北京のお土産おすすめ15選！人気パンダグッズや雑貨・コスメ・月餅など絶対喜ばれるお土産！

中国のお土産と聞いて、皆さんが真っ先に思いつくグッズはなんですか？？北京に旅行に行った多くの方がゲットする、お土産の一つに「パンダグッズ」があげられます。日本でも東京の上野公園で赤ちゃんパンダの香香（シャンシャン）が誕生し、連日多くの観光客が観覧整理券を求めて列を作っていますね。

中国国内で最大規模をほこる、北京動物園(ぺきんどうぶつえん)の敷地面積は5万平方メートル！1989年に開館したパンダ館では複数のパンダが飼育されています。

一年を通して朝7時30分から開園している北京動物園へは朝早くのお出掛けがおススメです。パンダは午後よりも午前中の方がずっと活動的なので、美味しそうに笹をかじる様子や遊具にじゃれる姿を見ることができます。朝は来場者も少なめなので、ゆったりとパンダを見るにはうってつけ！人気のパンダグッズも忘れずに買ってくださいね。

パンダTシャツやパンダトートバック、パンダマグネットなど所狭しとグッズが並んでいるので、ご予算に合わせてお土産選びを楽しんでくださいね。

いま北京で、若者や国内外からの観光客が集まるホットなスポットと言えば南鑼鼓巷(なんらここう)。元時代に建てられた四合院という伝統建築が多く残っています。決して広い通りではありませんが、古い街並みを歩くとまるでタイムスリップしたかのよう！四合院を改築したテナントにはオリジナルグッズを扱うお店が沢山あるので、お散歩がてら足を運んでみてください。

雑貨をお土産にしたい方におススメしたいのは、ポストカードやノートなどの文房具をあつかう一朶一果(いちだいちか)です。

画像からもわかるように、品揃えがとても豊富。毛沢東、オバマ大統領、ブルースリーなど、歴史的有名人が描かれたノートは1冊10元からとリーズナブルです。オバマ大統領が人民服を着た姿が描かれたパロディグッズは皮肉たっぷりで大人気のようです。ポストカードは5枚で10元。お友だちや家族へのお土産にいかがですか？

740年の歴史が残る、古き街並みの南鑼鼓巷で、オリジナルの雑貨をお探しなら一朶一果を是非訪ねてみてください。

中国から日本へ観光にやってくる方々は、日本生まれのスキンケア商品をドラッグストアで爆買いして帰国しているようです。中国国内でも「資生堂」が高級ブランドとして台頭し、中国人女性の心を鷲づかみにしています。では中国で売られている地元コスメの使い心地はどうなのでしょうか。とても気になりますよね。

日本の口コミサイトでも評価の高い中国のコスメブランド・迷奇(めいき)のクリーム。しっとりとした肌になると大評判ですが、どういった品物なのでしょうか。

「迷奇」のクリームは、もともと中国人民解放軍の主任医師であった王常謨さんが、訓練で荒れた軍人の肌をみて作ったもの。彼らの肌の為に良いクリームはないものか？と改良に改良が重ねられました。完成までには、なんと10年以上の歳月がかかったそう。迷奇ミラクルクリームは中国では高級神奇美容蜜という商品名で親しまれています。1つ80元とリーズナブル。

流通している6割ほどがニセモノだという噂もある迷奇ミラクルクリーム。本物は高級デパートの北京友誼商店(ぺきんゆうぎしょうてん)でゲットできます。

中国人女性の厚い支持を受けているコスメブランドを、もう1つご紹介します。Benefit(ベネフィット)は1976年にサンフランシスコの片隅で産声をあげました。みるみるうちに急成長を遂げ、ブランドはグローバル化。現在ではロンドンやパリにも店舗を出店しています。中国では貝玲妃（ベイリンフェイ）という名で知られているんですよ。

グローバル企業ではあるものの、日本には未上陸のベネフィット。中国には路面店もあるので、お土産にぴったりです。

アイパレッドやチークのパッケージデザインが、ポップかつクラシカルで可愛い！どれもパケ買いしたくなってしまいますね。春色のチークやブロンザーが5色詰まったパレットは360元（参考価格）。決して安いとは言えない価格帯ですが、メイクアップアーティストの藤原美智子さんやモデルの梨花さんなど、日本にも愛用者が多数！

