【鹿児島】カップルや子連れにおすすめの家族風呂10選!日帰りもできる貸切風呂をご紹介
366002views- 住所:
- 鹿児島県垂水市牛根境1338
- 電話番号:
- 0994-36-2063
- アクセス:
- 加治木駅から車で30分
鹿児島の焼酎を紹介します。鹿児島の焼酎は芋がメインですが、麦も作られ、また奄美諸島では黒糖が使われるなど多種多様です。いわゆる入手困難なプレミア焼酎を含め鹿児島の焼酎のおすすめを厳選しました。香り・味の特徴を意識ながら、好みを探して下さい。
鹿児島には多くの芋焼酎があります。3Mと称されるレアなプレミア焼酎を筆頭に、芋焼酎の臭みを排除して飲みやすさを追求した焼酎、あるいはあえて芋らしさを残した焼酎など、いろんな飲み手を意識した芋焼酎があります。また鹿児島の奄美地域では黒砂糖を原料にした黒糖焼酎も作られています。入手困難銘柄から気軽に手に入れられる美味しい焼酎まで、鹿児島焼酎を15アイテム厳選しました。解りやすいランキング形式で紹介します。
森伊蔵は、鹿児島を代表する焼酎です。垂水市に蒸留元がある、レア焼酎の王者とも言える銘柄で、入手が困難とファンの気をやきもきさせます。特徴は亀壺仕込みにより生産。また、伝統的な芋焼酎特徴でもあった「芋臭さ」を極力除去した、まろやかな味わいがレアな焼酎のポジションを築いたといえます。またフランス元大統領のジャック・シラク氏が大好きな酒としても有名です。入手方法は電話での受付となっており、そこから抽選により選ばれるということで、0.2パーセント程度の厳しい当選確率。そんなことから中々の飲む機会も少ない銘柄ではありますが、日本航空のファーストクラスでは通年提供。つまり思い切ってファーストクラスでの搭乗を検討すれば、このプレミア焼酎が無料で味わえます。
森伊蔵を蒸留している森伊蔵酒造は、1885年創業で、鹿児島県垂水市にあります。鹿児島市内から錦江湾を時計回りに海岸線を周回すると存在し、また桜島を経由するとより早く到着します。名前の由来は4代目当主の名前から付けられました。蔵見学は残念ながら行われず、会社に行っても入手できない状況です。ただ外観から建物を眺めることはできますので、錦江湾一周や桜島もドライブをする機会があれば立ち寄るのも楽しいところ。正規ルートでの販売価格は少し高めの焼酎という程度の価格ですが、闇ルートなどで取引されることも多く、そうなると数万円と驚くほどの高値で売買されます。あまりにもプレミア感が付いてしまった弊害ともいえる状況なので、困難は伴いますが正規ルートで購入しましょう。
魔王もプレミア焼酎として有名な銘柄です。錦江町にある白玉醸造で販売しています。米麹(黄麹)を使った芋焼酎で、アルコール度数が25度とやや低めなのも人気の秘訣。また命名にもこだわりがあり、熟成時に蒸発によって、焼酎が失われますが、これを天使の取り分に見立て、その天使を誘惑し、魔界に酒をもたらす悪魔にちなんでつけられました。この芋焼酎も「芋」の臭みがなく、黄麹がもたらすフルーティが甘みがあるということで人気があります。また天使の取り分運云々に関する熟成行程が入っているため、トゲトゲしさを感じません、そんな焼酎はメディアの影響で一気にレア焼酎の仲間入りをしてしまいました。森伊蔵までの困難性まではいかないものの、正規料金の数倍で売買されていることには変わりありません。
