フィンランド・ヘルシンキで北欧雑貨ショップに行こう!オシャレアイテムに会える店6選
89013views- 住所:
- Unionsgatan 29, 00170 Helsingfors, フィンランド
- 営業時間:
- 9:00~18:00
- アクセス:
- ライトレール駅Hallituskatuより徒歩1分
- 定休日:
- 無休
- 電話番号:
- +358 9 23406120
- 料金:
- 無料
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今回ご紹介するのはフィンランドの首都であるヘルシンキの観光名所!定番のスポットを中心に、教会やイベントホール、ショッピングに最適なストリートまで網羅してみました。おすすめの観光名所ばかりです。お気に入りの場所を見つけてくださいね♪
フィンランドの最大都市である首都ヘルシンキは、人口約63.2万人(2016年時点)で、フィンランド湾に面したビロニエミ半島の南側や島々に広がります。広い道路や公園、緑地が整然とした街並みで、入り組んだ海岸線や水辺の風景も美しく、別名を「北欧の白い都市」「バルト海の乙女」などと呼ばれている北欧を代表する都市の一つです。
ヘルシンキの群島は約330の島があり、週末にはビーチやキャンプで過ごす方も多く、スオメンリンナやピヒラヤサーリなど定期的にフェリーが運行しているので、様々なアウトドアやスポーツを楽しむことができます。
また、19世紀のネオクラシック様式や20世紀の近代的な建築が融合し、建築物、カルチャー、ショッピング街など徒歩でゆっくり見て回れる観光スポットもあり、多くの観光客が訪れます。
日本からヘルシンキヴァンダー国際空港までは、所要時間約10時間、料金は片道約9万円~14万円程度で、時期によって料金が異なります。
ヘルシンキ市へのアクセスは、ヘルシンキヴァンター国際空港が玄関となり、空港から鉄道、空港バス、路線バス、タクシーを利用してヘルシンキ市内へ移動するのが一般的です。
空港からヘルシンキ中央駅までの鉄道は約10分間隔で、利用料金は約750円、所要時間は約30分です。空港到着口から駅までは徒歩で約5分かかりますが、環状線になっているので左回りでも右回りでも先に来た列車に乗ると良いです。ゆったりしたシートで、おしゃれな列車ですよ。
空港バス(フィンエアーシティバス)は空港からヘルシンキ中央駅を走り、約20分間隔で利用料金は約900円、所要時間は約30分です。
路線バス(615番)もヘルシンキ中央駅まで1時間に2~3本間隔ですが、途中に止まるバス停が多いので、料金は約750円、所要時間は約45分になります。
荷物が多いとか、ホテルに直行したい場合にはタクシー(メーター式)を利用すると良いでしょう。所要時間約30分、利用料金は約6,800円程度です。
これらの中では、所要時間も運行間隔も短く、料金も安い鉄道がおすすめです。
ヘルシンキは湿潤大陸性気候で、1月~3月の日平均気温は約-2℃~-5℃、4月~6月約4℃~15℃、7月~9月約18℃~12℃、10月~12月約7℃~-2℃と緯度が高い割には、穏やかな気温です。6月~7月になると白夜の季節で、昼間が19時間にもなり、12月~1月は逆に長い夜が訪れ太陽が昇りません。フィンランドの約3分の1が北極圏なので、秋から冬にかけては寒さが厳しいので、日本の冬のスタイルで防寒対策が必要です。春から夏にかけては涼しい気候ですが、7月には最高気温が22℃位になります。自然散策などや白夜を体験したいのなら、初夏の季節がおすすめです。またオーロラ鑑賞を目的とするなら秋から冬がベストシーズンです。運が良ければ自然美の極致オーロラを数時間鑑賞することもできます。
ヘルシンキ中央駅を起点にして、南西方面と南、北西方面に分けたコースを周ります。
( )は所要時間で、滞在時間は含んでいません。
南西コースは、スオメンリンナ島をメインとして南西方面のスポットを周り、中央駅に戻るコースです。「ヘルシンキ中央駅」→(徒歩約9分)→「ヘルシンキ大聖堂」→徒歩11分→「生神女就寝大聖堂」→(徒歩約7分)→「エテラ港のマーケット広場」→(徒歩とフェリーで約17分)→「スオメンリンナ島」「スオメンリンナの要塞」→(徒歩とフェリーで約17分)→「エテラ港のマーケット広場」→(徒歩約2分)→「エスプラナーディ通り」→(徒歩約9分)→「カンピチャペル」→(徒歩約5分)→「ヘルシンキ現代美術館」→12分→「テンペリアウキオ教会」→13分→「フィンランディア・ホール」このコースで周ると合計約1時間40分です。