北京では庶民派デパートの新世界百貨に店舗が入っています。パケ買い必須のベネフィットを、是非手にとってみてくださいね。

僑福芳草地ショッピングセンター(パークビューグリーンショッピングセンター)は地下鉄6号線の東大橋駅から徒歩5分ほどの場所にある巨大ショッピングセンター。ピラミッドのような形の建物はガラス張りの吹き抜け。ライトアップされた様子は、とても近代的で、おしゃれですよね。室内施設なので雨の日も傘いらずで楽しめるのが嬉しいポイントです。

ブティックやフードコート、高級ホテルなどがテナントに入っている僑福芳草地ショッピングセンターには、お買い物以外にも素敵な楽しみがあるんですよ。

僑福芳草地ショッピングセンターの台湾人オーナーは、大のアート好き。個人的に集めた貴重な現代美術のコレクションがモール全体に点在していて、さながらそこは美術館。中にはスペインの芸術家サルバドール・ダリの彫刻もあるんです！ショッピングをしながら芸術鑑賞もできてしまうなんてお得ですよね。

写真は2013年に誕生したアパレルブランド單農(シャノン)。その他にもオシャレで、ちょっと前衛的なアパレルショップが多く出店しています。人とは違った個性的なものをお土産にしたいという方は、お出掛けしてみて下さい。

北京土産で万人受けする人気のお菓子と言えば稲香村(とうこうそん)の月餅。創業は、なんと清朝時代の1773年。国内では、かしこまった席の贈答品としても人気だそうです。中国国鉄・東直門駅から徒歩8分ほどの場所に本店があるのですが人気店のため、偽チェーン店も多く乱立しているので注意が必要です！

本家とソックリな包装と味で旅行者を惑わすという偽・稲香村。天安門広場南の前門周辺には、稲香村のチェーン店が軒を連ねていますが、確実に本物だと言われているのは前門大街59号と大柵欄商業街10号の2軒のみです。

稲香村の販売スタイルは量り売り。好きなお菓子を好きな分だけ選んで購入できるのは楽しいですね。店内には、月餅のほかにもパンダ型のクッキーやチョコレート、ナッツなどが売られており品揃え豊富です。個包装なので月餅をばらまき用の土産にするのもおすすめです。店の奥では、素敵な化粧箱に好きなお菓子を詰めてもらうことも可能です。

中国語で偽物のことを山寨(シャンジャイ)といいます。本物のお店を見極めて美味しいお土産をゲットしてくださいね。

スーパーで買えるリーズナブルなお菓子やインスタント食品は、海外旅行のお土産の大定番となりました。北京のスーパーにも、現地色豊かなスナックが並んでいます。日本でも人気のプリッツは中国語で百力滋。北京ダック味や四川麻辣味などがあり1箱7元程度。更にポッキーは中国語で百奇。ライチ味と烏龍茶味とは何とも中国らしいですね！

インスタント食品の春巻きには「猪肉」の表示が！実は中国語で猪肉は豚肉のこと。ちなみに豚足は「猪足」です。

現在、日本国内では食の安心への関心が、より一層高まっていますね。中国土産の食品でプリッツやポッキーが人気になっている背景には、日系企業の商品だから安心、という理由もややあるようです。

北京にはフランスの外資系スーパー・カルフールや日系スーパーのイオン、イトーヨーカドーそして、香港系のワトソンズなど大小様々なスーパーがあります。中国系スーパーのOle’(オレ)は、ちょっと高級志向。それぞれに扱っている商品や価格帯も違うので、意識しながらスーパーを梯子してみるのも面白いかもしれませんね！

北京土産で欠かせないのは、やはりお茶の茶葉！中国には大きく分けて4つの茶葉の産地があります。中国国内で最も飲まれているのは、実は緑茶。烏龍茶が有名なので、ちょっと意外ですよね。日本の緑茶よりも、あっさりとした味わいです。甘い後味の青茶やフルーティな香りの花茶など色々な種類の茶葉を買ってみましょう。

数々の歴史ある銘店が鎮座した北京で、ちょっと違った茶葉を欲しいという方には1738年創業の正興徳を、おススメします。

皆さんは、北京市政府が認めた「中華老字号」という称号をご存じですか？これは中国商務部が、歴史ある老舗店のみに与えるものです。実は先ほどご紹介した月餅の稲香村も「中華老字号」として登録されています。天津に本店を持つ正興徳も2006年に認定を受けて、この称号を持っているのですが特筆すべき点は創業者が回族だということ。

