オーストラリアに行ったら会える！人気のアニマルたちを紹介

見た目はちょっとダチョウに似た感じです。ダチョウに次いで2番目に大きい鳥と言われています。平均寿命は他の鳥よりも長く、20年から30年近く生きるそうです。主にオーストラリア国内の草原や砂地に生息していて、雑食性です。そんなエミューですが、過去には人によって多くが殺されたこともあります。今から80年ほど前、農地を荒らすエミューに手を焼いた農民達が政府に訴え、エミュー駆除のために様々な駆除対策を行いました。これは、後にエミュー戦争と呼ばれるようになったそうです。

オーストラリアと一部パプアニューギニアにも生息。エミューに次いで、3番目に世界で大きい鳥だと言われていますが飛べません。別名、火食い鳥とも呼ばれ、目はするどく、性格は攻撃的だと言われています。元々熱帯雨林を好む彼らの住む場所は少なくなりつつあり、現在絶滅危惧種とされています。

とっても愛嬌のある顔をしている動物ですね。こちらは、ウォンバットという動物で、主にオーストラリアの草原に生息しています。胴体部分は大きいながらも短足で、決して格好イイ歩き方はしませんが、全力で走ると結構速いそうです。しかも、この愛嬌のある顔で、人懐こい性格だそうですよ。実は、このウォンバット、食べ物を消化するのに2週間近く時間がかかると言われています。消化時間、長過ぎです。

こちらの野生動物公園では、ウォンバットが多数飼育されています。その中で、特に人気だったのがパトリック。今年天国に逝ってしまいました。ウォンバットの平均寿命をはるかに超える、31年間も生きたそうです。また、体重も30キロ近くあったといい、年齢と共に少しずつ大きくなっていったそうです。

ウォンバットのような愛嬌はありませんが、オーストラリア全域に多数生息するワニも忘れてはいけません。赤ちゃんワニを抱っこしたり、飼育員がワニと一緒にパフォーマンスを見せるスポットは結構ありますが、このクロコザウルス・コーブでは、大型ワニのいるところに人が入ることができます。もちろん、そのまま入るとワニに食べられてしまうので、ケージの中に入っての見学になりますが、ケージの外には大型ワニが泳いでいます。スリル感たっぷりなので、ワニを間近で見たい人は、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか？

カンガルーに似ていますが、体が小さいです。大人になっても、大きくて体長は100センチくらいです。ちなみに、カンガルーと、ワラビーの間に、中間サイズのワラルーという動物も生息しているそうです。また、ワラビーという名前は、先住民族アボリジニが付けたと言われています。小型の動物ですが、平均して10年から15年近く生きるそうです。

ポッサムは、アメリカ大陸でもみることができます。でも、オーストラリアに生息するポッサムは、アメリカ大陸で生息するポッサムと少し顔や大きさが違います。また、30種類近いポッサムがいて、種類によっても性格が少し違うそうです。夜行性で、昼の時間帯はほとんど寝て過ごしますが、雑食性で夜になると民家や人の家の庭でばったり出くわすこともあります。

オーストラリア全土に生息しています。体長は40cm前後で、名前通り全身トゲトゲの針で覆われています。見た目は針だらけなので痛々しいですが、性格は比較的穏やかだと言われています。また、するどい爪を持っていて、主食のアリを見つけると土を素早く掘ることができます。普段は昼の時間帯に行動しますが、暑い時期には夜活動することもあります。

オーストラリア、またニュージーランドにも生息すると言われています。日本語では、ワライカワセミと呼ばれることが多いです。その理由は、鳴き方がまるで人が笑っているように聞こえるからです。確かに実際に聞いてみると、まるで人が大笑いしているかのような鳴き方をしていませんか？

基本的に、縄張りの威嚇のために鳴くことが多いです。また、ネズミやトカゲ、ヘビや害虫を食べることもあり、人には大変ありがたい鳥とも言えます。常に家族単位で生活する鳥で、産卵期になると親鳥が交代で卵を温めます。また、親鳥がいないときは、すでに成長した兄弟鳥達が率先して卵を温めたり、生まれたての子にエサをあげたりもするそうです。

見た目は犬にしか見えないですよね。でも、この動物はディンゴといって、犬ではないんです。一応、現在はオオカミの一種と言われていて、カンガルーやワラビー、ウォンバットなどを食べてしまう肉食性です。そのため、性格は攻撃的です。また、群れで行動することが多く、住むエリアで縄張りを持って生活しています。

いかがでしたか？今回は、オージーアニマルを色々集めてみました。オーストラリアにはコアラやカンガルー以外もこんなに色々な動物が生息しているなんて、驚いた方もいるのではないでしょうか？また、愛嬌のある可愛らしい動物から、肉食性の攻撃的な動物まで色々います。オーストラリアに行ったら、ぜひこれらの動物達に会ってみませんか？