もう一つのコースは、郊外の南方面と北西のセウラサーリ島を周るコースです。
「ヘルシンキ中央駅」→(徒歩約20分)→「ラヴィントラかもめ」→(徒歩約14分)→「ロウリュ」→(徒歩とバスで約30分)→「シベリウス公園」→(徒歩とバスで約20分)→「セウラサーリ野外博物館」→(徒歩とバスで約35分)→「ヘルシンキ中央駅」と合計約2時間の所要時間ですが、徒歩とバスでスポット間を移動するコースです。
それぞれ一気に周ることもできますが、ゆっくりと食事やショッピングも含めて、時間をかけて周るのも良いですよ。最低でも3泊以上は泊まりたい、魅力のあるおすすめの街です。
ヨーロッパの中でも北欧は治安が良いということで知られていますが、海外旅行向けの世界各国治安ランキングによると、フィンランドは第7位になっています。日本が第6位ですから、日本並みの治安と考えて良いでしょう。ただし、旅行客などが被害にまったく遭わないわけではなく、観光シーズンには置き引きやスリなどが発生していますので、身の回りには十分注意しましょう。ビュッフェ式のレストランで、椅子にバッグを置いたまま料理を取りに行って戻ったら、バッグを置き引きされていたということも、少なくありません。
またリュックなどを背負いながらショッピングをしていたら、後ろからバッグを開けられ、中から貴重品がスリとられていたということもあります。
グループで一人が注意を引き、他の一人がスリを働くということもありますので、くれぐれも持ち物から目を離さないように気を付けましょう。
ヘルシンキ大聖堂はヘルシンキの中央に位置する教会。かつては聖ニコラウス教会と呼ばれていました。ヘルシンキで最も有名な観光名所であり、市のシンボルとして使われることも。
ドーム状のデザインはカール・エンゲルによるもので、1830年から1852年に改築され、未だまばゆい白さを保っています。屋根には世界最大と言われる12の真鍮彫刻の群像が。
大聖堂はヘルシンキの玄関口こと「ヘルシンキ中央駅」から、徒歩で10分足らずの所にあります。
ヘルシンキ・ヴァンダー空港からヘルシンキ中央駅までも2015年に新路線が開通した為30分足らずで簡単にアクセスできるようになりました。
新路線開通に伴って、乗り継ぎ時間を利用してこの大聖堂だけ観に訪れる人も多いとか。
高台にそびえる大聖堂は、目の前まで行かずとも市内のあちこちからその優美な姿を望むことができます。
ヘルシンキの日差しを浴びて白く輝く姿も美しいですが、夕日に照らされほんのり夕焼け色に染まる姿もまた圧巻です。
聖堂内にも入場可能ですが、平日の昼食頃と日曜午前は礼拝の時間なので一般客は入場不可です。
お気を付け下さい。
生神女就寝大聖堂、あるいはウスペンスキー大聖堂と呼ばれます。味のある赤が美しいこの教会は丘の上に建ち、ヘルシンキの街並みを見下ろすことができる立地。設計はロシアの建築家アレクセイ・ゴルノスターエフ、1862年から1868年の6年をかけて建設されました。
この教会は地下の防空壕を利用して、近隣の暖房に利用する熱を作っているのだそう。この防空壕はもともと第二次世界大戦中に空爆から逃れるために作られたものでしたが、温度変化が少ないという特性を利用して電力会社のサーバが置かれ、周辺の温水暖房を担う場所としても大切な施設になっています。
「生神女就寝大聖堂(しょうしんじょしゅうしんだいせいどう)」という少々不思議なネーミングですが「生神女」はマリア様のことで「生神女就寝は」マリア様の永眠を意味しています。
現地ではもちろん日本語では通じないので、道に迷った時は「ウスペンスキー」という名前で場所を確認してみてください。
生神女就寝大聖堂は北欧最大のロシア正教会です。
西ヨーロッパの教会には足を運んだことがある方も、意外とロシア正教会には行ったことがない方も多いのではないでしょうか。
カトリックやプロテスタントの教会とは少し違った十字架の形や、中のモザイク画など見どころがたくさんありますので、是非違いを肌で感じてみてください。
エスプラナーディ通りはヘルシンキのメインストリート。ポホヨイ・エスプラナーディ通りとエテラ・エスプラナーディ通りの二つの通りと、その間にあるエスプラナーディ公園から成ります。
歴史ある建造物が立ち並ぶ通りには数々のショップやレストランが入っており、夏の過ごしやすい季節にはオープンテラスやアイスクリーム店が賑わい、公園沿いのベンチでくつろぐ人々の姿も見られます。ストリートライブやパフォーマンスも多く、歩くだけでも楽しい通りです。
