【鹿児島】カップルや子連れにおすすめの家族風呂10選!日帰りもできる貸切風呂をご紹介
366501views- 住所:
- 鹿児島県鹿児島市薬師2丁目8-29
- 電話番号:
- 099-251-8090
- 営業時間:
- 9:00~17:30(土曜日は10時から17時まで)
- 定休日:
- 日・祝日
- アクセス:
- 鹿児島中央駅から徒歩15分
鹿児島県の特産品についてご案内します。南九州の鹿児島。実は意外なものが特産で、日本有数の産地なので本当に驚きます。そんな意外性のあるものや珍しいもの、それから「いかにも」といった定番を含め20アイテム厳選して紹介します。
鹿児島県は南九州の一番南側にある南海の県です。そしてこの先には奄美・沖縄という離島だけが残されています。かつては「薩摩」と呼ばれ、鎌倉から明治維新まで島津家が支配。また、幕末を中心に歴史上の有名人が多数輩出されています。
そんな鹿児島にはいろいろな特産品があり、定番のものから意外性のある特産品、また珍しいものまでいろいろあります。今回は農産物、畜産物、魚介類、加工品、そして工芸品とあらゆるジャンルから鹿児島の特産品を厳選してみました。
さつまいもは、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。さつまいもはヒルガオ科サツマイモ属の植物の中でも養分を蓄えて肥大化した塊根といわれる部分の名称です。「さつま(薩摩)」の名前がついているとおり、鹿児島を代表する特産品。
ただし原産は中南米です。大航海時代に中南米からフィリピンや中国に入ります。その後宮古島と琉球地域を経由して鹿児島に入ったものと推測。九州では中国(唐)の芋と呼ぶことがあります。鹿児島のほか関東や徳島などでも栽培されます。ただし全国の中でも鹿児島県では32万トン程度を生産。これは日本全体の3割を占めています。
薩摩藩ではさつまいもの栽培を奨励していました。それには藩内の地質上の事情があります。主に火砕流により形成されたシラス台地では、コメ作りに不向きでした。そこでコメに代わる作物ということでサツマイモの栽培を奨励しました。
そのほかの地域では藩による奨励はないものの民間で広まり、飢饉(ききん)の際の食物としての役目を担いました。また享保の大飢饉では幕府もサツマイモの栽培を奨励しています。
サツマイモは、芋の部分を主に食用として利用。具体的には焼き芋やてんぷら、おやつ用、さらには焼酎の醸造用に使用されます。また葉や茎の部分についても食用に使われることがあります。
(さくらじまだいこん)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。桜島大根は桜島の特産品だった大根で、鹿児島県の伝統野菜です。また世界一大きな大根としてギネスブックに認定されました。地元では「しまでこん」という名前で呼ばれています。
起源にはいくつかの説があります。一つ目は、練馬大根同様に愛知県の方領大根(ほうりょうだいこん)からの改良品説。また霧島地方で栽培されていた国分大根の改良品ともいわれています。そのほか、もともと桜島で自生していたものという説もありました。いずれにせよ1804年の薩摩藩の文書では、すでに記載されています。
桜島では最大200ヘクタールもの栽培面積があり、1200戸もの農家が栽培していました。しかし大正の桜島大噴火や、ミカンのほうが商品価値が高いとのことから、大幅に減少し島内では現在1.5ヘクタールほどの栽培面積しかありません。しかし代わりに九州内の鹿児島市郊外や霧島市での栽培がメインとなっています。
また2000年以降には世界一桜島大根コンテストを開催しています。そこではかつて31キログラムもの巨大大根が出品されたことも。そんな桜島大根は、ほかの大根と同様の食べ方をしますが、多くは煮物やおでんの種です。鹿児島市では、おでんに入った桜島大根2個分を毎日食べると、血管機能の改善効果が期待できるとのことから奨励しています。