回族は中国の少数民族の1つでイスラム教を信仰する人々です。その為に茶缶にはアラブ文字が！現在でも国内のイスラム教徒に親しまれている茶葉の老舗です。

美味しい茶葉をゲットしたら、素敵な茶器も手に入れてしまいましょう！中国宋王朝(960年-1279年)は中国陶磁の黄金時代とも称されています。それほどまでに、やきもの技術が発達し国家発達の要となったのですね。江西省東北部の都市・景徳鎮は古くから陶磁器の産地として知られています。陶磁器は陶磁器でも今日みなさんに、おススメしたい茶器は青磁。

青磁に関する技術は東シナ海に面する浙江省、龍泉市で発達しました。鎌倉時代には大量に日本に輸出され、多くが茶人や貴族のステイタスとして所有されていました。

東華門にお店をかまえる、青磁専門店の青瓷故事舘(せいじこじかん)には龍泉市で作られた青磁がズラリと並びます。デイリー使いをして欲しいというお店の想いから、お値段もとてもリーズナブルなのが、嬉しいポイント。水晶のような緑色の青磁は、安らぎのティータイムを格別なものへと昇華してくれそう！茶器、カップともに100元から(参考価格)。

古くから日本の茶人に親しまれ、現在でも根強い収集家が多い龍泉市産まれの青磁を、是非手にとってみて下さい。

世界中に店舗を展開するスターバックス。中国には本家アメリカに次ぐ3000店以上が、店をかまえています。10年以内には世界一の市場になるだろうと試算されているほどの人気ぶり！中国語でスターバックスは「星巴克(シンバークー)」。北京のスタバでは、ご当地限定メニューのシーズンドリンクも楽しめます。

限定メニューに、ゆったりと舌鼓をうちながら北京でしか買えないスタバオリジナルグッズにも注目してみてくださいね。

北京のスターバックスでゲットできるご当地限定グッズは、タンブラーやマグカップなど。タンブラーには紀元前7世紀に建設が始まった万里の長城が描かれています。1987年に世界遺産に登録された中国を代表する歴史的建造物の一つですね。ドラゴンが描かれたタンブラーもありますよ。(参考価格95元)。

写真のマグカップはレリーフ・シティ・マグ・シリーズ(参考価格120元)。浮き彫りがカッコイイですね！カラーはイエローとブルーの2色が販売されています。

2006年に建設された首都博物館(しゅとはくぶつかん)は、総面積20万平米と広大！年間来場者数も500万人以上と中国国内でもトップクラスの博物館です。もともとは北京安定門東側に位置する国子監に所在していましたが、膨大な文化財の収納には手狭だった為に、現在の場所に移転しました。中洋折衷に生まれ変わったモダンな造りは一見の価値あり。

青銅器や古銭、衣服など25万点以上の文化財が展示されていて1日で周りきるのは無理との口コミが多数！事前にお目当ての品を絞って訪れるのがおススメです。

常設展示のテーマは「古都北京・歴史文化」「昔の北京の民俗展」など。北京の人々の暮らしの変遷を陶器や工芸品と共に紹介しています。電話またはインターネットから事前予約をすれば無料で観覧できるので、是非事前にリサーチしてみて。当日はパスポートの提示を求められるので忘れずにお出掛けを！

併設のミュージアムショップでは関連書籍などのグッズをゲットできるので、素敵なお土産をゲットしてくださいね。

中国に行ったら是非手に入れたいのが、オーダーメイドのチャイナドレス！オーダーメイドなんて、ちょっとやり過ぎじゃない？と思われる方も多いかもしれませんね。ところが、お値段も非常にリーズナブルなので、ついつい購入したくなってしまうのです。今回はオーダーメイドのチャイナドレスが作れるおススメのお店をいくつかご紹介します。

地下鉄1号線の東単駅から車で5分ほどの場所にある北京東四大新紡織品（ぺきんとうしだいしんぼうせきひん）では500元～チャイナドレスをオーダーする事が可能です。

店内には所狭しと色とりどりの生地が並び、生地を決めるだけで数時間かかってしまいそう！スーツやワンピースなどのオーダーも可能で3日~7日で受け取りが出来ます。

更にもう一店おススメのお店をご紹介。地下鉄10号線の団結湖駅から車で5分の所に店をかまえるのは三里屯五洲友誼絲綢(さんりんとんごしゅうゆうぎしちゅう)。5000種類以上のシルク生地からオーダーメイドが可能です。バッグやシルク小物も作ってもらえるので、素敵な一点ものをゲットしてくださいね。

