鹿児島の名物さつま揚げ！ぜひお土産に買ってもらいたいTOP10！

九州の南部に位置する鹿児島県。世界遺産に登録された屋久島や種子島宇宙センターがあり、全国屈指の温泉王国でもあります。特に鹿児島のシンボルでもある桜島は、ぜひ訪れてほしい観光スポットです。市内からでも錦江湾に浮かぶ桜島の景色が見られます。

自然豊かな鹿児島だからこそ食材にもありがたい恩恵を与えてくれており、多くの人気グルメがあります。今回はその中でも「鹿児島名物さつまあげ」のお勧めのお店をご紹介いたします。鹿児島を訪れた際のお土産として参考にしてみてください。

焼酎・黒豚・白熊・さつま揚げなど、ご当地グルメが豊富な鹿児島県。これらの中でお土産として人気なのがさつま揚げです。さつま揚げとは、魚のすり身に調味料を加えて形を整えて、油で揚げたもの。さつま揚げの由来は、中国由来の揚げ料理が琉球との交流で伝わり、鹿児島県で古来からあるかまぼこ作りに加えてできたことより誕生しました。

現在では、鹿児島の名物さつま揚げは、全国的に有名となっています。ちなみに、鹿児島の地元の人の間ではさつま揚げのことを「つきあげ」ともよんでいます。鹿児島を訪れた際には名物さつま揚げを手土産にすると喜ばれること間違いなしです。

鹿児島の北部に位置する出水市。出水市は日本一のツルの渡来地としても有名です。こちらにお店を構える築地蒲鉾店は、明治時代に創業してから百有余年という老舗です。

こだわりぬいた新鮮な素材を創業当時から受け継がれる伝統の製法で、丁寧に作り続けている自慢のさつま揚げをお届けしています。出水市でしか見られない１万羽のツルが羽ばたく圧巻の景色を見に来た際の手土産にいかがですか？

さつま揚げは甘いイメージがありますが、こちらのさつま揚げは甘くないことが特徴です。特にお勧めはひら天で、豆腐を混ぜて作っているため、ふわふわの触感が感じられるでしょう。ひら天は、昔から北薩摩や出水で親しみのあるさつま揚げです。

お土産の商品として単品もありますが、詰め合わせセットもあります。また、消費期限は生さつま揚げは7日、真空パックは30日なので、参考にしてみてください。

明治32年創業。それ以来、厳選された素材を使い、受けつがれた独特の製造方法でさつま揚げを作っています。当初は「徳永屋」として店を開店。その後、昭和21年に移転。移転先が「納屋通り（なやどおり）」という商店街となり、当時 ｢納屋の徳永屋さん」と店の名前を言っていたところから、｢納屋通り」の｢納屋」を取って現在の｢納屋徳永屋」と社名を変えたということ。常に「毎朝出来たての商品をお客様にご提供したい！」という信念で、社長自から丹精込めてさつま揚げを製造しています。

納屋徳永屋のさつま揚げは、厳選された上質のすけとうだらのすり身を主体に作られています。魚肉のすり身は、気温や湿度によって状態が変化することを考慮し、職人技で毎日製造。すり身に調味料を加えて練り合わせ、うまみを引き出し、仕上げに鹿児島の地酒を入れ、練り上げます。そして、野菜や旬の素材を加え、”白菜種油”で風味豊かに揚げています。

納屋徳永屋はさつま揚げの原料に豆腐を加えていません。それによって歯ごたえのあるプリプリとした食感が味わえます。

こちらの人気商品は満月チーズです。また、きくらげ・ごぼう・ごまの3種類の野菜ととうがらしが少々入ったピリ辛でもみじの形をしたもみじという変わった商品もあります。鹿児島中央駅に隣接するアミュプラザ鹿児島店では、試食も可能。実際に手にとってさつま揚げをご覧いただけるので、お土産としても最適ですね。

平塚屋は、鹿児島県の西北部に位置する阿久根市にあります。阿久根市は、南北約40キロメートルの東シナ海の海岸線があります。日本三大急潮に数えられる黒之瀬戸をはじめ、漁場に恵まれ、新鮮な魚介類の恩恵を受けることができます。

そんな中、魚の行商をしながらさつま揚げを製造したのがはじまりです。創業者の姓をとり「平塚屋」と名づけられ明治36年に誕生。当時の製法と精神は近代化が進む現在も変わることなく、受けつがれています。

