コペンハーゲン国際空港(CPH)を徹底解剖!フライトまでの過ごし方やWi-Fiのつなぎ方などをご紹介!

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コペンハーゲン国際空港を徹底解剖します。デンマークの首都北欧への入口にあたる空港でのさまざまな過ごし方をはじめ、Wi-Fiのつなぎ方や、そのほかの便利なサービスの有無、市内までのアクセスや近隣ホテル情報など、コペンハーゲン国際空港の魅力を再確認します。

コペンハーゲン国際空港(CPH)の概要

コペンハーゲン国際空港は、デンマークの首都にある空港です。町の中心からは8km離れた位置にあり、アマー島内にあります。ヨーロッパのハブとなる国際空港で、年間約2,000万人が利用します。日本からは14時間以上もかかる遠い空港なので、「何度も行ったことがある」という方は少ないのではないでしょうか。そこで、今回はコペンハーゲン国際空港での過ごし方を詳しくお伝えしていこうと思います。

空港の雰囲気

開港当初は、カストルップ(Kastrup)空港という名前がついていました。現在の正式名称ではありませんが、コペンハーゲンには、郊外にロスキレ空港があるので、一般的にはこの名前で呼ばれています。特徴として横に長いのですが、逆にいえば、乗り継ぎなどで迷いにくい利点があります。また乗り換えの案内表示も分かりやすいと評判。ヨーロッパのハブ空港としても機能しています。
空港のデザインはヴィルヘルム・ローリッツェン(Vilhelm Lauritzen)が建築。この空港は、面白い特徴があり、空から見るとの紙飛行機の形をしています。もちろん内部も素晴らしく、ガラス張りのフロアで、吹き抜けの天井からやさしい光がさします。壁画やインテリアなどのデザインセンスもバッチシ。

空港の歴史

空港は、1925年に開港しました。当時は木造のターミナルを持っていた空港で、草の少ない牧草地が滑走路の役割を担いました。また水上飛行機の離着陸としても機能。しかし1940年の頃には開港時の10倍以上の旅客者が利用します。
前年の1939年にヴィルヘルム・ローリッツェン設計によるターミナルが完成。ところが第二次大戦中は、一部を除いて閉鎖。しかしその間に、滑走路がコンクリートになりました。戦争が終結した当時では、直接戦争に関わらなかったことが幸いし、ヨーロッパ一近代的な国際空港といわれます。
1946年にスカンジナビア航空が設立され、メインの空港となります。しかし同年、オランダ航空のストックホルム行きDC-3が事故を起こし、スウェーデン王子や女優ら22名が死亡します。
1956年ごろにはジェット機に対応するための拡張計画を行い、1960年にターミナル2が完成。現在のターミナル1は、1969年に完成します。この当時、空港からさらに沖合のSaltholm島に移転拡張する計画がありましたが、オイルショックなどにより中止。引き続きこの空港を生かすべく、ターミナル3などを含む拡張計画が続きます。1990年に民営化され、2000年にはエーレスンド橋が完成したことにより、スウェーデン側とも陸続きになりました。

ターミナルの数

コペンハーゲン国際空港のターミナルは3つあります。第1ターミナルはデンマークの国内線専用として使用中。キンバースターリング、ノルウェーエアシャトル、スカンジナビア空港が利用しています。第2ターミナルは、国際線ですが、いわゆるシェンゲン協定域内の航路で利用しています。また、デンマーク自治領ながら、遠方にあるグリーランド、フェロー諸島についても、事実上のシェンゲン協定内国際線の扱いとして、第2ターミナルから運航。
第3ターミナルが、シェンゲン圏外の航空路線専用となり、いわゆる出入国審査が行われます。スカンジナビア航空が成田空港との直行便を運航しており、それもターミナル3です。ただしターミナル3には、ショップなどがほとんどないので注意してください。

