マレーシア基本情報【時差・空港編】

2,845

views

0

東南アジアにあるマレーシア。日本との距離感がいまいちイメージがわかない人も多いかもしれません。日本との時差や、飛行機での移動時間はどのくらいなのでしょうか。今回は、マレーシアの時差や空港情報をご紹介していきます。

日本との時差は1時間

日本の方が1時間進んでいます。日本が正午なら、マレーシアは同じ日の午前11時。時差ボケの心配はほぼありませんね。ちなみにサマータイムはありません。

日本からマレーシアへ

所要時間は?

成田または羽田空港からクアラルンプール国際空港までは、直行便で7時間30分~8時間くらいが目安です。時差は少ないマレーシアですが、かなりの距離を南下するので意外と飛行時間は長め。機内で快適に過ごせるよう準備しておきましょう。

直行便のあるキャリアは?

出典: mashable.com

JAL、ANA、マレーシア航空、エアアジアが、日本からの直行便を運航しています。

その他クアラルンプール便がある航空会社

日本からの直行便ではなくとも、アジア系の航空会社が多く乗り入れています。下記は主なキャリア。

-シンガポール航空(シンガポール)
-キャセイパシフィック航空(香港)
-タイ国際航空(バンコク)
-大韓航空(ソウル)
-チャイナエアライン(台北)
-フィリピン航空(マニラ)
-ベトナム航空(ホーチミン)

乗り継ぎはちょっと面倒ですが、その分直行便より安く済むことも。日程をうまくアレンジすれば、経由地でオマケの観光まで楽しめるかもしれません。予定と相談して、上手に調整しましょう。

マレーシアの空港

クアラルンプール国際空港

マレーシアの空の玄関口となるのが、クアラルンプール国際空港。略してKLIAと表記されることもあります。首都クアラルンプールの約50km南に位置し、第1ターミナルと、1.5kmほど離れた第2ターミナル(KLIA2)に分かれています。第2ターミナルを利用する航空会社はLCCが中心です。

飛行機を降りたら

第1ターミナルに到着したら、まずはエアロトレインという無料の電車に乗って入国審査カウンターがあるエリアに向かいます。Aerotrainという看板が出ていて、目的別に降りる場所が表示されています。immigration(入国審査)と書いてあるところで降りましょう。

第2ターミナル着の場合は、徒歩で入国審査エリアへ向かいます。immigrationの看板に従って進みましょう。

入国審査

マレーシアの旅をクアラルンプールから始める人も、国内のほかの都市へ乗り継ぐ場合も、まずはKLIAで入国審査を受けます。入国審査のカウンターはマレーシア人向けとASEANの国民向け、その他の国の人向けに分かれているので、「Foreign Passport(外国のパスポート)」の列に並びましょう。マレーシアは出入国カードが無いので、順番が来たらパスポートのみを提出します。指紋をとるよう指示されるので、機械の上に指を置きましょう。

機内預け荷物の受け取り

無事入国審査を済ませたら、次は荷物の受け取りです。「Baggage Claim」と書かれている方に進むと、機内に預けた荷物が出てくるレーンが見えてきます。到着した飛行機の便名と出発都市、該当するレーンが表示される電光掲示板があるので、自分の乗ってきた便を確認しましょう。ほかの人の荷物と間違えないように、くれぐれも気を付けて!