平塚屋のさつま揚げは数種類の魚のすり身より作られています。それを独自の配合で混ぜ、職人によるすり身の温度管理や調味料の配合で絶妙なコシを引き出しています。また、揚げ油には地元の老舗の食用なたね油を使用し、こだわりの製法でこんがり揚げています。小さなお子様でも安心していただけるように、添加物は使用しておりません。

シンプルなさつま揚げのほか、タコ天・野菜天・エビ天・レンコン天・ひじき天など数多くの種類があります。全種類入ったセット商品もあるので、迷った際にはそちらを購入してみてはいかがでしょうか？平塚屋のさつま揚げは、阿久根市の実店舗のほかにも道の駅、空港や駅の売店などでも販売されているため、お土産としても買いやすいですね。

揚立屋は現在2代目。創業して40年ほどの比較的新しいお店です。創業当時はお客さんがいない状態でしたが、他店がお休みの年末年始も夜中に起きて、揚げ立てのさつま揚げをお届けしていました。そこから「揚げたて揚げたて」と言われているようです。

その後、20年ほど前に、揚立屋という名前になりました。人がやらないことをやるという創業者の思いにより、オープンキッチンにして「最も見せたくないところを見せる」、現在もそれを継承しているようです。

揚立屋のさつま揚げは無添加物で天然のものを使用。８種類ほどの魚をブレンドして作っています。さつまあげの原料の魚肉も、季節ごとに厳選したものを使用。すり身に混ぜる原材料にもこだわりをもっており、塩は沖縄産、地酒は鹿児島産、水は備長炭の活性水を使用。素材のうまみを生かした優しい甘さとさくっとした歯ごたえが特徴のさつま揚げです。試食もできまるため、お土産に最適！

種類もさつま芋入り・チーズ入り・枝豆入り・ピリ辛レンコン入りなど、豊富な品ぞろえです。期間限定商品もあるので、お好きなお味を選んでみてください。天文館店が鹿児島の繁華街にあるため、遊びにこられた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

鹿児島県の中西部に位置する串木野市は東シナ海に面しており、漁業の町として知られています。獲れたての魚をすり身にし、その独自の味付けをして一枚一枚楕円形に造り、油で揚げていました。それが、串木野名産「さつま揚げ」の始まりです。

さつま揚げは、日本で串木野が発祥の地と言われています。勘場蒲鉾店は、その串木野市に本店を構えるお店。串木野独特の歴史と伝統を受け継ぎ、新鮮な材料で作っています。現在は、鹿児島名産「さつま揚げ」となり、お土産、贈り物として多くの人に愛されています。

勘場蒲鉾店のさつま揚げは、すり身にアジ・サバ・鯛・エソ等の新鮮な魚を原料に使っています。できたすり身とスケソウダラの身に豆腐を練りこむことで、柔らかい触感に仕上がっているのが特徴。厳選された素材とこしき海洋深層水を使用し、うまみがある、ほんのり甘くふわふわのさつまあげです。

昔ながらのシンプルなさつま揚げのほかにも人参入りのさつま揚げや人参・キクラゲ・ゴボウのみじん切りを練り込んでいる野菜入りさつま揚げ、スケトウダラのすり身に生エソすり身を練りこんだえそつけあげなどもあります。

勘場蒲鉾店 山形屋店は、鹿児島の繁華街にある山形屋デパート内にあるため、立ち寄りやすく、交通の便もよいです。さつま揚げの発祥の地である串木野市を本社にもつ勘場蒲鉾店山方屋店で、本場の味をお土産にしてみてはいかがですか？

鹿児島の北部に位置する出水市。こちらにお店を構える八起屋は、創業百有余年で味を守るために自社工場にて製造しています。機械作業もありますが、揚げる前のかたどりは創業以来変わることなく、職人の手作業で行っています。セット購入や単品購入も可能。

八起屋は、国産スケソウダラを100％使用して時間をかけて練り上げ、素材の味を最大限に引き出す伝統の加工方法にて作り上げています。八起屋で一番おすすめのさつま揚げは、上質なすり身のみを使用して作られた「特上天」。もっちりとした柔らかい食感と深い味、自然の甘みが特徴の昔ながらのさつま揚げです。そのほか、八起屋オリジナルの「おつまみ天」「ニシン天」などもあります。

