銀座のとんかつの名店10選！人気店だけを厳選しました

銀座には大型デパートや高級店が多く、ショッピングが楽しめる人気スポット。また会社や事務所も多く、ランチにおすすめのお店もたくさんあります。そんな銀座にはとんかつ店が多く、とんかつの激戦区とも言われているほど。昭和の初めにオープンした老舗店や、さまざまな部位のとんかつをコース仕立てで味わえる有名店などもあります。いろいろなとんかつ店を訪れてみましょう。

銀座梅林は1927年（昭和2年）に創業した、銀座初のとんかつ専門店。一口とんかつや中濃とんかつソース、特製出汁で作るかつ丼などを考案したお店として知られています。また、ヒレカツサンドや卵を重ねたスペシャルかつ丼の発祥店としても有名。現在は銀座本店の他、羽田空港・秋葉原駅構内・ららぽーと富士見に店舗を展開。香港や韓国など海外にも進出しています。

現在、本店がある建物が改装中のため、本店の近くの仮店舗で営業しています。2021年に新しいビルに移転する予定です。

サクッと揚がったとんかつも美味しいのですが、銀座梅林の1番人気はスペシャルカツ丼。初代店主が昭和30年に考案したメニューで、創業以来変わらない美味しさを保っています。溶き卵をかけたかつ丼の上に、とろりとした半熟卵がトッピングされていて、甘辛く煮込んだとんかつとの相性が抜群。卵も豚肉も厳選したものを使っており、職人技が光る逸品です。

スペシャルかつ丼は2,050円。その他にもヒレカツ・エビフライ・肉だんごがセットになったミックス定食は2,050円、ロースカツ定食は3,000円、ヒレカツ定食は2,900円です。

とんかつ檍（あおき）は、2010年に東京蒲田にオープンした行列ができる人気店。大門店・銀座店・浅草橋店・横浜馬車道店などがあります。銀座店は2018年にオープン。銀座駅・新橋駅から近い場所にあるビルの地下に店舗を構えています。カウンター6席とテーブル席が3卓のこぢんまりとしたお店です。落ち着いた雰囲気で、一人でも気軽に食事が楽しめる人気店。

メニューは、平日のランチ限定のロースかつ定食が1,200円。その他に上ロースかつ定食が1,500円、ヒレカツ定食が1,800円となっています。

とんかつ檍の人気の理由は、とんかつの厚み。最も厚いところは5センチほどもある肉厚のとんかつが堪能できます。卓上には4種類の塩が置いてあるので、まずは塩で肉の味を楽しみましょう。とんかつはレアに近いピンク色に揚げられていて、きめが細かくジューシー。塩の他、レモンやソース、辛子などで食べるのもおすすめ。

定食には豚汁が付きます。豚汁の肉もとろとろと柔らかく、野菜がたっぷりと入っていて美味しいと評判。大盛ライスやライスのおかわり、みそ汁のおかわりは100円です。

銀座かつかみは2018年に銀座にオープンしたお店で、日本初のとんかつのコースが楽しめるお店。厳選した食材を使い、温度や揚げ時間にこだわった最高の状態のとんかつを提供。ロースやヒレなどの定番から希少部位まで、さまざまなとんかつを味わうことができます。ソムリエが選んだ、とんかつに合うワインとともに、ゆっくりと食事ができる銀座の名店。

割烹のような落ち着いた雰囲気のお店で、店内はカウンター9席とテーブル席4席のみ。ランチもディナーもコースのみの提供で、数種類のコースから選ぶことができます。

ランチのコースは4種類の部位が味わえる2,600円のコースから車エビが付いた5,500円のコースまで数種類。食後のデザートにかき氷が付くコースもおすすめ。ディナーは2部制で、5,000円から1万2,000円まで4種類のコース。少しずついろいろな部位のとんかつが楽しめる他、エビフライやカニコロッケなども味わえます。

とんかつはまず岩塩で味わうのがおすすめで、肉の旨味をたっぷりと味わえます。ランチは2種類のソース、夜はバルサミコ酢を加えたソースの3種類。お酒にもよく合うと評判です。

