超危険なクライマー憧れの地!パキスタンの世界最大級な崖「トランゴタワーズ」
36727views- 住所:
- Sindh Province, Pakistan
- アクセス:
- モヘンジョダロ空港から車で南へ約10分
整然とした都市計画の跡が見られる、インダス文明の代表的な遺跡モヘンジョダロ。偶然が重なった奇跡の発見ののち、現在も発掘が続けられています。全貌には程遠いといえども、4000年前の文化が垣間見られる遺跡の魅力に迫りましょう。
積み上げられたレンガのような石段の上に、こんもりと丸い山のようなものが載っている、奇妙な形の遺跡。実はこれは3~4世紀に建てられた仏塔なのですが、1920年にこの仏塔の調査をしていたインド人考古学者が、その下の地層から偶然広大な都市遺跡を発見しました。
それが他ならぬ、モヘンジョダロだったのです。
パキスタン南部の地で見つかったこの古代遺跡は、紀元前2000年前後に栄えたインダス文明の代表的な都市遺跡です。整然と碁盤目状に区画されていて、しっかりとした都市計画のもとに造られたのだろうということが見て取れます。
遺跡の西側は、城砦部分になっています。高さ10メートルほどに土が盛られ、それを基壇として建てられており、外側には城壁が。先ほど触れた仏塔は写真中央にも見えますが、城砦の東端に位置していました。
仏塔とモヘンジョダロの造営時期には実に2300~2400年もの差があることになります。仏塔が建立された時代のモヘンジョダロは、一体どのような状態だったのでしょうか…。想像するだけでワクワクしてきますね。発見した考古学者の興奮もいかばかりだったでしょうか。
城壁の内側には市街地があり、建造物が密集する地帯となっています。きちんと積み上げられた石や、綿密な計算のもとに区画されたのであろう街の様子からは、古代の高い建築技術が垣間見られるようです。
遺跡の中でも特に目を引くのが、この巨大な沐浴場です。城砦の中央部に位置し、浴槽に当たる部分だけで縦12メートル、横9メートル、深さは2メートルを超えます。インドの宗教的儀式として今も残る沐浴ですが、4000年も前から続く慣習なのですね。
さまざまな建造物が見られる中、多くの古代遺跡にはあるような神殿や宮殿の類は残されていません。これからの発掘で見つかるのか、それとも初めから存在していなかったのか。謎はまだまだ残ります。
遺跡のそばにはモヘンジョダロ博物館が設けられていて、出土した遺物やそのレプリカが展示されています。
小さいながらも、インダス文明の説明やメソポタミアとの関係性の解説、モヘンジョダロの街並みの想像図などもあり、遺跡自体の見学とともに外せないスポットとなっています。
偶然の産物が大発見となったモヘンジョダロ。インダス文明最大の都市と言われるこの遺跡は、まだまだ発掘が3分の1ほど進んだばかり。継続される発掘で、またさらなる発見があるかもしれません。これからの動向もますます見逃せませんね!
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
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