善光寺周辺のそば処20選！美味しいお蕎麦を食べよう

信州・長野県で県庁所在地のある長野市には、全国的に有名な仏教寺院・善光寺があります。特定の宗派に属していない寺院ということもあり、連日多くの人が訪問。また国宝である本堂の中に安置している本尊の一光三尊阿弥陀如来像は日本最古と言われ、文化財的な価値も高いです。そんな善光寺の周辺には、古くからこの地域に伝わる名物のそばを出す店が数多くあります。それぞれの店がしのぎを削って最高レベルのそばを提供。人気店なら営業時間前のお昼過ぎには売り切れてしまいます。今回はそんな有名で人気の高いそば店を厳選しました。

小川の庄大門店は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は権堂駅の近く、駅前の権堂商店街を西に進み終点にあたる、旧北国街道を北方向に向かいます。そして大門前交差点を越えてしばらく歩いたところにあります。外観は蔵をリノベーションしたような作りで、入る前から期待が持てる雰囲気。なかもそば屋らしい木のぬくもりが感じられる和風の建物。床もツルツルに磨かれています。そして囲炉裏があり、おやきをその場で焼いています。おやきは「ナス」「野沢菜」「あずき」から選べます。ぜひ、そばのサイドメニューとしておやきも味わいましょう。

小川の庄大門店では、おやきのほかにそばメニューもあり、もりそばがあります。並の大きさと大盛りから選ぶことができます。並でもそこそこのボリューム。丸い竹かごには山盛りのそばが乗っています。それに小鉢つき。そして天然わさびが付いていますから、その風味と共に食べるそばは絶品。さらに意外にコシも強いです。またそば茶もメニューにあるので、そばと一緒に味わいたいところ。ただ時間帯はお昼のピークタイムに行くと、おやきを求める人が多く来るので、避けた方が無難。さらに遅い時間はメニューが無くなりますから、早い時間に出向きましょう。ちなみにおやき体験も行っています。

蕎麦処 うずら家は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は善光寺のある長野の郊外に当たります。市街からは飯縄山のふもとを時計回りに進みます。長野県道・信濃信州新線沿いに進むと戸隠神社のある集落に到着。その中でも神社に最も近い、大鳥居のすぐ目の前にあります。車が止められる駐車場は少し離れているので注意してください。外観は木造の建物で、うずら家の白提灯が目印。中に入るとホッと落ち着ける木の香りがする和の空間。テーブル席と畳敷きの座敷から選べるようになっています。

蕎麦処 うずら家では、一期一会を大切にそばを提供しています。イチオシメニューはざるそばで、通常タイプと大盛りタイプさらに、その大盛りサイズが2枚分という、大権現盛りというのがあります。これは大食漢も納得のボリューム。そのほかには冷かけそばに、地大根のおろしをたっぷり用意され、季節の天ぷらが付いた「深山おろし」、同じく季節の野菜に、豪華な車エビの天ぷらが加わった「てんざるそば」も人気です。温かいそばとして、かけそば、とろろかけそばも用意。そばがきもあります。また天ぷらはそれぞれ単品でも注文可能。時々の気分に応じて上手くアレンジしましょう。

弥生座・門前茶寮は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は善光寺下駅から西方向に歩いて、善光寺表参道に入り、そこから南方向に戻り、善光寺大本願の横を通り過ぎ、交差点を右（東側）に曲がるとあります。外観は木造2階建て、2階部分には赤い提灯が一列に並んでいるのが特徴です。また入口の「門前茶寮・彌生座」という文字と仏像のイラストが描かれた看板がインパクトあります。中に入るとレトロな階段箪笥などがある温かみある空間。木製のカウンターとテーブル席があります。そして、くつろげる座敷も用意されています。

弥生座・門前茶寮はそば屋ではなく創作郷土料理の店。そばではなく、ヘルシーな蒸しうどんもメニューに加わります。その中でも他店にはないのが「門前名物そば味噌うす焼き」。これは食事ではなく軽食メニューですが、そばを煎餅状に薄くして焼いたものを、のりで巻きつけたもの。そばをクレープ感覚で味わえます。またセットメニューも用意しているので、そのときの気分に応じて選びたいところ。そばがきもメニューにあります。そのほか、かつて善光寺名物として名をはせた田楽もメニューにあり、善光寺グルメが堪能できるようになっています。

