アメリカフロリダ州本土最南端キーウェストの人気観光スポット8選！初旅行の方、必見です

アメリカ本土最南端の目印がここ「サザンモスト・ポイント」。ここからキューバまでの距離は約150キロなのだそう。このブイの形をしたモニュメント前で記念撮影をするのがキーウェストの定番です。列が出来るほど混雑するので、早朝を狙うと良いらしいです。広大な海を眺めて癒されましょう。

小説家・ヘミングウェイが1931年から９年間暮らした家です。現在は博物館となっており、入場料を払えば中を自由に見学することができます。英語が得意な方はガイドツアーに参加すると、より深くヘミングウェイの暮らしぶりを知る事ができるでしょう。

豪華な家の中を見回ったら、緑豊かなお庭でヘミングウェイの小説を読んでみるのも感慨深いかもしれませんね。また、園内には6本指を持つ猫たち（ヘミングウェイが実際に飼っていた猫たちの子孫と言われています）が自由気ままに暮らしています。指の数を数えつつ、のんびり暮らす猫たちにも癒されてみてはいかがでしょう。園内には小さなお土産屋さんもあります。

歴史的な州立公園となっているこの場所は、1800年代に米軍の要塞として建てられ、内戦やスペイン・アメリカ戦争でも重要な役割を果たといいます。そんな要塞を自由に見学できる場所です。要塞の上から眺めるキー・ウェストや目の前に広がる海、公園内にあるビーチでのんびり過ごす時間は、きっと忙しい日常を忘れさせてくれるはず。
上の写真は公園全体を空から撮影したもの。中の写真は要塞内部の様子、そして下はビーチの様子。

夕方近くになったら来たいのがここ、マロリー・スクエア。いつも多くの屋台と観光客でにぎわっています。見物はなんといっても大道芸人たちのダイナミックなパフォーマンスの数々！見物客を巻き込んでショーを行うパフォーマーさんもいて、更に場を盛り上げてくれます。素敵なショーを見たと思ったら、気持ちだけでもチップを置いていきましょう。そして、もう一つの目玉が美しい夕陽！「サンセット・セレブレーション（夕陽のお祝い）」とも呼ばれており、太陽が水平線に沈んでいく様子をのんびり眺めて他の見物者と感動を分かち合いましょう。

時間とお財布に余裕がある人は、キーウェストから約113キロ離れた場所にある旧要塞への小旅行はいかがでしょう。要塞のツアー見学はもちろんですが、何といっても人気なのが透き通る海でのスノーケリング！飛行機もしくは船がキーウェストから出ていて、日帰りツアーはもちろんキャンプして帰る人もいるとのこと。

フェリー会社により日帰りツアーの例
（Dry Tortugas Yankee Freedom III National Park Ferry会社）
7:00am チェックイン
8:00am　キーウェスト出発
10:15am　島へ到着
11:00am 要塞ツアー開始
11:00am-13:00pm ランチ
15:00pm　離島
17:15pm キーウェスト到着

キーウェストでショッピングといったらドゥヴァルストリート(Duval Street)！道沿いに数多くのお土産ショップ、レストラン、バー、そしてアートギャラリーなどが立ち並んでいます。気になるお店を次から次へと見つけてなかなか前に進めなそうです。裏道へ入っていくのも冒険心をくすぐられると思います。カラフルでおもちゃみたいなかわいい建物が沢山あるので、いろいろ見て周りましょう。

キーライムパイで有名なこのエリア。人気お土産店の一つが「キーライムパイ・ファクトリー」。キーライムを使った商品を数多くとりそろえています。店舗は複数あるので、キーライム色の看板（もしくは建物ごと）を目印に探してみましょう。

素朴で安いお土産を探している方は、この辺りで採れた海綿（スポンジ）はいかがでしょう。

1937年創業の古い歴史を持つこちらのバーは、あのヘミイングウェイも通っていたということでも知られています。ちなみに元々あった場所からほんの少し場所を移転しており、現在はドゥヴァルストリートの一角に建っています。先に紹介したマロリー・スクエアから歩いて5分ほどの距離なので、夕陽を眺めた後はこちらで一杯いかがですか。この通りは夜になるとパーティー好きが集まるので、日中とは違った盛り上がりを見る事が出来るでしょう。

ミュージックショーや、年に一度ヘミングウェイそっくりさんを決めるLook-Alikeコンテストなどが行われています。食事はバーガーやサンドイッチ類、この辺りで採れるConch貝を使ったチャウダー、ピザ、サラダ、デザートなどなど。

「中はどうなっているのだろう？」と思わずにはいられない魅力たっぷりな門をくぐると、中は南の島のイメージにぴったり！素朴なテーブルやいす、バーやステージが広い中庭に置かれています。ココナッツやアーモンドの木を眺めながら青空の下で食事を楽しむもよし。または、かつてギャンブルや遊郭の場として使われていた建物内で歴史をしみじみと感じながら食べるのもよし。

上は人気のエッグベネディクト（朝食メニュー）。下はキーライムパイ。様々なレストランがキーライムパイを提供していますが、こんなに背が高くてボリュームがあってフワッフワのキーライムパイはそんじょそこらでは見つからないかも！？大きいですが、軽い口当たりなので結構食べられる量だと思います。持ち帰り箱をもらって後のお楽しみにしても良いですね。他に、シーフードや豆をたっぷり使ったカリブ海を連想させる料理がいろいろあります。

キーウェストの美しさ、そして陽気でのんびりとした雰囲気を感じていただけたのではないでしょうか。紹介したすべてのスポットは、散歩がてらふらっと寄れる位置関係にあります。島に生息するニワトリのように、自由気ままに歩いて、そして時計を気にせずのんびり過ごしましょう。