【2021年】群馬でおすすめの初詣スポットTOP18！最強パワースポットや人気神社・穴場寺でご利益を

榛名山や伊香保温泉、紅葉の美しい名所など多くの観光スポットがある群馬県。群馬県内には初詣にピッタリの神社やお寺もたくさんあり、来年はお参りのご利益にあずかって新年をスタートさせてみませんか？

群馬県最強と呼び声も高いパワースポットや穴場神社、人気のお寺まで網羅しました。欲しいご利益は縁結び？それとも厄除けや無病息災それとも開運？さあ、群馬の初詣先探しを始めましょう！御朱印情報やお守り情報もお届けしますね。

群馬で初詣に行くならまずオススメしたいのが栃木最強のパワースポットで、自然からも寺社からも力をいただけると噂の「榛名神社(はるなじんじゃ)」。榛名神社の歴史は古く起源は1400年以上も前にさかのぼります。

こちらは、榛名神社へと続く700メートルにも及ぶ参道の様子。舗装された石畳の脇には杉や紅葉、苔など雄大な自然が広がり参道に入った瞬間から澄んだ空気が体を包み、美しい木々らの息吹が感じられます。

榛名神社の参道から本殿までの所要時間は、ゆっくりと歩いて15分程度。この間に立つ樹齢1000年の矢立杉(通称・千年杉)は、かの戦国武将、武田信玄がお礼参りに弓矢を奉納したことから名がついたと言われています。

開運や商売繁盛のご利益があると言われている榛名神社では、こんなに可愛らしいカラフルな色合いの心願成就お守りをいただくこともできますよ。水に浮かべて吉凶を占う、御神木開運おみくじをひいてみるのも◎。

初詣に訪れる人の数はなんと12,000人。榛名神社にはあまりにも強いスピリチュアルな気があふれ、不思議な写真が撮影できるとも言われるほど！初詣にはまず自然の中で深呼吸したい、リフレッシュしたいという方にオススメの神社です。

群馬にある初詣にオススメな寺社の中でも、特に面白い特徴を持っているのが「貫前神社(ぬきさきじんじゃ)」。貫前神社は下り宮という造りになっているのですが、皆さんはこの言葉をご存じですか？

日本三大下り宮の1つに数えられる貫前神社はなんと、大鳥居をぬけると下りの階段があり、下りきった場所に拝殿があるという構造なのです。なんだか神さまを見下ろしているようでササッと階段を下りたくなってしまいますが、怪我のないようゆっくりと行きましょう。

貫前神社は531年に創建され、徳川家光、徳川綱吉により再建された由緒ある神社です。敷地内数カ所に点在するパワースポットの中でも、初詣に行く方なら誰でもその力にあずかることができるのが、この下り宮の参道。開運や安産祈願そして縁結びなどのご利益がいただけると言われています。

貫前神社のお守りのひとつには「無事に帰る」と蛙をかけた「無事カエル守り」があります。交通安全にまつわるお守りなので車を運転する方や、留学をされる方などが持っていても良さそうですね。

初詣の参拝者数は10万人！ちょっと珍しい下り宮を体験してみたい方には、オススメの神社です。三が日は特に込み合いますが「無事にカエル」ご利益もいただいて怪我もなく帰宅して楽しい松の内が送れそう。

群馬の街を見下ろし初詣に来る方々を見守ってくださる観音さまがいらっしゃるのは「高崎白衣大観音(たかさきびゃくえだいかんのん)」。元来は高野山の子院のひとつでしたが1941年に群馬は高崎の地に移転しました。

高崎白衣大観音が初詣にオススメの理由は、なんと言ってもその知名度の高さ。群馬県民の方なら知らない人はいない寺社なので、とにかく有名どころにお参りしてみたいという方には最適。

とはいえ何故有名なのかが気になりますよね。それはやはりこの41.8メートルもの高さの観音さまにあります。真下から見ると圧巻の一言。観音さまの大きさは迫力満点で、自然と見上げて手を合わせてしまいます。

高崎白衣大観音さまのありがたさは外側からだけではなく、内部からも感じることができるんですよ。9階建ての高さがある肩の部分まであがっていくと、胎内には20体の仏像が納められています。こちらにも合掌してくださいね。

高崎白衣大観音のご利益は厄除け。一年間の無事をお願いしましょう。また観音さま胎内から望む日光連山や秩父連山の絶景は心洗われるものがありパワースポットと呼んでも良いかもしれませんね。

