ゴールドコースト国際空港(OOL)完全ガイド!市内へのアクセスと空港での過ごし方まとめ!

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ゴールドコースト国際空港からの市内へのアクセス方法と空港でのおすすめの過ごし方をご紹介。レンタカーにバス777、スカイバス、タクシーの早朝利用など、もっとも自分に合っているのは?小さい空港との評判があるけれどラウンジや免税店は満足いくものなの?現地SIMやホテルの情報を交えながら皆さんの疑問にお応えします。

ゴールドコースト国際空港(OOL)の概要

世界有数のリゾート地として根強い人気を誇る、オーストラリア東海岸の街・ゴールドコースト。60キロにわたり続くサーファーズパラダイス(Surfers Paradise)と呼ばれるビーチの眼前には、多くの近代的なホテルが建ち並び、街の反対側に位置する世界遺産のラミントン国立公園(Lamington National Park)では、そこでしか出会えない雄大な自然が広がっています。

年間300日が晴れの日、平均気温は25度と温暖なゴールドコーストは正に、地上の楽園!その楽園への入口となるのが、年間300万人以上の旅客者が行き来する、ゴールドコースト国際空港です。

利用者の多さにもかかわらず、1階建てで小ぢんまりとしたゴールドコースト国際空港。国内線、国際線ともに離発着をする、この空港には2つのターミナルがあります。ターミナルのビルから乗客が乗り降りするための搭乗橋(ボーディング・ブリッジ)がないのも、この空港の特徴のひとつ。このようにタラップから直接、飛行機へ乗り降りするという、すこし楽しい体験ですよね。到着早々にゴールドコーストの美しい日の出や、夕焼けに出会えるかもしれません。

日本からは直行便で9時間のフライト。オーストラリア最大手の航空会社・カンタス航空の子会社、ジェットスター航空の運航便が成田空港から就航しています。日本とゴールドコーストの時差はプラス1時間です。

ゴールドコースト国際空港には、ジェットスター航空やカンタス航空のほかに、ニュージーランド航空、タイガー・エアウェイズ・オーストラリアなどが就航を行っています。乗り入れをしているのが数社であるために、空港は比較的シンプルなつくりで、空港内で迷子になる心配もありません。日本語が話せるスタッフが在中していたり、日本語での案内表示板が多く設置されているのも、日本人にはうれしいポイントです。

また、2016年から日本のパスポートも対象となった、自動出入国管理システム・スマートゲートも、現在は英語のみの対応ですが、近い将来には表示言語に日本語が追加される予定です。

年間を通じてマリンスポーツや、自然探索を楽しめるゴールドコーストでは、年々旅行客が増加中。あるアンケートによれば、ゴールドコースト国際空港を利用した、80パーセントの人たちが「空港が小さすぎる」と感じているそう。そのような声も影響してか、空港に拡張工事が施されることが発表されました。拡張工事後の完成予想イメージは、このような感じ。

さらに2019年には、ゴールドコースト国際空港初となる、エアポートホテル(トランジットホテル)がオープンする予定で、既に着工が始まっています。192部屋の客室や会議場を完備した4.5つ星ホテルになるそう。完成が楽しみですね!

プロサーファーのワールドチャンピオンシップシリーズが開幕するのも、このゴールドコースト。世界有数のサーフスポットで波に乗るのもよし、歩くたびにキュッキュッと音のする浜辺を散歩するのもよし、世界遺産に登録されている国立公園へのツアーに参加するのもよし。いろいろな楽しみ方のできる世界有数のリゾートへの旅行を、このゴールドコースト国際空港から始めましょう!フライト中に上空から見える、息をのむような絶景もお楽しみに。

ゴールドコースト国際空港(OOL)から市内へのアクセス方法は?