税関申告

申告するものを持っている場合は、係員に申告書を渡して荷物を見せましょう。申告するものが無ければそのまま出口へ進んでOKです。

国内線への乗り継ぎ

第1ターミナルに国際線で到着して、同ターミナル発の国内線に乗り継ぐ場合、アエロトレインに乗って入国審査エリアへ。アエロトレインを降りると、乗り継ぎ(Transfer)専用の入国審査カウンターがあるので、そちらで入国審査を済ませます。その後手荷物検査を受けると、すぐに国内線のフロアに出ます。自分の乗る便が出発するゲートに進みましょう。最終到着地で行う手続きは、税関申告だけになります。
荷物を最終到着地まで預けていない場合は、いったん荷物を受け取って改めてチェックインする必要があります。その場合は乗り継ぎ専用以外の入国審査カウンターで審査を受けることになります。

第2ターミナル内で国内線に乗り継ぐ場合は、荷物を最終到着地まで預けている人もここで入国審査と税関申告を行います。これらを済ませて一度外に出た後、出発ロビーに移動することになります。
荷物を最終目的地まで預けていない場合、入国審査、荷物受け取り、税関申告を済ませて、改めてチェックイン。少し時間がかかるので、乗り継ぎの時間には注意を。

異なるターミナル間で乗り継ぎをする人は、到着したターミナルで入国審査、荷物受け取り、税関申告を済ませてから別のターミナルへ。ターミナル間はKLIAエクスプレス鉄道で移動できます。料金は片道2リンギ。3分ほどで着きます。駅は両ターミナルの地下にあります。

最後に

マレーシアは日本との時差をあまり気にせず旅行できる国の一つです。夜行便を利用する場合は、しっかり眠れるように暖かい上着やブランケット、アイマスクを持っていくと便利です。休めるときにはしっかり休んで、アクティブなマレーシアの旅を楽しみましょう。

kachang

都内在住。過去にオーストラリア、カナダ、シンガポール在住経験あり。旅とビールとネコがともだちです。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • マレーシアを訪れたら買って帰りたいお土産15選!!リピータ...

    初めてマレーシアを訪れる方におすすめのお土産は、マンゴーグミやお茶。ばらまき用にちょうどいいので、リピーターの方からも人気があります。「定番とは違ったお土産を買いたい」という方には、マレーシアブランドがおすすめ!!今回は、マレーシアを訪れたら立ち寄りたいお土産店15選をご紹介します。

  • マレーシアのパラダイス!ティオマン島が今熱い!

    マレーシアにあるランカウイ島は有名で、日本人が多いのも特徴のひとつ。できれば日本人の少ない、綺麗なビーチでゆっくりしたいという方もいらっしゃるかと思います。今回は、まだあまり知名度の高くないティオマン島をご紹介します。

  • 迷ったらこれ! マレーシア定番おみやげ5選

    お土産選びは旅の醍醐味のひとつ。今回はマレーシアの旅の記念に素敵なおみやげをということで定番の名産品や物産をご紹介します。

  • マレーシア観光で絶対外せない人気スポットおすすめ15選!か...

    今アジアで最も注目度を増しているマレーシア。近年急成長を遂げ、世界中から観光客が訪れるほど人気を集めています。今回はクアラルンプールやコタキナバルを中心に、おすすめ観光スポットを厳選してご紹介していきます。

  • 南国マレーシアで咲く花の種類4選!有名なラフレシアなど珍...

    一年を通じて暑く、豊かな熱帯雨林が広がるマレーシアは多種多様な動植物が生息する生き物の楽園です。個性的な外見や色彩を持つ植物も多く、中には一度見たら忘れられないようなインパクトをもつ花も!今回は、そんなマレーシアの4種の花をご紹介します。南国ならではの花の世界をお楽しみください!

  • ボルネオ観光スポット7選!コタキナバルから行く自然満喫の旅

    日本からは5時間半のフライトで到着するマレーシアにあるボルネオ島。世界で3番目に大きな島です。島内にはキナバル山や世界最大の花ラフレシアなどが見られ、家族旅行にもぴったりの観光地です。今回はボルネオ島ならではの自然を満喫するための見どころをご紹介します!温泉情報付きです!

このエリアの新着記事
  • 神秘の島国!マレーシアのランカウイ島で行くべき穴場ビーチ...