さらに、例年元日は0時から吉祥宝銭が5,000名に無料頒布されています。三が日には3万人の方が参拝に訪れる高崎白衣大観音さまに新年の活力をわけていただきましょう！

「迦葉山龍華院弥勒寺(かしょうざんみろくじ)」は群馬県沼田市に位置するお寺で、初詣には2万人の参拝客でにぎわいます。街から16キロメートルの場所にある深山幽谷の山中にあるため、春夏秋冬どの季節に訪れても美しい自然を感じられるスポット。

特に、迦葉山の秋の紅葉や冬の雪景色の時期には霊験あらたかな雰囲気が一層増します。迦葉山龍華院弥勒寺を、さらに神秘的にしているのが中峯堂に納められた高さ6.5メートルもの巨大な天狗のお面。こちらをジロッと見ている大小の天狗面にも凄みがあります。

848年に開かれた迦葉山弥勒寺の天狗のお面の由来は、中峰尊という神通力を持った僧が逝去された時に天狗のお面が残っていたという伝説からきています。徳川家康の祈願寺であったことでも知られています。

こちらでお参りをする際には中峰堂でお面をお借りし、次回参拝の時には前回のものをお返しし新たなものを買って納めるという習わしがあります。迦葉山弥勒寺ではぜひ御朱印とともに天狗のお面にも注目してみて。

迦葉山弥勒寺のご利益は開運や諸願成就。数年越しにでも叶えたいお願いごとがある方は「次回は新たなお面を買ってお礼参りにきます」という気持ちで初詣にお参りをしてみては？開運への強い想いをお持ちの人にオススメしたいお寺です。

群馬県の温泉・湯治場と言えば伊香保温泉が有名ですが、もし初詣期間中にご旅行でこの地を訪れたら絶対に訪ねていただきたいおススメの神社があります。それは、伊香保温泉を語る時に欠かせない、この石段を上がりきったところにある「伊香保神社」。

839年に創建され、かつでは別の場所にあった伊香保神社ですが、この地に移動してからは温泉の神さまとして親しまれています。温泉イコール治癒の力ということで医療や子宝のご利益がいただけるとも。「伊香保神社にお参りしたら妊娠した」なんて口コミも聞かれるほどなんですよ。

ところで、伊香保神社へ続く階段は何段あるかご存じですか？答えはズバリ365段！一歩一歩踏みしめながら歩くことで今年あったことを振り返りながら、ありがたかったことには感謝しつつ反省したいことには、ほんのちょっと後悔しつつ思いを馳せることができそうです。

この一年間のことをゆっくりと振り返りたいな…という方には特にオススメしたいですね！伊香保神社では御朱印の授与を社務所で行っていますが、基本は土日のみの営業で、それ以外は書置きとなります。

そして、こちらが伊香保神社の御朱印。日本の縁起物の代表格、鶴が飛び亀が見上げています。亀の甲羅がハート型に見えるのが可愛らしいですね。

続いてご紹介するのも、群馬は伊香保の地にある初詣にオススメの寺社。初詣の参拝客数10万人を誇る「水澤観世音」で読み方は「みずさわかんぜおん」です。

推古天皇・持統天皇の願いにより創建された1,300年以上の歴史あるお寺で、釈迦堂には釋迦三尊像が安置されており参拝により家内安全・商売繁昌、諸願成就のご利益にあずかることができます。

また、水澤観世音は東京へも日光へも、そして善光寺へも36里の位置にある霊験あらたかな場所としても知られており、この厳かで畏怖の感じられる土地をパワースポット的だと感じる方も多いのだとか。

また水澤観世音の裏山・水沢山には安産や子育ての女神として知られる木花咲耶姫がお祀りされているので、女性に特に人気のあるお寺でもあります。子育てを後押しするお力にあやかれるということで、お子さん連れのご家族や女性には特にオススメしたい初詣先です。

水澤観世音のもうひとつの見どころは六道輪廻と書かれた「六角堂」。強運やご先祖さまへの感謝の思いが伝わるご利益のある開運六道地蔵尊が納められており、回転式の台座を左に3回まわすとご自身の真心が供養されると言われています。ご先祖さまへの日頃の気持ちをお伝えしたいですね。

群馬県内で初詣に1.2万人もの参拝者を誇る「赤城神社」。赤城山の山頂に鎮座する赤城神社は、806年に創建され徳川家光の庇護のもとにあった由緒ある神社です。

赤木大明神と赤城山、そしてそのふもとの湖・赤城大沼が祀られており、お参りすることで無病息災 、開運招福、商売繁盛、厄除けなど様々なご利益にあずかることができます。