①バス777とトラムを乗り継ぐ!ゴーカード購入でお得に市内へ

ゴールドコースト国際空港から市内へは20キロの道のり。アクセス方法は、バスを利用する方法、レンタカーを利用する方法、タクシーを利用する方法など複数あります。

最初にご紹介するのは、トランスリンク社(Trans Link)が運行する、サーフサイドバスのルート777(Route 777)と、トラムを乗り継いで市内へアクセスする方法です。運賃の割引が適応される、ICカード・ゴーカード(Go Card)を空港で購入して、お得な旅行にしましょう。

バス777の乗り場は国内線ターミナルを出てすぐ目の前の場所、タクシー乗り場の隣にあります。「Express travel from Gold Coast Airport to Broadbeach South 777」と書かれたキミドリ色の看板が出ているので目印にしてくださいね。

ゴールドコースト国際空港から、ブロードビーチ・サウス駅(Broadbeach South Station)へのバスは早朝5時台から11時台まで15分間隔で運行しており、1時間に4本ほどのダイヤです。このような黄色い車体のバスや、二階建てのキミドリ色のバスがくることも。二階建てのバス777は屋根のないオープントップバスではありませんが、上階から眺めるゴールドコーストの街並みは爽快ですよ。

バス777<ゴールドコースト国際空港からブロードビーチ・サウス駅>
●始発05時16分
●最終便23時36分
最新の時刻表は公式ホームページから確認できます。

バス777終点のブロードビーチ・サウス駅に到着したら、同じくトランスリンク社が運行する、トラムと呼ばれる路面電車に乗り変えましょう。バスの停留所とトラムの乗り場は同じ場所にあるため、迷う心配はありません。このようにオレンジ色の屋根と、路面電車のためのレールもあるので、トラムの乗り場だということが分かりますね。

こちらがブロードビーチ・サウス駅からヘレンズベール駅(Helensvale)までを結ぶトラム・ジーリンク(G:LINK)。近代的ですが、平らな顔と少し丸みのある形に温かみがありますね。ジーリンクは昨年の4月に路線が拡張されて、より便利になったばかり。サーファーズパラダイスを目的地とされる方は、カビル・アベニュー駅(Cavil Avenue)で下車しましょう。徒歩3分ほどで、キラキラと輝く白浜が美しいビーチにたどり着けます。

スーパーマーケットやフードコートなどが入った、ゴールドコースト最大級のショッピングモール・オーストラリアフェアショッピングセンター(Australia Fair Shopping Centre)を目指す方は、サウスポート駅(South Port)で下車してください。バスとトラムを乗り継いだ場合の、ゴールドコースト国際空港から市内への所要時間は45分程度です。

トラム・ジーリンク<ブロードビーチ・サウス駅からヘレンズベール駅>
●平日始発 05時00分
●平日最終便 深夜00時00分

始発から午前7時までは15分毎の運行
午前7時から午後7時までは7.5分毎の運行
午後7時から最終便までは15分毎の運行

●週末始発 05時00分
●週末 24時間運行

始発から午前7時までは15分毎の運行
午前7時から午後7時までは10分毎の運行
午後7時から深夜0時までは15分毎の運行
深夜0時から始発までは30分毎の運行
※ヘレンズベール駅からゴールドコースト大学病院(Gold Coast University Hospital)への最終便は深夜01時45分です。

そしてこちらが、ゴールドコーストで、バスやトラムを利用するなら購入しておきたい、オススメのICカード・ゴーカードです。最初にAU$10(780円)のディポジットが必要ですが、不要になったときには、チケットオフィスで返金を受けられます。さらに、フェリーや電車でも使用が可能で、交通機関に乗るたびに切符を買わなければいけないという煩わしさがありません。

ゴーカードを使用すると、通常の片道切符の30パーセント割引の運賃が適応になります。また、オフピーク時(朝8時30分から午後3時30分と平日の午後7時すぎ、週末と休日の終日)の使用では、さらに20パーセントの割引が追加されます。5歳以上14歳以下の子どもなら、週末は運賃無料という特典も。このような高コスパのゴーカードを買わない理由はありませんよね!