二本松は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、途中交差点の所をアーケードを左（北側）に曲がるとすぐのところに店があります。外観は蔵をイメージしたような建物の2階建て。少し直角気味に下がっている屋根と、その下にある「二本松」の暖簾が目印です。中は落ち着ける雰囲気で靴を脱いで上がれる座敷席が中心です。また足腰が弱い人もくつろげる、カウンター席も用意。壁を見ると芸能人や著名人のサイン色紙が数多く飾られています。そして地元の人も数多く訪れる実力店です。

二本松のメニューは冷たいそばと温かいそばが数種類あります。冷たいそばは、シンプルなざるそばをはじめ、大盛があります。卵入りのお得なものとしてとろろ、納豆入り、おろしたぬきそばの3品。最も豪華なのは天ぷらそばで、注文を受けてから天ぷらを揚げるため時間がかかります。余裕のあるときに注文したいところです。その一方で温かいそばでは、シンプルなかけそばをはじめ、月見そば、山菜そば、にしんそばなどを用意。またそば以外の一品料理も数多くあるので、居酒屋利用もできます。ドリンクも一通りありますが、せっかくなので、そば焼酎のそば割を味わいましょう。

十割そば大善は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつです。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、突き当りの旧北国街道を北上。大門前交差点を越えて少し進んだところにあります。隣には高津秀太郎のアートギャラリーがあります。入口は和を重視せず、2階席からの見晴らしを重視した作り。「手打ちそば」「十割そば」の文字が光ります。内部は細長く、テーブル席が中心。2階席には6名や4名用の座敷を用意しており、窓際に小上がりがあります。そこから見える町の風景を堪能しながら、美味しいそばが味わえます。

十割そば大善はその名前の通り、つなぎなし全量そば粉だけで作られたそばが目玉です。店主が吟味厳選した信濃町の霧下そばを使用。水回しを丹念に行い、日々の状況を判断したうえで打ち上げたそばですので、至高のそばが味わえます。イチオシは二色そば。十割そばと更科そばが食べ比べられるもので、数量限定となっていますから、早い時間に行きましょう。また、そばに天ぷらといなり寿司が付いた定食もお得な逸品。もちろん蕎麦だけを味わいたい、通のための単品メニューを用意しています。さらにそば湯で割ったそば焼酎の味わいも申し分ありません。

今むらそば本店は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつです。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、突き当りの旧北国街道を北上。大門前交差点の手前にあります。隣にディーバ美容室があるのでそれが目印。外観は周辺にある高層の建物と対照的に、昔ながらの蔵をイメージした和風建築です。暖簾の真ん中に「丸一そば」、左側に「今むらそば本店」と小さく書かれており、少し間違いやすいので注意してください。中に入ると少し和モダンな雰囲気。テーブル席が中心ですが、一部靴を脱いで上がる座敷もあります。

今むらそば本店は九割そばで、最小限度のつなぎを用いて作られたそば。提供されるそばにはほのかなそばの香りが感じられます。その香りは辛口のつけ汁との相性がバッチリ。そしてその香りあるそばを口に含むと、ほのかな甘みのある味わいが特徴です。そして喉ごしとの調和。レベルの高いそばが食べられるとのクチコミ、そしてリピーターの姿も多いです。数あるそばメニューの中でぜひ味わっておきたいのが、看板商品の「御膳蕎麦」。地元極上の信濃そば粉を石臼で挽いた地粉を使用。そば通も納得の風味ある味わいです。またセットには天ぷらもついており、こちらもサクサク加減が何ともいえない美味しさです。

そば処ぜんこうは、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は長野駅の近く新幹線口側の東口から陸橋を越えてユメリア通りを進んで最初の角を右（南西側）に曲がると、すぐのところにあります。駅での列車の待ち合わせにも利用したいロケーション。目の前には日産レンタカーがあります。ビルの1階にあり、大きく「そば処」、そして「ぜんこう」と書かれた小さな暖簾が目印。中に入るとさっぱりとした清潔感あふれる店内でテーブル席があり、窓があるので開放的です。入口の所にテレビがあり、また棚にはボトルが並んでいます。