桜島みかんは、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。桜島みかんは、鹿児島の桜島で栽培されているかんきつですが、別名「桜島小みかん」と呼ばれ、その大きさは世界一小さいみかんとしてギネスブックにも認定されました。
こちらのみかんが桜島で栽培されるきっかけには、3つの説があります。一つ目は、島津義弘が朝鮮出兵の後に、朝鮮半島から持ち帰ったといわれています。二つ目は同じく島津義弘つながりですが、関ヶ原の戦いから離脱する際に紀伊の国から持ち帰ったという説。最後に徳川家康の家臣が称賛したことにより幕府に献上され、名産品として認められたという説があります。
桜島みかんの特徴は、直径4センチ前後という大きさのほかにも、次のようなものが挙げられます。まず香りが大変良いミカンで、果実には甘みが凝縮されています。次に皮の部分は肉厚。そのためこの皮の部分を刻めば、そばやうどんの薬味になったり、なますの具材になったりします。
桜島独自の土層(火山灰と軽石)がバランスよく混ざり合っていることから、水はけがよい土壌です。それが果実に甘みを加える要因でした。ただ出荷時期が例年12月の1カ月程度しかないため、希少価値が高いので購入するタイミングには注意しましょう。
文旦(ボンタン)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。文旦は中国南部や東南アジア、台湾が原産の果物です。ちなみに「ザボン」も同じ果物。日本には江戸初期に渡来しました。
この果物を持ち込んだ貿易船主の謝文旦にちなんだ名前が付けられました。謝のほうが「シャボン」それがなまって「ザボン」に、文旦が「ブンタン」、それがなまって「ボンタン」になりました。
木の高さは3メートルほどで果実の大きさは最大2キロまで成長します。ちなみに現在、鹿児島ではいろいろな種類の文旦が栽培されています。
鹿児島の文旦は、阿久根文旦がとくに有名です。阿久根地方では最大1キログラムのサイズが収穫されています。果肉は淡紅色で歯ごたえがあるのが特徴。また黄色い皮の中にある白いワタ(アルベド)の部分が厚いこともあり、ザボン漬けに使うのにぴったりです。
また阿久根文旦は、ボンタンアメの原料としても有名です。ボンタンアメは、鹿児島市に本社のあるセイカ食品が製造販売する飴菓子。阿久根文旦の果汁を加えた求肥の飴です。見た目はキャラメルですが、口に含むと甘さとともに、文旦本来のかんきつの風味が口の中全体を覆います。
きびなごは、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。これはニシンの仲間で、全長が成魚でも10センチメートルと大変小さい魚体です。おもにインド洋と西太平洋の熱帯亜熱帯域に生息。西日本ではよく食べられる魚です。
鹿児島県の沖合には黒潮が流れており、その関係でまとまった漁獲高があるのが特徴。捕獲時期は近海で産卵する4月から11月と長めですが、その中でも旬は5月から7月と春から夏にかけてがおいしいです。また熱帯地域では年中捕獲。一説には鹿児島南部の方言に、「帯(キビ)」「小魚(ナゴ)」というところから、この名前がつけられました。
きびなごはアジやサバ、カツオといった肉食魚類の餌でもあるため、もともとは食用よりもむしろ釣りの餌として使われていました。しかし近年の研究でDHAやEPAといった不飽和脂肪酸が多く含まれることが判明。そこで健康食品として人気が高まりました。
身は柔らかく道具がなくても手で骨などをとれるので、簡単に刺身にできます。その方法で作られるのが、鹿児島の伝統的な盛り付け「菊花造り」です。刺身のほかにも唐揚げや南蛮漬け、またアンチョビに似ていることから最近ではピザなどの洋食として、きびなごを加えるところも増えてきました。現在の鹿児島では、そのまま食べるほか、加工品があり、それらはお土産としても活躍しています。