ゴールドコースト国際空港から市内への運賃は一般の場合、AU$5.7(450円)、ゴーカード使用の場合、U$3.96(310円)です。

ゴーカードを使うときは、乗り物の入口にある、このようなカードリーダーにタッチしてください。読み込みが完了すると、ライトが光り音が鳴ります。

ゴーカードは、ゴールドコースト国際空港の国内便到着カウンターにあるコンビニ「The HUB Convenience Store」や、インフォメーションカウンター「Visitor Information Centers」で購入できます。ゴーカードには、大人用、学生用、5歳から14歳までの子ども用、オーストラリア人のみが購入できるシニア用があります。5歳以下は無料です。

そのほかにも、1日乗り放題のシーキューカード(seeQ card)や、3日間または5日間乗り放題のゴールドコーストゴーエクスプローラーカード(Gold Coast go explore card)など、お得な切符が販売されているため、利用頻度や滞在日数に合わせて購入してみてくださいね。

②スカイバスで市内ホテルへ直行

ゴールドコースト国際空港から、市内のホテルへ直接向かいたいなら、オススメなのがスカイバス(Sky Bus Gold Coast Airport Shuttle)。ゴールドコースト全域の400以上のホテルや宿泊施設をカバーしています。さらに魅力的なのが快適な車内で使える無料Wi-Fiと、タクシーと比べると安い運賃。固定制の運賃で、超過手荷物料金がかからないのもうれしいポイント。

スカイバスのチケットは、事前のオンライン購入か、渡航日当日のチケットオフィスでの購入が可能。スカイチケットオフィスの場所は、国内線ターミナルの荷物引取りターンテーブルの前です。既にインターネットから切符を買ったという方は、チケットオフィスそばの出口をでた場所にある乗り場へ直接、向かいましょう。

スカイバスは朝7時から22時まで、毎時00時と30分の1時間2本のダイヤで運行しています。17時から最終便までは1時間に1本、00分の発車のみなので気を付けてください。スカイバスの車体はこのような感じ。大きな窓に開放感があり、赤い車体がポップですね。ゴールドコースト国際空港から市内の宿泊ホテルへの所要時間は30分から40分ほどです。

スカイバス <ゴールドコースト国際空港から市内の宿泊ホテルへ>
●始発 07時00分
●最終便 22時00分

運賃
〇大人ひとり 片道AU$21(1,640円)・往復AU$38(2,970円)
〇大人ひとり+子どもふたり 片道AU$21(1,640円)・往復AU $38(2,970円)
〇大人ふたり+子どもふたり 片道AU$42(3,290円)・往復AU$76(5,950円)
〇4歳以上16歳以下の子ども 片道AU$11(860円)・往復AU$22(1,720円)

大人がついていれば、子ども料金が無料になる点は、ファミリー旅行ではうれしい特典ですね。往復分のチケット購入なら割引があるのも、うれしいディスカウントです。

③レンタカーなら市内&観光スポットも効率的に周れる

もし、ゴールドコーストに点在する国立公園を効率的にめぐりたいなら、レンタカーを利用してもよいです。もちろん空港から市内までのアクセスにも利用できます。ゴールドコースト国際空港には、複数のレンタカー会社のカウンターがあるため、空港到着後に手続きをするのも良いでしょう。場所はターミナル1・国内線到着口の正面です。

レンタカーを借りるときに必要なのは、国際運転免許証、信用保証のためのクレジットカード、パスポートなどです。大手のハーツ(Hertz)や、バジェット・レンタカー(Budget Rent a Car)は保証が手厚いことで知られていますが、中には日本人が経営しているレンタカー会社も。オーストラリアは日本と同じく、右ハンドル・左車線。日本語のカーナビ搭載の車、日本車をレンタルできる会社も多くあるため、レンタカーを利用する敷居は他国ほど高くはありません。都市間の乗り捨てレンタルもOKな場合が多いので、気ままに行き来ができて便利ですよ。

④タクシーなら早朝でも市内へ楽々アクセス

ゴールドコースト国際空港から市内への最もお手軽なアクセス方法がタクシーを利用する方法。他の交通手段よりも運賃は高いですが、ゴールドコースト国際空港に早朝に降り立ったとしても、手続きもいらず、タクシー乗り場に待機している車に乗り込むだけと非常に簡単です。乗り場は、国内線ターミナルを出てすぐ目の前の場所にあります。

空港に乗り入れを行っているタクシー会社・ゴールドコーストキャブ(Gold Coast Cab)の車は白いセダン。乗車人数により、ミニバンタイプになることもあります。

