銀座のおすすめ文房具屋さん10選！老舗からお洒落なお店までご紹介

大人の街・銀座といえば、さまざまなジャンルの老舗店が集まっているエリア。その中でも注目したいアイテムが文房具です。子供から大人まで魅了する文房具の世界は奥が深いのが特徴！上品で洗練されたアイテムが揃うお店や、画材も購入できる専門店、ユニークな文房具を取り扱うお店、古き良き時代を思い出させる老舗店などが勢ぞろいしているのが銀座という街の魅力ともいえるでしょう。そこで今回は、銀座で文房具を探している方におすすめの名店をピックアップしてみました。それぞれ、個性豊かなお店ばかりです。ぜひ、お気に入りのアイテムを見つけてください。

創業900年の歴史を持つ「東京鳩居堂 銀座本店」といえば、日本一の知名度を誇る文房具屋さんです。香・文房四宝・和紙製品の専門店なだけに、店内は高級感が漂い、便せん・お香・書画用品・和紙工芸品など、職人技が光るさまざまな文房具が販売されています。上品で洗練された文房具の数々は、幅広い世代の方に支持され、海外の方へのお土産用に準備する方もいらっしゃいます。日本ならではの美しい景色がプリントされたものや、独特の手触りが特徴の和紙を使用した便箋やハガキなどが人気です。

目上の方や大切な方への御礼状や挨拶をしたためるには、上質で季節感のある商品を多く取り揃えている鳩居堂の便箋や葉書が最適です。また、お洒落なポチ袋なども販売されているので、財布に忍ばせておくと、いざというときに役立ちますよ。ちょっとしたギフトをお探しの場合は、鳩居堂で販売されているアイテムの中でも人気の「にほひ袋」や「お香」がおすすめです。ぜひ、銀座を訪れる際は、鳩居堂に立ち寄って上質な和の世界に触れてみてください。

文房具好きにとってたまらない空間が「銀座・伊東屋」です。1904年創業の老舗の伊東屋では、揃わない文房具はないといわれるほどラインナップが豊富！各フロアにテーマを設け、銀座通り沿いのG.Itoya1Fの「SENSE」では、世界中から集められたグリーティングカードが所狭しと並び、2Fの「SHARE」では、便箋や封筒、ハガキなどを販売しています。また、伊東屋で購入した便箋で手紙を書くと、伊東屋オリジナルの切手を貼って投函することもできるため、記念日などの特別な日に利用してはいかがでしょう。

伊東屋といえば、オリジナルアイテムが人気。特に、1914年に発売した伊東屋オリジナル「ROMEO万年筆」の復刻版は、書き心地はもちろん重量・グリップのどれをとってもバランスが良く、ビジネスマンにおすすめのアイテムです。そのほかにも、1987年から伊東屋のコーポレートシンボルとして使用されているレッドクリップがプリントされた商品など、魅力的なアイテムがたくさんあります。

もはや、文房具のテーマパークのような伊東屋！カラフルな文房具の数々は、宝石のように輝いていて、何時間でも眺めていたいほどです。街中の文房具屋さんでは販売されていないような、お洒落で洗練されたアイテムが並んでいます。ほかの人が持っていないような個性的な文房具をお探しの際は、伊東屋へお出かけください。きっと、素敵な文房具が見つかるはずですよ。

筆記具にこだわりのある方におすすめしたいのが「五十音 文房具専門店」です。銀座レンガ通りから1本脇道に入った路地裏にある隠れ家的なお店で、文房具屋さんというよりはアンティークショップのような雰囲気。ペンシルミュージアムのミュージアムショップとして予約制で営業しているだけあり、お洒落なボールペンやえんぴつを購入することが可能です。そのほかにも、こぢんまりとした店内には、オーナーのこだわりが詰まったオリジナルアイテムやセレクト商品がずらりと並んでいます。

こだわりのアイテムばかりなので、基本的にリーズナブルな価格設定ではありませんが、機能性よりもユーモアのある文房具を多く取り扱っているので、文房具マニアとっては一見の価値ありです。ほかのお店にはない、個性的なアイテムが入手可能な反面、不定期営業となっているので予約なしで訪れると、お店が閉まっていることもあります。目印は、「五十音 Ginza Pencil Museum」と書かれた、えんぴつ型の看板と青いポストです。訪れる際は、公式Webサイトをチェックして、予約を忘れないようにしましょう。また、中学生以下の入店は不可となっています。