さて、プレミア焼酎の魔王を蒸留する白玉醸造は、他にも楽しめる焼酎があるので、魔王に挑戦する前にそれらのプレミア感がまだ低い焼酎から入ってみるのも良いかもしれません。例えば元老院という焼酎も醸造していますが、こちらもおすすめで定価で入手可能。特徴は麦と芋をブレンドしたものを長期熟成しました。軽やかで香ばしい麦焼酎と甘くてふくよかな芋焼酎の良いとこどり。バランスよくブレンドしたものを樫樽で長期熟成しましたから、そのまろやかさは魔王と同じような良さになります。色も焼酎というより和製ウィスキーとでもいえ、甘い香りや広がりある風味が味わえます。飲み方はロックやストレートがおすすめで、お湯で割るとサツマイモの香りが漂います。また梅酒も販売しており、こちらもプレミア感がありますが、焼酎が苦手な人にはおすすめです。
村尾は、薩摩川内市で芋焼酎を醸造しており、プレミア焼酎の一翼を担います。前述した、森伊蔵、魔王と合わせて3Mと呼ばれ、この3Mを制覇するために頑張る愛飲家も多いほど。そんなプレミア焼酎でもある村尾は醸造量も少ないため、人気が出るとプレミア焼酎として売買されるようになりました。森伊蔵と同じ亀壺仕込を採用し、ナチュラルは発酵が味のバランスを良くし、嫌な芋の臭みではなく心地よい芋の香ばしさが、人気の飲みやすい焼酎となりました。また黄金千貫芋を使っています。またプレミアム焼酎の仲間入りをしても乱れることなく、手間をかけて製法を守り続けています。市場に出回ると価格が高騰しており、万単位で売買されています。そんな中一部の特定販売店では、定価販売。全日空の国際線ではファーストクラスで村尾を無償提供しており、村尾が定価で機内販売されています。
村尾酒造は薩摩川内市の山間にひっそり存在しており、現代は4代目が担当しています。実は村尾が誕生する前の主要銘柄は薩摩茶屋というブランドでした。これは醸造所の近くに薩摩藩の御茶屋敷があり、そこから名づけられました。この御茶屋屋敷にはかつて西郷隆盛も立ち寄っており、その際に焼酎蔵にも立ち寄ったという伝説が残っています。村尾と比べると定価で入手しやすい薩摩茶屋は、米麹が違うだけで、基本の蒸留方法は同じなので、まずはこちらから試してみてみるのも良さそうです。味わいは壺貯蔵により柔らかな芋の甘みが感じられるので、飲みやすいです。そんな村尾酒造は一般の蔵見学はできませんが、ごくまれに見学している情報などがありますから、取引している特約の酒屋さんなどに相談する価値はあるでしょう。
伊佐美(いさみ)は、鹿児島県の伊佐市で焼酎を醸造しています。伊佐美はプレミア焼酎の元祖と言われ、昨今のブームが起きる前からツウの間では人気を表します。芋焼酎と言えば白麹を使うのが当たり前だった時代に、黒麹を利用。芋焼酎の臭みのないバランスの良い濃厚な焼酎が多くの人の支持を受けてきました。そしてこの焼酎はラベルが良いのも特徴。特にプレミア焼酎では、筆で銘柄だけを書いているシンプルなものが多い中で、伊佐美については、背景の図柄もレトロ感があってみていて楽しい気持ちになります。黒麹によって引き出されたサツマイモの香ばしさを持つこの伊佐美の飲み方はロックやストレートがメインですが、お湯割りでも結構いけます。元祖プレミア焼酎ですが、3Mと称される銘柄と比べれば良心的な価格で売買されているのもうれしいところです。
料金的にも比較的安心なのでプレミア焼酎を試したい時にはイチオシの伊佐美ですが、ゼリーも販売しており、伊佐美の味がすると評判です。そんな伊佐美を製造しているのは、合資会社甲斐商店。場所はえびの市の西、出水市の東に位置します。創業は明治32年です。大口商店街にあり店舗の後ろに工場がありましたが、区画整理のため郊外に移転。そんなこともあり工場見学などは行っていませんが、お店の方に足を運ぶのが良いでしょう。ただ今でもプレミア焼酎という位置付けのため定価では抽選で販売しており、店に行っても置いていないことが多いので注意してください。それを踏まえても直営のお店は味わいある雰囲気なので近くを通るときにはぜひ立ち寄りたいところ。正面に見えるラベルの図柄もいい味を出しています。