ここで気になるのが運賃について。メーター制で、日本よりも安いと言われているゴールドコーストのタクシーですが、どのくらいかかるの?と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。実はゴールドコーストキャブのタクシーは、ひと味違う、定額制。料金は以下の通りです。1人で乗っても11人で乗っても同じお値段なので、大人数ならかなりお得に市内まで行けます。

ゴールドコースト国際空港からサーファーズパラダイスのホテルまでAU$65(5,120円)
ゴールドコースト国際空港からブロードビーチのホテルまでAU$55(4,340円)
ゴールドコースト国際空港からメインビーチまでAU$75(5,920円)

ただし、ひとつ気を付けたいのは、この定額制料金はゴールドコーストキャブのスタッフから引き換え券(バウチャー)を受け取った人のみに適応という点。しかし、ご心配なく!タクシーレーンには、このようなベストを着用したスタッフが待機しています。大人数の場合は、かなりお得なため、ぜひ利用してみてくださいね。

⑤コニクションのチャーターシャトルバスで市内へ

ゴールドコースト国際空港から市内へは、コニクション(Con-x-ion Airport Transfer)という会社の乗り合いチャーターシャトルバスが出ていて、これを利用することも可能です。チケットの購入方法は、公式ホームページからの事前購入か、空港の到着ロビーのインフォメーションデスクでの購入の二通り。国際線に到着した場合も、国内線に到着した場合も、スタッフが迎えに来てくれるため「Transit Centre」 と書かれた看板の下で待ちましょう。

コニクションのスタッフは、青いシャツに赤いキャップをかぶっています。市内までの料金は行き先にもより異なりますがAU$15(1,180円)から。所要時間は40分前後です。コニクションのサイトから、事前に料金を確認しておくと良いでしょう。

⑥空港送迎サービスを事前予約

ゴールドコースト国際空港から市内へ行くにはいろいろな方法がありますが、手続きや現地での言葉の壁に、不安を感じたりしませんか?先にご紹介したコニクションのサイトも英語表記であるし、何か間違えてしまったら、と心配になりますよね。そんなときは、世界中でオプショナルツアーを提供しているVELTRAの空港送迎サービスを事前予約しましょう。

VELTRAのサイトは日本語表記。日本語でプランの詳細や、実際に利用した人の体験談や口コミを読みながら決められるため安心です。支払方法も、クレジットカードやコンビニ払い、銀行ATM払いなど複数から選択可能なので、ご都合に合わせて利用してみてください。

ゴールドコースト国際空港(OOL)でのおすすめの過ごし方

オープンしたばかりの免税店でお土産を買おう

ゴールドコースト国際空港は小さくて、時間つぶしには最適ではないのでは、と思われていませんか?確かにコンパクトな作りですが、楽しみ方・過ごし方はいろいろ!そこで、ゴールドコースト国際空港でのおすすめの過ごし方をいくつかご提案いたします。

最初にご紹介するのは免税店について。昨年10月に国際線出発ターミナルにオープンしたばかりのハイネマン免税店(HEINEMANN TAX & DUTY FREE)では、お土産にもぴったりのブランドものの香水や化粧品ワインなどを扱っています。TRS(消費税の払い戻し)を希望される方は国際線出発ラウンジ・ゲート8番正面のTRSカウンターで手続きを行ってくださいね。

ラウンジならシャワーも完備で身も心もスッキリ!

続いてご紹介するのは空港ラウンジについて。ゴールドコースト国際空港には2つのラウンジがあります。1つ目はカンタス航空のフライト利用者やジェットスターフライトの利用者、ワンワールドのエメラルド会員、サファイア会員が利用できる、カンタスクラブラウンジ(Qantas Club Lounge)。場所は、国内線手荷物検査をぬけた直後の左手です。

ホットミールやコールドミールとともにいただけるワインや専門バリスタによるコーヒーの取りそろえは、十二分に満足のいくもの。さらに想像以上の充実ぶりなのが、ビジネスパーソンのための設備。専用会議室はもちろんのこと、高速Wi-Fi、パソコン、Apple iMac、プリンターなどが完備されています。

お子さま連れの方は、プレイステーションや、オーストラリアの大手出版社・ヒンクラ―の絵本がそろったキッズスペースを利用するのもおすすめ。リフレッシュしたい方はシャワー室で一息つくのはいかがですか?