ターミナル間の移動

ターミナル間の移動は、24時間運行している無料のシャトルバスを利用します。早朝4時30分から深夜23時までは、10分間隔で運行。それ以外の時間帯は、20分間隔となっています。なお、空港からコペンハーゲン市内へのアクセスは、ターミナル3と接続。ターミナル3の中に三角形になっている部分があり、その先端が駅のある位置です。

イミグレの混雑状況

イミグレの混雑状況ですが、シェンゲン協定に入っていることもあり、比較的スムーズに手続きが可能。特にターミナルがコンパクトになっているため、手続きや審査も早いです。ちなみに日本からスカンジナビア空港でコペンハーゲンに入れば、そこで入国手続きを行います。これはたとえ乗継で別の国に行く場合でも、最終的な行先がシェンゲン圏内の国であれば適用。もしコペンハーゲン経由でヨーロッパの観光に行く際には注意してください。

コペンハーゲン国際空港(CPH)から市街地までのアクセス

コペンハーゲン空港から、市内へのアクセス方法について紹介。電車(鉄道)、バス、タクシーなどを利用する方法についてひとつずつ見ていきましょう。ちなみに公共交通利用の場合、どれを使っても共通の切符となっているので料金が同じです。後は目的地や好みで選びましょう。

電車

空港から市内に行くのに最も効率よくかつ時間が正確なのが、デンマーク国鉄を使うことです。国鉄の近郊鉄道(エストー)の駅が、空港の第3ターミナルと接続しているのでスムーズに移動できます。電車は10分から15分間隔で運行していて、快適に市内へ移動可能。所要時間はコペンハーゲンの中央駅まで13分なので、トランジットで気軽に市内に向かえますね。なお切符は駅で購入してください。日本のように列車内で購入ができず、持っていないと罰金が取られます。
ほかには、地下鉄(メトロ)でも市内に向かうことができます。中央駅までなら国鉄と同一料金で、所要時間も13分と変わりません。ただ地下鉄はホテルなどの関係で、非常に便利が良い時があります。2つある地下鉄路線の内、M2ラインが空港と接続、途中でM1に乗り換えるなどして、コペンハーゲンのさまざまな場所に地下鉄だけで移動できます。

バス

空港から市バスを使ってコペンハーゲン市内に行くこともできます。中央駅、市庁舎前広場経由Husum Torv行きの、A5系統のバスが空港で発着しています。バス停はターミナル3と2の中間あたりから外に出てください。正面に中州が見えたらそこが乗り場です。所要時間は中央駅まで30分で、鉄道と違い、バスの運転手から切符の購入可能。ただしコインのみが利用できます。
また、その他にも35番系統が、Tommerup経由Dr Byen St行き、36番系統が、空港から、Korsvejens Skole経由Noragersmindevej行きとして運行しています。

タクシー

空港からタクシーを使う方法です。タクシーはメーター制になっています。ターミナル3は到着ロビーの所。国内線専用のターミナル1は到着階の左側より乗り場があります。市内中心部へは20~30分かかります。ホテルまで直接行くので楽ですが、公共交通と比べて7~8倍の料金は覚悟してください。また、ほとんどのタクシーでクレジットカードの利用は可能で、チップは不要です。さらにうれしいことに、海外のタクシーでありがちなトラブルはほとんどありません。安心してタクシーを利用しましょう。

空港送迎サービス

海外渡航に不慣れなために、公共交通を利用するのが不安な場合、あるいはタクシーが比較的安全といってもどうしても心配という時には、旅行会社が運営している送迎サービスを利用する方法もあります。世界中の送迎サービスを行っているベルトラでは、コペンハーゲン空港から市内ホテルまで案内。英語ドライバーが運転。セダンタイプとミニバンタイプがあり、最大5名まで対応可能。もちろん貸し切りなので未知の国でも不安なく、リラックスして移動できるでしょう。