にし邑（にしむら）は、東銀座にあるとんかつの有名店。1999年にオープンしたお店で、とんかつの激戦区である銀座でよく知られている人気店です。明るくアットホームなお店で、カウンターのみ13席。ランチタイムは行列ができるほどで、時間をずらして出かけるのがおすすめです。

ランチも夜も同じ値段でとんかつ定食を提供しており、リーズナブルな値段で美味しいトンカツが味わえます。夜はアルコールと一品料理も提供していて、お酒を楽しみたい時にもおすすめ。

にし邑ではサラダ油を使ってとんかつを揚げていて、さらっとした軽い食感。1番人気は上ロースかつ膳で、1,200円と安い値段で食べられます。上質な肩ロースを使い、独自のタレに漬け込み低温熟成した絶品のとんかつ。まずは卓上の岩塩で味わってから、特製ソースでいただきましょう。ピンク色のジューシーなとんかつは、美味しいと評判です。

定食に付く味噌汁も具沢山で美味しい仕上がりに。季節限定のカキフライもサクッと揚がっていて美味しいと大好評です。ひれかつ膳もおすすめ。

イマカツ六本木本店はミシュランガイド2015にビブグルマンとして掲載された有名店で、銀座と赤坂にも店舗があります。銀座店は東銀座駅からすぐ、歌舞伎座の裏にあり、全44席の活気あるお店となっています。場所柄、歌舞伎座の関係者もよく訪れる有名店で、ランチは行列ができるほど。早めに訪れるのがおすすめです。

イマカツの1番人気はささみカツ。ささみというと淡泊でパサつくイメージがありますが、こちらのささみカツは外はサクッと、中はしっとりとしていて美味しいと大人気。ささみカツ膳は、ささみカツが3本付いて1,600円です。

とんかつを食べたい方は、特選ロースかつ膳や特選ヒレかつ膳がおすすめ。どちらも2,200円で、やまと豚を使った上品な味が楽しめます。肉は甘味があり、きめが細かく絶品。油の切れもよく、さらっと揚がっているので脂っこさがなく、食べやすいと評判。

その他に、カツカレーも人気があります。コクのあるカレーと、とんかつとの相性がよく、もう一つの人気メニューとなっています。夜は串カツやフライ、メンチカツなどの一品料理があり、お酒を飲みながらゆっくりと食事が楽しめますよ。

銀座 とん喜（とんき）は、銀座駅から徒歩3分のところにある人気店。ビルの階段を下りた地下にあるお店で、ブタをアレンジしたようなロゴが掲げられています。店内はカウンターとテーブル席合わせて20席ほど。厨房を囲むようにカウンターがあり、調理をする様子を見ながら食事ができます。

平牧三元豚を使ったとんかつは、外はサクサク、中はジューシーでしっとり。銀座にありながら値段も安く、ランチもディナーも楽しめます。年中無休ですが、土日・祝日はランチのみの営業。

ランチメニューは、ヒレかつ定食やロースかつ定食が1,050円、特選ヒレかつ定食が1,650円です。とんかつ店ですが、エビフライやメンチ、コロッケなどのフライの定食もおすすめ。その他にもカレーライスやカツカレーライスなど、多彩なメニューが1,000円前後で味わえます。

カウンターには2種類のソース、塩、ポン酢、和がらしなどが置いてあるので、お好きな味で楽しみましょう。とんかつ定食の他にもかつ丼が人気で、ランチに注文する人が多いそうです。

とんかつ不二は銀座駅から4分と便利なロケーションにあります。銀座の真ん中にありながら、安い値段で美味しいとんかつが味わえる人気店。飲食店が並ぶ路地にある隠れ家のようなお店で、店内はカウンターとテーブル席を合わせて13席ほど。もとは1927年に洋食店としてオープンし、1970年にとんかつ専門店になりました。昭和レトロな雰囲気の庶民的なお店で、長年のファンも多く通っています。

ランチのヒレかつ定食やロースかつ定食は900円と、安い値段で食べられます。また、数量限定の魚フライやミックスフライ定食は600円。コスパがいいランチとして評判。

こだわりの国産豚肉を使ったヒレかつやロースかつはサクッと揚がっていて軽い食感。中はジューシーで美味しく、ボリュームもあります。少し甘めのソースとよく合い、ご飯が進む味。定食にはご飯、漬物、豚汁が付いて、バランスのいい食事ができます。

