ボリビア人気観光スポットおすすめ5選!赤い湖に温泉、穴場夜景スポットも♪

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世界には想像を超えた絶景が各地に存在します。その中でも常に上位に入る「ウユニ塩湖」は南米のボリビアに位置します。ウユニ塩湖の魅力を紹介しつつ隠れたボリビアの観光名所を教えちゃいます!

ボリビアでおすすめの観光スポット:①魅力はウユニ塩湖だけじゃない!「ボリビア多民族国」

テレビで放映されて以来絶大な人気を誇る「ウユニ塩湖」があるボリビア。
その景色は一生忘れないほどの感動です。
が、ボリビアにはまだまだ知られていない素晴らしいスポットがいっぱい詰まっています!
死ぬまでに一度は行きたいウユニ塩湖と併せてボリビアの魅力を一挙大公開しちゃいます!!

ちなみにボリビアは通称であり、正式名称は「ボリビア多民族国」と言います。意外にも日本の約3.3倍もの国土面積を持つ国で、これからご紹介するスポットの数々もとにかくそのスケールの大きさに驚かれることでしょう。その国土面積ゆえに、有名な観光名所を巡るだけでも移動に一苦労なのですが、ほとんど人の手が入っていない大自然に潜む雄大な大地や、そこに生息する動植物、夜空に輝く満天の星や南十字星を見た時は長旅の苦労も一気に吹き飛んでしまうくらいの感動がこみあげてくることと思います。公用語はスペイン語、交通網もあまり発達していない為基本的にはツアーに参加して巡るのが良いでしょう。現地に精通したガイドならではの情報などにも耳を傾けつつ是非忘れられない思い出を作ってくださいね。

ボリビアでおすすめの観光スポット:②そこはまるで天空!「ウユニ塩湖」

標高3700mにある塩の湖がウユニ塩湖。
期間限定で水面が鏡のようになり空の景色を映し出し、その光景はまるで天国にでもいるかのような感覚に陥ります。
絶景!その一言に限ります!!

1月~4月の雨季になると雨が降り水が張ってこのような鏡張りの光景を見る事が出来るのです。
それ以外の乾季は?というと…

じゃん!塩は結晶として固まり独特な形を大地に残します。
純白の世界が一面に広がるのです。

白い世界を背景に遠近法を使ってこんな写真撮影も出来ちゃいます!

乾季はジープで塩湖の上を自由自在に走れるので周辺のスポット巡りをするならこの時期が最適!

例えばウユニ塩湖に浮かぶ無人島「インカワシ」!
3mはゆうに超える巨大サボテンがところせましと生えており日本とは全く別の場所に来たと実感させてくれます。

話は雨季に戻ります。
鏡張りのウユニ塩湖は時間帯によって様々な表情をみせます。
昼にかけては天空にいるかのような錯覚に!

夕暮れ時はあたり一面がオレンジから真っ赤になります。

夕日が沈んでいくとブルーや紫色に色が変わっていくのですがそのコントラストが本当に美しい!

夜は360度あなたのまわりを星々が囲みます。
新月に合わせていくツアーは特に星が見やすく塩湖に反射しやすいのでおすすめ。
逆に月が出ている時もとても神秘的…どちらも良いので決められません!

カメラのシャッタースピードを遅くしてライトを使ってこんな文字も書けちゃいます!

ウユニは塩湖だけでなく一番近い「コルチャニ村」でお買い物や塩の工場へ行ったり使用されなくなった列車が置いてある「列車の墓場」など見どころもたくさんあります。
予約を取るのは難しいですが塩湖にある塩のホテルで泊まってみるのも一生の思い出になるでしょう。

満足度120%になって帰国できることお墨付きです!!