コペンハーゲン国際空港(CPH)での過ごし方

コペンハーゲン国際空港への過ごし方を紹介します。ラウンジのくつろぎ方、トランジットで市内観光、ショッピング、グルメについてひとつずつ見ていきましょう。

コペンハーゲン国際空港(CPH)での過ごし方① ラウンジでくつろぐ

空港にあるラウンジは、ビジネスクラス以上の搭乗券を持っている人や、航空会社の上級会員あるいはプライオリティパス所持者など、限られた人たちだけが利用できる空間。コペンハーゲン国際空港でもおすすめのラウンジがあるので、対象者は利用してみてください。
第2ターミナルにあるAVIATOR LOUNGEは、プライオリティパス所持者やダイナース、EURO CARDなどのカードを持っている場合でも利用できます。さらに155DKK(約2850円)支払えばだれでも利用可能。2歳未満は無料です。営業時間は早朝5時から夜の8時30分までで、保安検査を通過してから右折したピアAとBの間にあります。
ラウンジのドリンクは、コーヒーサーバーと各種ティー、炭酸などのソフトドリンクが用意されています。もちろんアルコールも用意されており、ワインも飲めるので、フライト前にゆったりした時間を過ごしてください。ドリンク以上に充実しているのが食事で、デニッシュ発祥の地とされるデンマークのデニシュパンのレベルはさすがといえる高さ。ワインとの相性もバッチシです。
また北欧の国でもあるためか、家具などの調度品にもおしゃれな雰囲気が感じられ、ラウンジのひと時は大変リラックスできるでしょう。

Aspire Loungeも、プライオリティパス保持者が利用可能なラウンジです。午前6時から午後9時まで営業。場所は、第2ターミナルの保安検査を通過した後に右折し、スターバックスの向かいにあります。あまり広くはないけれども、落ち着いた雰囲気があります。
カールスバーグのビアサーバーなど、用意されているアルコールは自由に飲んでください。食事は軽食が中心でサンドイッチやパンが食べられます。無料Wi-Fiはもちろん快適で何のストレスもなく、ネットサーフィンが楽しめます。
また、コペンハーゲン国際空港を拠点としているスカンジナビア空港(SAS)のラウンジもおすすめです。利用者がスターアライアンスのゴールド会員など少し限られています。早朝5時からオープンしており、SASの最終便が出る30分前まで営業。実はラウンジが2種類、SAS GOLD LOUNGEとSAS LOUNGEがあり、それぞれ利用資格が異なるのであらかじめ確認してください。
ラウンジの食べ物はサラダがあり、アルコールも豊富に置いています。シャワールームや快適な無料Wi-Fiもあるので、該当者は積極的に利用しましょう。

コペンハーゲン国際空港(CPH)での過ごし方② コペンハーゲン市内観光

デンマーク国鉄の近郊電車を使えば15分以内で、空港からコペンハーゲン市内に行けるので、トランジットの時間次第では、市内観光を楽しむという過ごし方もあります。
とりあえずサクッとみられるのが人魚姫像。大手ビールメーカー、カールスバーグ創業者の息子が、彫刻家エドヴァルド・エリクセンに依頼して制作した人魚像です。これはシンガポールのマーライオン、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧と並んで「世界三大がっかり」といわれる観光スポット。だから期待してはいけません。でも、結構多くの観光客が集まるスポット。最初から期待しなければ、それほどがっかりするものでもありません。もし写真を撮るならできれば午後に訪れたいところ。午前中は逆光になりやすいです。
もし人魚像をみたら、すぐ近くにあるカステレット要塞にも足を運びたいですね。これは商人の町だったコペンハーゲンの港の防御のため、1662年に作られた要塞で、函館の五稜郭のように星形になっているのが特徴です。現在はチャーチル公園として開放しており、自然の緑に囲まれてほっと一息つけます。星形になっている外周は遊歩道になっており、その道では時折ランニングをしている地元の人の姿も見られます。
また要塞の南東には、ゲフィオンの泉があります。ここには、北欧神話に登場する4頭の雄牛と、女神の像もあるので、北欧の物語に思いをはせながら、コペンハーゲンのひと時を味わいましょう。