ゴールドコースト国際空港の、もうひとつのラウンジが、ヴァージンオーストラリアラウンジ(The Virgin Australia Lounge)。ヴァージンオーストラリア航空のフライト利用者や、マイレージサービス・ベロシティの上級会員、デルタアメックスゴールドカード所持者が対象です。また、空席があればAU$65(5,130円)で都度利用も可能です。場所は国内線1番ゲートと2番ゲートのそばです。

ホットミールにプレミアムワインやビール、バリスタのいれるコーヒーがいただけます。コーヒー文化があり「コーヒー先進国」とも呼ばれるオーストラリアには10種類以上のコーヒーがあります。このラウンジでいただくコーヒーのファンだという方もいるそう。ヴァージンオーストラリアラウンジにもシャワー室が完備されています。

プライオリティパス所持ならAU$36までの食事を楽しもう

残念ながらゴールドコースト国際空港に、プライオリティパスが利用できるラウンジはありません。その代わりに使える特典が、国内出発ラウンジにある軽食店ベロシティエスプレッソ&バー(Velocity Espresso&Bar)でのAU$36(2,840円)までの割引。使い方は、店頭でプライオリティパスとフライトの搭乗券を提示するだけ。

サンドイッチや、ラップサンドなどのほかにもケーキやマカロンなどのスイーツが用意されています。ビールなど、アルコール類も豊富で入れたてのコーヒー、エスプレッソもいただけます。店内の食べ物、飲み物すべてに割引が使えますよ。

アーティストの生ライブやセラピードッグとのグリーティングを無料で楽しむ

ゴールドコースト国際空港の出発ラウンジでは、アーティストの生演奏ライブが頻繁に開催されています。2月に出演を予定しているアーティストの名前も既に公式ホームページで発表されています。毎週土曜日の午後2時30分から17時30分まで開催されているため、お時間がゆるす方はぜひ、ライブパフォーマンスを楽しみに足を運んでみてください。

たくさん遊んで楽しかったけれど旅行疲れをした方には、セラピードッグとの触れ合いもオススメ。ゴールドコースト国際空港ではフライトでの疲労を癒やしてくれる犬たちが常駐しています。こちらは先日2歳の誕生日をむかえたゲイリーくん。空港ターミナル内のメインチェックインホールにシフト制で勤務しています。シフトタイムは月曜日、水曜日、金曜日の午前7時30分から午前9時30分まで。

サッカーボールとビーチが大好きなゲイリーくんは泳ぎも得意だそう。写真を撮るためのポージングもお手のものとのことで、一緒に記念撮影をさせてもらうのも良いかもしれません。

お子さま連れならペアレントルームも利用して

お子さま連れのフライトは、気を使うことも多く大人も子供も普段以上にストレスを感じることがありますよね。そのようなときは先ほどご紹介したセラピードッグに会いにいったり、ゴールドコースト国際空港に設置されているペアレントルームを活用してみてください。チェックインホールや出発ホールに、小さなお子さんと一緒に利用できるトイレがあります。また、無料・時間無制限で借りられるベビーカーもあるため、必要な方はチェックインカウンターで尋ねてみてください。

ゴールドコースト国際空港(OOL)の便利なサービス・周辺施設まとめ

ロッカーを利用して身軽になろう

さて、続いてご紹介するのはゴールドコースト国際空港の便利なサービスや施設について。事前に知っていると役立つ情報を満載でお届けします。

まずは、すこし重い荷物を手放したい時に利用できるロッカーをご紹介。場所はジェットスター航空カウンター前にあるカフェ・The Coast Cafe and Barのそばのドアを出たところ。ハンドバッグや小さめのバックパックを預けるために最適なSサイズロッカーの大きさは42センチ×90センチ×42センチ。

Mサイズは小さめのスーツケースを預けるにはピッタリ。大きさは52センチ×90センチ×42センチです。さらに大型のLサイズロッカーは86センチ×90センチ×42センチという大きさ。スポーツ用品の収納にも最適ですね。ロッカーの利用料金は次の通りです。支払いには現金のほか、クレジットカードも使用できます。日本語に対応したタッチパネルが搭載されているため、操作も楽々です。