とんかつの他にもエビフライ・チキンかつフライ・イカフライ・大葉巻フライ・エビ巻フライ・とろろとんかつなど多彩なメニューが楽しめます。好きなフライを2種類盛り合わせることもでき、さまざまなフライが味わえますよ。

和心とんかつ あんず 銀座店は、銀座駅から徒歩1分のところにある銀座三越の11階にある人気店。福岡と東京で展開しているとんかつ店で、群馬県産の上州豚とことんや鹿児島県産かごしま黒豚など、上質な豚肉を使ったとんかつが味わえます。お米にもこだわり、福岡県福津市にある自社農場で作る「ひのひかり」を釜炊きに。とんかつによく合うと評判。

デパートの中にある明るい雰囲気のお店で、ファミリーにもおすすめ。カウンター席が多く、お買い物の途中にランチを楽しむ女性の一人客の姿も多く見られます。

メニューは、上州豚とかごしま黒豚の2種類で、それぞれロースやヒレ、とろロース、希少な部位のとんかつなど、さまざまなメニューが揃っています。キャベツとご飯はおかわり自由。サクッと揚がった美味しいとんかつで、中はジューシー。値段は2,000円台から4.000円台まであります。

とんかつだけではなく、付け合わせの宮崎県産の大根100%を使った切り干し大根の漬物が美味しいと人気で、とんかつやご飯にもよく合います。ランチにはとんかつ弁当やヒレカツ弁当の他、とんかつバーガーなどのテイクアウトもおすすめ。

恵亭は銀座一丁目駅に直結する松屋銀座のレストラン街にあるとんかつ専門店。人気とんかつチェーン和幸の高級業態店で、東京には松屋銀座店と二子玉川店の2店舗があります。良質な豚肉を使い、パン粉やソース、漬物にまでこだわった絶品とんかつが味わえるお店として有名。

こちらのお店は、デパート内にありながら照明を落とした高級感のあるレストランで、ガラスの壁などおしゃれな雰囲気。BGMにはジャズピアノが流れ、ゆったりとした気分で食事ができます。

ランチには、一口ひれかつ膳が1,579円、フライの盛り合わせ膳が1,782円で食べられます。ディナーはもち豚ロースカツ膳やもち豚ひれかつ膳などが2,000円台。定食に付く4種類の漬物がとても美味しいと大人気。キャベツも新鮮でシャキシャキとしていて、ドレッシングにもよく合います。ご飯や味噌汁、漬物はおかわり自由なので、たくさん食べられますよ。

とんかつは肉厚で、レア感があるピンク色。しっとりとして美味しいと評判。とんかつの他にもレディース膳や懐石膳などがあり、茶わん蒸しや玉子焼きなどの惣菜も味わえます。

あけぼのは有楽町駅前にある東京交通会館の地下にある庶民的なとんかつ店。カウンターのみ11席の小さなお店で、ランチには近くで働く会社員で満席に。回転が早いので、行列ができていてもすぐに順番が回ってきます。こちらは1962年にオープンした老舗で、長年の常連さんが多い有名店。安い値段でボリュームのある食事ができると評判。

メニューはとんかつ定食が1,000円、アジフライ定食が900円、ヒレカツ定食が1,700円とリーズナブル。フライを数種類盛り合わせた定食もおすすめ。

数あるメニューの中で1番人気は、かつ丼。1,000円と安い値段ですが、分厚くジューシーなかつが丼に乗っていてボリュームがたっぷり。卵のとろとろ感とサクッと揚がったとんかつとの相性が絶妙で、甘辛のタレともよく合います。一度食べたら忘れられない味と評判で、リピーターも続出だとか。とんかつは熱々で出てくるので、出来立ての美味しさを味わえますよ。

銀座には庶民的なとんかつ店から高級店まで、さまざまなタイプのとんかつ店があり、食べ比べをしてみるのもおすすめです。今回は銀座にある有名とんかつ店をピックアップして紹介しました。いろいろなお店を訪れて楽しんでください。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。