八幡は、南九州市で常駐している芋焼酎です。プレミアム焼酎の扱いを受けていますが、既存の物とは一線を画しています。一般的なプレミア焼酎は芋焼酎の個性強い「芋臭さ」を抑制し、他の香りや味わいでファンを増やしました。しかし八幡はむしろこの芋の臭みを前面に出した焼酎で、昔ながらの芋焼酎ファン、彼らに言わされればプレミヤ芋焼酎に「物足りなさ」を感じるような人たちから、熱狂的な支持を受けています。特に「ろかせず」は、焼酎の行程のひとつである「濾過」を省きました。そのため雑味や不純物が入りますが、それと同時に濾過することで失われる芋本来の風味が残ります。たとえていうなら既存の焼酎が、精米した白米で、ろかせずは何もしない玄米であるかのよう。だからこそ本当の芋焼酎ファンからの支持が熱いのです。
八幡ろかせずを醸造しているのは高良(こうら)酒造で、薩摩半島の真ん中にあり、近くには麓川、永里川、そのふたつが合流して万之瀬川があります。そんな水の多いこの場所は、名水100選にも選ばれるような水が。亀壺仕込を採用しており量産できないこともあり、プレミア焼酎のポジションに落ち着くことになります。また良質のサツマイモが取れ、吟味厳選したものだけを使用。伝統の白麹仕込で、無濾過で作り上げます。アルコール度数が35度と高めなのも魅力のひとつ。そしてこの酒蔵は、原則禁止ですが、事前に問い合わせるなどしてタイミングが良ければ、蔵見学が許されることがあります。特に亀仕込み蔵などはプレミア焼酎の肝となる存在。非常に珍しいその様子を見るだけでも必見と言えます。
佐藤は霧島市にある芋焼酎の銘柄です。日本人の苗字でトップの多さを持つ名前が付いたこの芋焼酎は、プレミア焼酎として扱われるほどの人気があります。特に佐藤・黒と呼ばれている物は人気で、黒麹を使用した芋焼酎。霧島山系のの伏流水を仕込み水に使用し、キレと芋本来のうまみを兼ねそろえました。そして芋の力強さを感じることができます。これは同じ佐藤の白麹仕込(佐藤・白)とも大きく違う味わいを感じます。願わくば飲み比べをしたいほど。またこの焼酎はロックやストレートよりお湯割りに向いていると言います。サツマイモの味の香りが最も出やすいのがお湯割り。普段ロックやストレート(生:き)で飲む人も、騙されたと思ってお湯割りで飲んでみましょう。
佐藤を醸造している佐藤酒造は霧島市にあります。注意しないといけないのは、定番の名前(苗字)のためか、大分や宮崎の蒸留所と情報が錯綜することがあります。特に佐藤焼酎製造場とは間違えやすいです。創業は明治36年で姶良郡加治木町に設立し、加治木酒造協同組合(現国分酒造協業組合)に加盟していたこともありましたが、やがて脱退。独自路線として高い意識と意欲を持って個性豊かな焼酎を作っています。佐藤のほかには「さつま」という銘柄があり、地元の人の厚い支持を集めています。また芋焼酎だけでなく麦焼酎「佐藤・麦」も製造しています。そんな佐藤酒造ですが、蔵見学を行っていますからぜひ参加したいところ、ただし日祝は休みなので注意してください。事前予約制となります。そこで双方の事前打ち合わせの上で見学内容が変わりますから、まずは問い合わせましょう。
鹿児島には、海という名前の芋焼酎があります。これは鹿児島の鹿屋にある大海酒造で製造されています。特徴はその飲みやすさです。ベニオトメという銘柄の芋を使います。これは平成2年鹿児島県の奨励品種に指定されたほどの銘柄。また清酒・味噌・醤油に使われる黄麹を使用しました。割水として垂水温泉水「寿鶴」を使います。これは水溶性ゲルマニウムが一般的な温泉水の100倍以上も含まれており、健康維持にも最適な成分を含んでいます。こうして仕込んだものを低温で発酵。最終的に減圧蒸留して作られました。甘みには余計なクセがなく、代わりに鮮烈と言える香りが特徴。のどごしにも爽快さが残ります。飲み方も自由で、ロック、ストレート、水割り、なんでも合います。芋焼酎の臭みが苦手な女性の支持も熱く、あたかも青い海を飲むかのようにぐいぐい行けます。
