京都・清水寺周辺で行くべき人気観光スポットおすすめ6選

全国には周辺の土地の地主神を祀る地主神社はたくさんありますが、その中でも特に有名なのが清水寺の「地主神社」。特に縁結びにご利益があるとされており、特に若い女性やカップルから絶大な人気を誇ります。縁結びの神様の他にも、撫でてご利益にあやかる「撫で大黒天」や一願成就の「おかげ明神」が祀られています。

境内には「恋占いの石」と呼ばれる一対の石が並べられており、目をつぶって石から石に辿り着ければ、恋が成就するとされています。是非皆さんも試してみてくださいね！

高台寺方面から清水寺へと続く参道にあるのが「産寧坂」。別名「三年坂」とも呼ばれています。高台寺にほど近い二年坂の石畳から約100mの石畳の道を指しており、京都ならではの風情を楽しむことができる重要伝統的建造物群保存地区です。周辺にはたくさんのお土産屋さんやカフェがあるので、清水寺からこの後ご紹介する寺院への通り道に是非この道を通ってくださいね☆

昼と夜では雰囲気が全く異なり、また季節によっても表情が変わります。三年坂で転ぶと不吉なことが起こると噂されていますが、これは和歌山県の「三年坂」の言い伝え。京都の三年坂とは直接的な関係があるのか定かではありませんが、できる限り転びたくはないですよね(笑)

清水寺から徒歩約20分にある「建仁寺」。臨済宗建仁寺派の大本山のこちらは京都最古の禅寺です。祇園の街の中心にあるのですが、その庭の美しさは驚くほど。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめます。現物は京都国立博物館に展示されていますが、世界的に有名な俵屋宗達の「風神雷神図」を所持していたのはこのお寺。建仁寺で展示されているのは複製画ですが、美しい庭と共に是非見ていただきたいポイントです☆

建仁寺創立800年を記念して描かれた「双龍図」も見逃してはいけないポイントです。108畳という壮大なスケールで天井に描かれています。躍動感のあるこの龍は見ているだけでもかなりの迫力！「風神雷神図」と共に是非見てくださいね☆

清水寺から徒歩約15分にある「高台寺」。かの豊臣秀吉の妻である寧々が亡き夫を偲び建立したお寺です。先ほどご紹介した建仁寺の末寺に当たるのですが、ライトアップが行われる夜間の特別拝観が年に数回開催されるので、筆者の個人的見解では本家よりも知名度が高い気がします。

年に数回行われる夜間特別拝観の中でもイチオシなのは紅葉のライトアップ！期間は10月初旬から12月初旬ですが、紅葉が最も色づく11月中旬からは本当に綺麗☆紅葉が池に映し出された姿はどこからが水面なのかわからなくなってしまうほどで、幻想的なひと時を過ごせます。秋のデートスポットとして特に人気のスポットです♡

清水寺から徒歩約20分にある「八坂神社」。平安遷都より前からこの地にある歴史深い神社です。京都の夏の風物詩の祇園祭はこの八坂神社のお祭りで、西暦869年の疫病流行の際にこの神社で祈祷をしたことに起源します。日本神話でヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトとクシナダヒメノミコトの夫婦神として祀り、夫婦円満にご利益があると言われています。また末社にも蛭子神や美容神など、位の高い神様が大勢祀られています。

敷地内には「美御前社（うつくしごぜんしゃ）」という3人の絶世の美女神が祀られています。社の前には「美容水」と呼ばれる神水が沸いており、ご利益にあやかると身も心も美しくなると言われています。飲まずに2～3滴を肌に付けてお祈りしてくださいね☆

清水寺から徒歩約20にある「知恩院」。浄土宗の総本山で840年以上の歴史を誇る格式の高いお寺です。江戸時代に宗徒であった徳川家康をはじめとする徳川家代々将軍によって豪華な伽藍が建立され、現在の知恩院の様式になっています。敷地内には国宝に指定され日本一の高さを誇る山門や本堂、他にもたくさんの重要文化財が収められています。

歴史の深い知恩院には”鴬張りの廊下”、”忘れ傘”、”抜け雀”等の「七不思議」が伝えられています。写真はその中のひとつである”忘れ傘”…。御影堂正面の軒裏に傘の骨が残されています。当時の大工の左甚五郎が魔除けのために密かに置いた説や、建設された当時にこの周辺に住んでいた白狐が新しい住処を与えたお礼に傘を置いた説などが伝えられています。どのような説にしても、この場所に傘があるのは本当に不思議！是非他の七不思議と共にチェックしてくださいね☆

いかがでしたか？清水寺観光の際に是非立ち寄りたい周辺の人気スポットをご紹介しました。1日あればゆったりと全て回れます！もちろん今回ご紹介した他にも、少し足を延ばせば平安神宮や三十三間堂、西本願寺や東本願寺などの人気観光がたくさん！是非計画的にプランを練って、多くのスポットを巡ってみてくださいね☆