赤城神社は拝殿まで続く朱色の橋(啄木鳥橋)と秋の時期の紅葉の景色が特に美しく、壮大な自然の力を感じられるスピリチュアルなパワースポットであると参拝者はそろって口にします。

赤城神社には様々なご利益があるとお伝えしましたが、その中でも注目したいのが女性に力を授けてくださるご加護について。赤城神社には中世日本の説話集「神道集」にも残る美しい赤城姫と淵名姫、2人のお姫さまを天上界にいざなったという伝説が残されています。

「赤城姫命の伝説」と呼ばれるこの物語にあやかり、赤城神社には特に多くの女性に関するお守りが授与されています。その中でも、御朱印帳のバリエーションは他寺社とは桁違いの豊かさ。十二単をまとった美しい姫の御朱印帳が春夏秋冬、色違い・季節限定で登場します。

赤城神社は女性のあらゆる願いを叶えるとされているので、何かお願いことや心配ごとがある女性は心を込めて参拝してみると良いかもしれませんね。

日本の伝統的な縁起物のひとつと言えば、だるまが挙げられますよね。群馬県の「少林山達磨寺」には本堂へと続く階段を上ると朱色の大小色々な大きさのだるまが奉納されおり、初詣でも一見の価値あり。

神社やお寺で見られる朱色は神聖な心持ちにさせてくれる、日本人にとってはスピリチュアル的な意味でも特別な色ですよね。目で見る厳かなお正月を迎えたい方は、ぜひこちらへ参拝を。

300年ほどの昔、厄除けや安産のご利益がある菩薩像と大達磨師の形に彫った霊木が祀られていた少林山達磨寺には、寺院法度の令により禅の道場として役割を果たしていた時期と、その時を経て寺院へ昇格することができたという起源・由来があります。

地域の人たちからの篤い信仰心を集めながらも中々「寺」として認められなかったという時期、そしてそれでもあきらめないという気持ちが七転び八起するだるまと何ともマッチしていますよね。

200年前の大飢饉の際には、困窮する農民たちに張り子のだるまを副業として作らせて全国に広まり、縁起だるま発祥の地としても知られることとなりました。

お正月三が日に11万人が訪れる少林山達磨寺では、だるま型をした絵馬やお守り袋が多数取りそろえられています。中でもちょっと可愛らしいのが、斜めにすると目が飛び出る「目が出る・目出たい・めでたい」こちらのお守り。厄除けのご利益がある少林山達磨寺ですが、七転び八起したい！気合いを分けていただきたい！という方にもオススメの初詣先です。

全国に点在する雷電神社の総本山が群馬にあるので、初詣にお出かけしてみませんか？群馬県板倉町にある「雷電神社(らいでんじんじゃ)」の初詣には例年5万人の参拝客が訪れます。

雷さまといえばゴロゴロと雷を落とす、怒りの強い方のようなイメージがありますが、こちらの参拝のご利益は長寿や金運上昇、子孫繁栄。火の神さまイザナミ(の働き)からお生まれになった雷電さまは、創造神から出現したことにより、ことの始まりのシンボルともいえる存在です。新たな年には何か新しいことをスタートさせたいという方にオススメしたいですね。

また、雷電神社に祀られているこちらの「なまず」は地震や雷から守り、代わりに自信を授けてくれると言い伝えられており見逃せません！

雷電神社には社殿の裏手にパワースポットと名高い弁財天が祀られています。財宝富裕や音楽芸能、美人長命、開運招福などのご利益がある女神さまにもお力をお借りしましょう。

弁財天の石像のそばに願いごとを入れて奉納できる、「卵抱き白蛇」という白いヘビの形をした御像を置けばお参り完了。皆さん、弁財天の体中、そして琵琶にまで白ヘビを納めていますね。

本当にその地に行った人しか見ることのできない景色がありますよね。写真や人づての話とは違う、自分の感覚でしか味わうことのできない神秘的な感覚や絶景を群馬の初詣で体験したいなら、初詣参拝者数3.5万人を誇る「妙義神社(みょうぎじんじゃ)」への参拝を検討してみて。

妙義山の登山口に鎮座する1,500年の歴史をもつ妙義神社へは、神門まで長く続く険しい階段を上ることでやっとアクセスできます。ゆっくり一歩ずつでも、しっかりと地に足をつけて上りきり振り返ると、こんなに高いところまでやってきたのか！と驚いてしまうことでしょう。