海を作っている大海酒造は、昭和50年設立と新しい蔵元で、すぐ近くに海上自衛隊の鹿屋航空基地があります。Webページなどで積極的な啓蒙活動をしており、あらかじめ焼酎と水を混ぜて数日寝かせてから飲む「前割」を、早い段階からおすすめの飲み方として紹介しました。その他にもとにかく「美味しい」焼酎の飲み方を提案し、焼酎の素晴らしさをより多くの人にすすめようとしています。また社名や銘柄名に「海」を冠していることからも分かるように、海を愛している人たちが製造に携わっています。過去には水族館で焼酎の会を催すほどです。そんな大海酒造は蔵見学も可能。見学と試飲ができます。案内表示には英語表記もありますから、インバウンド対応もバッチシです。
白玉の露は白玉醸造が作っている芋焼酎の銘柄です。白玉醸造と言えば、魔王という有名なプレミア焼酎を作っている同じところですが、白玉の露はプレミア焼酎ではないので、比較的容易に手に入ります。むしろ代表銘柄こそが白玉の露で、いろいろな銘柄の中で最も芋らしい焼酎として、濃い味が好きな人の支持を集めています。黄金千貫という芋を原料に伝統的な白麹を使って作った白玉の露。蒸留所では唯一の常圧蒸留酒でもあります。また戦前に活躍した歌人「若山牧水(わかやまぼくすい)」の歌集である「路上」からの一節「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」という部分を引用して名前を付けました。最初は「飲みやすさ」や「臭みのなさ」からまろやかな焼酎を飲み、やがて本格的な「芋」の味を試したいと思えば、ぜひこの白玉の露をおすすめします。
白玉の露や魔王を製造している白玉醸造は、鹿児島県錦江町にあり大隅半島を錦江湾(鹿児島湾)に沿うように南下し、鹿屋を過ぎたあたりにあります。創業は明治37年です。白玉の露は創業当初から存在しましたが、やはり魔王が登場してから一気に注目を集めることになります。白玉の露、魔王の他にも元老院や天誅と言った銘柄があり、この中で焼酎造りにおいて、至誠心を大切にしたいという意味を込めて名付けられた天誅は、米を原料に加えており、サツマイモまろやかさと、米の深い味わいが良いようにマッチしています。白玉醸造は、残念ながら蔵見学などは実施していません。しかし大隅半島を南下する国道沿いに工場がありますから、外観だけは存分に眺められるでしょう。
やくしま三岳は、縄文杉などでおなじみの世界遺産の島、屋久島で作られている芋焼酎です。九州最高峰が屋久島の宮之浦岳で、その横にそびえる、永田岳、黒味岳という3つの山の名前から銘柄の名前が付きました。屋久杉の大木が生い茂る原生林の伏流水を使って仕込まれており、その味わいは上品で芋の香りはほんのりとしています。口当たりも大変良くまた甘みには嫌みがなく、のどごしも大変よく仕上がっています。そんな大自然の恵みを大いに享受した三岳の味わいは、並み居るプレミア焼酎と決して引けを取ることはありません。入手困難なプレミア焼酎よりも手に入りやすい三岳から芋焼酎の奥深さに触れるのも最適。世界自然遺産に思いをはせながら色々な飲み方を試してみてください。
