金沢で食べるB級グルメ15選!地元の人おすすめのお店をこっそりご紹介!
143104views- 住所:
- 石川県金沢市広坂1丁目1-48 ウナシンビル
- 電話番号:
- 076-265-6617
- 営業時間:
- 11:00~20:30
- 定休日:
- 無休
- アクセス:
- 金沢駅から車で7分
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金沢のグルメといえば、海鮮が真っ先に思い浮かびます。高級な寿司店や市場の新鮮な魚介類など。しかしこれらA級グルメだけが金沢のグルメではありません。今回は金沢では知る人ぞ知るB級グルメについてのおすすめを20か所厳選しました。わかりやすいランキング形式で紹介します。
金沢といえば、寿司をはじめとする海鮮やシーフードの料理が有名で、日本海で取れたての海の幸を求めて、県外からも訪れる人が多くいます。そんなA級グルメが金沢の味というのは、確かに間違いありませんが、実は金沢にはそんなA級グルメに隠れたB級グルメが多数あります。地元では大人気のB級グルメの数々。いろんなジャンルを厳選し、20種類紹介していきます。
金沢カレーは、金沢のご当地B級グルメ。特徴としては濃厚なドロ身のあるルーで白いライスを隠すように全体にかけます。器はステンレス皿に、付け合せのキャベツ、ソースが掛けられたカツが乗っているというもの。洋食シェフで、チャンピオンカレーの創業者でもある田中吉和氏が考案したという、半世紀の歴史を誇る名グルメです。しかし金沢カレーの名前は2000年代の中ごろから言われるようになりました。その味わいは非常に濃厚でスタミナがあり、元気が出る旨さ。老舗や人気のある店は、いつも若い人を中心とした行列ができています。
金沢カレーの名店は市内にいくつもありますが、その中でも創業者の田中吉和も経営に携わっていたことがあるターバンカレーがイチオシしです。カレーの種類はノーマルなプルーン味のほか、ハンバーグやチキンカツ、ウインナー、コロッケといったパワフルなトッピングがつけられ、LLセットなど複数つけることも可能。フライなどは注文を受けてから揚げるので少し時間がかかりますが、その分嫌な油っこさがありません。また、加賀野菜の揚げ物をセットにした、ややヘルシーな限定カレーが登場することがあります。
ハントンライスは、金沢のB級グルメとして有名です。これはバターライスをケチャップで味付けし、その上に薄焼き卵を載せます。その上に白身魚のフライやエビフライを載せ、最後にタルタルソースをかけるというもの。1960年ごろから登場し、やがて金沢の洋食ではおなじみのメニューとなりました。もともとは賄い料理としてパプリカとバターでいためたご飯に、余ったまぐろフライなどを載せて食べていました。それを若者に受けそうな料理として改良したもの。ジャーマンベーカリーグリルで誕生したメニューは、弟子が独立するなどしてその味が広まるのです。
名前の由来はハンガリーの「ハン」とマグロのフランス語「トン」を合わせた物。ハンガリーの家庭料理をイメージして作られていますが、ナポリタン同様、本場のハンガリーには存在しません。ただ白身魚のフライにタルタルソースをかけ、塩とパプリカを振ったご飯を食べるという習わしがハンガリーにあります。そんなハントンライスのおすすめは、グリルオーツカ。ステンレスの皿に盛られたハントンライスは一見オムライスのように見えますが、トッピングしているカツはマグロを使っています。ボリュームは抜群なので、特にお腹を空かせたときに利用しましょう。
金沢にはとり野菜鍋というメニューがあります。鍋料理としてB級グルメの一種。この料理には専用の「とり野菜みそ」を使います。これは米麹と大豆をベースに作られた調味味噌で、スーパーなどで市販されているもの。江戸時代の北前船の廻船丼屋以来の伝統を持つ「まつや」が、船上で栄養の高いものを船員に採らせる必要があるということから考案されたものです。過酷な船旅としてその名が知られていた、船乗りたちを気遣った料理です。ちなみに「とり」は鶏ではなく、栄養を「摂る」という意味でネーミングされています。