ウユニ塩湖は南北に約100㎞、東西に約250㎞、約11,000㎢(なんと岐阜県とほぼ同じ大きさ)もある、広大な湖です。ボリビアの西部にある都市「ウユニ」にあり、都市からは車で1時間程の所に位置します。バックパッカーの口コミなどから徐々に名前が知られるようになり、今や多くの人にとって「一生に一度行って見たい場所」と言われる絶景スポットのひとつとなりました。
なお、なんとなく「ボリビア」「南米」と聞くと暖かい場所を想像される方も多いかもしれませんがウユニ塩湖は富士山と同じ位の標高の場所にあるため、夏でも寒いです。また、その標高の高さゆえに高山病になる方もいますので、体調を整えてから是非足を運んで下さいね。

ウユニ塩湖(Salar de Uyuni)
住所:
Salar de Uyuni, Uyuni, Bolivia
アクセス:
ラ・パスから飛行機で約1時間でウユニの空港へ到着しバスでウユニの街へ。
もしくはバスで12時間でウユニの街に到着。

ボリビアでおすすめの観光スポット:③何でこんな色?!カラフル湖めぐり「エドゥアルド・アバロア国立公園」

標高4200mから5400mの場所にエドゥアルド・アバロア国立アンデス自然保護区が存在します。
ここには3つのカラフルな湖がありフラミンゴを主とするアンデスの貴重な動植物を観察することが出来ます。

まず標高4500mに位置する真っ青な湖「ラグナ・ヴェルデ」!
目が覚めるようなブルーと湖を見下ろす円錐形の火山が美しい絶景となっています。

風が吹くとその色はターコイズブルーやエメラルドグリーンに輝きます。
時折姿を見せるフラミンゴとの色合いが何とも言えず美しい!

お次は真っ赤な湖「ラグナ・コロラダ」です。
藻や堆積物やプランクトンによって水の色がが赤くなっています。

なんとも不思議な光景に加え藻を食べにフラミンゴが大量に集まるので「アンデスの巣」とも言われています。
真っ赤な湖にピンクや赤のフラミンゴは絶景です!

場所や太陽の加減で赤やオレンジやピンクなどの色々な見え方が出来ますよ。
空の色との対比が綺麗です。

最後は白い湖「ラグナ・ブランカ」です。
ラグナ・ヴェルデの近くにあり標高は約4300m。
その白い色の理由はホウ砂が多く含まれることによります。

疲れたら天然温泉で体を休めませんか?
チャルヴィリ湖畔には「ポルケス温泉」があり観光客の癒しスポットになっています。
高地での温泉体験は日本へのお土産話になりますね!

エドゥアルド・アバロア国立アンデス自然保護区はボリビア南部、チリとの国境ギリギリのあたりにあります。ウユニ(ホヤ・アンディナ)空港から陸路で向かうのが一般的で、ウユニ塩湖と一緒に巡るツアーもたくさんあります。ウユニより、バス・ワゴンを走らせると最初に到着するのが「ラグナ・コロラダ」。続いて「ラグナ・ヴェルデ」や「ラグナ・ブランカ」が見えてまいります。ボルケス温泉はそのちょうど中間地点にあります。
全長約8000kmのアンデス山脈のちょうど中間あたりにあるボリビアは、実は国土の約3分の2を俗にいう「ボリビア高原」という標高3500m超えの高原が占めており、エドゥアルド・アバロア国立公園も、ほとんどの方が人生で体験したことのないような標高の場所にございます。ひとたび訪れれば、過酷な自然環境の織り成す絶景と、その中で必死に生き抜くフラミンゴたちにもまた、胸を打たれることでしょう。

エドゥアルド・アバロア国立アンデス自然保護区(Reserva National De Fauna Andina Eduardo Avaroa)
住所:
Ubicado en los altos Andes en el sur de Bolivia
アクセス:
ウユニの街からツアーが一般的。
ウユニ塩湖から車で約6時間。
電話番号:
+591 2 693 2225

ボリビアでおすすめの観光スポット:④個性あふれる民族の生活と文化に触れる「チチカカ湖」

ペルーとボリビアにまたがる標高3890mの淡水湖で約60%がペルー残りの約40%がボリビアとされています。
有名なのはトトラという草(葦)で作られた浮島「ウロス島」(上写真)ですがこちらはペルー側なのでボリビア側の島をご紹介!