最新の文房具をお探しの方におすすめしたいショップは「東急ハンズ銀座店」。東急ハンズといえば、さまざまなジャンルの魅力的な商品が数多く販売されていることで知られていますが、文房具からも目が離せません。ボールペンやえんぴつなどの筆記用具以外にも、便箋やノート、ファイル、ステーショナリーなど、幅広いラインナップのアイテムが充実しています。東急ハンズで販売されている文房具は、一つひとつのアイテムの種類やカラーバリエーションが豊富なところが人気！

JR有楽町駅より徒歩約3分の場所にある「東急ハンズ 銀座店」は、アクセスの良さも人気の秘密です。銀座マロニエゲートの5～9Fが東急ハンズで、文房具・事務用品は6Fにあり、アイテムごとのあるに整然とディスプレイされているため、お目当ての商品を探しやすいところが便利です。

また、連日ワークショップが開かれているところも、東急ハンズならでは！お洒落な革製メモカバー作りや流行りの御朱印帳作りなどが人気となっています。文房具を購入しながら、ワークショップにも参加してみませんか。いつもは使うばかりの文房具ですが、ワークショップに参加することで、作り手の気持ちに近づけるかもしれませんよ。

与謝野鉄幹・晶子夫妻が店名をつけたといわれる「銀座月光荘画材店」は、絵を描く人にとってはテンションの上がるショップ。創業以来、絵の具や筆、スケッチブックなどさまざまな商品を発売してきましたが、すべて「月光荘画材店」のオリジナルです。こだわりのアイテムには、トレードマークのホルンが刻印されています。創業100年を迎える老舗店には、古き良き時代を思い出させるレトロな雰囲気が漂っていて、いつ訪れても穏やかな気持ちになれるところが不思議です。

また、日本で初めて1940年に、純国産のコバルトブルーを開発し、その後コバルトバイオレットピンクを作り出した「月光荘画材店」では、絵の具の制作も行っているので、絵を描く趣味のある方は、文房具だけでなく、絵の具もチェックしてみてはいかがでしょう。画材店ということで、絵を描くアイテムがメインですが、便箋や封筒などをはじめとする文具のほかに、お洒落な雑貨などの販売も行っています。新橋駅より徒歩4分でアクセスできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

東京メトロ銀座駅のA7番出口よりすぐの場所にある「銀座 嶋屋本店」は、1911年創業の老舗の文房具屋さんです。100年を超える歴史の中では、戦争などのさまざまな出来事を経て現在に至り、今もなお当時と同じ場所で営業を続けています。昔から変わらないサービスをお客様に届けている「銀座 嶋屋本店」では、1F・2Fのどちらのフロアでも文房具・ギフトカード・和雑貨・事務用品など、選りすぐりのアイテムを取り揃えています。

豊富なラインナップの商品を取り揃えていることから、長年嶋屋を愛用している方だけでなく、海外からの観光客の間でも人気の文房具屋さんとして知られています。時代や環境の変化とともに進化し続けているからこそ、100年という長い期間、銀座の街でお客様を満足させ続けることができるのでしょう。

「銀座 嶋屋本店」では、日本の文房具だけでなく、海外の珍しい文房具も多数取り扱っています。文房具は自分用だけでなく、ギフトにも利用されることが多いため、「銀座 嶋屋本店」の名入れやラッピングも好評です。幅広いラインナップの商品が並んでいるので、素敵な文房具をお探しの方は、ぜひ足を運んでみてください。

新しいビルで賑わう銀座で80年以上前に建てられた、レトロな雰囲気の奥野ビルの中にあるのが、万年筆の専門店「ユーロボックス」。なかなか若い世代には馴染みのない万年筆ですが、品のある見た目は大人の文房具そのもの。数ある文房具の中でもステータスを感じられるアイテムではないでしょうか。ユーロボックスでは、万年筆の販売はもちろん、ペン先修理・修理・買い取りなども行っています。高価なアイテムだけに、長年修理しながら大切に使い続けている方が多いのも万年筆ならではです。