そば処ぜんこうの名物は「おしぼりそば」。これは辛味大根の搾り汁が、ざるそばとセットになっており、汁の中にお好みの味噌を入れるというもの。あとは薬味のねぎを入れて味わいます。通常のタレに加えて味噌の風味が加わり、そばのおいしさがパワーアップ。通常のそばメニューも種類が多いです。そばは半分の小盛、1.5人前の中盛、2人前の大盛り、そして3人前のメガ盛から選びましょう。そのほかつまみになる一品料理がそろっており、居酒屋利用も可能。ドリンクは一通りあります。キリンの一番搾り樽生は、800ミリリットルの男前ジョッキが人気。1000円でおつりがくるという、大変お得な内容です。

たなぼた庵は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は長野駅の2駅南。かつて武田信玄と上杉謙信が戦った川中島にあります。駅からは少し北に進み長野県道381号線・小松原川中島停車場線を西に進み、四ッ里交差点を左（南側）に進みます。その道をそのまま進むと店が見えてきます。周りが田園地帯で１軒だけ建物があるので迷うことはありません。茶色い壁で緑の屋根が特徴。店の前に駐車場があります。中は決して広くありませんが、小上がりの座敷もあり、ゆったりくつろげます。もちろんテーブルの椅子席もあるので、足腰が弱い人も安心です。ちなみに地元の人気店のため、平日も多くの人が来るほどなので行列を覚悟する必要があります。

たなぼた庵のメニューはもりそばがおすすめ。かももりそば、てんもりそばが特に人気があります。また中天もりそばも侮れません。また、おかわりをするとお得になっており、普通は同じものをおかわりしますが、たなぼた庵では1枚目をもりそば、2杯目をかけそばという選択肢も可能。リーズナブルに冷たいそばと温かいそばの両方が堪能できます。またそば以外にも一品物として天ぷら盛り合わせがあり、これは海老１本に野菜９品が持った豪華版。お酒も充実していますから居酒屋利用も可能で、シメにもりそばか、かけそばを味わうこともできます。

そば処ぼっちは、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつです。場所は長野駅のすぐ近くの駅西口。長野大通りと旧北国街道の交差点の南側を少し歩いたところにある、長野プラザホテルの1階にあります。目の前にはホテルメトロポリタン長野がありますから、そこを目印にするとわかりやすいでしょう。店は、レンガ風のホテルの地下１階で、オレンジを基調とした外観。大きく「信州戸隠　ぼっち」と明記してあります。ホテル併設レストランとあって、やや高級感のある店内。テーブル席がメインですが、リラックスできる小上がり席も用意しています。

そば処ぼっちのメニューのうちイチオシが彩（いろどり）。これはざるそば、もしくはかけそばをメインにした定食です。4品の天ぷら、小鉢サラダ、とろろご飯と梅ご飯からの選択。さらには甘味もついています。またご飯なしを選択することも可能。単品のそばでは、数量限定で十割そばも扱っており、それぞれ「小盛」「並盛」「大盛」から選べます。戸隠二八そばは十割そばの3分2の料金で注文でき、大変お得となっています。そのほか温かいそばやトッピング、単品料理も充実。ビジネスで長野駅前のホテルを利用する際の食事処としてもピッタリです。

かんだたは、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、旧北国街道の手前の道を左（南側）に曲がったところ。ラーメン店やスナックなどが入居している飲食ビルを通り過ぎた路地奥にあります。ビストロハウスと書かれた建物の奥に進むと、店があります。入口に看板があり、「定」と書かれた木の板には、うどんや天ぷらを扱っていないとのこと。代わりに「旨いそば」があると書いてあります。入口はそば店らしい和の佇まい。店内も味わいある雰囲気で、木の戸棚などが見えます。オープンなカウンターで、美味いそばを味わいましょう。

かんだたは、「笑顔になれる」蕎麦づくりを目指しており、もちろんすべて手作り。連日「細く、軽く、粋な」そばを提供しています。手打ちそばのメニューでは通常のそばのほか、油地獄と呼ばれるものがあります、これは揚げそば。その上に中華のようなあんかけが乗っています。日本そばを揚げるのは珍しいですが、あっさりしていて好評。通常のそばにこの油地獄がセットになった極楽セットは、店一番の人気メニューです。またそばと野菜料理がセットになった、賑わいセットもおすすめ。ノーマルなせいろの手打ち、白い更級、またそば湯を張った釜ゆでなど、どのメニューも侮れない美味さです。