約2000人が住んでいるチチカカ湖最大の島が「太陽の島(イスラ・デル・ソル)」です。

丘陵になっておりモーター制御の乗り物は一切なくとても静かです。
宇宙を創造した神ティキ・ビラコチャが太陽をこの島で創りだしたとインカ帝国では伝えられています。

「月の島(イスラ・デ・ラ・ルナ)」はボリビア側にある小さな島で現在約80人の人々が暮らしています。
インカ時代、神官に遣えていた少女たちが暮らしていたといわれており、伝統舞踊や織物や料理などインカの文化の教育がなされた島でもあります。

忘れてはいけないのがボリビア側からチチカカ湖を観光する際に基地となるコパカバーナという港町!
お土産屋さんたくさんありいつでも賑わいをみせています。

ここにはボリビアの聖地と言われる教会があり16世紀にマリア様が降り立ったとされています。
マリア像はコパカバーナの女神として大変有名で多くの人が訪れる場所です。
巷で有名な煙草をくわえさせてお祈りすると願いが叶うというエケコ人形が教会近くで売っているので興味があればひとつ購入してみては?

チチカカ湖は実はLago Grande (大きい湖)とLago Pequeño(小さい湖)の2つから構成されており、その中に大小41の湖がございます。広さは琵琶湖の約12倍にあたる約8140㎢。そのスケールの大きさや、富士山超えの標高3890mの所に位置することでも有名ですが、一方で深さが300m以上あることでも有名で、とにかく私たちのイメージする「湖」の概念を根本から覆してしまうような景色が広がっております。
決してアクセスが良いとは言えませんが、首都ラ・パスからバスで3-4時間程で行くことが出来る為、ご紹介した他の景勝地よりもやや観光しやすいかもしれません。南米ボリビアに日本から行くだけでもかなりの体力を要する上、慣れない標高の高さ、寒暖差に体調を崩すケースも少なくないため、是非体調と相談しながら首都から足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

チチカカ湖(Lago Titikaka)
住所:
Lago Titikaka,Copacabana,Bolivia
アクセス:
ラ・パスからバスで3~4時間でコパカバーナへ行きチチカカ湖へ。
ラ・パスからツアーもある。

ボリビアでおすすめの観光スポット:⑤100万ドルの夜景「ラ・パス」

ボリビアの事実上の首都ですり鉢状のユニークな形になっています。
(憲法上の首都はスクレ)

ボリビアの中では都会にも関わらずまだまだ民族衣装をきた人々を多く見かける事ができる伝統と共存した都市です。

まず行きたいのがお土産がたくさん売っている「サガルナガ通り」!

別名「魔女通り」とも呼ばれている程怪しいものまで売っています。

絶対見ておきたいのがラ・パスの夜景!!!

夜になると360度一面明かりが街を覆います。
独特な形の街ならではの一生忘れることが出来ない夜景です。

なお、ラ・パスは「世界一標高が高い首都」等でも知られていますが、実は「世界で一番治安が悪い」ことでも有名な首都です。ブラジルやチリなど隣国から観光に来る人ですらラ・パスに来る際は用心に用心を重ねてやってきます。スリや置き引きなどは、身の回りの物を慎重に管理していれば防げますが、白昼から街中で襲われてしまったり、強引に物をひったくられるケースも少なくないのが厄介なところ。どうぞ、基本的には一人でぶらぶらと街歩きをするのはお控えください。特にすり鉢地形の山沿いに行けば行く程、貧困街と言われておりますので、夜景を楽しみたい方は絶対に現地に精通したガイドが同行するツアーに参加し、とにかく大勢で行かれることを強くおすすめします。安全に留意して、日本の裏側にあるとっておきの景色を存分にご堪能くださいね!

ラ・パス(Nuestra Señora de La Paz)
住所:
La Paz,Bolivia
アクセス:
成田空港から飛行機で約2回乗り換えをし約25時間~30時間でラ・パスのエル・アルト国際空港着。
タクシーで約20分でラ・パスの市街地へ。

ヤンガヌ湖

出典: 4travel.jp

アルマス広場

LAKE69

サン・クリストバルの丘

ワイナポトシ山

マラス塩田

スクレ

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