バショウカジキ(芭蕉梶木)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。バショウカジキはインド・太平洋の亜熱帯と熱帯の海域に広く生息する魚で、カジキの仲間です。特徴として背びれが帆船の帆のようなかたちをしており、日本ではそれを観葉植物のバショウ(芭蕉)の葉に見立てました。
鹿児島を含む日本近海に現れるものはフィリピンで産卵したものがやってきます。旬は9月から11月の秋の時期。鹿児島では旬から「秋太郎」と命名。かごしま旬のさかなにも選ばれています。また、地元鹿児島では、バショウカジキが水揚げされるニュースが流れると、「秋が来た」と感じるほど親しまれています。
バショウカジキは沖合を高速で遊泳し、傷つきやすいのが特徴。漁法としてはマグロ延縄、突きん棒、定置網で捕獲します。ただ水揚げ後の鮮度に営業を及ぼすため、捉えると即座に締めなければなりません。肝心の肉質は、繊維質が強い反面、脂肪分が少ない赤身です。その味わいは、ほかのカジキ類と比べるとやや劣るといわれています。
食べ方は刺身、塩焼き、唐揚げが一般的ですが、ステーキやフライなど調理方法を選びません。その中でも旬の盛りで油のノリが良いときにぜひ味わいたいのが刺身です。新鮮な身は美しいピンク色をしており、その状態で口に含むと肉のうまみが一気に広がります。
うなぎは、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。今や高級魚になりつつあるウナギは、浜名湖などの養殖地が有名。ところが鹿児島県が日本で最もウナギの養殖が盛んです。そのシェアは全国の4割。しかしウナギの資源は乱獲などが原因で絶滅危惧種にまで指定されました。
ウナギの生態はまだ未知の部分が多く、養殖もなかなかうまくいきません。それでも大隅地区を中心に稚魚のシラスウナギから成魚までを研究所で育成しています。また遥か南海で卵を産み日本にやってくるウナギということもあり、養殖場の水温を常に30度と熱帯魚並みに設定しています。
温泉のある指宿では温泉でウナギを養殖することも始められています。これまで稚魚のシラスウナギを捕獲して、それを成長させる養殖方法をとっていました。しかしシラスウナギ自身の激減という事態もあることから、ウナギの完全養殖にも着手。卵を人工孵化(ふか)し、成魚まで育てて販売することを計画しました。
その計画推進のために志布志市の専門店が名乗りを上げています。そんな県を挙げての努力を惜しまない、鹿児島のウナギをぜひ味わってみましょう。市内を中心に、ウナギの専門店が軒を並べています。
鹿児島黒牛(かごしま牛は)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。鹿児島黒牛とは鹿児島県内で飼育されている牛肉のブランド名です。鹿児島では肉用の和牛の生産量がトップクラスにランクイン。品種改良を重ねて世界に通用する「鹿児島黒牛」を誕生させました。そして平成29年には鹿児島牛が全国総合優勝を獲得。
しかし三大和牛をはじめとする有名ブランドが多い牛肉の中ではまだ知名度が薄く、そこで誕生したのが、 ギュージンガー・ブラックというローカルヒーローです。ネット上の動画で公開されており、話題性もあるために全国区のテレビにも紹介されました。その影響もありその存在が知られつつあります。
4種類ある肉用牛のうち最も多く作られている黒毛和種のうち、全国の2割弱が鹿児島産です。また現在全国で名前を知られている銘柄の牛も、もともとは鹿児島で生まれたものが存在しています。それは鹿児島ではストレスがなく育成できるから。もうひとつは血統を重視しており常に高品質の和牛を提供しているからです。
市内には、このブランド牛を管理するJA鹿児島県経済連の直営店「華蓮鹿児島店」があります。こちらでは牛肉の各部位が存分に味わえるしゃぶしゃぶを用意。また、せいろ蒸しも大人気です。直営店でコスパも良いので、鹿児島に来たらぜひ堪能しましょう。
かごしま黒豚(かごしまくろぶた)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。かごしま黒豚とは鹿児島県内で飼育されている豚肉のブランド名で、イングランド南東部のバークシャーを原産とする純粋種です。1999年に「かごしま黒豚」として商標登録されました。
