- 住所:
- 990 Washington Ave, Brooklyn, NY 11225
- 営業時間:
- 10:00~18:00
- 電話番号:
- (718) 623-7200
- 定休日:
- 月曜日
- アクセス:
- 地下鉄2・3線 イースタン・パークウェー/ブルックリン・ミュージアム(Eastern Parkway/Brooklyn Museum)駅から徒歩約8分
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忙しい日常から少し離れて、海外旅行を楽しんでみたいと思うときってありませんか?今回は、人気観光地の1つ、ニューヨークについて紹介したいと思います。一人旅でも十分楽しめるスポットばかりピックアップしてみました。
ニューヨークにはたくさん見学するところがあります。セントラルパークやタイムズスクエアは人気の観光名所になっています。
その1つが「ブルックリン・ボタニカル・ガーデン」です。このガーデンがオープンしたのは100年以上前で、長い歴史がありながら地元の人達の憩いの場にもなっています。園内ではたくさんの花々を見ることができ、その種類は1万を超えるとも言われています。
大勢の観光客が訪れるのですが、のんびりと自分のペースで過ごせる場所です。
500株ものバラを集めたローズガーデンがとても人気。他には日本庭園エリアで盆栽のコレクションをみることができます。アメリカ人の間でも盆栽はとっても有名なんですよ。
この日本庭園は、設計当時すでにアメリカで活躍していた、造園師の塩田タケオが手掛けており、中央にある大きな池を桜や藤棚、築山などが彩りとても幻想的です。毎年4月にこの庭園をメインに開催される桜祭りには、たくさんの人が訪れます。
ちなみにニューヨークでは、このガーデン以外にも、セントラルパークやニューヨーク植物園などでも桜が見ることができるそうです。
この「ハイライン」は、貨物列車が走っていた廃線の高架橋を利用して作られ、2009年にオープンしました。実はオープンした当初は、まだまだ未完成だったんです。3区画ごとに分けオープンしていき最終区画が完成したのは5年後の2014年だそうです。
ハイラインを歩いていると、まるで空中散歩をしているような、ニューヨークの眺めを楽しむことができます。おすすめの景色が見えるところには、ビューポイントが設置されており、さらにアート作品が見ることができるのもニューヨークらしいですよね。
廃線を利用して作られているだけあって、目的地までの距離が約2.3キロメートルあり、時間にすると約1時間、たっぷりと散策を楽しむことができます。時間を聞きて長いように思う方もいるかもしれませんが、いたるところにベンチやサンセットデッキがありこまめに休憩ができ、真っ直ぐな道がほとんどなので、写真をとりながらゆったりと歩いているうちに意外とあっという間に着いてしまいます。
週末はたくさんの人が訪れるので、静かにゆっくりと過ごしたい場合は、平日の午前中がおすすめです。
ガイドブックや旅行サイトにも紹介されている、人気のスポットです。ここは、レストラン、ショップ、オフィスなどが入った大型複合施設になります。
「ロックフェラー・センター」は1棟のビルだけではありません。48丁目から51丁目、5番街と6番街の間にある19棟のビルの全総称名です。ロックフェラーという名前は、ロックフェラー2世によって建てられ、1987年にはナショナルヒストリックランドマークに登録されたため、ニューヨークの有名なスポットとして知られるようになりました。
展望台の「トップ・オブ・ザ・ロック」からは、北にセントラルパーク、南にエンパイアーステートビルとニューヨーク名物が一望できます。
また、毎年冬にはセンタープラザに大きなクリスマスツリーが飾られます。点灯式が毎年11月末から12月初旬頃まであり、翌年の1月頃までクリスマスツリーを見ることができます。期間限定でスケート場もオープンするので、寒い冬ならではのニューヨークを過ごしたい人にはピッタリではないでしょうか。
1931年に完成した、マンハッタンのミッドタウン中心部に位置する「エンパイア・ステート・ビルディング」。新しいワールドトレードセンターが出来上がるまでは、ニューヨークで最も高い建物として有名でした。現在は、その座を奪われてしまったものの、その美しさ、そして、ニューヨークのシンボルとしてニューヨーカーからはもちろんのこと、世界各国の観光客にも愛され続けています。
訪れる時期や時間によっても見れる景色が異なるのですが、その中でもおすすめの時間帯は、比較的すいている早朝か午後のランチ時間です。
展望台は86階と102階に2つあり、メインは86階になります。2階からエレベーターに乗って80階までいきます。所要時間は約1分。そして、80階からエレベーターを乗りかえて地上320メートルの展望台86階までいきます。