    周囲は100前後の島々が点在し、マレーシアのリゾート地として有名なランカウイ島。島々には伝説があり、自然美とゆったりとした砂浜は神秘の島国マレーシアを象徴しているといってもいいかもしれません。そこで、ランカウイでも人気のビーチエリアを紹介します。

  • マラッカで多彩なマレーシアグルメ&ニョニャ料理を味わい尽...

    マレーシアにあるマラッカは東南アジア圏に抱く印象とは異なり、ヨーロッパテイストの建物が並ぶ美しい街が魅力。ヨーロッパの植民地だった過去をもつマラッカは個性的な文化が残り、多彩なグルメが楽しめます。今回は人気店を4つピックアップしてご紹介します。

  • マレーシア・マラッカの便利なおすすめホテル4選!人気観光地...

    歴史の街、マラッカ。世界遺産にも登録されているこの場所に観光に来たからには、効率良くあちこち回りたいものですよね。そんなときにオススメの、観光地へ歩いてすぐ行けてしまう、便利な場所にあるホテルをご紹介します。

  • マレーシア観光で絶対外せない人気スポットおすすめ15選!か...

    今アジアで最も注目度を増しているマレーシア。近年急成長を遂げ、世界中から観光客が訪れるほど人気を集めています。今回はクアラルンプールやコタキナバルを中心に、おすすめ観光スポットを厳選してご紹介していきます。

  • マレーシアのおすすめホテル15選!親日の多文化国家!

    ルック・イーストという、日本人を手本とする教育を何十年に渡り行っているマレーシアは世界有数の親日国。日本から旅行や移住する方が多いことも特徴です。今回はそんなマレーシアのおすすめホテルをご紹介。

  • マレーシア・ペナンでローカル屋台料理!おすすめの屋台村4選

    ビーチリゾートのイメージが強いマレーシアのペナン島ですが、熱帯植物が生い茂る自然、世界遺産に登録されたエキゾチックな街並みのジョージタウン、バラエティに富んだグルメなど魅力あふれる島です。多文化が共存するマレーシアらしく、中華料理、インド料理、マレー料理や中華料理とマレー料理が組み合わさったニョニャ料理などを手軽な値段で楽しめます。今回はそんなグルメ天国ペナンでおすすめの食事処をご紹介します。

  • マレーシアのパラダイス!ティオマン島が今熱い!

    マレーシアにあるランカウイ島は有名で、日本人が多いのも特徴のひとつ。できれば日本人の少ない、綺麗なビーチでゆっくりしたいという方もいらっしゃるかと思います。今回は、まだあまり知名度の高くないティオマン島をご紹介します。

  • マレーシアペナン島でおすすめの人気ローカルフード8選!グ...

    優雅なレストランで素敵な夜景をみながら食べる食事もいいものですが、ペナン島に来たからには是非、熱気に包まれた屋台のローカルフードを食べに行きましょう!多国籍文化の交じり合うペナン島なだけにメニューも選り取りみどりです。屋台での注文方法、おすすめメニューをご紹介しますので、現地に行った時の参考にして頂けると嬉しいです。

  • ボルネオ観光スポット7選!コタキナバルから行く自然満喫の旅

    日本からは5時間半のフライトで到着するマレーシアにあるボルネオ島。世界で3番目に大きな島です。島内にはキナバル山や世界最大の花ラフレシアなどが見られ、家族旅行にもぴったりの観光地です。今回はボルネオ島ならではの自然を満喫するための見どころをご紹介します!温泉情報付きです!

  • エナジーチャージはここで! マレーシアのパワースポット6選

    訪れるだけで何か不思議な力が宿ったりリフレッシュされたりするパワースポット。マレーシアにも全土にパワースポットが点在しています。多民族国家として知られるマレーシア。イスラム教、仏教、ヒンドゥー教と宗教もさまざま。 今回は様々な神が集まるマレーシアのパワースポットをご紹介します。

この記事のキーワード
このエリアの人気記事
今週の人気記事