その歴史は戦国時代にさかのぼり、当時から豚肉を良く飼育していました。「歩く野菜」との異名を持ち、九州を統一する勢いのあった当時の島津氏は、兵糧としての豚を生きたまま持ち運んだとされます。江戸時代に入ると、琉球侵攻時に手に入れた琉球の豚と薩摩の豚を掛け合わせて品種改良。江戸時代の薩摩藩にとり、米以上にサツマイモと豚肉が重要な食料資源でした。
明治以降に入りイギリス原産の豚との交配も行われるようになり現在の豚肉となります。もともとやせた土地の多い鹿児島ではこの時代も豚の生産を強化すべく努力。のちに「黒豚の父」「養豚の恩人」との異名を持つ人たちの活躍があり、終戦直後に「鹿籠豚」(かごぶた)という名のついた豚肉が数多く東京に運ばれました。
なぜなら「鹿籠豚」はサツマイモを餌に与えたために鹿児島の豚肉の品質の良さとおいしさが際立っていたからです。これは日本初の豚肉ブランド名でした。そんな「かごしま黒豚」のおいしい食べ方として現地では、黒豚しゃぶしゃぶが人気です。また黒豚の角煮、ステーキ、とんかつなどあらゆる豚料理でおいしさを引き上げます。
薩摩地鶏(さつまじどり)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。薩摩地鶏は江戸時代に薩摩藩で作られ、主に闘鶏を目的としていた薩摩鶏が原点です。薩摩鶏自体は昭和18年に国の天然記念物に指定されました。そのため現在は観賞用に飼育されています。
平成時代に入ると、薩摩鶏の雄とロードアイランドレッドという雌との間で交配が繰り返し行われ、10年もの歳月を経て完成したのが薩摩地鶏です。その結果2000年の一般公募により薩摩地鶏と命名されました。ちなみに薩摩鶏は800年の歴史を持っています。
気性の激しい闘争心のある闘鶏の血を継いでいる薩摩地鶏は、現在では名古屋コーチン、比内鶏と並んで日本三大地鶏のポジションを有しています。気性の荒いのが飼育上の難点ですが、肉の味は格別です。肉そのものの弾力、美しい色あい、そして口の中から染み渡る甘味はいずれもハイレベル。2005年に開催された地鶏コンテストでは、グランプリ(最優秀賞)を手に入れました。
薩摩地鶏は、いろいろな料理にして味わえます。濃厚なうまみそのものを堪能できるおすすめは鹿児島の郷土料理のひとつ鳥刺し。そのほか奄美地方に伝わる鶏飯や桜島由来の溶岩の上で焼きあげる溶岩焼きもおすすめです。
鹿児島茶(かごしまちゃ)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。日本全国各地で生産される茶のうち、静岡に次ぐ量を誇るのが鹿児島です。もともとは他産地のブレンド用に作られていました。しかし90年代より鹿児島茶を見直す動きが起こり、「かごしま茶」という名のブランド品として売られるようになります。
鹿児島で茶の栽培がおこなわれたのは鎌倉時代のの初期と伝わります。これには伝説があり、それは平家の落人が伝えたというもの。記録上では鎌倉末期にその文献が残されています。そして江戸時代に入ると盛んに栽培されていきます。
明治に入ると積極的に茶畑を開墾しましたが、粗悪品が流通したり、紅茶の栽培が定着しなかったりと、他県の茶所に大きく出遅れてしまいました。そのため知名度もなくブレンド用で作られていましたが、前述したとおり地域ブランドとして知名度が上がりつつあります。
鹿児島茶のなかでも、香りが強い特徴をもつ「ゆたかみどり」、色の良い「あさつゆ」、定番の「やぶきた」の栽培が盛んです。もともとブレンド用のため、このようにいろいろな品種が作られたという背景があります。まだまだ「意外」と思われる鹿児島茶ですが、機会があればぜひ味わってみましょう。
鰹節(かつおぶし)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。鰹節は、主に太平洋沿岸で取れる鰹を原料に作られる加工食品ですが、その中でも鹿児島の枕崎は、その生産量が国内トップ。