ポホヨイ(Pohjoisesplanadi)通り沿いには観光案内所もあり、平日は朝9時から、土日は朝10時から営業しています。
ガイドマップや市内観光ツアー申込、ヘルシンキの観光名所や公共交通機関等が無料になるお得な「ヘルシンキカード」等をゲットしたい方は、是非訪ねてみましょう。
通り沿いは街一番の繁華街ですので、休日でも営業しているお店が多いです。
フィンランドは、土日はしっかり休む店が多いので、うっかりするといざ観光に繰り出してみたら「どこもお店が開いていなかった…」なんてことも。
そんな時は是非エスプラナーディ通りへどうぞ。
開いている店も多いですし、いざという時はスーパーやカフェで買ったフィンランド名物のシナモンロールやカレリアンパイを持って公園内でピクニックをしても素敵な旅の思い出になると思います。
テンペリアウキオ教会は岩の中にあることで有名な教会。円盤のように見えるのは教会の屋根の部分です。第二次世界大戦によって建造計画は中断されましたが、1969年、スオマライネン兄弟によるデザインで完成しました。
大きな岩をくり抜き、屋根をガラス張りにすることで光を取り込んでいます。教会の中は岩肌がそのまま壁として使われていて、音響効果に非常に優れているため、コンサートホールとしてもよく使われるそう。内部にはシンプルながら厳かさを感じさせる祭壇、大きなパイプオルガンが。普通の教会のような鐘はなく、スピーカーから鐘の音が流れるようになっています。
ヘルシンキ中央駅からテンペリアウキオ教会までは徒歩で15~20分。
前述のヘルシンキ大聖堂や生神女就寝大聖堂、エスプラナーディ通りとは逆方面にありますので、街歩きをする時は行く順番にお気を付けください。
こちらも日曜の午前中は礼拝中の為、一般の来場者の入館はお昼頃からとなります。
岩でできた石の教会といえば、軽井沢にある「石の教会」を思い出す方もいらっしゃいますでしょうか?
テンペリアウキオ教会も「石の教会」に似て、岩とガラスの織り成す隠れ家のような独特の神秘性がなんとも印象的な教会です。
無料でコンサートなどが行われていることもあります。
その一方で、音響効果があまりに良い為、ツアーバスが2、3台到着するととたんに街中以上の騒々しさになることもあります。
朝方の方が教会内は静寂に包まれており、落ち着いてのんびりできるのでおすすめです。
ヘルシンキ現代美術館、『キアズマ』。フィンランド・ナショナル・ギャラリーの所蔵作品のうち現代美術作品を中心に展示しています。流線形の洗練されたデザインはアメリカのスティーヴン・ホールによるもので、1992年に行われた建築設計競技において勝利し選ばれました。開館は1998年。
ヘルシンキ中央駅のほぼ隣に位置していますので、滞在時間が少ない方や雨の日、極寒の冬のレジャースポットとしてもオススメです。
解釈が難しい難解な物も多いですが「これぞ北欧」といったビビッドカラーかつモダンなデザインの数々に触れていると、自然と自分のセンスも一段アップしたかのような気持ちになります。
1階にある「Kiasma Café(キアズマ・カフェ)」も北欧テイスト満点でおすすめ。
土日も営業しており、ホームページから席を予約することも出来ます。
お土産物店も充実しており、美術館ロゴの入ったエコバッグ・スケッチブッグや消しゴム、ペンなどは1,000円以下で気軽に購入可能なので是非手に取ってみてください。
フィンランディアホールはトーロ湾沿い、公園の中にあります。白亜という石灰石を使った、美しい白が印象的なコンサートホール。1971年、フィンランドにおける建築の巨匠、アルヴァ・アールトの晩年の作品です。優れた音響効果をもつホールは1700人を収容でき、会議室などもあるので様々なイベントに利用可能。
アールトがデザインした家具やランプが並ぶロビーからは、トーロ湾を望む美しい景観を楽しむことができます。
デザイン関連に普段あまり馴染みがない方も、フィンランド・ヘルシンキ旅行を計画した瞬間から自然とこの「アルヴァ・アールト氏」の名前を目にする機会も増えることでしょう。
彼はフィンランドが生んだ20世紀を代表する建築家・デザイナーで、ヘルシンキ市内では街のいたる所で彼の作品に出会うことが出来ます。
特に日本人に有名なのが、映画「かもめ食堂」のロケ地として有名なアカデミア書店の中のカフェ「カフェ・アールト(Café Aalto)」です。
エスプラナーディ通りの老舗デパート ストックマン(Stockmann)の隣にあり、映画ファンおよびアールトファンは必ず足を運ぶ聖地!