とり野菜鍋は2010年代以降に全国的な知名度が上がるようになりました。北陸新幹線が金沢まで開業したこともあり、一気に首都圏でも人気が高まっています。専用味噌を買えば自宅でも気軽に食べられますが、もし金沢に来たなら専門店で味わってみたいところ。金沢の中心から北西にの海に近いところにある、とり野菜まつや桂店では、本場の味が楽しめます。ひとり鍋もあるのがうれしいところ。野菜が中心ですが少しだけ鶏肉も入っています。鶏のほか豚野菜というメニューも。サイドメニューにキムチやだし巻卵ご飯などもあります。
おでんは全国各地にありますが、金沢も例外ではありません。むしろ人口当たりの店舗数が全国トップクラスといいますから、隠れたB級グルメともいえます。金沢おでんは、魚介のダシがベース。そこに入っているおでんダネは、赤巻、ふかし、ばい貝、車麩など他の地方ではあまり見かけないようなおでんダネがあるのが特徴。また冬になれば「蟹麺」というおでん種が加わります。香箱カニの甲羅を使い、そこには身と内子、外子が入っています。蟹が解禁となる北陸金沢ならでわのおでん。冬に来たならぜひ頂いてみましょう。
金沢おでんの店は非常に多く、おでんを専門にしたおでん居酒屋もいくつかあるので、金沢で容易に見つかります。その中でもイチオシなのが金沢おでんいっぷくや。ここは近江町市場にあるので観光客は行きやすいです。メニューは少々高めですが、金沢おでんの王道というべき種が並んでいながら、のど黒面などオリジナルメニューもあります。その一方で比較的リーズナブルに食べられる、定番のおでんダネもあるので、心ゆくまで気になる味を堪能したいところ。近江町市場という喧騒を眺めながら、温かいおでんを肴に飲むお酒は格別です。
ホワイト餃子は、一般的な焼き餃子や水餃子とは違い、肉まんのような皮を油で揚げた物です。これは創業者が戦時中に白と名乗る中国人から教えてもらったということで、戦後に「ホワイト餃子」としたもの。千葉に本店がありますが、金沢ではこの本店で技術指導を受けた店があります。第7餃子店というのがそのお店。ところがこのナンバーにも意味があり、元々金沢で第1餃子店があり、美味しい餃子と評判でした。そこで働いた弟子たちが、のれん分けをする際に第2、第3とナンバリングしながら店を開店していきます。
金沢のナンバーが付いた餃子店はすべて現存しておらず、他の店は小規模なところが多い中で、第7餃子店は非常に大きな店構え。金沢餃子の伝統で暖簾を引き継ぎ、さらに研鑽を重ねるために千葉で商業・技術を取得して提供する第7のホワイト餃子を求めて、いつも行列ができています。ところで1Fのカウンター席は無料ですが、2Fのテーブル席は席料が有料で、利用可能。比較的空いているので、グループでも利用しやすいところ。肝心の味わいですが、餃子というより飲茶で出て来る中国点心のひとつを食べているイメージが良いでしょう。厚い皮のパリパリ食感は最高です。
もはや国民食といえるラーメンは、金沢にも名物があります。特にご当地グルメにありがちな、スープのベースの食材設定や麺の種類、あるいは具材へのこだわりといった一定の規定があるわけではないのですが、それぞれのお店では個性豊かなスープを用意し、最高の麺と具材を用意しています。金沢の海鮮魚介類に食べ飽きたときやお酒をしっかり飲んだ後に、こういったラーメンを締めにいただくと、心が豊かになるような気がします。いろんなラーメン屋がありますが、初めて金沢でラーメンを食べるなら、最も有名で人気の高い8番らーめんをおすすめします。
1967年に国道8号線沿いに創業したので、8号線から8番らーめんと名付けます。瞬く間に人気が出てチェーン展開。そして積極的に海外にも進出しています。麺やキャベツ、塩、そして調理方法にこだわり、安定的な味を提供し続けています。ラーメンは野菜を中心としたもので、味噌、塩、醤油、とんこつ、バター風味から選べるようになっています。ラーメン店ですが、麺なしの野菜スープもありこちらも大好評。ついつい不足しがちな野菜を摂るのにもちょうど良さそうです。サイドメニューの餃子、鶏のから揚げ、ミニチャーハンなどもおすすめです。