コペンハーゲン中央駅の目の前にあるのがチボリ公園です。世界的にも有名なテーマパークで、かつて日本の倉敷には、こちらをリスペクトしたテーマパークがありました。本家のチボリ公園は、1843年に完成し、世界で3番目に古いテーマパークです。
ここは昼間に遊園地で遊んだり、夜は美しいイルミネーションが見られたり、終日遊べますが、トランジットの場合は時間が限られているので、雰囲気だけ味わってください。実は人魚姫の童話を書いた、ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、チボリ公園に何度も通って構想を練りました。また、ウォルト・ディズニーも、ディズニーランド構想を練る際にチボリ公園に通いました。世界的な名作と世界的なテーマパークでのアイデアの種を提供したチボリ公園。たとえ雰囲気を眺めながら散策するだけでも、楽しいひと時が得られます。
コペンハーゲンにはこのほかにも、クリスチャンスボー城やローゼンボー城、アマリエンボー宮殿、ニューカールスベア美術館、フレデリック教会など、歴史的に価値のある建物が比較的狭い範囲に点在しています。時間の許す限り、これらのスポットに立ち寄って、ぜひフォトジェニックな世界を満喫しましょう。

コペンハーゲン国際空港(CPH)での過ごし方③ ショッピングを楽しむ①

コペンハーゲン国際空港で、侮れない存在がショップです。お土産にはもちろん、時間つぶしに見るだけでも非常に楽しい思いをするお店が点在。いくつかあるおすすめを紹介します。
まずイチオシは、ロイヤルコペンハーゲンです。これはデンマーク王室御用達のお店で、ミシュランの星をゲットするような名レストランや、VIPが泊まるような有名ホテルでも使っている、食器の数々を取り扱っています。そんな高級食器店が空港に直営店を出店しました。もちろん高級品だけではありません。旅行者が気軽に購入できる小物なども数多く販売しています。
旅行からの帰りや、トランジットで立ち寄った際に、お土産として非常に良いグッズがありますから、時間をかけてじっくり気になる商品を物色してみてください。王室御用達というだけあって、食器のひとつひとつの素晴らしさに目を見張ります。代々受け継がれてきた技術を継承した職人たちの心遣いが伝わる気がするかも。店内を見ているとあたかもアートミュージアムで鑑賞している様なひと時が味わえ、こころ落ち着きます。コペンハーゲン最後の観光としても楽しみましょう。

ゲオルグジェンセンも、空港内にある素晴らしいショップ。ここは、もともと彫刻家を志したゲオルグジェンセンが、1904年に工房を立ち上げたことがきっかけとなった店。とりあえず身を立てるために始めたものが、いまでは、世界中に店舗を構えるジュエリーショップになりました。そんなドリームに満ちたお店は、デンマーク王室だけでなく隣のスウェーデン王室からも認められ、両国の御用達として非常に信頼の高いブランド。そんなハイレベルなブランド直営店が空港にあります。場所は保安区域内となっており、トランジットの時間つぶしやフライトまで余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。購入には敷居が高いかもしれません。しかしジュエリーの美しさは、見るだけでも価値があります。
また、空港のターミナル2と3には、デンマークが誇る世界的な玩具メーカー「レゴ」の直営店があります。日本にもレゴショップはありますが、ヨーロッパのショップはその豊富さ、充実さにおいてレベルが違いすぎます。それは空港の直営店も同様で、日本では見ることができないような珍しいレゴグッズを販売しています。子供が無邪気に楽しめるレゴグッズは、小さな子供がいるファミリー向けのお土産にも、非常に最適といえるでしょう。

