エチオピア・ダロル火山の見どころとは?アディスアベバから行く絶景ダナキル砂漠ツアー

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なにこれ地球!?思わず口走ってしまいそうな、不思議な色彩の景色が広がるエチオピアのダロル火山。目の前に広がる目を疑うような光景!圧倒される旅人続出!ダロル火山の異世界、絶景を集めてみました。

海面よりも低い火口を持つダロル火山

ダロル火山は、エチオピアのエトラエール山脈の北東、アファール州ダナキル砂漠に位置する火山。爆発により生じた、「マール」と呼ばれるクレーター状の地形。

世界でただひとつ海面より低い場所に火口のある火山
海抜マイナス48メートルのダロル火山は、地球で最も低い地上火山である。

所在地 エチオピア、ダナキル砂漠
位置 北緯14度14分30秒 東経40度18分00秒
標高 -48 m


『ナメック星』とも呼ばれるダロル火山

アジス・アベバの北、およそ600kmのエリトリア国境付近に位置するダロル火山。

1926年に起きた水蒸気噴火により形成された。
付近の塩干潟に、いくつもの噴火クレーターの跡が点在する。

出典: corural.com

この白い塊、ぜーんぶ塩なんです。熱水活動によって出来たんだとか。
食塩の泉や酸性の泉が多く湧いている箇所がたくさん。

多彩で豊富なミネラルに囲まれた火山口。カラフルな色の沼や岩がそこかしこに点在している。

この奇抜すぎるカラフルな光景から、別名:ナメック星としても知られているそう。笑

硫黄や塩分などのミネラルで色付けられたダロル火山の火口
硫黄・鉱塩・酸など、火山に含まれる様々なミネラルによって、地球とは思えない色彩の景色が見られます。

どうしてこんな光景が出来上がる?

出典: bridoz.com

『ダロル』はアファル人の言葉で、溶解や崩壊を意味し、緑色の強酸性の池、酸化鉄、硫黄、塩で構成された砂漠の平原の風景が記述されている。

強い酸性の沼、あふれる硫黄の作り出す景色、ここはもはや地球ではない別の惑星にいるような光景がひろがる。酸性の水たまりや温泉、火山と地熱活動に関連するすべてのものが集まって究極の極彩色と形成物を生み出している。

高温すぎて人は住めない?

エチオピアの砂漠の中、人口が極めて少ない地域にダロル火山口はある。日中は気温が70度にもなり、年間の平均気温は約35.5℃。あまりの暑さに住む人もまばらで、人の住む地として最も気温の高い場所。

*アクセス
まずはエチオピアの首都アディスアベバを目指します。
日本からの直行便はないので中東などを経由する必要があります。
ダロル火山を含むダナキル砂漠へは、ツアーに参加するのが一般的です。

ダナキル砂漠/ダロル火山(Dallol Volcano)
住所:
Danakil Depression, Afar Zone 2, Afar, Ethiopia
アクセス:
日本か現地でツアーに参加が一般的
■現地ツアーの場合
3泊4日ツアーが基本となり、相場400~600ドル程。
時期や人数、交渉次第で価格は変わります。
■日本発着ツアーの場合
日数は10日前後、費用約60万円。

地球で最も低い火口の奇景な地上火山ダロル。いかがだったでしょうか?目に映るのは、この世の果てか?未来の惑星か?神秘的でとても不思議なこの場所は、旅人を惹きつけてやまない場所だといいます。地球は生きている!と感じずにはいられないダロルへ、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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