、そこで味わえるのが「地獄蒸し」です。
鉄輪温泉にある「地獄蒸し工房・鉄輪」において、温泉噴気の釜戸で調理する「地獄蒸し」を体験してみませんか。
食材は現地調達、調理器具は全て準備OKで、スタッフの皆さんから調理方法を教わって作ります。
「地獄蒸し」は、江戸時代から伝わる料理方法で、「地獄釜」を使い温泉蒸気を利用します。
「地獄蒸し」で作られたお料理は、温泉に含まれるミネラル分が素材の味を引き出してくれるのです。
海老・魚・貝に野菜、その場で買うこともできますが、市場で買ってきて持ち込むのも良いですね。

「地獄蒸し」の由来は、鉄輪温泉で長期の湯治で滞在するお客様が、宿で自炊するときに使っていた調理方法なんですよ。
鉄輪温泉には、湯治客が利用できるように、新鮮な食材を扱う魚屋さんや八百屋さんがあって、自分好みの様々な食材を購入して、調理できるようになっているのです。
もちろん別の場所で購入してきた食材を持ち込むのもOK。その自由さが嬉しいですね。
約100℃の噴気で、一瞬の内に蒸し上げる鍋料理なので、新鮮な食材の素材の美味しさと栄養が詰まった美味しさを味わえて、更には温泉成分の効果も加わって一石二鳥です。
簡単で美味しい、ヘルシー料理の「地獄蒸し」。自分で作る楽しさと美味しさを、是非体験してみてくださいね。

ご当地グルメ「地獄蒸し」
住所:
別府市風呂本5組(いでゆ坂沿い)
電話番号:
0977-66-3775
開館時間:
(臨時)平成29年7月22日(土)~平成30年3月31日(土)、10:00~19:00、地獄蒸し釜の最終受付18:00
※なお、混雑状況によっては、地獄蒸し釜受付終了時間が早まる場合がございます。御予約は受け付けておりませんので了承ください。
休館日:
毎月第3水曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:
(1F)9台、(2F)17台(身障者1台含む) 計26台(無料)
アクセス:
車で
・JR別府駅⇒地獄蒸し工房(所要時間:
約20分)
・別府ICから鉄輪方面へ⇒地獄蒸し工房(所要時間:
約10分)
バスで
・JR別府駅西口⇒「鉄輪」(所要時間:
約20分)
 【行き先番号】(2)[竹の内経由鉄輪線]、(5)[野口原経由APU線]、(7)[野口原経由鉄輪線]、(9)[石垣経由APU線]、(41)[サファリ線]
・JR別府駅東口⇒「鉄輪」(所要時間:
約30分)
 【行き先番号】(15)[ラクテンチ経由鉄輪線]、(16)(16A)[外廻り循環線]、(17)[山の手経由鉄輪線]、(20)[別府大学経由鉄輪線]、(24)[新港町・鉄輪経由APU線]、(25)[鶴見病院経由鉄輪線]
・JR別府駅東口⇒「鉄輪温泉」(所要時間:
約25分)
 【行き先番号】(60)(AS60)[鉄輪線]、(61)(AS61)[外廻り循環線]

人気の温泉スイーツ「地獄蒸しプリン」

府八湯の一つで、濃厚な硫黄の香りが漂う明礬温泉にあるのが、明治8年(1875年)創業の温泉旅館「岡本屋」。同旅館のある茶屋において味わえるのが、名物の「地獄蒸しプリン」です。
昭和63年(1988年)に確立した「地獄蒸し製法」にて、職人さんが一つ一つ手作りしています。
何処に行ってもプルプル・プリンが一般的な昨今、そんな中で「地獄蒸しプリン」はしっかりと固めのプリン。濃厚な卵の味が感動的で、それでいて舌触りはツルツルで滑らかです。
苦みの効いたカラメルとプリンの濃厚な味わいが重なり合って、病みつきになる人気のスイーツです。

「地獄蒸しプリン」の美味しさは、新鮮な鶏卵と牛乳・生クリームを贅沢に使った素材の素晴らしさからきているようで、もちろん防腐剤などの使用は一切ありません。
防腐剤の必要が無いのは、噴気の中に防腐効果の高い天然の硫黄成分が含まれているからです。
そして、高温の噴気で蒸しあげるために、カスタードのまろやかさも際立っているのですね。
温泉旅館の売店から生まれた「地獄蒸しプリン」、今では大人気の代表的なスイーツになりました。最近では、「地獄蒸しプリン」を皮切りに様々な温泉スイーツのプリンが登場中、別府観光でご当地スイーツのプリンめぐりというのも楽しいですね。

人気の温泉スイーツ「地獄蒸しプリン」
住所:
別府市明礬3組 明礬温泉 岡本屋売店
営業時間:
08:30~18:30
電話番号:
0977-66-3228
※明礬地獄・山の湯でも販売しています。
定休日:
無休
アクセス:
大分自動車道別府ICより車で5分、または別府湾SAスマートIC(ETC専用出口)より車で5分。
・高速バス鉄輪口バス停 タクシーで約5分
・高速バス博多駅交通センター 高速バス鉄輪口まで約2時間、高速バス鉄輪口からタクシーで約5分
・JR別府駅(西口) タクシーで約15分・バスで約30分
・JR博多駅 JR別府駅まで約2時間、JR別府駅(西口)からタクシーで約15分・バスで約30分
・別府国際観光港 車で約15分

別府温泉とは、1つの温泉街ではなく、別府八湯と呼ばれる市内8ヶ所の代表的温泉地の総称のことでした。
更に、地獄めぐりと言っても7ヶ所あって、それも1つのテーマパークのような中に、7つの地獄があるのではなく、それぞれが独立していて各地獄で趣向を凝らしたスポットになっています。
温泉地というと、昔の温泉街や湯治場の様なイメージがありますが、様々な楽しみ方があるんですね。
しかし、今回ご紹介したように、温泉に関したスポットやフードだけでなく、その他にも素敵なところがたくさんあるので、ご家族やお友達同士で、別府を満喫してください。

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ioi_asuka

ベトナムのホーチミン市に住んでいます。在住歴は6年半です。ベトナム人ばかりのローカル地区で、愛犬&愛猫と一緒に生活しています。大陸の風に吹かれて、のんびり自分らしくの毎日です。

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