やくしま三岳を醸造している三岳酒造は屋久島にあります。島の東側安房港の近くにあります。創立は昭和33年で、姶良郡にあった栗野酒造を買収する形で新たに設立されました。初代社長は鹿児島県議会議員を務めた人です。三岳以外にも数多くの銘柄を開発しており、やくしま、縄文、屋久の石楠花(しゃくなげ)などの名前があります。その中でも愛子という銘柄は、本来屋久島にある信仰の山「愛子岳」からつけられた焼酎ですが、おりしも愛子様御誕生の際に、当時の皇太子殿下に献上した由緒ある銘柄でもあります。そんな事からレアな焼酎として入手困難となっています。味は愛子の方が芋の香りが強いです。そんな三岳酒造の蔵見学は、電話での事前予約は必要ですが可能です。縄文杉など屋久島観光の際には、ぜひ焼酎蔵見学も加えましょう。
鹿児島の焼酎は芋だけではありません。鹿児島本土から離れた奄美群島では、この地だけ製造が許されている黒糖焼酎を蒸留しています。サトウキビから取られる純黒砂糖を使って作られる黒糖焼酎の香りは芋と違い、糖分らしい甘みが香りに強く感じられます。奄美大島を中心に喜界島などでも作られている黒糖焼酎の最大手で最も有名な銘柄が「れんと」です。奄美の青い海を連想できるブルーの瓶に詰められたれんとは、音響熟成というオリジナリティな方法で作られています。これは貯蔵タンクに音響振動を加えながらゆっくりと熟成を促せるというもの。れんとの名前もゆっくりを意味する「Lento」から由来しています。そんなれんとの飲み口はまろやかになっており、親しみやすい味わいです。芋焼酎に少し飽きた時には黒糖焼酎を試してみるのもおすすめです。
れんとを製造しているのは、奄美大島開運酒造です。1954年に戸田酒造所として創業し、現在は奄美観光ホテルグループの傘下に属しています。小規模蒸留所が多い黒糖焼酎の蔵の中でもここは別格で、2010年にはISO9001を取得しました。れんとのほか、紅さんご、FAUと言った銘柄を製造しています。奄美大島開運酒造では蔵見学を行っています。事前に問い合わせれば、試飲も含めて見学可能。また1月から3月限定で、サトウキビ狩り体験や、サトウキビジュースの試飲なども行えます。ちなみに奄美の黒糖焼酎は、同じサトウキビを原料にしたラム酒とたとえられることがありますが、ラムはしぼり汁や精糖の副産物を使用。それに対して黒糖焼酎は、固形黒砂糖そして米麹を使うところで違います。またすぐ南側にある沖縄の泡盛とも比較されますが、泡盛は米のみを使用している点が大きな違いです。
天使の誘惑という焼酎は、西酒造で蒸留している銘柄です。これは同蒸留所の秘蔵酒とも言える銘柄で、原酒を樫樽・シェリー樽に貯蔵したものです。貯蔵期間は10年ほどで、ウィスキーなどの洋酒のような作り方です。アルコール度数も40度あり、熟成により薄い琥珀色になっていますから、本当にウィスキーのよう。かつて「百年の孤独」という有名な焼酎が評判だった時期がありました。あれは麦で作られましたが、天使の誘惑は芋を用いています。味わいは長期熟成酒ゆえの深みがあり、最初に立ち込める香りは何とも言えない心地よさがあります。まろやかな味の濃さは洋酒を飲んだ時のリッチな気持ちになります。ぜひ至福のひと時をこの焼酎で堪能してください。
西酒造は鹿児島県の日置市に本社を持つ蒸留所で、宝山シリーズを全国展開しました。その宝山シリーズのほかにも個性的な銘柄をいくつも出しており、天守の誘惑の他、麦焼酎の炙麦(せきばく)なども手掛けています。また、自家培養酵母を使用したもろみを蒸留して作り上げた原酒をボトルに詰めて作られた冷凍焼酎万暦も個性豊かな味わい。こちらは濃厚でありながら軽快な飲み口。冷凍庫で冷やして味わえます。さらに2019年には焼酎の技術を使ってクラフト・ジン「尽」を販売開始。麹から造りげスピリッツをベースとして、24種類のボタニカル(ハーブ・スパイス、果皮など)を絶妙なバランスで整えました。こうして作り上げた和製のジンは、爽やかでかつ繊細な味わいに仕上がりました。焼酎醸造所が本気で作ったジンもぜひ味わいましょう。