展望台からは、フェンス越しに360度のパノラマを見渡せます。102階の方が高いのでより良い景色が一望できると思われがちですが、102階は狭く、また雲が多いので、景色を楽しみたいなら86階がベターです。
グランドセントラル駅からも近く、ブライアントパークの隣にある「ニューヨーク公共図書館」。ニューヨーカーにも観光客にも愛されており、数々のNY映画にも登場しています。1911年にオープンしたんですが、建物の考案から完成するまでかかった年数は、実に約16年ととても長いんです。
利用者数は年間約180万人以上、所蔵約5,200万冊ととても多く、アメリカで2番目に規模の大きい図書館として知られています。ちなみに、こんなゴージャスな環境でありながら、ほとんどが寄付によって成り立っているため、誰でも無料で利用できます。
館内には、歴史的な展示物が飾られています。3階にある、ローズ・メイン・リーディングルームと呼ばれる読書室は、天井に美しい青い空と雲が描かれていて、ラグジュアリーさが感じられるスペースです。
また、ローズルームの向かいにある、エドナ・バーンズ・ ソロモンルームと呼ばれる読書室も素敵です。壁に肖像画が飾られ、インテリアの雰囲気もローズルームとはちょっと違う雰囲気ですが、本を読むには贅沢すぎる環境です。
世界最大級の規模を誇るこの「メトロポリタン美術館」には、300万点以上の所蔵品があります。元々は、1870年に、一般市民が優れた美術品に触れる事が出来るようにという目的で、28人のグループによって始まりました。最初の建物は、セントラルパークの敷地内に建てられ、その後、現在の場所に美術館としてオープンしました。
この美術館は他の美術館と違って、コレクションの多くが民間からの寄付によって成り立っています。絵画、彫刻、写真、工芸品ほか家具、楽器、装飾品など色々なアートを楽しめます。
日本国内では見られないほどの広さなので、丸一日かけたとしても、館内全てを見ることは難しいです。そのため、時間に余裕を持っていきましょう。
以前は気軽に楽しめる美術館として、本人が希望する額を支払えば入館できるシステムでしたが、2018年から大人25ドル、65歳以上17ドル、学生12ドルと固定の入場料が必要になりました。この新しいシステムに反対する人達も多いそうですが、例えこれだけの入場を払ったとしても、見る価値のある美術館だと思います。
2001年9月11日に起きた、ニューヨーク同時多発テロ事件の犠牲者、そして、1993年2月26日に起きたワールドトレードセンター爆破事件の犠牲者の追悼を目的としたメモリアルスポット「7.9/11メモリアル・ミュージアム」。
このテロが起きる前までは、ツインタワーはニューヨークのシンボル的なスポットの1つでした。この跡地には、内側を人工の滝が流れる2つのスクエア型の池・サウスプールとノースプールが造られており、周辺のブロンズ部分には、ここで命を落とした犠牲者の名前が刻まれています。忘れてはならない、悲しい事件が生々しく感じられます。
ミュージアムの方は、実際にワールドトレードセンターの地下を再利用して、展示を行なっています。展示は時系列に沿っており、まずは、その日の様子を示すインフォグラフィックやインタビュー音声、更にビルの残骸や被害者の写真やデーターベースなど、この事件がどのくらい凄かったのかがよく分かります。
実は、この事件には、日本人も数名含まれています。けして他人事ではないテロ事件。7.9/11メモリアル・ミュージアムを訪れると、事件の悲惨さ、そして同じ悲劇を繰り返してはいけないという強い思いがつのります。
高層ビルが立ち並ぶ中にある「セントパトリック大聖堂」はアメリカ国内で最大規模のカトリック教会です。近代都市の中にある、中世ヨーロッパ風の美しいネオゴシックスタイルの建物は、少し違和感があるかもしれません。
しかし、アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されており、とても重要な教会です。
実は、以前は別の場所に大聖堂がありました。でも、この場所に新しく大聖堂を建築することで、信者も増えるという理由から新しく建てられたそうです。
中に入れば、高い天井や3700枚のステンドグラスがあります。また、大きな窓の下に配置されたパイプオルガンは、8600本ものパイプでできていて、美しい音色が広がります。また、ミケランジェロの「ピエタ」のレプリカもあります。
最大3000人を収容できるといわれ、ミサやイベントの際には多くの信者が訪れます。2015年9月には、フランシスコ・ローマ教皇も訪れたそうです。都会の風景の見学に少し疲れたら、こちらの大聖堂でゆっくり心を休めてみるのも良いと思います。