日本人観光客が多い為、最近では日本語のホームページも開設され、さらに足を運びやすくなりました。
アールトゆかりの地は市内にまだまだ沢山あります。
是非色々探してみてください。
エテラ港(後程詳しくご紹介します)から日帰りで簡単に渡ることのできるスオメンリンナ島はヘルシンキで2日以上時間が取れる方には是非足を運んで欲しいヘルシンキきっての観光スポットのひとつです。島のハイライトはなんといっても1748年に出来たスオメリンナ要塞(後程詳しくご紹介します)ですが、要塞以外にも見逃せないスポットがたくさんありますよ!エテラ港からフェリでー約15分の船旅は波も穏やかなので、1年中気軽に行くことができます。特に季節の良い頃はピクニックをする為にやってくる地元っ子がたくさん!地元民に混じってレジャーシートの上で読書や日光浴を是非楽しんでみて!
島にはカフェやレストランもたくさんあるので手ぶらで行っても十分満喫できるでしょう。特にロシア統治時代の建物を利用したレストラン・スオメンリンナ・パニモ(Ravintola Suomenlinnan Panimo)は観光ガイドでもしょっちゅう紹介される人気店。英語のホームページもあるのでフィンランド語が分からなくてもリラックスして食事を楽しむことが出来るでしょう。醸造所としても名高く、地ビールを飲みにくる地元民も多数います。フィンランドのビール文化の歴史はここから始まったという人も多い程、有名なので是非チェックしてみてください。ヘルシンキの街中よりも古い街並みが残るスオメンリンナ島は必見です。
ロウリュをご存知ですか?名前は知らなくともロウリュは日本人にはとってもなじみ深く、そしてありがたい存在でしょう。…そう!ロウリュとはフィンランド式のサウナのことです。日本のサウナよりちょこっとだけ低温の80度前後に保たれた室内でゆっくりくつろぐロウリュはフィンランド人が大好きなアクティビティ。自宅にロウリュを設置しているフィンランド人も多く、それ以外ではホテルなどでも体験することが出来ます。
ロウリュとはフィンランド語でサウナストーン(熱したサウナ用の石)に水をかけた際に出る「水蒸気」のこと。その名の通り上の写真のように中央にサウナストーンの置かれた室内で、高温の水蒸気をつくり、身体を芯から温めます。
上の写真はオーストリアのラディスにあるスパホテル内のサウナです。サウナ文化はアジアだけではなくヨーロッパ、中でも北国では古くより愛されていて、オーストリアやお隣のドイツ、そしてフィンランド以外の北欧でも人々の生活に寄り添っています。
その中でフィンランド式のサウナは室内でゆっくりくつろぐスタイルが日本式に近いので、日本人にもなじみやすいと思います。
伝統的なフィンランド式サウナは男女別で裸で入る、かなり日本式に近いスタイルなのですが、ホテルに併設されているようなものや、ヘルシンキの街中にあるような施設は男女混浴で水着を持参して入るところが一般的です。水着は現地で5000円以下で買うことが出来ますが、もしご興味のある方は日本から水着を持参すると安心でしょう。
ヘルシンキ旅行で地元っ子に混ざって異国情緒を存分に味わいたい!という方に是非足を運んでいただきたいのがこちら、エテラ港のマーケット広場こと「Kauppatori(カウパットリ)」です。スオメンリンナ島行きのフェリーも発着するエテラ港(Etelaesatama)に面した広場は、色とりどりのテントや果物、野菜、雑貨に彩られ、一日中とても華やか!見ているだけで思わずうっとりしてしまいます。
場所はヘルシンキナンバーワン観光名所の「ヘルシンキ大聖堂」のすぐ目の前。飲食店もたくさん軒を連ねていて、ベンチやテーブルを完備している店も多いので、買ったものをその場で頂くことも出来ます。
