フィジー基本情報 【ビザ・大使館・税関編】

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南太平洋に浮かぶ美しい島国、フィジー。一度は訪れたいリゾート地の代表にもあげられる憧れの観光地です。そんなフィジーを旅するなら、ビザは必要?持ち込み制限はある?などの疑問に答えてみました。

フィジー旅行にビザは必要?

日本のパスポートを所持していて、観光目的でフィジーを訪れる場合、4か月以内の滞在であれば、ビザの取得は不要です。ただし、入国の際に帰りの航空券が必要となりますので、手元に用意しておきましょう。

パスポートについて

フィジーに入国するためには、パスポートの有効残存期間が6か月以上あることが望ましいとされています。旅行前にしっかりと確認しておきましょう。

税関について

検疫が厳しいフィジー

フィジーは、入国が厳しい国としても知られています。周囲を海に囲まれ、リゾート地でもありながらなぜ?と思われるかもしれませんが、それはフィジーの検疫が、「世界一検疫が厳しい」ことで知られるオーストラリアの指導を受けているからなんです。

持ち込みが禁止されているものは、動植物、チーズを含む酪農製品、卵製品、缶詰でないすべての肉類、果物、機内で消費しなかった食料品などのほか、土も対象となります。フィジー以外の土地で生産・栽培されたものは、基本的に持ち込みできないと思っていた方がいいようですね。

泥や植物が付いた靴なども当然、持ち込みが出来ません。ゴルフバッグをお持ちの方などは、特にご注意ください。

持ち込み制限

【タバコ】250本もしくは葉巻250g以内
【アルコール】2.25L以内(17歳以上)
【その他】フィジー通貨にしてFJD400.00までの所持品
検疫が必要なものを持ち込む場合は、空港に税関カウンターで税関・検疫申請書を提示します。申告に虚偽があると、400フィジードルの罰金が課せられますので、注意しましょう。

税金について

フィジーでの買い物では、VAT(value-added tax)商品付加価値税9%が掛かります。500フィジードル以上の買い物をした場合、トータル金額の15%の税金を、出国時に還付してもらえる制度があるので、ぜひ利用しましょう。

VATの還付方法

まずは商品を購入したお店で、免税書類の作成をお願いしましょう。帰国の際にその書類を空港のVAT返金カウンターに持参して手続きをします。その際には、パスポート、搭乗券、未使用の商品が必要。手続きをする前に商品のパッケージを開けてしまうと無効になってしまうので、注意してくださいね。

在フィジー日本国大使館

フィジー観光局の隣にある「在フィジー日本国大使館」。旅行中にトラブルに巻き込まれたり、パスポートを無くしたりした場合は、まずこちらに連絡をいれましょう。

在フィジー日本国大使館(Embassy of Japan in the Republic of Fiji)
住所:
G.P.O.Box 13045, Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva
電話番号:
679-330-4633
開館時間:
8:30~13:00、14:00~16:30
アクセス:
ナウソリ空港から車で約40分
休館日:
土日祝

まとめ

フィジーのビザ・大使館・税関についてまとめてみました。ビザなしで4か月まで滞在が可能なフィジー。入国審査は少し厳しいので、申告がある場合はしっかりと事前準備をして、南の島のバカンスを楽しんでくださいね。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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