滋賀県信楽周辺のランチスポット10選！おすすめメニューもご紹介！

滋賀県と聞いて、先ず思い出すのは琵琶湖でしょう。日本一の湖がもたらす豊かな食材が滋賀県にはあります。
また滋賀県には日本三大牛の一つ「近江牛」があり、今回ご紹介する信楽地方には日本五大茶の一つの「朝宮茶」があります。これらのブランド食材、自然豊かな地域で育てられる新鮮な野菜、素材を生かした調理法…そして料理を引き立てる選び抜かれた信楽焼の器…これらを使ったランチをオーナーのこだわりが詰まったお店でいただけばステキなランチタイムになることまちがいなし!!　
これからご紹介するお店はそんな信楽のなかでも行列ができるほどの人気店です。
そんなお店でランチタイムを過ごせば…陶芸だけではない「信楽の食の魅力」も感じられるはずです。

「森のcafe」は信楽町神山にあります。どうしてここが「隠れ家」なのかと言うと…山林に囲まれたバスも走っていないようなところにポツンと一軒だけ建っていて、道路には案内表示も無く…しかも電話番号が非公開とされているからなのです。「規模が小さく、たくさんのお客様に来ていただいてもきちんと対応することができないから」ということが非公開の理由なのですが…にもかかわらず…ここは平日でも行列ができるほどの人気カフェなのです！ 建物はログハウス風で周りの林からは鳥のさえずりが聞こえてくる…そんな「森のcafe」でいただくランチはきっと心も癒してくれるはずです。

「森のcafe」のランチメニューは「ランチセット」と「キッシュセット」の2種類のみ。
「ランチセット」は「ベーコンステーキ、チキンのグリル、ソーセージ、サラダ、ライス」がワンプレートで提供されます。驚くのはそのボリューム！ プレートからあふれんばかりです！「キッシュセット」は「本日のキッシュ、ビーフシチュー、サラダ」。煮込まれたビーフシチューはトロットロ！ こちらの方がボリューム小さめです。 どちらのセットもドリンクとデザート付。
信楽の人気カフェ「森のcafe」でいただけるこれら2種類の人気ランチはどちらも数量限定です。

信楽駅前交差点にある「マルタ陶喜」という陶器店の敷地内にあるカフェ「マルポタ舎。」
ここのオーナーさんはマルタ陶喜の娘さんです。
「マルポタ舎。」…この言葉の響きはちょっとカワイイですよね。
どうして「マルポタ舎。」になったかというと…「マルタ陶喜」の英語表記「Maruta Pottery」(マルタ ポタリー)から最初の2文字をもらい…「マルポタ舎。」…となったそうです。
陶器店の娘さんが経営するカフェなので勿論食器類にもこだわりが！
「マルポタ舎。」で使用されている食器はオーナーさんのお兄様が製作したオリジナル！ 人気ランチを彩ります。

一対の大きなライオン像がお出迎えしてくれる「マルポタ舎。」
「とろとろたまごのオムライス」「欧風ビーフカレー」「香ばしいやきめし」等…ランチメニューはその日によって変わります。駐車場は敷地内のマルタ陶喜さんと共用になりますが、12台ほど停めることができます。
ドリンクメニューが豊富でスイーツも…手作りケーキや焼菓子、ソフトクリーム、あんみつ等…いろんな種類があり、ステキな信楽焼の食器とともに運ばれてきます。木のぬくもりが感じられる店内でランチをいただいた後はドリンクとスイーツでほっこりしてみませんか。

「串カツ　武蔵」は信楽駅交差点の近くにあります。このご一家はおよそ20年前に大阪から移って来られました。大阪と言えば串カツの本場ですよね。それに大阪は人を楽しませようとするサービス精神に溢れた土地柄…「串カツ　武蔵」はそんな雰囲気に溢れた楽しくて温かいお店です。お店の入り口にはのれんがかかっていて、店内の様子はわかりにくいでのすが…そののれんをくぐればアットホームな空気を感じられるはず。そんな雰囲気の良いお店でいだだく本格な串カツランチ…なので「串カツ　武蔵」は信楽の人々は勿論…県外からもリピーターが訪れる人気のお店なのです。

人気のランチは2種類…「串カツ定食」と「ソースカツ丼」です。
「串カツ定食」はお店の方が一串一串…揚げたての串カツを提供してくれますが、その中にはお店で一番人気の「肉巻きアスパラガス」もちゃんと入ってます！食べ終わったあとの串はというと…お皿の横におかれた何とも愛嬌があってかわいらしい信楽焼のカエルのお口の中へポイッ！　食べ終わった後の串が見苦しく散らばることもありません。
「ソースカツ丼」のソースは創業時から使用されている自慢の自家製のもので「串カツ武蔵の串無しメニュー」として有名です。