電車の駅でありながら、観光スポットにもなっている、「グランド・セントラル駅」。1913年に完成し、長さ約90メートル、幅約36メートル、高さ約36メートルの広さを誇ります。
建物の正面にはヘルメス像、その両脇には、ヘラクレス像とアテナ像があります。これはフランスの有名彫刻家、ジュール・アレクシス・クータンによって作られたそうです。また、館内には、大きなシャンデリアや天井には2500個もの星が描かれています。ここが駅だなんて信じられないほど贅沢な空間ですね。
1871年にオープンして以来、何度かリニューアルしながら現在の状態になっています。長い時間と労力が費やされたことが分かる場所です。
また、駅としてもきちんとその業務を担っています。利用者数は、毎日 75 万人以上だとも言われています。ここからは、メトロノース鉄道、ハドソン線、ハーレム線、ニューヘイブン線などが発着しています。また、今後、もっと発着する鉄道が増えるとのことです。電車の待ち時間に、見学してみるのも良いかもしれません。
「カーネギーホール」は、1891年、アンドリュー・カーネギーによって建設された歴史あるホールです。彼の名前にちなんで、この名前が付けられたそうです。創立以来、ここで、数々の有名ミュージシャン達がパフォーマンスを行なってきました。
カーネギー・ホールは、メインホール、室内楽ホール、リサイタルホールの3つから構成されています。メインホールが一番大きく座席数は2804席。室内楽ホールの座席数が599席、そして、リサイタルホールが268席となっています。
年間に数多くのコンサートやリサイタルが開催されていて、現在1シーズンあたり、約250公演以上が開催されています。実は、このホールにはちょつとユニークなサービスがあります。それは、会場の廊下に置いてある「のど飴」です。誰でも好きなように食べれるようになっていて、パフォーマンス中に咳が出ると、ミュージシャンだけでなく他のお客さんにも迷惑がかかるためという配慮からなんだそうです。しかも、包み紙までプラスチックペーパーだと音が出るため、ワックスペーパーで包まれているそうです。
ニューヨークへ来たら、一度はここでコンサートを観賞してみるのはいかがでしょうか?
歴史が長いだけでなく、芸術の町としても知られるニューヨーク。ブロードウェイは、世界のミュージカルの代名詞にもなっているほど、有名な場所です。
実は、ブロードウェイは、マンハッタンの南北に走る通りの名前です。この通りには、数々の劇場があり、毎日様々なミュージカルが上演されています。有名なミュージカルから、ちょっとマイナーなミュージカルまで色々ありますが、1公演を観るのにかかるチケット料金は大体ですが70~100ドル前後です。
実は、ミュージカルが行なわれるシアターは、規模によって呼ばれ方が違います。一般的に、ブロードウェイとは、500席以上の大劇場のものを指し、現在は約40劇場が公演しています。それに対し、500席以下はオフブロードウェイ、更に100席以下はオフオフブロードウェイと呼ばれます。
規模が小さいからといって、そのミュージカルが面白くないというわけです。中には「ブルーマン」のように、有名でありながら、オフブロードウェイで何回も公演しているグループもいるんですよ。
高層ビルが立ち並ぶニューヨーク。その中でも一際目立つアール・デコの建物は、「クライスラー・ビルディング」。アール・デコとは、1930年代頃まで流行った装飾技術の1つです。この建物が建てられた当時は、高層ビルラッシュでもあり、たくさんのビルが高さを競い合っていました。
考案は1928年で、ライバルビルがこのビルより高くなるということで、デザインを少し変更した後、世界一の高さを誇るビルへとなりました。でも、残念ながら、翌年にエンパイアステイトビルディングに世界一の座を奪われます。
元々は、自動車メーカークライスラーの本社として建てられたので、自動車をモチーフとした外観のデザインが特徴的です。
また、元々商業用に利用するために建てられたため、他のビルと違って展望台がありません。現在は、不動産会社が管理するオフィスビルになっているので、ここで働いている人以外は上階にいけません。一般人が唯一はいれるのが、1階のロビー部分で、エレベーターや天井の美しいアール・デコスタイルの装飾が見学できます。
以前の「ソーホー」は、ただの工業地帯で何もなかった場所ですが、1960年代から芸術的でクリエイティブな、ギャラリーやレストランが立ち並ぶエリアで知られるようになりました。現在では、オシャレなブティックや高級プランドの店が立ち並びショッピングエリアとして有名になっています。
高層ビルが多い中、このエリアの建物は低層で、どこか昔の雰囲気が感じられます。歴史のあるアートをミュージアムで見学するのもいいですが、ここへ来たらぜひモダンアートをギャラリーで見てみては?