妙義神社は、標高406.9メートルの場所にありご利益は開運、商売繁昌、縁結び。また農耕桑蚕の神さまとしても古くから知られています。江戸時代初期から中期にかけて建築された本殿や拝殿は、装飾がきらびやかで荘厳。

また近頃、妙義神社の話題の中心となっているのがパワースポットと言われている本殿手前の樹齢500年の3本の杉。よくよく調べてみるとこの杉を結ぶ三点の真ん中に、かつて埋められたであろう人工の石が見つかったのだそう。丁度本殿へむくような配置から神聖なスポットだったと推測されているとか。

1668年に群馬は大真間に創建された「貴船神社(きふねじんじゃ)」には、水の神さま・タカオカミ神、山々の神で五穀豊穣をつかさどるオオヤマヅミ神、病を治し人々を救済するオオナムチ神が祀られています。群馬県内でも一二を争うほどの初詣客の多さで、例年1.2万人が貴船神社へ足を運びます。

貴船神社は関東地方全域を日照りから遠ざけ、人々の生活の基本である衣食住を守るというご利益から発展し、ひいては家内安全、そして商売繁盛、心願成就を叶えてくださるといわれています。

大晦日に貴船神社にむかい元日午前0時。新年を迎えると共に境内には太鼓の音が鳴り響き祭典が始まります。大変な数の人で混雑しますが、崇高な雰囲気のなかで清々しい夜の空気を吸うのも忘れがたい体験となりそうです。

また、貴船神社は交通安全のご利益がある神社としても有名。そのため、車を運転する人やバイクを運転する人などにも人気の高いスポットです。交通安全に関するお祓い・御祈祷をする方も多いですよ。お仕事や日常生活で運転をする方にオススメしたい初詣先です。

初詣の雰囲気ってどんな感じ？と聞かれたら皆さんはなんと答えますか？除夜の鐘の音や焚かれたお線香、護摩焚きの読経の声に屋台周辺のにぎわいなど…といったところでしょうか。

そんな典型的なイメージを覆すのが「世良田東照宮(せらだとうしょうぐう)」。なんと元日になった瞬間に花火があがるんです！群馬でちょっといつもとは違う初詣体験をしたい方にはオススメのスポットですよ。

また、世良田東照宮は徳川家康公を主祭神としている徳川氏発祥の地であり、境内のそこかしこに徳川ゆかりの建造物や宝物を見ることができるので、歴史好きさんにもピッタリの神社です。

世良田東照宮のお参りのご利益は、厄除けや合格祈願そして出世開運など。ここで注目したいのは出世開運。15代にわたって江戸幕府を開いた徳川家のパワーに後押ししていただきたいですよね。

自宅に帰ってからも長いことご利益にあずかりたい！と人気なのが徳川家康のシンボルでもある「松に鷹」がデザインされたお守り。また新元号に変わった際には、世良田東照宮の限定御朱印「令和」バージョンが200枚だけ配布され話題になりました。

ちなみに、こちらが世良田東照宮の限定御朱印。こちらにも松の木にとどまる獲物を狙うような表情の鷹が描かれています。なんとこちらの絵も全て手描き。公式ページによると人気のため二回に渡り授与があった旨と「次回は未定」とありましたので、初詣期間中もチャンスはあるかもしれません！

今年は忙しくて初詣に行けそうもないな…。そんな時でもあきらめてはいけません！群馬の県庁所在地・前橋からほど近い新前橋駅からアクセスの良い寺社に初詣に行きましょう。

群馬県の初詣では、どちらかというと車でのアクセスが便利な神社仏閣が多いですが、今年は電車しか手段がないという方にもオススメです。免許は返納してしまったという高齢者の方も、お天気の良い松の内あたりに気分転換がてらお出かけしてみましょう。

オススメしたい「上野総社神社」の読み方は「うえのそうじゃじんじゃ」。群馬県一帯を守ってくださる総鎮守で、上野総社神社をお参りすることで群馬県内全ての神社をお参りすることに匹敵するとされています。今まで毎年訪れていた栃木県内の初詣にも行ったことになるんですね。「今年からはいつものように参拝できないんだ…」なんて気を落とさないで良いんですね！