コペンハーゲン国際空港(CPH)での過ごし方④ ショッピングを楽しむ②

コペンハーゲン国際空港のおすすめショップは、デンマーク国内にとどまらず、北欧由来の素晴らしいお店があります。フィンランド発のアパレルブランド「マリメッコ」では大胆なプリントや鮮やかな色使いが、見る者に対する強力なインパクトを与えてくれます。アパレルを中心に、インテリア用品や食器、かばんといった生活雑貨も、インパクトの強いデザインに彩られます。
フィランドを代表するメーカーブランドのひとつですが、北欧の入口に位置するコペンハーゲンは、フィンランド行きの運航便が多い事から空港に直営店を構えます。空港直営店では、主に生活雑貨を多数販売しています。気になるものがあれば、ぜひお土産の候補に入れてみてください。
もしコペンハーゲンを経由してフィンランドに移動する予定があるのなら、フィンランドで購入する前の事前準備にもなりますし、逆にフィンランドから戻ってきたときには、買い忘れたお土産の補充にも最適。いずれにしても、斬新なデザインのグッズ類は購入せずとも見る価値が大きいので、ぜひショップに足を運んでください。

北欧家具を代表する、デンマーク王室御用達の有名インテリアショップ「イルムズ・ポリフス」の直営店も、コペンハーゲン空港にあります。日本では雑誌やネット上で見かけることしかないブランド品の数々を、ここではリアルに見ることができます。憧れのショップにぜひ立ち寄ってください。空港店でのおすすめはキッチングッズ。自転車型のピザカッターや、卵の卵黄と卵白を分ける道具など、料理作りのサポートをしてくれる便利な商品を販売しています。デザインもセンス良く面白いものばかり。料理好きの人や、家庭の主婦層へのお土産にも最適なので、立ち寄る価値は高いです。
高級チョコレートといえばベルギーを思い出しますが、デンマークも負けてはいません。デンマークでは長く愛されてきたブランド「ピーターバイヤー」は、大切な人への贈答品にもバッチシ。メーカーのコンセプトが「チョコレートは人を幸せにする」との通り、このこだわりのあるチョコレートは口にするだけで、至福のひと時が味わえます。ドミニカ共和国産のカカオは、広大な自社農園で栽培したものを利用。カカオに加えて製品用のフルーツも栽培しているので、信頼のおける原材料が使われています。その直営店も空港内にあります。自分用にも最適な至高のチョコレートを、ぜひデンマーク土産の検討対象にしましょう。

コペンハーゲン国際空港(CPH)での過ごし方⑤ グルメ

コペンハーゲン国際空港には、ショップのほかに時間をつぶせる場所として、カフェやレストランの存在があります。他の空港と比べて際立つような、グルメが充実しているわけではありません。しかし、その中でもおすすめしたいお店を紹介。
Joe & The Juiceは、空港内で気軽に立ち寄れるカフェ。フレッシュジュースがメインで、コーヒーもあります。フードはサンドイッチがあり、軽くおなかに物を入れたい時にも最適。フレッシュジュースの種類が多く、10種類並んでいます。どれも味は申し分ないうまさ。その美味しさは、メニューの説明書きで書かれている内容をも超越します。
サンドイッチはいわゆる「ホットサンド」というようなもので、うすめのカリカリに焼き上げられています。パンというよりクッキーを熱くしたような食感かもしれません。でも味が素晴らしく、日本では味わえない独特のおいしさです、具の種類は豊富で、10種類くらいあります。ここは、気軽に入れるだけでなく、メニューもいろいろ試してみたくなるお店でしょう。

もう少ししっかりした食事をしたいのなら、「Aamanns」という、レストランがおすすめです。ここはデンマークのオープンサンド「スモーブロー」が、おいしいと評判です。ビールやワインといったお酒との相性が良いので、空港で時間つぶしに飲みたい時には最適。フレンドリーで陽気なスタッフも居心地の良さを増幅してくれます。北欧最後のスモーブローを食べたり、トランジットでデンマークに立ち寄った記念に立ち寄ったりと、利用方法は自由自在。料金はいわゆる北欧価格でした。
さて、もう一つ「Yo! Sushi」も、侮れません。名前の通りここは日本料理店。世界的なJAPANフード寿司を味わってください。寿司の他にもタタキとか日本らしいメニューがそろっています。日本を長く離れて旅をしているとついつい恋しくなりますね。後は日本との違いを見るのも楽しいかも。日本料理は帰国すれば、いやほど食べられますが、海外の日本食を味わえば、帰国後の楽しいお土産話が、一コマ増えること間違いありません。