古事記にも「堅魚」という名で登場する鰹節。枕崎にその製法が伝わったのは寛永年間とされます。現在の製法につながる方法で作られたのは江戸中期からで、その様子は枕崎の領主たちが謡った連歌として鰹節が登場します。
枕崎で鰹漁業の発展に寄与した人物がいました。それは幕末から明治にかけて活躍した原耕(はらこう)です。彼は私財を投じて造船所を建設し、発動機のついた漁船を量産します。そして鰹漁を発展させました。
伝統的な鰹節は次のようにして作られます。最初に水揚げされた生の鰹を解体し、三枚におろします。次にかごに入れて窯で100分煮た背させますが、沸騰させないようにするのがコツ。
次に冷ましてからうろこや骨を除去し、生節が出来上がります。ここから燻製して乾燥。工程の状況によってはここで荒節と薩摩節に分類。その後は天日干しを行い、最後に「カツオブシカビ」と呼ばれるカビを噴射します。このカビによってうまみ成分が生成されます。
このような手順を経て作られる鰹節はさまざまな種類に分類されますが、最も高級なものが本枯節(ほんかれぶし)と呼ばれるもの。高級品として取り扱われます。
薩摩揚げ(さつまあげ)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。薩摩揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げて作られ、かまぼこの分類では「揚げかまぼこ」に該当。揚げかまぼこは、もともと中国に存在した料理が元です。琉球王国に伝わった後、薩摩に上陸してから全国に広まっていきました。
また、幕末の藩主・島津斉彬(しまづなりあきら)が諸藩で作られているかまぼこにヒントを得て、鹿児島の風土に合う揚げ物料理を考案させたという説も。いずれにせよ鹿児島の高温多湿な気候には最適な食べ物には間違いありません。現在でも鹿児島の食卓にはなくてはならないものとなっています。
薩摩揚げは、地元で水揚げされる魚介類が材料になることが多いので、地域によって若干の違いがあります。使われる魚の種類が多く、イワシ、サメ、カツオ、サバ、ホッケなど多種多様です。基本的には単一の魚肉だけを使うのではなく、複数の魚肉を混ぜて作ることが一般的。そして魚のすり身だけではなく、野菜を入れたものや魚介類の塊を入れたものなどがあります。
食べ方はそのままでも、また軽く炙った後、カラシ醤油やショウガ醤油をつけて食べるのもおいしいでしょう。おでん種やうどんの具、あるいは煮物の材料としてもばつぐんです。
山川漬(やまがわづけ)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。山川漬は500年の歴史があり、秀吉の朝鮮出兵のときにも兵糧として海を渡りました。もともとは指宿市山川の名産品です。
作り方は秋から冬にかけて生産された大根を、極寒の時期に土がついたまま冷風にさらします。やがて水分が抜けた大根を洗浄。それを天日干しをして、薩摩焼の大きな甕(かめ)の中に付け込みます。そして半年間自然発酵させて完成。壺の中に入れるので壺漬ともよばれますが、厳密には別物。壺漬よりも熟成度合いの深いのが山川漬です。
山川漬は、平成3年に「鹿児島県ふるさと認証食品制度」の対象となりました。現在4社の製品6アイテムが認証を獲得しています。この伝統ある製法が現在でも受け継がれている理由として、山川地区の特徴が挙げられており、それは薩摩半島の南端で、開聞岳のふもとに位置しているからです。この地域は昔から大根の栽培が盛んな地域でした。場所柄、真冬でも霜が降らないことから大根の干乾に適していました。
現在でも昔ながらの製法を守り抜き、天日干しはもちろん、手作業で干し終えた大根の肉質を均一にします。薩摩焼の甕の底には、すのこが敷かれ、また定期的に浸出液を抜きながら長期間密閉して作られます。