夜の北京、南鑼鼓巷でひときわ賑わいを見せるのはバー「過客 PASS BY BAR(かきゃくパスバイバー)」。カメラマンの旅好きオーナーが中国各地やチベットを自転車旅行した際に、撮りためた写真を展示するために生まれたお店です。海外からバックパッカーが集まるようになり、更には流行を追う北京っ子たちの人気も集めて現在では定番穴場スポットとなりました。

南鑼鼓巷がレトロなだけでない、若者に支持される街に進化していったのには古株バー「過客 PASS BY BAR」の存在が大きかったとか。

伝統的な四合院造りを改修した店内ではピザなどのイタリア料理が味わえます。照り焼きチキンプレートも甘タレで美味しいと評判です。ワインやビールがお店の自慢ですが、アルコールを飲めない方はテラス席でコーヒーをどうぞ。外国人や駐在員も多く集まる定番穴場スポットで、ホッと一息ついてください。

お土産には赤や黒を基調としたオリジナルTシャツが人気です。普段使いできそうなデザインも多いのでTシャツ好きな彼氏や男友達にあげたら喜ばれること間違いなしです。

北京同仁堂(ぺきんどうじんどう)は347年の歴史を誇る中国の製薬会社。「中華老字号」の称号を持つ漢方の老舗店です。徹底した品質管理が認められ1723年には宮廷専属の薬局となり、その後8代にわたり皇帝に漢方薬を献上していました。つまり王様のお抱え薬局だったのですね！北京土産を探すには、このお店は要チェックですよ。

西洋薬に比べて、効果が出るまで時間がかかる一方、自然治癒力が高まるとされている漢方。北京同仁堂には、どんな漢方があるのでしょうか？

北京同仁堂は、清朝代から庶民に愛されてきた商店街が全長約250mにわたる大柵欄に、本店をかまえています。症状に応じた漢方を調合してもらう事ができますが、日本に持ち込めないものもあるので購入時には注意が必要です。3階建ての建物には、はじからはじまで漢方薬が！5枚入り39元~の「漢方パック」はお手軽に試せて◎

北京同仁堂の漢方薬・牛黄清心丸はEXILEのメンバーMAKIDAIさんが「ここぞという時に飲んでいる」とテレビで紹介し話題になったこともあります。

おうちで留守番をしているパパさん方へは中国生まれのアルコールを、お土産にいかがですか？中国酒には大きく分けて「黄酒」「白酒」「地ビール」「果実酒」の4種類があります。「黄酒」は強い甘みが特徴で日本でも知名度の高い紹興酒などが、これにあたります。「白酒」はアルコール度数が非常に高く35度以上なんてものもザラ！

紹興酒はストレートで飲んでも、お燗にしてもOK。お土産に人気の「花彫王」は8年ものの熟成酒でアルコール度数17度。中華料理と一緒にいただきたいですね。

「地ビール」のアルコール度数は4％程度。あまりお酒に強くないという方におススメです。日本のビールに比べて全体的に薄い味わいの中国ビール。有名なのは、やはり「青島ビール」でしょうか。北京を本拠地に展開されている「燕京ビール」は日本人の口に合うと評判です。1缶330mlで3元~4元ほど(参考価格)。

アルコール類は北京市内のスーパーマーケットやコンビニで手に入ります。北京首都国際空港内では免税価格でゲットできるのでお得に買いたい方におススメです。

北京を訪れた際、是非手に取っていただきたいおススメのお土産を15品ご紹介しました。お気に入りのお土産は見つかったでしょうか。

老舗中の老舗をあらわす称号「中華老字号」を持つ月餅店や茶葉店、薬局などがあり、北京は歴史の渦の中！長い年月を経た国なのだなと何だか感慨深くなってしまいますね。ただ、中国でお土産を買う時にはフェイク品に惑わされないように気を付けたいですね！安全な旅行で素敵なお土産を沢山ゲットしてくださいね。皆さまのお土産選びの参考になりましたら幸いです。