上の写真は野菜・果物を扱うお店。エテラ港のマーケット広場ではこのお店のようなオレンジの屋根が飲食を扱うお店のトレードマークなので、はらぺこの方はこの色のテントを目印に向かうと良いでしょう。逆に白いテントは雑貨屋さんが中心。マグネットやスノードームといった定番土産は空港などで買うよりも安く手に入るので気になる方は是非そちらも覗いてみてください。
なお、お店は基本的には現金でのやりとりが中心。クレジットカードは使えないことが多いので、朝からマーケットに行く予定の方は前日までに少し小銭を多めに用意しておくと安心です。フィンランド語しか通じない店も多いですが、それでも店員さんの穏やかで朗らかな笑顔に癒されることでしょう。
スオメンリンナの要塞はスオメンリンナ島のハイライト!ここを訪れる人の多くがスオメンリンナの要塞見学を楽しみにしていることと思います。
時は1748年、スウェーデン王国によって統治されていたフィンランドで、アウグスティン・エーレンスヴァルドの指揮によりこの海上要塞の建設が始まりました。そして2年後、完成した要塞は「スヴェアボリ(Sveaborg・ スウェーデンの要塞の意味)」と名付けられます。
その後、要塞はロシア軍の占領時代を経て、1918年にスオメンリンナ(スオミ・フィンランド人の城塞の意味)に名称変更。1973年には民政下に置かれ、1991年に見事ユネスコの世界遺産に登録されました。
こちらが要塞の中の様子です。スオメンリンナの要塞は個人で巡ることも出来ますが、より深く理解したいという方は日本や現地にてガイドツアーを手配すると良いでしょう。もちろん当日空きがあればスオメンリンナ島内にあるインフォメーションセンターでもガイドツアーの手配をすることは可能です。
個人で巡る方は、要塞の随所にある青の看板が目印!なんと、この看板づたいに歩くと約1.5キロの歴史探訪ができちゃいます。途中途中には説明ボードもあるので、それらを見ながら周辺情報や要塞の歴史について学ぶことができます。真冬でもアクセス可能。世界的にも珍しい史跡に足を運んでみてはいかがでしょうか?
「ラヴィントラかもめ」と聞いて「ハッ」とした方は映画通なハズ。そう、ここは映画「かもめ食堂」の舞台となったレストランなんです。もともとは「Kahvila Suomi(カハヴィラ・スオミ)」という名前で営業していたものが、2016年5月より内装も一新し「ラヴィントラかもめ」という名前にリニューアルされました。
1年中多くの観光客で大賑わいのラヴィントラかもめ。特にヘルシンキを訪れた日本人はほとんどが訪れるというのだから驚きです。
おにぎりやお惣菜といった「和食」メニューも充実していながら、北欧情緒もたっぷりの何とも不思議な店内。映画の主人公になった気分で是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
こちらがお料理の様子です。日本食のエッセンスが入ったフィンランド料理はどれも絶品!また、ちゃんとヘルシンキならではのフード・ドリンクメニューも頂くことができますのでご安心ください。
写真はヘルシンキ名物のシナモンロール(Korvapuusti)。横に添えられたカモメモチーフの紙ナプキンや和食器を彷彿とさせる陶器のお皿がなんとも素敵ですね。
ラヴィントラかもめはお料理もさることながら店内の調度品やカトラリーなどもとっても素敵なんですよ!お店に立ち寄った後は思わず同じものを買いたくなってしまうかもしれません。月曜~金曜はランチOK。土曜日はディナーのみの営業で、日曜日はお休みなのでお気を付けください。
シベリウス公園はヘルシンキ中央駅から少し離れた場所にあるものの、それだけ中心地からの喧騒を忘れさせてくれる長閑なスポットです。公園はとても広く、中には有名なカフェ「Cafe Regatta(カフェ・レガッタ)」などもあります。
そして有名といえば忘れてならないのが上の写真のモニュメント「The Sibelius Monument(Uusimaa)」です。無機質な色と素材で作られたとにかくダイナミックなオブジェ。実際目の前にするとかなりの迫力があります。