薩摩焼酎(さつましょうちゅう)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。基本的に九州地方で生産される乙類焼酎(本格焼酎)でも鹿児島のものは芋を原料にして作られます。麦やソバなど、ほかの原料の焼酎と比べて味が濃厚なのが特徴。特に鹿児島で作られる、芋焼酎を薩摩焼酎と呼んでいます。焼酎作りが盛んな裏付けとして、47都道府県で唯一ビール以外の酒類として1位の生産量を誇っています。
薩摩焼酎には明確な基準が設けられ、鹿児島で収穫されたサツマイモを原料とし、麹もコメは認められていますが、鹿児島県産サツマイモを使うことを奨励。また鹿児島県で採取した水のみを仕込みとして用います。蒸留や貯蔵、瓶詰めに至るまで鹿児島県で行ったもののみ、このネーミングを名乗ることが許されます。
薩摩焼酎は、戦国時代の永禄年間に作られていたという記録が残っています。一説には薩摩藩に取り込まれた琉球王国から焼酎の製法が伝わったとの記録もあります。全盛期では薩摩藩内で3700軒以上の業者が存在していました。しかし、この当時は主に米で焼酎が作られており、芋で作られるのは、サツマイモを奨励した幕末の島津斉彬の治世からです。
年々製造業者は減少傾向にありますが、現在でも大小100社のメーカーが焼酎を製造。そして現在、薩摩焼酎の価値が認められ、いわゆる3M(森伊蔵、魔王、村尾)のようなプレミア焼酎などが登場。若い人にも人気があります。
軽羹(かるかん)は、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。厳密には鹿児島以外の九州地域にも存在する和菓子です。そのなかでも鹿児島が特に有名。
大きな特徴としてかるかん粉を原料に使います。この粉は米粉の一種で、水洗いしたうるち米にヒビを入れて軽く挽いたものです。このかるかん粉をベースに、すりおろした山芋に水と砂糖を加えた液を混ぜ合わせて生地を完成。それを容器に入れて20分以上蒸すと軽羹が完成。
完成した軽羹の味わいは半スポンジのような口当たりです。ただ軽羹はそのまま提供するだけではありません。それは水分少なめの堅い生地を作り、そこに小豆餡を入れて丸く成型した饅頭タイプがあります。
軽羹の歴史は、江戸初期の時代、1686年から1715年ごろと言われています。薩摩藩内で誕生し、藩主用の献上品としてその記載が残されていました。この菓子ができた背景として、藩内のシラス台地で自生している山芋と、支配下に置いていた奄美や琉球で生産されている砂糖の存在が大きかったといわれています。
軽羹の名前を一躍有名にしたのは、幕末の藩主・斉彬が明石出身の菓子職人・八島六兵衛を藩に招聘してから。彼が藩内で創業した店が、現在の明石屋です。その明石屋は鹿児島市内に本店があり、正統派の軽羹を販売しています。
白くまは、鹿児島県のおすすめ特産品のひとつです。白くまは、鹿児島市内発祥のスィーツです。基本的なスタイルは次のとおり。かき氷を作り、その上に加糖練乳(コンデンスミルク)をかけてから、お好みに応じて好きな果物を盛りつけます。最後に小豆餡を載せれば完成。
鹿児島市内にある数多くの喫茶店やレストランで、白くまをいただけます。ちなみに白くまの由来は諸説あります。代表的な説はふたつあります。ひとつめは1930年代に市内にある西田本通りの綿屋が夏に副業を行うこととなり、かき氷の新製品を発表します。そのときに練乳に書かれていた白くまの絵を借用しました。
ふたつめの説は終戦後、1947年に市内の喫茶店「むじゃき」を創業した久保武が、始めたというもの。ミルクシロップのかき氷を考案して、それを豪華に見せるために、缶詰のみつ豆の材料をその上に盛り付けます。それが評判を呼ぶのですが、その際に干しブドウがふたつついており、それが目に見えて白熊みたいに見えたというものです。
本家の天文館むじゃきは、白くま販売店のメッカとして地元の名店。かつては夏季限定だった750ミリリットルの大判白くまを通年で販売しています。鹿児島観光の際にはぜひ立ち寄りましょう。
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