「土鍋ご飯&CAFE 睦庵」は信楽中学校の傍にあります。
ご飯は注文した後、土鍋で炊き始められます。ご飯が炊き上がるのを待つ間…食事で使用するお茶碗を選ばせてもらえるのですが…ここでは陶芸作家の方々が製作したお茶碗の中からランチで使用するお茶碗を選ぶことができるのです！
ご飯を炊き始めてからおよそ20分後…土鍋の蓋を開けると…湯気の下から現れるツヤツヤのご飯！！
土鍋で調理をすることにより遠赤外線効果がうまれ…甘味が引き出されたおいしいご飯が炊けるのだそうです。

「土鍋ご飯&CAFE 睦庵」はご主人のご自宅の一部を改装されたお店で、使用されるお米もご家族で栽培されたものです。そんなこだわりの土鍋ご飯とともに提供されるランチメニューで人気なのは「陶板焼きのチーズインハンバーグ」！！ こちらも遠赤外線の作用でふっくら焼きあがっています。他にも「焼き魚」「土鍋で揚げたてチキンカツ」「土鍋スープカレー」があり…勿論ご飯は全て「土鍋炊き」です。ここではケーキもいただけるのですが、そのケーキも土鍋で焼かれていて…ランチの後、ドリンクと一緒にセットメニューとして注文することもできます。
「土鍋ご飯&CAFE 睦庵」は信楽で作られた焼物が生み出すおいしさを実感できるお店です。

「BROWN RiCE AND WAYER」は信楽焼をはじめ…世界の陶芸を扱ったテーマパーク「陶芸の森」の産業展示館内にあります。店内は天井が高くて明るく…大きなガラスの向こうに広がるのは豊かな芝生の緑と青空！ テラス席もあり…こちらではペットと一緒にランチをいただくことができます。人気ランチの中心となっている材料は有機栽培のお米や自社で作っている発酵食品、昔の製法で作られた調味料等で…信楽の無農薬野菜をたっぷり使用したランチは女性に人気があります。

穀類や野菜等を基本とした「マクロビオティック」に沿ったランチもあり、材料は「体に優しいもの」という考え方を基に選ばれています。生地に滋賀県産の小麦粉と酵素玄米をミックスしたものを用いたピザや信楽産無農薬玄米を発酵させたモチモチとした食感のおむすび、発酵玄米を材料にした根菜カレーや塩麴チキンのカレー等…「健康」を考えたメニューが並びます。店長お勧めの基本調味料をメインとした食品雑貨も販売されていて「普段の食事で体の中からキレイになること」を目指せます。

「cafe-awa-isa」は信楽高原鉄道信楽駅近くにある古民家カフェです。ここには信楽焼の作家を中心とした多くの陶芸家の作品が並べられていて、気になった作家と直接連絡をとることができ…美味しいランチをいただける古民家カフェというだけではなく…信楽を訪れた人々と陶芸家を繋ぐ場所にもなっています。また、店内には信楽の朝採れ野菜の販売コーナーもあり、設置された料金箱にチャリンとコインを入れて新鮮な地元の野菜を購入することもできるんです。店名の「あわいさ」は信楽の古い言葉で「間」という意味…まさに「人」と「人」の間を繋ぐ場所ですね。

一番人気のランチメニューは「気まぐれランチ」！
このランチは信楽の野菜をふんだんに使って作られるのですが、このお店は新鮮でおいしい「地産」ということを大切にされているので…地元の野菜が手に入らなかった時にはこのランチを作ってもらうことはできません。他のランチメニューとしてはカレーやパスタ、タコライスや丼物等があり…これらの中から2種類程度がその日のランチメニューになります。ご飯は土鍋炊きでお米の甘さを実感！
駐車場も完備されていて子供が遊べるお庭もあり…ゆっくりと過ごせるお店です。

「レストラン 牛石」は山上陶器の近くにある近江牛を提供してくれるレストランです。
「近江牛」は「神戸牛」「松坂牛」と並ぶ「日本三大牛」の一つで…その中でも「近江牛」は歴史が古く…脂肪が甘く柔らかで、きめ細かい肉質をしているのが特徴です。お肉がおいしいのは勿論ですが「レストラン 牛石」はご飯もおいしい！ ここで使用されているお米は契約農家さんにお願いして、このお店のためだけに作ってもらっているそうです。しかもご飯はおかわり自由！ ランチでも近江牛がいただけるほどリーズナブルなので、地元信楽だけでなく遠方から足繫く通うファンも多いお店です。

一番人気のランチメニューは「ステーキ定食」！ 近江牛本来のおいしさを味わうことができます。そしてこの「ステーキ定食」に肩を並べるほど人気があるランチメニューは「ハンバーグ定食」です！ このハンバーグは表面にパン粉を付けて焼くことによりお肉の旨味を閉じ込めふっくらと焼き上がり、焼きあがったハンバーグにお箸を入れると…肉汁が溢れでてきます！ デミグラスソースもお店特製でハンバーグを引き立てます。
また信楽焼の陶板でミスジを焼く「陶板焼き定食」も人気！
気を付けて頂きたいのは小学生以下のお子様は入店できないことになっていますので…小さいお子様といらっしゃる際は年齢をご確認くださいね。　