門前そば藤木庵は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつです。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、突き当りの旧北国街道まで出たらそのまま左に曲がって北上。国道406号線を越えてさらに進んだ道なりにあります。目の前に善光寺郵便局があるので、それを目印にしましょう。外観は白を基調にした平屋の建物で、灰色の屋根。紺色の暖簾に「門前そば　藤木庵」と書いてあります。店内は対照的に暖色系の壁と廊下。そしてカウンター席を含めて、こげ茶色の木製のテーブルが並べられ、大人の雰囲気に満ちています。

門前そば藤木庵は、歴史のあるそば屋。江戸後期・11代将軍徳川家斉の治世でもある文政10年創業です。200年近くもの間、そば一筋で令和の時代まで続いています。自家製粉の手打ち十割そば、全面禁煙、お茶はそば茶などこだわりがあります。それでありながら頑固でないのが良いところ。そばアレルギーの人に対しても配慮します。冷たいそばは、いずれも十割とニ八から選べるスタイル。温かいそばについては二八のみを用意しました。そのほかご飯ものもあり、天丼、小天丼、とろろご飯がありますから、そばとセットで味わいたいところ。一品料理も充実しており、ビール、地酒、そば焼酎と用意されています。そのため居酒屋利用でも存分楽しめます。

信州蕎麦の草笛 長野店は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は長野駅の近くで、駅前西口・善光寺口から西北に続くターミナル通り沿い。そのまま真っすぐ行くと国道19号線の県庁通りに到達します。その交差点のあるビル「長野バスターミナル会館」の地下に店があります。同じビルの中には信州そば真田丸という他のそば屋も入っています。店には、「吾唯知足」と書かれた紺色の暖簾がかかっています。店内は清潔感に溢れており、広々とした空間にはテーブルと椅子。くつろげる小上がり席があります。

信州蕎麦の草笛 長野店は、「いのちの和を繋ぐ」、地産地消、そして知足の精神をモットーにそばを作り続けています。もちろん安心安全を意識しつつ量ともに納得のそばを提供。系列店が、小諸、上田、佐久にあります。名物でもあるくるみを味わいたいところ。くるみそば、くるみおはぎ、そしてくるみゆべしがメニューに並びます。そのほかにも定番のそば類、もりそば、ざるそば、とろろそばなどの冷たいそば、かけそば、たぬきそば、肉そばなどの温かいそばもおすすめ。さらにいろんなトッピングができます。また小盛、中盛少な目、中盛、大盛といった量のセレクトにも対応しています。

そば処元屋は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつです。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、突き当りの旧北国街道まで出たらそのまま左に曲がって北上。善光寺大本願に入る善光寺交差点を左（西方向）に曲がって少し歩いたところで、最初の交差点の前にあります。外観は蔵のような白い建物。看板に「元屋」、暖簾には「生そば」と表記しています。それから店内は和の雰囲気を残しながらさっぱりとした雰囲気で、落ち着いた色合いのテーブルと椅子が店の雰囲気と調和。また2階にもテーブル席があり、ゆったりとそばが味わえます。

そば処元屋のメニューは次の通りです。冷たいそばではシンプルなもりそばと、その上に海苔が乗ったざるそば、キノコおろしせいろに、とろろせいろがあります。ちょっとリッチなのが3種類の天ぷらが乗った天せいろと鴨せいろ。最もリッチな天ざるそばは、5種類の天ぷらでキスも入っています。それから定食メニューもあります。温かいそば部門は、かけそばをはじめ天ぷらそば、かもなんばん、きのこそば、にしんそばから選んでください。ちなみに善光寺に非常に近い場所にあるためか、善光寺の地位のある僧侶がすすめるお店。善光寺が認める味を堪能しましょう。

もみじ茶屋は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は長野駅近くで、善光寺口西口から長野大通りを渡り、長野東急REIホテルの左横の道を道なりに進み、そのまま左に曲がって歩いて行くと店に到達します。2階建ての建物で、和の雰囲気があります。そして赤紫の暖簾がかかり「もみじ茶屋」と明記。店の1階にはカウンター席が九の字に設置されており、調理の様子が間近に見られます。またテーブル席もあります。2階は座敷の大広間。宴会の利用もバッチリです。