金沢発祥のスィーツで全国展開しているのが、世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイスです。焼き立ての特製のメロンパンにオリジナルのアイスを挟み込むという斬新なスィーツ。食べた直後には焼き立てのサクサク感を味わえ、その後に口の中に広がる対照的なフワフワ感。そしてさらにアイスクリームの旨さが相乗効果で発揮されますから、人気が出る理由がうなづけます。金沢で創業後に瞬く間に人気が出て、メディアも注目。気が付けば東京・大阪といった日本を代表する都市でもこの至高のスィーツが食べられるようになりました。
ちなみに「世界で2番め」とあります。当然1番があるからそう名乗っていることがわかりますが、どうやらこれはメロンパン作りを教わった師匠が1番という意味。そんな謙虚な姿勢が人気店になっても味が落ちなかった理由なのかもしれません。提供されるときは、紙に包まれ、ストロースプーンが付いていますので、無理にがぶりつく必要もなく。食べながら服が汚れる心配も少ないです。それでも焼きたてのメロンパンにはさまれていますから、溶けるのが想像以上に速いので注意しましょう。メニューはバニラ、チョコの他、季節限定の味もあります。
金沢にはめった汁というグルメがあります。これはいわゆる「豚汁」の1種。名前の由来は諸説あり、かつて肉などを食べる機会が珍しい時代に「めったに食べられない」、あるいは「めったやたらに具を入れた」という説もあります。一般的な豚汁との違いは、サツマイモが入っているところ。金沢には「五郎島金時」というサツマイモの産地で、味には糖度が高いと評判の芋です。その他にも入っているニンジンなども含めて栄養素が高いものですから、ぜひ味わっておきたいところ。もし食堂で魚などのメインを食べるサイドメニューにあればぜひ注文しましょう。
めった汁はメインというわけにはいきませんが、定食のサブメニュー。味噌汁や吸い物の代わりにめった汁としているお店がいくつかあります。加賀丸芋麦とろ陽菜でも定食メニューの一部にめった汁を用意しています。例えばこの店のメニューのうち、加賀丸芋麦とろ定食と猫とろ丼(スタミナ丼)のセットを注文するとめった汁がセットで付きます。さらにめった汁は有料ですがお代わりも可能。金沢グルメのひとつとしてぜひめった汁も味わっていただき、総合的においしいグルメを楽しんでください。ちなみにめった汁はついていませんが、とろろカレー定食や蕎麦とろろ定食もおすすめです。
金沢には一見ごく普通の定食に見えて実はB級グルメとして非常に人気の物があります。豚バラ定食はその最たるもののひとつ。それは金沢の中心から西側野町にある定食屋、宇宙軒食堂で提供しています。屋号の名前からして怪しさを感じますが、実際は超正統派の食堂といった面持ち。地元ではバラ定と呼ばれている豚バラ定食はぜひ味わっておきたいところ。こちらの豚バラ定食はカリカリに焼いた豚ばら肉とキャベツのメインの他、味噌汁とご飯、漬物が付いたシンプルな取り合わせ。そして焼いた豚肉をつけるたれがついています。
小皿についているタレが旨みの秘訣といえ、豚肉自体には味がほとんどありません。タレをつけた豚肉はそのままでも美味しいですし、ご飯の上に乗せて一気に食べてしまいたいところ。味噌汁の中には豚肉が入っていて実は豚汁というのもお得感があります。旨さの源といえるタレは店主が長年もの間研究して編み出したとのこと。この秘伝たれとカリカリの豚肉、そして温かいご飯の豚汁の味噌汁の取り合わせは、金沢の人たちの普段使いのB級グルメとしてまたとない存在といえます。焼きそばなど他にも定食があるので豚肉が苦手な人も安心です。
海鮮物がおいしい金沢で食べる時に欠かせないのが醤油の存在。城下町の伝統が残る金沢には醤油造りの文化があります。金沢の中心部から見て北西の湾岸地域にある大野地区では400年前から醤油造りを行っております。加賀藩三代藩主前田利常の時代から醤油造りが始まりました。そして藩主自らが参勤交代を利用して宿場町に宣伝したという記録も残っています。そんな金沢大野の醤油はぜひ金沢観光のお土産にしたいところですが、実はその前に、この醤油を使ったソフトクリームを製造販売しているのでぜひ味わってみましょう。
金沢大野地区にあるヤマト醤油味噌の本店「ひしほ蔵」にて元祖・醤油ソフトクリームを食べることができます。食券の自動販売機で購入したソフトクリーム自体は何の変哲もありませんが、「アイスに掛けるしょうゆ」という瓶があるので、これをかけて食べます。甘いものに醤油というのは不思議ではありますが、この相性が見事でやみつきになるかもしれません。ひしほ蔵では、ソフトクリーム用の醤油をはじめ、いろんな味噌や醤油を多数販売しております。試食・試飲もできますからしっかり味わってみて気に入ったらぜひお土産に買って帰りましょう。