上野総社神社の始まりは、古代の皇族のひとり豊城入彦命が日本書紀にも登場する経津主神(ふつぬしのかみ)をお祀りしたことにあると言い伝えられています。

上野総社神社にお参りすることで、県内全ての神社に参拝に行ったことになると言われていますが、特に強いご利益を受けられる分野は厄除けと交通安全とされています。

本殿の北に位置する稲荷社へ、お願いごとを書いたこの白い「願掛けきつね」を持っていき奉納しましょう。一体ごとに少しずつお顔の違うきつねさんが可愛らしいですね。

日本の昔話で皆さんがお気に入りのお話は何かありますか？動物が登場するものや、お姫さまが登場するものなど日本には多くの民話がありますね。

群馬の「青龍山茂林寺(せいりゅうざんもりんじ)」に初詣に出かけて出会える昔話はさて何でしょう？答えはこの画像の中に隠れているのですがお分かりになりますか？

気付かれた方も多いですよね。そうです！青龍山茂林寺は1426年に大林正通大和尚によって開かれたお寺なのですが、タヌキと茶釜でお馴染みの逸話・文福茶釜のおとぎ話の舞台となった場所なのです。

初詣という日本の伝統文化に触れながら、童心に返ることのできる青龍山茂林寺は現代の生活にちょっと疲れて一息入れたい時に参拝するのもオススメですよ。幼かった頃の気持ちを少しだけ思い出す初詣でリフレッシュした新年のスタートがきれそう。

青龍山茂林寺の参拝でいただけるご利益は必勝祈願。タヌキと他をぬくという言葉遊びをしたタヌキの微笑む「他抜守り」というお守りが人気です。

ご本堂には、あの文福茶釜が安置されているのでお参りの後にはぜひ、こちらにも立ち寄ってみてくださいね。

群馬県最強のパワースポットをお探しなら初詣は「桐生天満宮(きりゅうてんまんぐう)」で決まり。天神さまとして広く知られる菅原道真が御祭神のこちらの神社は徳川家康が、関ケ原の戦いで必勝祈願をしたという経緯もある由緒正しいスポットです。

今年こそは、落ち込んでしまったように感じる運気を上昇させたい…そんな方にオススメしたい桐生天満宮のご利益はズバリ昇運。

桐生天満宮の本殿にはたくさんの龍の彫刻があり、壁画にも龍が描かれています。よく見ると境内のそこにもあちらにも龍がいることが分かります。龍は古くから悪運を断ち切り立身出世を手助けする吉神の印。関東地方一帯から多くの昇り龍を拝むべくたくさんの方々が参拝に訪れます。

桐生天満宮は、関東五大天神のひとつにも数えられているんですよ。そして桐生天満宮には、ご紹介したいパワースポットがもうひとつあります。

それが拝殿の右側にゆったりと座っている「願掛け撫で牛」。この牛にはこんな逸話が残っています。ある日あまりにも怠け者だった牛をこの場所に繋ぎ反省させようと考えましたが、牛は反省しなかったために遂に石に変わってしまったのだそう。

この願掛け撫で牛に触ることで着実に前へ進むことのできる着実全身・健康増進のご利益があると言われています。牛が身をもって教えてくれているように、怠けず一歩ずつでも進んでいきたいですね。

ちょっとコアだけど穴場の群馬の初詣スポットもご紹介しましょう。「伊勢崎神社」は境内の敷地が700坪と小さめの神社ですが、初夏には藤棚が美しく紫の花をつけ、秋には銀杏の黄金色の葉が風に舞う四季折々の自然を感じられる場所です。

近隣のたくさんの人たちに親しまれている伊勢崎神社。言い伝えによると、1213年には既に前身となる社殿が創建されていたそうです。

ところで、拝殿を見上げるとこの様なプロペラがあるのが分かります。どうしてこんなところにプロペラ？と思われますよね。伊勢崎神社の木製プロペラは飛行機が無事帰還しますように…との思いを込めて第二次大戦中に富士重工業の社員が奉納したものです。

そのことから、伊勢崎神社のご利益のひとつには渡航安全・航空安全が挙げられます。大戦のことを思うと心がギュッと締め付けられますが、大切に後世に残したい何物にも代えがたい大切なプロペラですね。

伊勢崎神社のプロペラ型の渡航安全守りが頒布されています。そして、もうひとつ注目していただきたいのが群馬県伊勢崎市の特産品である織物・伊勢崎銘仙を使った御朱印帳と御朱印。

こんな素敵な美しさがあったなんて！新年早々ありがたい気持ちで一杯になりますね。よく見ると御朱印には伊勢崎神社のプロペラにちなんだ飛行機のハンコが押されていますね。正月には例年2万人が参拝に訪れます。