肝属郡東串良町は、鹿児島県の大隅半島の東部に位置し、志布志湾に面しています。そこにお店を構える坪山水産は、新鮮な魚を使用して地元の素材で仕入れから製法までこだわったさつま揚げを作っています。油は、国産の菜種油を使用。地元のテレビに紹介されたり、地元誌のつけあげ（さつま揚げ）がおいしいお店としても紹介されました。地元の方に愛されているお店です。

さつま揚げの種類は１種類のみ。魚のうまみや甘みの詰まった昔ながらのさつま揚げとなっています。要望に応じてお土産用にパック詰めや真空パック詰めにすることも可能。鹿児島の大隅半島に遊びに行った際には、地元の方が納得する本場のさつま揚げの味をお土産にしてみてはいかがですか？

鹿児島県の中西部に位置する串木野市。串木野市といえばさつま揚げの発祥の地。日高水産加工もその串木野市にあります。自社工場で東シナ海で水揚げされた魚を使って作り上げています。鹿児島ならではの豆腐、地酒、甘酒などで味付けするなどにこだわり、代々受け継がれた職人の技で新鮮な素材の味を生かした本場串木野の伝統の味となっています。

日高水産加工を代表するさつま揚げは、ひだかの豆腐入りさつまあげです。少し甘めのふわふわのさつま揚げです。また、竹炭入り、よもぎ入りなど体にやさしいさつまあげや、チーズ入り、きのこ入り、さつま芋入り、イカ入り、野菜入りなど種類も豊富です。鹿児島空港でも販売されているので、本場串木野のさつま揚げをお土産にいかがですか？

高浜蒲鉾 やまきち屋は、さつま揚げ発祥の地である鹿児島県の串木野市にあります。昭和3年に「手作りのつけあげ店」高浜商店を開設。それ以来、近海でとれた魚を伝統の技と衛生的な設備のもとで当時の味を代々継承し、作りつづけています。高浜蒲鉾やまきち屋は、その製造販売店です。また、さつま揚げの製造過程を工程説明のボードを見ながらガラス越しに見学が可能。

高浜蒲鉾のさつま揚げは、厳選した白身魚のみを使用。鹿児島産地酒の上品な甘味を加え、ソフトな食感に仕上げた昔ながらのなつかしい味に仕上げた、特上揚・上棒天、イワシを小骨ごとすり潰したイワシ棒天、ニンジン・ゴボウの風味豊かな野菜天、れんこんのサクッとした食感が際立つれんこん天などがあります。また、海老姿巻き、明太子巻きもお勧めです。

さつま揚本舗小田口屋は、鹿児島県の南に位置する指宿市に昭和30年創業。指宿市は「天然砂むし温泉」をはじめ、温泉で知られる観光名所です。さつま揚本舗小田口屋は、創業以来、伝統に基づいた郷土の味を守りつつ、得意分野である新商品の開発にも力を入れ、バラエティー豊かなさつま揚げを作っています。

また、安全性にもこだわりをもち、ギフト商品には、商品の劣化・酸化を防ぎ、揚げたての風味を損なわないためにもガス充填包装を取り入れています。平成21年度には「食品衛生優良施設表彰」の鹿児島県知事賞を受賞。温泉観光地である指宿を訪れた際にぜひ鹿児島のお土産としていかがですか？

さつま揚本舗小田口屋のさつま揚げは、魚肉の主原料は｢とび魚｣です。とび魚のほかには「イトヨリダイ」「アジ」「スケトオダラ」「グチ」「カマス」などのすり身をブレンドすることで魚のうまみを引き出しています。つなぎとして、豆腐だけでなく山芋も使用。山芋を使用することで、より特徴のある食感が得られます。また、灰持酒（薩摩地酒）を使用することで、風味のある甘みと、奥深い味になっています。

また、甘さ控えめでさっぱりとした後味が特徴。種類豊富なさつま揚げで特に人気の商品がさつま芋天、しそ天、いわし天、れんこん天などです。ほかにも季節によって季節の素材を使用したさつま揚げを限定販売しています。

鹿児島でお土産におすすめの人気さつま揚げ10店舗をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？ほんのり甘いさつま揚げはお酒のつまみやお子様のおやつとしてもぴったりなので、お酒好きな方やお子様のいらっしゃるご家庭には特に喜ばれるのではないでしょうか。南国鹿児島を満喫した後は、ぜひ、鹿児島の伝統の味がぎっしり詰まったさつま揚げをお土産にしてみてはいかがでしょうか？