コペンハーゲン国際空港(CPH)の便利施設

コペンハーゲン国際空港(CPH)の便利施設①:Wi-Fiのつなぎ方

コペンハーゲンの空港内で、無料Wi-Fiを使う方法を紹介します。空港でネットワークの画面を開くと「CPH Hotspot」と、「CPH Voucher」が出てきます。ここで前者を選んでください。すると「Sign in」の画面が出てきます。ここでメールアドレスと自分の国を入力します。その次に、「コペンハーゲン空港・ビジネスパートナーより、特別なお知らせを送っても良いか?」という趣旨の質問があるので、Yesを選択してください。あとは利用規約に同意のチェックを選択し、「Submit」を押す。これでログインが完了し、あとは「You are now connected to the CPH Hotspot network.(CPHホットスポットネットワークに接続しました)」とのメッセージが出てきて、Wi-Fiが利用できます。

コペンハーゲン国際空港(CPH)の便利施設②:シャワー施設

コペンハーゲンの空港内でシャワーを利用する方法は、設備はあるので使えますが、限られたメンバーだけとなります。それはラウンジ内で、SASラウンジと第3ターミナルにあるEVENTYR LOUNGEにあるシャワールームです。後者のラウンジはプライオリティパス保持者も利用可能。これらのラウンジに入れる場合に限り、空港内でシャワーを利用できます。なお、前者のSASラウンジは、2種類ありますが、入口から見て左側の、ビジネスクラス・SASマイレージ上級会員用のラウンジのみシャワールーム併設となっています。

コペンハーゲン国際空港(CPH)の便利施設③:喫煙所

世界的な禁煙モードの高まりの中、空港内でもたばこが吸えるところが限られてきており、愛煙家にとっては肩身が狭いところ。コペンハーゲン国際空港も例外ではありません。とはいえ、Aゲート付近に一カ所喫煙所があります。あとは、ラウンジの利用となります。しかしラウンジでも喫煙所を持つラウンジは限られます。SASラウンジとASPIRE LOUNGでは、喫煙専用室があるので、利用資格がある人はそこに行ってください。後者はプライオリティパス保有者も利用できます。

コペンハーゲン国際空港(CPH)周辺のホテル

クラウン プラザ コペンハーゲン タワーズ (Crowne Plaza Copenhagen Towers)

出典: www.agoda.com

クラウンプラザコペンハーゲンタワーズは、コペンハーゲン国際空港近くにあるおすすめホテル。場所は空港から市内に向かう途中、国鉄・地下鉄Ørestad駅の近くにあるので、アクセスが大変良く便利です。
近代的な設備で部屋の冷暖房は完備しており、ミニバーや薄型テレビも備えられています。また駅前にショッピングモールがあるので、食事にも困りません。ホテルでは朝食もあり、意外に充実しています。
市内からも遠くないので、コペンハーゲン観光の拠点ホテルとして利用する人も多いのが特徴。しいて問題点をあげるとすれば、いわゆるコペンハーゲンらしさに欠けるという点くらいでしょう。

クラウン プラザ コペンハーゲン タワーズ (Crowne Plaza Copenhagen Towers)
住所:
Copenhagen Towers, Ørestads Blvd. 114 - 118, 2300 København, デンマーク
電話番号:
+45 88 77 66 55
アクセス:
Ørestad駅から徒歩4分

ダンホステル コペンハーゲン アマガー (Danhostel Copenhagen Amager)