いくつにも束ねられたパイプは下から覗き込むとまた美しく、360度見る角度によってどんどん新しい表情を見せてくれます。
シベリウス公園には遊歩道やベンチもたくさんあり、犬の散歩やジョギングなどをする地元っ子もたくさんいます。冬が長く、そしてとても寒いヘルシンキでは短い夏をおもいっきり楽しむのがお約束!特に夏至の頃は23時を過ぎてもうっすら暗くなる程度なので、平日でも食事を済ませた後に公園に出かけ、上の写真のようなベンチでホッと一息ついたり、芝生で読書などを楽しむ人が多いです。観光客の皆さんもヘルシンキ中央駅周辺のスーパーでサンドイッチやパンなどを買って公園までお散歩し、芝生やベンチでデリを楽しむのもオススメ!物価の高いヘルシンキでリーズナブルに絶景ランチを楽しめちゃいますよ!
野外博物館という響きに「ワクワクが止まらない!」という方も多いのではないでしょうか!?ここ、セウラサーリ野外博物館は1909年に創られた、まさに「屋外(野外)」全体が博物館の素敵なスポットです!
17~20世紀にかけて実際に使われていた民家や教会お店などが島内に移設されていて見事な博物館を構成しています。その姿、ちょうど日本でいう明治村や日光江戸村…といったところでしょうか。ヘルシンキ中央駅からバスで20分程と少々郊外にはなりますが、是非新しいヘルシンキの景色を見に足を運んでみてはいかがでしょうか?建物も素敵ですが、自然もたくさんありのんびりするのにももってこいです。
セウラサーリ野外博物館はセウラサーリ島の中にあります。ただ、「島」といっても本土から架かる橋を使えばあっという間にアクセスすることが出来ますよ!
島内は有料なので入口でチケットを買って中に入りましょう。上の写真は昔実際に使われていた粉ひき風車の様子です。その他にもバラエティ豊かな17~20世紀の建物がたくさんあり、インスタ映えもばっちりですよ。
島内は「国立公園」としての顔もあるため、フィンランドの自然を堪能したい方にももってこい。珍しい北欧ならではの植物やフィンランドでしか見ることの出来ない風景も次から次へと眼前に飛び込んできて人々を魅了してやみません。
カンピチャペルはフィンランドの「首都」「ヘルシンキ」「街の中心地ど真ん中」の3拍子揃った一大繁華街の中に突如現れるモミの木でできた巨大な舟形の建物です。
ガイドブックなどで紹介されることも多いので、あらかじめチェックしていた人は実物を前にそのスケールの大きさにハッとさせられることでしょう。
逆に、初めてこれを見た方は100パーセント「チャペル(礼拝堂)」だとは気付かないと思います。
窓のない陶器のような花瓶のようなつるんとした不思議な建物はフィンランドアートの象徴!カンピショッピングセンターのすぐ横にあり無料で入ることが出来ますので是非外観だけでなく中からの姿もご堪能ください。
カンピチャペルは現役の礼拝堂ゆえに中は観光客向けに整備されていないので、朝の早い時間に訪れるのがゆっくり見学出来て良いでしょう。
入口を抜けるとまもなく礼拝堂へ。天井から差し込む陽の光が周りのベージュの壁に反射して、得も言われぬ神聖な気持ちになります。そして、灯されるキャンドルのあかり、驚くほど静かな屋内の空気感に誰もが心洗われることでしょう。それもそのはず、この教会は毎日の暮らしの中でふっと疲れた時に訪れて、音のない静寂の中に身を委ねることで気持ちを落ち着けられるようにと建てられたものだからです。
シンプルな佇まいの中にも人のぬくもりが随所に感じられる建物はヘルシンキきってのマストスポットです。
二十代。ヨーロッパ在住でしたが、現在は主に日本国内を旅行しています。
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