金沢には、加賀百万石の伝統を感じるグルメがあります。それは箔一金箔店の金箔ソフトクリーム。金沢の伝統工芸として国産金箔の98パーセントと圧倒的なシェアを持つ金箔。これをソフトクリームの表面全体に貼りつけました。ソフトクリームの見た目はあたかも仏像や文化財級の宝物のようにも見えてしまいます。これはインパクトが違いますからフォトジェニックな一枚に最適。ちなみにソフトクリーム一本あたりについている金箔ですが、10センチメートル四方の金箔1枚が貼りつけられています。
食べる宝物という雰囲気で躊躇しがちですが、ソフトクリームですから放置すると徐々に溶けて行きます。料金は市販のソフトクリームと比べると当然高いですが、金箔1枚が丸々入っていることを考えるとむしろリーズナブルな方かもしれません。眺めながら食べているだけで不思議とゴージャスでリッチな気分になるのが不思議なところ。当然ですが体内に入れても安心の本物の金。金箔自体に味が付いていないので食べれば、普通のソフトクリームと同じなので、金沢観光の思い出に安心してチャレンジしてみてください。
金沢といえば一般的に海水の魚介類が有名ですが、淡水系の名物もあります。それはドジョウ。じつは金沢ではうなぎの代わりにドジョウのかば焼きを食べる程、隠れたB級グルメのポジションを有しているのです。古くから食べられている伝統料理で、栄養素が高いために珍重されました。うなぎの9倍ものカルシウムを持つとも言われています、またコラーゲンやグルコサミンも含まれているので、女性にとってはありがたいところ。ドジョウのかば焼き職人が串に刺したドジョウを丁寧に焼き上げていただく味は絶品この上ありません。
金沢どじょうが食べられるお店はいくつもありますが、イチオシは創業70年の伝統がある「きふじん」です。金沢土壌専門店で、串に刺した蒲焼は1本単位から注文できますから気軽に食べられます。ビールとセットになったチョイ飲みセットもあって非常にお得。実際にビールとの相性もバッチリです。またドジョウをフライにしたどじょうのかばカツもあなどれない旨さ。こちらもチョイ飲みセットがあります。そのほか定番の柳川鍋やサクサク感が何ともいえないドジョウのから揚げなど、まさしくドジョウづくしが楽しめます。うな重やひつまむしもありますから、うなぎとドジョウの食べ比べもできます。
金沢にはうどんのおいしい店もいくつかあり、昭和5年創業のお多福は金沢ジャジャメンをはじめいろんなうどんを出しています。うどん処と釜ごはんの店として評判です。創業者は富山県生まれで、金沢に来てからは夜泣き車でうどんを販売をスタートしました。そしてうどん店の住み込み経験を経て開業しました。ブレンドのダシ、北海道産の小麦粉、信州と北海道産のそば粉、和歌山の丸六味噌、そして地元金沢の栗長醤油を使用しました。さらに米は白山の農場から契約し地元産の野菜、近江町市場の魚、そして肉は国産和牛と能登豚を使っています。
お多福の名物金沢ジャジャメンは、昭和30年には開発しました。これは日麺連の全国大会が石川県で行われた際に合わせて開発したものです。つゆだくの合え麺の一種。中太麺でコシがしっかりしていて、モチモチした歯ごたえが何ともいえません。豚肉と薄揚げからにじみ出る油がつゆに混じって旨みがパワーアップしています。つゆが甘めに作られているので、一緒に出される豆板醤風の辛子タレをお好みで入れると、うま味がさらに倍増します。同じ名前の料理として盛岡の炒め麺がありますが、製法は別物。隠れB級メニューとして機会あればぜひ食べてみてください。
室町時代の初めに明から渡来した僧によって製法が広まった、植物性たんぱく質のグルテンを主原料にした精進料理の具、麩(ふ)を使った料理が金沢にはあります。金沢では生麩と呼ばれる、麩を茹でてそのまま料理に使える製品の産地でもあり、生麩料理を提供しているお店があります。低カロリーで消化吸収力が高いといった特徴を持ち、ダイエットにも適した健康食品として人気が高まりつつあります。金沢の専門店で食べるのも良し、あるいはお土産として買って帰るのに麩は非常に良いものといえるでしょう。
