島根の国宝松江城!見学の前に知っておきたいみどころ

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島根県松江市の市街地に堂々と建っている城「松江城」は、国宝としても知られている有名な城です。しかしどこがそんなに貴重な存在なのか、よく知らない人もいるのでは?そこで今回は松江城を見学する前に知っておきたい見どころを6つご紹介します。松江城の魅力をご覧ください!

①大手門跡付近(巨大石垣と太鼓櫓)

出典: www.jalan.net

最初にご紹介するのは松江城の正面口にあたる大手門周辺です。今はまだ完全な復元はされていませんが、歴史的資料が集まり次第復元がおこなわれるとのこと。大手門があった場所に今残っているのは石垣のみですが、昔の姿を想像するとお城に入る前から楽しくなりますね。
正面に見えるのは大手門に先立って復元された太鼓櫓です。

②櫓(やぐら)3棟復元

堀に面した石垣の上にあるのは櫓と呼ばれる建造物です。先ほどの太鼓櫓は太鼓を打って時を知らせる役割をしていたもので、右手の中櫓は「御貝足蔵」ともよばれていたもの。
こちらは二の丸という場所にあり、以前は上の2つの櫓のほかに御門・東の櫓・南櫓・御月見櫓もありました。

この二の丸は明治8年に解体されたまま姿を消していましたが、平成13年の修復によって、上の太鼓櫓と中櫓、そしてこちらの画像の右手に映っている南櫓の3つが復元されました。
これで大手門が復元されるとさらに江戸時代の雰囲気を感じることができるスポットになりそうですよね。

③松江神社

こちらは敷地内にある松江神社。松江市西川津町楽山にあった松平直政を御祭神とする楽山神社と、松江市西尾町にあった東照宮をあわせて遷座した神社です。場所は二の丸の中に位置しています。
社内には板絵三十六歌仙図額や蒔絵手箱勝軍木庵作など貴重な品々が保管されているのだそう。

松江城や城下町にはときどき武者姿とした「松江武者応援隊」があらわれます。この応援隊は「松江開府400年祭」の際に手作りの武者姿で参加した人たち。今後この武者行列が松江の文化として残っていくように活動しているのだそうです。
ときにはこの画像のように藩主松平直政に武者たちがお参りする姿も見られます。

④松江城天守

次にご紹介するのは松江城の顔といってもいい存在の天守。こちらの天守は江戸時代中期に行なわれた大改修の際に、修繕がおこなわれて今の姿になったといわれています。

出典: www.jalan.net

天守の上部には望楼式があり、360度松江の街を見渡すことができます。遠くに見えるのは宍道湖。近代的なビルと緑、湖という松江の今の魅力を一望にすることができるおすすめスポットです。

出典: www.jalan.net

天守の中には戦国時代や江戸時代を生き抜き、今に伝わる調度が置かれています。こちらは地下にある貯蔵倉庫の様子。昔のお城には籠城に備えていつも食料や飲料水が貯蔵されていました。

⑤馬洗池

馬洗池はその名の通り馬を洗うために使われていたといわれている池です。また籠城の際には飲料水として使用することも想定されていたという話も。こちらの池の近くには「ギリギリ井戸」という不思議な井戸の跡もあるので、ぜひこちらも見学してみてくださいね。

⑥城山稲荷神社

松江城には松江神社のほかにもう1つ神社があります。それがこちらの城山稲荷神社。境内にはたくさんの赤い鳥居が置かれていて、それをくぐって階段を上がっている様子は異世界に入り込むような不思議さがあります。
こちらの神社の中には大小さまざまな石狐がたくさん。

松江城
住所:
島根県松江市殿町1-5
電話番号:
0852-21-4030
アクセス:
JR山陰本線「松江駅」からバスで約10分
公開時間:
<4月-9月>7:00~19:30、<10月-3月>8:30~17:00
休業期間:
なし
入場料:
大人560円、小中学生280円、外国の方は大人280円、子供140円

松江城のおすすめスポットをご紹介しました。お城見学というと天守がメインになってしまいがちですが、松江城跡地には散策におすすめの小道が整備されています。散策をしながらお城の歴史やそこに住んでいた人々の姿に思いをはせてみてはいかがでしょうか?

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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