もみじ茶屋のメニューは、手打ちそばのほかに長野の郷土料理があります。そばの人気はざるそばで、国産のそば粉だけを使用。店主が手打ちで作り上げます。通常は150グラムですが、大ざるそばの200グラムもあります。そのほか好みで、とろろや納豆がつけ汁に入ったメニューがありおすすめ。もちろん、かけそばをはじめとする温かいそばもそろっており、好みで選びましょう。また他のそば専門店より一品料理が充実。馬刺し、岩魚の塩焼き、合鴨スモーク、佐久鯉うま煮と、気になるメニューが目白押しです。岩魚骨酒などドリンクにもこだわりがありますから、長野の楽しいひとときがそばと郷土料理と共に過ごせます。

吉祥庵は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は権堂駅から権堂商店街を西に進み、突き当りの旧北国街道まで出たら右（北方向）に、少し歩いて行くと道なりにあります。すぐ隣にガレリア表参道、目の前には北野文芸座があります。少し奥まったところにあり、屋根付きの2階建ての建物が目印。「手打ちそば」と書かれたのぼりが並んでいます。店内は細長くなっておりあまり広くはないですが、天井にはすだれが張られ涼しげな雰囲気があり、テーブル席が並んでいて良い空間になっています。

吉祥庵のメニューは、写真付きのメニューがあるので、イメージがつかみやすいのがうれしいところ。冷たいそばは、ざるそば、とろろざる、天ざるがあります。また温かい方は、かけそば、とろろかけ、天かけ、野菜天かけ、海老天かけがあります。大盛りはプラス100円で、小盛はマイナス100円。また数量限定ですが、蕎麦ランチがあります。これは手打ちそばをメインに、ミニ天丼そのほか3品が付いたお得なもの。基本は冷たいそばですが、温かいそばにも対応しています。また平日ならかき揚げメニューも注文可能。ドリンクもビール、地酒とそろっていますから、飲みながらそばをすするのにも最適です。

北野家本店は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は善光寺下駅近くで、駅前から旧北国街道を西方向に進み、善光寺仁王門の手前にある信号を右（北側）に曲がり、道なりに進んだところにあります。外観は和風の建物で、そば屋らしい木の引き戸と窓のある2階建て。入口の暖簾に「そば処北野家」と明記しています。店内の1階は、主にテーブル席で構成されていますが、2階にあがると畳敷きの座敷の間。そのほか個室もあり、シチュエーションとニーズにより使い分けができます。

北野家本店は、善光寺の東参道沿いに1世紀以上も前から店を続けている老舗。本節を使ったダシ、そして創業以来の「かえし」を使って味を守り続けています。その味わいはキレが良いのに深いコクがあるということで、そば本来の味を堪能可能。メニューのイチオシは十割そばですが、こちらは1日限定10食となっていますので、希望する場合は早い時間に行きましょう。また通常のもりそば、ざるそばも、そばの旨みが十分堪能できます。また豪華な特製天ざるそばは、自慢の天ぷらをふんだんに味わえます。そばと共に最高の味と評判。もちろん温かいそばもそろっており、ドリンクもビール・地酒も用意しています。

丸清食堂は、長野・善光寺周辺にあるそば店のひとつ。場所は善光寺下駅近くで、駅前から旧北国街道を西方向に進み、そのまま善光寺仁王門の前に来たら善光寺本堂方向に右（北側）の参道沿いに進みます。その参道沿いの左側店があります。外見は、2階建ての木造建築ですが、長屋状になっていて、3つの店の看板が同じ建物で並んでいます。その中でも最も手前にあるのが丸清。のれんには「石臼挽きそば　とんかつ」と書いてあります。内部はテーブル席が中心。2人掛けと4人掛けのテーブルが並んでいます。また一部座敷の席もあります。

丸清食堂はそば専門店ではないので、いろいろ食べられます。そばメニューでのおすすめは、出汁に鴨が入った「かもせいろ」。あるいは、そばの上にいろんな具材が乗っている「しっぽこそば」がお昼から食べられおすすめです。もちろん純粋にそばだけを食べたい人向けの、もりそば、ざるそばといったシンプルなメニューがあります。温かいそば希望には、なめこそば、にしんそばが人気。それぞれご飯ものミニカツ丼付きのセットメニューもお得です。弁当形式になっている丸清弁当、あるいは、出来立てのサクサク加減が何ともいえない、天ざるそばも評判が良いです。