金沢の麩料理でイチオシなのが不室屋カフェ。麩製造メーカーの直営カフェなので、自社製品を使ったオリジナリティあふれる麩料理が味わえます。いちおしは、ふやき御汁弁当。これはランチタイムには最適な逸品で、加賀麩を使った料理を弁当仕立てにした逸品。治部煮やふやき五色汁もついたお得な物。季節限定では生麩田楽や生麩ぜんざいなども食べられます。生麩カレーや車麩のフレンチトーストも侮れません。そして生麩は意外にもスィーツでも大活躍。不室屋パフェや飾り麩カップケーキセットなども大好評です。
B級グルメといえば、ご当地バーガーは外せないところ。加賀やきヘルシーバーガーは、ベジタリアンバーがといえるもので、生湯葉を使ったカツを用いています。そしてパテには地物の野菜とレンコンを使って生成しています。肝心の味わいですが、生湯葉カツには肉のような食感があり、パテのモチモチ感も最高。ヘルシーでありながらしっかりと腹持ちするバーガーです。子供にも安心して食べさせられます。そして近年増えてきているは訪日外国人のインバウンドで、イスラム圏の人にも最適。新しいご当地B級グルメです。
そしてもうひとつ金沢でも西側にある加賀温泉郷のひとつ片山津には「片山津バーガー」なるB級グルメが名物です。この最大の特徴はバーガーの中に温泉卵が入っていること。そんな斬新なバーガーは温泉街の複数のお店で食べられます。イチオシなのがブッチャーズ クリーム。提供方法も炭を使ってパテを焼いているというこだわりよう。バーガーの種類も豊富なので、どれを選べばよいか迷うかも知れません。またランチタイムは、ドリンクやシェイクなどのサイドメニューがお得についているので、お昼ご飯に行くのが良いでしょう。
金沢が含まれている石川県や富山県を見おろすようにそびえる白山の山麓では、伝統的に堅豆腐が作られていました。木綿より歯ごたえがある堅豆腐は、ヘルシーでかつベジタリアン料理として訪日外国人のインバウンドでも好評。そんな型豆腐をカレーの具として使用。ご当地の和風野菜カレーが誕生しました。カレーのルーに豆乳を使っているのも大きな特徴。豆腐の色を思わせる白っぽさですが、味はなかなかスパイシー。まろやかな風味も中々の物。インドのカレーの中でもカシューナッツペーストにも似ています。
白山堅豆腐カレーは、レトルト食品として販売しており、主にお土産として観光から終わってから味わうもの。白山山麓の料理を扱っているレストラン手取川でもお土産として扱っています。イワナ焼物や山菜といった白山の味や定番の定食などをしっかりを楽しんだ後にぜひお土産にしましょう。ちなみにもうひとつ白山麓ジビエカレーというのもあり、こちらはジビエのイノシシ肉が入っています。両方買っておけば、肉を食べたいときもベジ料理でヘルシーに過ごしたとき、どちらも対応。購入時から食べ比べが楽しみです。
本来なら金沢のA級グルメのひとつになる海鮮丼ですが、その中にマニアックなものが入ったB級的なグルメがあります。香箱カニ丼と呼ばれるこのメニューは、丼の中にカニの甲羅が入っており、そこには蟹の内子(卵巣)、外子(受精後の卵)をふんだんに載せています。これは取れる時期(解漁日)がそもそも1か月程度しかなく、雌の蟹しか持っていませんので、本当に貴重な物。贅沢さは味わいも同様で、外子のプチプチ感と内子の濃厚味噌の味わいが抜群です。もし金沢で蟹の内子・白子が食べられる時期に来たのならぜひ香箱カニ丼を堪能しましょう。
香箱カニ丼はシーズンなら食べられる店がいくつかありますが、その中でもいちおしが、金沢駅近くにある醍庵(だいあん)こちらは丼ではなく一品として提供。珍味を金沢の地酒と共に味わいたいところです。また香箱カニのおでんもあります。いずれも時価となっていますが、あればぜひ味わいたい珍味。こちらのお店では、海鮮系を中心とした料理をいくつも扱っています。海鮮系のほかにも串焼きやサーロインステーキ、揚げもの料理などを用意しました。さらに加賀野菜三点盛、鍋料理、ごはんもの、デザートなども扱っていますから駅前でしっかり食事をするのに向いています。
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