ロッカー利用料金(24時間まで・それ以降は1日単位料金が加算される)
●Sサイズ AU$12(950円)
●Mサイズ AU$14(1,100円)
●Lサイズ AU$16(1,260円)

空港無料Wi-Fiや空港でのSIM購入について

ゴールドコースト国際空港では無料Wi-Fiの利用が可能です。Wi-Fiの設定画面で「Airport Free Wi-Fi」というネットワークを選択するだけで、パスワードは必要ありません。ただし、FacebookやInstagram、TwitterなどSNSからのログインが必要なのは少々手間です。

近頃オーストラリア全域で急速に無料Wi-Fiスポットが増えています。うれしい反面、Wi-Fiスポット接続時の個人情報の流出も気になるところです。

ゴールドコーストのマクドナルドには利用制限なしの無料Wi-Fiスポットがあり、観光者向けのインフォメーションセンターでは利用できるWi-Fiスポットを紹介したパンフレットも置いてあるため、現地でのSIM購入やポケットWi-Fiレンタルは必要ないという感想も見かけます。ところが、不安定な通信速度にストレスを感じることも。

ゴールドコーストでのSIM購入を考えているのなら、ゴールドコースト国際空港の国内線ターミナルにある、オプタス(Optus)というお店がオススメ。5日間で5GBを使えるSIMはAU$10(790円)。28日間で35GBを使えるAU$30(2,370円)のプリペイドSIMなどが販売されています。

どのぐらいの容量が必要か決められないという方は、オプタスのスタッフに相談してみてください。SIMの入れ替えや設定もお任せで完了してくれるフレンドリーな店員さんが多いようですよ。

空港泊はできないので周辺のホテルに泊まろう

ゴールドコースト国際空港は、空港泊に適した空港ではありません。そのために、どうしても空港のそばに滞在しなければならない方は周辺のホテルに宿泊しましょう。そこで、オススメのホテルをいくつかご紹介します。

一つ目は、ゴールドコースト国際空港から2分の場所にあるラ・コスタ・モーテル(La Costa Motel)。事前に予約が必要ですが、早朝4時30分から午後11時まで、空港からホテルへ15分ごとに無料シャトルバスが出ています。ビーチまで50メ―トルという素晴らしい立地に加え、朝食も無料。レンタサイクルの貸し出しも行っています。部屋も清潔で口コミ評価も非常に高いホテルです。

もうひとつのオススメは、ゴールドコースト国際空港から350メートル、5分の場所に位置するゴールドコーストエアポートモーテル(Gold Coast Airport Motel)です。空港からの送迎は残念ながら行っていません。しかし、午前7時から正午まで15分ごとの、ホテルから空港への送迎を利用することは可能です。

全ての客室に電子レンジやトースター、冷蔵庫、アイロンなどが備え付けられています。クイーンベッドにシングルベッドが2つ設置されたファミリールームはご家族での宿泊に最適です。

最後にご紹介するYHAは、特にバックパッカーにオススメのホテル。先にご紹介したコニクションや、タクシーなどでもアクセスできますが、ゴールドコースト国際空港から徒歩でわずか5分の道のりです。グループで泊まれるドミトリールームは青い二段ベッドが印象的なお部屋。屋外プールや、バーベキュー設備、卓球ができるプレイルームなども完備されています。もちろん一人で泊まりたい方のためのプライベートルームもあり!開放的な雰囲気が爽やかで、グループ旅行には持って来いのホテルですよ。

ゴールドコースト国際空港(OOL)でたくさんのすてきな想い出を

ゴールドコースト国際空港からの市内へのアクセス方法と、おすすめの空港での過ごし方をご紹介しました。マリンスポーツが楽しめる美しいサーファーズパラダイスに、世界遺産に登録されたたくさんの国立公園など、10連休になる今年のゴールデンウィークには、ゴールドコーストへの旅行を計画してみてはいかがですか?ゴールドコースト国際空港を拠点にたくさんのすてきな想い出を作ってくださいね。

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AoiMakoto

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