「ガゴジアン・ギャラリー(Gagosian Gallery)」や、「マシュー・マークス・ギャラリー(Matthew Marks Gallery)」では、有名アーティスト達の作品を展示しています。
また、ゆっくりとアメリカン料理を楽しみたい人には、「Tipsy Parson」というレストランがおすすめ。ニューヨークらしいオシャレな店内で、アメリカの家庭料理がいただけます。ハンバーガーやワッフルなどがメインですが、特に自分で好きなようにサイドメニューをリクエストできるビスケットが人気。歩いてるだけでも面白いので、自分に合った場所が見つかるのではないでしょうか?
マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋「ブルックリン・ブリッジ」。世界で初めての鋼鉄ワイヤーを使用した吊り橋です。
この橋は、ジョン・オーグスタス・ローブリングによる設計なのですが、残念ながら完成する前に病気で亡くなってしまいます。彼の死後は、息子が引き継ぎますが、不運なことにその息子も病気になってしまい、最終的には、彼の妻であるエミリー・ワーレンが、いちから工学を勉強して夫を助けながら、約14年の長い期間を得て1883年にようやく完成しました。
建設後から、毎日多くの人々や車が行き渡る場所で、現在では平均して毎日12万台の車、4000人の歩行者が利用しているそうです。
ブルックリンブリッジを直接見に行くこともできますが、橋全体を見たいという方は、ブルックリン・ブリッジパークへ行ってみましょう。ここには、遊歩道や広場があり、ブルックリン・ブリッジとニューヨークの高層ビルの景色を眺めることができます。日曜日には屋台もオープンし、世界各国の料理が楽しめます。
ニューヨーク最大級規模のフリーマーケットといえば、この「ブルックリン・フリーマーケット」。普段仕事をしている人が多いニューヨークでは、週末はショッピングタイムとなります。そのため、ニューヨーク市内では、土日には色々な場所でフリーマーケットがオープンします。
その中でも圧倒的な規模を誇るのが、このフリーマーケット。ヴィンテージやアンティーク家具、雑貨、古着、ハンドクラフトアイテムなどがたくさん売っています。ここでしか手に入らない商品も多く、ニューヨークの土産にピッタリのものばかりです。
また、同時にスモーガスバーグと呼ばれるグルメマーケットも開催されます。たくさんの人種が集まるニューヨークならではの個性的な料理が勢揃い。しかも、どれもお手頃価格でいただけます。日本食も人気で、海鮮丼や焼き鳥、日本食がアレンジされたようなサラダ巻きやラーメンバーガーなど、たくさんのメニューがあります。
ちなみに夏は屋外で開催されますが、ニューヨークの冬はとても寒いので、冬の期間だけは、室内で開催されています。元々は、2008年にコミュニティーの活性化のために始まったイベントでなんだそうでそす。
いかがでしたか?今回は、1人旅でもゆっくり楽しめるスポットをメインに紹介してみました。長い歴史とアートの町として知られるニューヨークには、まだまだ今回紹介しきれなかった素敵なスポットがたくさんあります。また、多民族が多く住む町として、様々な異文化が入り交ざっています。みなさんも今度の休暇を利用して、ぜひニューヨークを訪れてみませんか?
在住歴16年目を迎えたアメリカ在住ライター。今まで訪れた国は25カ国以上。まだまだ行きたい国が沢山!趣味はもちろん旅行!外国語や海外の文化や歴史を学ぶことが好きです!よろしくお願いします。
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