出典: www.agoda.com

ダンホステル コペンハーゲン アマガーは、コペンハーゲン空港近くにあるおすすめホステル。地下鉄Bella Center St.駅の近くにありますが、空港に行くには乗り換えが必要なので注意して下さい。市内へはバスを利用した方が便利です。非常にリーズナブルなホテルなので、宿泊費を抑えたい時にはおすすめ。部屋は清潔で綺麗です。ドミトリーや専用バスルーム付のファミリールームなど数種類の部屋から選んでください、キッチンは共同。スタッフはフレンドリーで親切です。

ダンホステル コペンハーゲン アマガー (Danhostel Copenhagen Amager)
住所:
Vejlands Allé 200, 2300 København, デンマーク
電話番号:
+45 32 52 29 08
アクセス:
Bella Center St.駅から徒歩13分

AC ホテル ベラ スカイ コペンハーゲン (AC Hotel Bella Sky Copenhagen)

出典: www.agoda.com

ACホテルベラスカイコペンハーゲンは、コペンハーゲン空港近くにあるおすすめ大型ホテル。地下鉄Bella Center St.駅のすぐ近くにあります。事前予約すれば、空港からの無料送迎にも応じてくれます。
新しいホテルでスタイリッシュな雰囲気が旅人を快適な気分に。内部は北欧のデザインが施されており、デンマークに来た気持ちにさせてくれます。部屋もバスルームも奇麗で清潔。最上階にはバーがあり、心地よい雰囲気にさせてくれますよ。朝食はバイキング形式でハイレベルな内容に朝から満足できるでしょう。

AC ホテル ベラ スカイ コペンハーゲン (AC Hotel Bella Sky Copenhagen)
住所:
Center Blvd. 5, 2300 København, デンマーク
電話番号:
+45 32 47 30 00
アクセス:
Bella Center St.駅から徒歩7分

さいごに

コペンハーゲン国際空港は、デンマークのコペンハーゲンにある空港です。カストルップ空港とも呼ばれています。1925年に完成した空港は、コンパクトですがヨーロッパのハブ空港として活躍。ヴィルヘルム・ローリッツェンが設計しました。第二次世界大戦終了時には、ヨーロッパでもっとも近代的な空港でした。移転の計画もありますが頓挫し、現在の空港を年々拡張しています、2000年には橋がつながりスウェーデン側とも陸続きに。現在ターミナルは、国内線用の第一とシェンゲン圏用の第二、その他の第三ターミナルの3つがあり、無料シャトルバスで移動可能です。イミグレの混雑はあまり心配する必要はありません。
アクセスで便利が良いのは、デンマーク国鉄で、13分の所要時間で中心駅に到着します。地下鉄駅もあり、時間はほぼ同じ。バスも運行しており、これらの公共交通は、料金が同じです。タクシーは割高ですが、ホテルまで一直線。他国ほど悪いドライバーが少ないので安心です。空港送迎サービスも利用できるでしょう。

出典: www.jalan.net

コペンハーゲン国際空港の過ごし方で、利用資格があればラウンジでくつろげるのは最適。プライオリティパスが利用できるラウンジが複数あります。また拠点としているスカンジナビア空港のラウンジは利用資格によって1Fと2Fを選ぶことになります。
アクセスが便利いいので、トランジットで市内に出るのもおすすめ。三大がっかりの人魚姫や公園のような星の要塞カステレット、そして童話やテーマパークのヒントを与え、かつて日本にもリスペクトされた施設があった、チボリ公園もおすすめです。
空港内のショッピングも充実。王室御用達の直営店が複数あり、北欧の空気が感じられるショップも見どころバッチシ。チョコレートもお土産に最適です。カフェのフレッシュジュースやお酒と味わうスモーブロー、そしてデンマークで寿司も味わえます。
Wi-Fiは手続きを行えば簡単に接続できますが、シャワーはラウンジでのみ利用してください。わずかですが、喫煙ルームもあり。そして近くのホテルは市内にも近く滞在にも便利なところばかりです。
ハブの能力を有しておきながら、こぢんまりしていてショップが多く、かつアクセスも便利なコペンハーゲン国際空港は、空港機能としてメリットが豊富な、またとない空港といえるでしょう。

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