本格芋焼酎金黒は、鹿児島の芋焼酎の中でも異色の存在です。なぜならば、この焼酎を製造販売している大元がアサヒビールで、蒸留をしている工場がニッカウヰスキーの設備を使用しているからです。そういう意味で鹿児島の焼酎としては微妙なポジションでありますが、原材料が鹿児島県産のさつまいも「黄金千貫」を使用。常圧蒸留で黒麹を投下するなど、造り方としては鹿児島の芋焼酎を踏襲しています。また通常の芋焼酎より、蒸留方法に手間をかけ「芋とろ火焚きの贅沢蒸留」という名前で作られるために、トロリとしたコクがあり後味が透き通る感じです。ちなみに焼酎の大手などとは比べ物にないほどの巨大企業アサヒビールが販売していることもあり、プレミア焼酎とは真逆の存在です。取りあえず芋焼酎を気軽に飲むには、もっとも手にも入りやすい部類に入る逸品です。
本格芋焼酎金黒はニッカウヰスキーで醸造していますが、場所は門司工場。鹿児島ではないのが少し残念ですが同じ九州つながりです。ニッカの蒸留技術、装備を活用しながら量産していることになります。この工場自体は元々大正3年に作られ、鈴木商店の大里酒精製造所としてスタート。合併や名称がいくつか代りながらも工場として稼働し続け、平成18年以降はアサヒビール傘下のニッカウヰスキーの焼酎製造工場となります。ニッカの名前が付いていますが、造っているのは芋焼酎金黒などを醸造しています。残念ながら工場見学は行っておりませんが、レンガ造りのレトロな建物は見ごたえバッチシ。また同系統のさつま司の蒸溜蔵が、鹿児島県姶良市加治木町にありますが、残念ながらこちらも見学不可です。
田苑は、鹿児島県薩摩川内市にある田苑酒造の麦焼酎です。芋ではなく麦で作る焼酎は、日本で最も早く樽熟成を採用しました。そして長期貯蔵で寝かしておくことでウイスキーの様な味わいを作り出します。そして音楽仕込と呼ばれるクラシックの音楽を仕込中に流します。元々BGMとして流していた音楽が最も近いタンクだけ仕込みの日数が早まることを見つけて行うようになり、ベートーベン作曲の田園を流し続けています。そんな田苑のなかでもシルバー25度という銘柄は、3年熟成もの。やさしいフローラルな香りがする焼酎は3年を超える熟成により、作り上げられた厚みと深みを味わいに感じさせてくれます。それでいて熟成系で起こりうる嫌味もなく、すっきり清らかな後味も最高です。
田苑には、シルバーの上位銘柄としてゴールドがあります。オーク樽の中でじっくり3年以上熟成さえて味わいは、バニラのような香りが立ち込めます。そして重厚な味わいにもまろやかさが深みを強調してくれるようです。そんな田苑酒造の源流は、西南戦争の生き残り塚田祐介によるものです。玄米焼酎「つかだ」が作られ、やがて芋焼酎、樽貯蔵への研究がつづけられます。一時は酒類免許の返上を検討するほどにまで、経営的に追い詰められた苦しい時期がありましたが、薩摩酒造の後押しもあり再出発。新しい可能性を求めて昭和54年に田苑酒造として設立されました。田苑酒造では、焼酎資料館を設立しており、焼酎の展示や試飲コーナー、特別売店などを行っております。無料ですから近くに来た際にはぜひ見学しましょう。
あらわざ桜島は、本坊酒造が作っている芋焼酎です。焼酎の他にもウイスキーやワインも手掛けており、酒製造のプロフェッショナルとして、芋焼酎も手掛けています。そしてこの焼酎は、3Mなど名だたるプレミア焼酎でも出来なかったことをやってのけました。それはインターナショナル ワイン&スピリッツ コンペディション2013という酒の世界大会で、芋焼酎で初めて金賞・最高賞トロフィーを受賞しました。生産能力が高いためプレミア感もなく定価で購入できるのがうれしいところ。フルーティな香りがあり、芋の臭さもありません。そのため芋焼酎が苦手だった人も飲めるお酒。かつレアな物でもなく、抽選などせずとも購入できますから、評判と人気がうなぎのぼりです。