「自家製麺本格さぬきうどん 亀楽屋」は信楽高原鉄道信楽駅の近く…陶器を扱う亀楽屋の店内にある本格的な讃岐うどんのお店です。讃岐うどんにほれ込んだ店主が本場讃岐に通い詰め…ついにはうどん学校でうどんを学び…開店に至ったというこのお店。丸亀の「亀」と信楽の「楽」の二文字から「亀楽屋」という店名になったそうです。「うどん日本」という専用の粉を使って麺を打ち、出汁は数種類の鰹節をブレンドし、ワイン等も使って店独自の味を作り上た店主のこだわりうどんがランチでいただけるお店です。　(219)

「自家製麺本格さぬきうどん亀楽屋」の麺はシコシコで、つゆは関西風の味付けになっていますが…驚くのはその量です！ 一般的なうどんの1.5~2倍くらいのボリュームがあり…例えばトッピングの竹輪天は一本まるまるのせられています。「食べきれないかも…」と思う方は「少な目の量」でオーダーしてください。一番人気のメニューは「海老と揚げ餅のぶっかけ」！ 「海老天ぶっかけ」「とり天ぶっかけ」が後に続きます。数量限定メニューや季節限定メニューもあって…信楽に居ながらバラエティー豊かな讃岐うどんが楽しめます。

「手打ちそばと朝宮茶の店 黒田園」は朝宮地区にある信楽で人気のお蕎麦屋さんです。
茶畑に囲まれたのどかな場所ですが、平日でも開店前から行列ができるほどの人気店！大きな駐車場も直ぐに満車になるほどです。
平成16年に福井県から移築した古民家をリノベーションした建物は天井が高く座敷席と囲炉裏席があり…落ち着いた雰囲気の中でランチをいただけます。。
朝宮地区は日本五大茶の一つに数えられるお茶の産地で、黒田園さんの実家もお茶農家…来店時に出していただけるお茶は勿論おいしい朝宮茶！
お茶農家ならではの茶葉の天ぷら(季節限定メニュー)はおススメです。

黒田園さんのお蕎麦は「九割蕎麦」。蕎麦の味が濃く、コシの強さもあります。お蕎麦は毎日手打ちされていて…その日の分が無くなれば終了です。人気メニューはゆばがたっぷりの生ゆば蕎麦や蕎麦さし。ランチには「ニシンの甘露煮、海老天、合鴨のこだわりロース」の3種類から選べるセットメニューもおススメ。
店主の実家が信楽で朝宮茶を栽培しているお茶農家なので、毎週水曜日はプラス100円でお蕎麦を茶蕎麦に変更することができますがこちらも数量限定。土日はかやくご飯も提供されます。

「そば処山久」は信楽高原鉄道信楽駅の斜め前にあります。
このお店の店内にはプロ野球の直筆サインボールやバット(イチロー選手が使用していたのと同型)が飾られています。「野球とおそば屋さんに何の繋がりが…？」と思ってしまいますよね。このお店を従兄弟と一緒に始められた方は久保田さんという方で…この方はこのお店を始められるまでは「ミズノ」でバット職人をされていた有名な方なのです。
職人時代…バットにすることができなかった材木で1000本以上の麵棒を作っていたことがこのお店を始めるきっかけに…。勿論このお店で使われている麵棒もその一つです。イチロー選手のバットになれなかった麵棒で打たれたおそばをランチでいただいてみませんか。

「そば処山久」の営業は「金曜日、土曜日、日曜日、祝日」。
ランチメニューは「ざるそば、特盛ざるそば、おろしそば(温)(冷)、にしんそば、牛すじそば、しいたけそば」。そばの実は福井県産を使用。店内の石臼でひいてそば粉にし…おそばを打っています。そば打ちのようすはガラス越しに見学することもできます。こうして打たれたおそばは適度にはコシがあり、のど越しも滑らかです。手打ちのおそばは打った分が無くなれば終了。
イチロー選手のバットになって注目を集めることができなかった材木たちですが…おいしいおそばを作り出すための麵棒になって、信楽でも私たちを楽しませてくれています。

自然豊かな信楽は陶芸の町。

信楽を訪れれば町中にあふれる焼物をみて楽しむことができます。
また、信楽には焼物を手に取ったり…体験教室で実際に土をこね、作品を作ったりという…ふれる楽しさもあります。

そんな信楽を訪れて…「みる」「ふれる」を楽しんだ後は…信楽焼の土鍋で炊かれたご飯や陶板焼き…信楽焼のお皿や鉢に盛りつけられた料理等…信楽ならではのおいしさを人気スポットであじわって楽しんでくださいね！

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。