大切な方へのギフトにおすすめの万年筆ですが、もし素敵な万年筆を譲り受ける機会があったら、ユーロボックスでお手入れをお願いしてみてはいかがでしょう。また、こちらのお店では、ヴィンテージの万年筆も販売しているので、文房具好きの方はぜひチェックしてみてください。

よそでは中々見ることのできないレアなアイテムが揃っていますよ。ただし、ユーロボックスは週に3日間（月・木・土）しか営業していないため、事前に問い合わせしてから訪れることをおすすめします。手動式のエレベーターに乗れるという貴重な体験もできますよ。

新橋駅より徒歩約3分でアクセスできる「銀座 平つか」。1914年創業の老舗の文房具店です。「銀座 平つか」には、木版刷りのレトロな御祝儀袋やポチ袋などを求めて多くの方が訪れます。温かみのあるデザインの御祝儀袋は、1949年に発売開始され、数多くのお客様に愛されてきたアイテムです。デザインも当時のままで、レトロな雰囲気が素敵！御祝儀袋のデザインはさまざまなものがありますが、「銀座平つか」のご祝儀袋のように、古き良き日本を感じさせるアイテムを見つけるのは至難の業です。

丁寧な仕事をしている上質なものしか扱っていない「銀座 平つか」の商品は、一つひとつ手間をかけて手作りされています。価格は御祝儀袋が1,200円、お年玉袋は3枚入りで540円と決してリーズナブルではありませんが、大切な方への贈り物に利用するには最適です。特に、御祝儀袋は、目上の方の年祝いの席に利用するのがおすすめ！きっと、違いの分かる方には喜んでもらえるはずです。大切な方へのギフトをお探しの際は、「銀座 平つか」を覗いてみてください。

1979年創業のペーパーステーショナリーブランドが「G.C.PRESS銀座直営店」です。シンプルで洗練された店内には、インテリア同様に洗練されたお洒落なデザインの文房具が取り揃えられています。上品で洗練されたデザインはもちろんのこと、クオリティーの高さがたくさんの方に支持されている理由です。実は、「G.C.PRESS」で販売されているアイテムのすべてが、自社のデザイナーによるオリジナル。そのため、ほかのお店では見たことのないアイテムや販売されていない文房具が並んでいるので、お友達と違ったものを探している方におすすめです。

『書く文化を伝える』というコンセプトの「G.C.PRESS」のアイテムは、眺めているだけでもワクワクするようなものばかり！100種類を超えるペーパーステーショナリーの数々は、季節を感じさせる魅力的なものがたくさんあります。また、便箋や封筒なども和・洋それぞれ用意され、ちょっとしたギフトに添えるときに便利なミニ便箋やメッセージカードなども取り揃えています。こまめにお礼状やお手紙を書く習慣のある方は、銀座を訪れる機会にお立ち寄りください。

銀座ベルビア館の1～6Fにある「銀座ロフト」。その中の5Fは、ステーショナリーワールドとして文房具に特化したフロアとなっています。スケジュールだけでなく、ライフログが楽しくなる「寄り道ノート」や「ほぼ日手帳」などの人気アイテムや、手帳のカスタマイズに欠かせない色とりどりのマスキングテープのラインナップが豊富なところが女性に大人気です。カラフルなアイテムが美しくディスプレイされているフロアは、時間を忘れてしまいそうになるぐらい魅力的！

ほかのショップでは見かけない変わり種の文房具が豊富なところも、ロフトが長年多くの方に支持されている理由の一つ。最新の機能や斬新なデザインを取り入れたアイテムをいち早く購入できる「銀座ロフト」は、個性豊かな文房具店が点在する銀座の文房具屋さん巡りでは外せないショップです。東京メトロ銀座駅 5番出口より徒歩約1分でアクセスできるため、銀座を訪れる機会に立ち寄ってみてください。訪れるたびに、最新の文房具に出会えるはずですよ。

子供の頃に夢中になった文房具は、大人になった今でも手にとるたびに心がときめく不思議なアイテム。文房具好きの方にとって、長く使い続けたいと思う素敵な文房具を見つけたら、そのアイテムを使い続ける自分の姿を想像するだけで、ワクワクと心が躍るはずです。大人の街として知られる銀座には、ここにしかない個性豊かな文房具屋さんが点在しています。ぜひ、こだわりの文房具を探しに銀座へ出かけてみてください。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をおすすめしています。