あらわざ桜島を蒸留している本坊酒造で、この焼酎を醸造しているのは、知覧蒸留所です。場所は薩摩半島の南の海岸沿いに位置し、枕崎の近くです。ちなみに本坊酒造は、鹿児島の芋焼酎で最も知名度があると思われる、さつま白波と同根企業です。知覧蒸留所の工場見学は残念ながらできませんが、同じ本坊が製造している地ウイスキー「マルスウイスキー」を蒸留している、マルス津貫蒸留所については工場見学可能です。無料で入館でき、事前予約不要で自由見学。また有料ですが試飲コーナーがあり、マルスウイスキーの試飲や販売も行っています。場所は、知覧蒸留所から枕崎市を抜けて北上したところにあります。知覧蒸留所の外観を見学してから津貫蒸留所の工場見学をするのも良いでしょう。
富乃宝山は、西酒造の芋焼酎です。全国的に流通している焼酎で、少しドリンクにこだわった居酒屋などでは見かけやすい銘柄。そのためプレミア焼酎とは真逆の存在です。しかしながらプレミア焼酎のように黄麹を使用し、黄金千貫をベースに作り上げ、飲みやすさで定評があります。バーで飲む焼酎を意識して作りましたから、芋焼酎が苦手な人でも受け入れやすいように工夫されています。そして柑橘系の爽やかな香り、切れの良い口当たりがすると評判も高いです。同じような系統で吉兆宝山があり、こちらは黒麹を使用。芋焼酎の王道ともいえる逸品で、芋の味がお好みの場合にはこちらがおすすめ。さらに白麹の白天宝山もあり、白麹の特徴を備えました。特に吉兆宝山との見比べてみたい逸品です。
富乃宝山をはじめとする宝山シリーズを作っている西酒造は、1845年に創業した老舗の焼酎蔵。現在は8代目となります。創業以来作り続けているのが、元祖宝山シリーズの薩摩宝山です。宝山シリーズの基準ともいえる焼酎で、伝統的な味が特徴。本来の芋焼酎を飲みたい時には、ぜひ飲んでおきたい逸品です。ちなみに薩摩宝山は平成21酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会 総裁賞代表受賞と平成23年モンドセレクション 最高金賞を受賞しています。そんな西酒造は残念ながら現在は一般向けの工場見学は行われておりません。焼酎作りへのこだわりが強く、観光用では受け付けていないようですが、酒屋さんを経由するなど特別なルートで見学できる情報もあります。どうしても見学したい時には情報収集から始めましょう。
鹿児島には本当にいろんな芋焼酎があります。さまざまな味のものがありますから、まずは自分にあった焼酎から選んでください。レアなプレミア焼酎は、入手そのものが困難ですが、味にそん色なくても入手が容易な焼酎も数多くあります。あまりブランド名に振り回されることなく、お好みの味を探してください。いろんな焼酎の中でも芋焼酎は芋の臭みが強烈ですが、慣れてくるとこの強烈な芋の香りと味にハマるという特徴があります。ロックやお湯割りと言った飲み方によっても特徴が変わるものもあります。まずはいろんな種類の芋焼酎を飲んだうえで、お好みの芋焼酎を選びましょう。
鹿児島県の奄美大島の郷土料理「鶏飯」はご存知ですか?鶏飯と書いて、けいはんと読むこの郷土料理は、お米の上に、ほぐした鶏肉、錦糸卵、パパイヤ漬け・島ミカンなどの南国の具材と薬味をのせ、スープをかけて食べる料理です。奄美大島の郷土料理ですが、鹿児島県のお店でも提供されています。今回は、本場の奄美大島と鹿児島県で鶏飯が食べられるオススメのお店を5店舗ご紹介いたします。
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