岩本町のおいしいランチ10選！おすすめメニューもご紹介

岩本町は神田川を挟んで神田佐久間町と接し、南は日本橋小伝馬町や日本橋本町・東は東神田・西は田須田町などと接する小さな地域。そのため岩本町駅からは、秋葉原駅・神田駅から馬喰町駅・小伝馬町駅あたりまでは簡単に歩いて行けます。

また岩本町にはオフィスビルが多く見られる地域となっており、山崎製パンや貝印の本社や繊維関係の会社も多いため、そこへ勤める人々の昼食を賄うランチスポットも多く存在します。そこで今回は、数ある岩本町のランチスポットから10店を厳選してご紹介していきます。

岩本町おすすめのランチスポットとして、まず初めにご紹介するのは「焼肉 笑」です。秋葉原駅昭和通口からすぐ近く、岩本町駅からも歩いて4分ほどで到着するこちらのお店は、仙台牛提供認定の赤身肉が食べられる店として大人気。

黒地に黄色の「笑」の看板を目印にビルの3階に上がっていくと、2020年9月にリニューアルされた清潔かつオシャレな店内が広がります。カウンターは10席、窓際とテレビが見られるように並べられたテーブル席は14席で、黒板に描かれた牛の部位を表す絵が目をひきます。

「笑」には多くのランチメニューがありますが、おすすめは月～金曜（11:30～14:00）にいただける「国産牛カルビ丼・ミックス丼900円」「やわらかハラミ丼850円」「焼肉屋のカレーライス650円」（全てご飯・お新香月、ご飯はお替り可能）で、高コスパなメニューばかり。

平日11:30～14:00・土曜11:30～17:00に提供される、お手頃値段の「焼肉定食ランチ1200円～」や、厳選お肉が堪能できる「仙台牛カルビ定食・仙台牛ロース定食各1800円」「贅沢盛り合わせ定食（牛タン1800円・上牛タン2300円・特上ハラミ2300円）」も好評です。

「神田 松井」は備長炭で焼いた京紅地鶏の高級焼鳥を、お手頃価格で楽しめる焼き鳥屋。小伝馬町駅から徒歩3分、岩本町駅からもほど近い場所にあるこちらのお店は、強力ダクトで徹底的な換気に務めています。

しっかりとした歯応え・適度な脂肪が特徴の京紅地鶏を朝引きし、元イタリアンのシェフが素材のうまみを最大限に生かした料理に仕上げ提供。全17席の店内はこぢんまりしていますが、一人でも気軽に座れるカウンター席も用意され、黒を基調としたシックな空間となっています。

「松井」でいただけるランチメニューは「焼鳥屋の親子丼（小鉢、鶏スープ付）900円」の一本勝負で、至極の親子丼と評判です。サイドメニュー「もも肉の唐揚げ（2個）200円」や、セット用ドリング「ウーロン茶・コーラ・ジンジャーエール各100円」も用意されていますよ。

現在はテイクアウトにも力を入れており、「本格　炭火焼鳥重弁当（コールスロー付）750円」「鶏スープ100円」は、企業で頑張る人たちのランチを支えています。また、夜の営業が始まったら「焼き鳥おまかせ5串・7串」や「煮込み」を、ぜひ食べてみてください。

岩本町駅から徒歩5分の場所にある「さん葉か」は、旬の食材を使った創作和食をカジュアルな雰囲気のなかで楽しめるお店。宮崎県椎葉村産の野菜・長崎県五島列島の鮮魚などを、全国各地から仕入れています。こちらのお店ではそれらの食材に合わせ、毎日違うメニューが登場するのが特徴。

木目調の居心地の良さそうな店内は、現在はカウンター席にはアクリル板が置いてあり感染対策も完璧。店名は創設メンバー3人が修行時代に飲み歩いていて、先輩から「3バカトリオ」と呼ばれていたことが由来だそう。

「さん葉か」で11時半から食べられるランチは、売り切れ次第終了となる「日替わり定食（限定30食）1080円」と、事前予約が必要な「ランチコース3500円」です。日替わり定食も売り切れ御免なので、早めの来店・予約をおすすめします。

ある日の日替わり定食のメニューを見てみると、「椎葉村産椎茸の炊き込み釜飯・薩摩若鶏と甘酢生姜の唐揚げ・里芋のそぼろ魚餡掛け・大根と宮崎豚の辛子金平・自家製の椎葉村産蒟蒻・霧島マルマメン工房五色大豆の自家製納豆」と、売り切れになってしまうのも納得のラインアップです。

「北出食堂」は小伝馬町の金物通りにあるタコス屋さんで、岩本町駅からも歩いて6分ほどで到着します。金物通りには倉庫や工場をリノベーションしたお店が多く、「北出食堂」もブルックリンを意識したガラス張りのおしゃれな外観です。

こちらの店主はNY滞在中に惚れ込んだタコスを「日本の食文化にしたい！」という思いで、ブルックリンにある「Bozu」の姉妹店としてオープンさせました。タコスの生地であるトルティーヤは、一枚一枚お店で手づくりするというこだわりぶり。

とうもろこしの香りが立つタコスには、〆鯖（しめさば） など日本の食材を盛り込んでいるのが特徴です。二層構造になっている店内は、2階から1階が見下ろせるようなオープンな造り。女性に人気のお店ですが、内装は男前インテリアになっているので、男性の一人客でも入りやすいです。

11:30～14:00の間にいただけるランチでおすすめと言えば、やはり「タコス・タコライス（メイン・メキシカンライス・サラダ・ビーンズ・赤たまねき・トマト）」ですが、「ハンバーグ・唐揚げ・魚」などの定食や「牛すじ煮込みカレー」も人気です。

岩本町駅からすぐ近くにある「神田 宇廼丸（うのまる）」は、地元でも人気の江戸前寿司店です。こちらのお店は、柳橋にある本店の板長が独立して開いたそう。「神田 宇廼丸」の看板メニューといえば「漬け込み穴子の握り」ですが、ランチのにぎりやちらしもコスパが良いと好評です。

青地に白の文字で店名を描いた渋い暖簾（のれん）をくぐって店内に入ると、カウンター席・テーブル席・個室の全24席が出迎えてくれます。6人まで対応可能な個室は掘りごたつになっているので、ゆっくりと食事を楽しめますよ。

「神田 宇廼丸」のランチは、にぎり・ちらし「並1100円・上2500円・特上3500円」「ばらちらし1200円」「特製にぎり（1.5人前）1500円」です。ある日の「上にぎり」のネタは「マグロ（赤身・中とろ）・海老・鯛・穴子・いくら・鉄火巻き」というもの。

おすすめランチメニューである「ばらちらし」は、小さく切られたマグロの漬け・煮穴子・海老・玉子・コハダ・イクラ・貝柱・海苔・絹さやなどが、彩り良く酢飯の上に乗っています。こちらの「ばらちらし」は、ネタと酢飯のバランスが良く上品な味だと評判です。

「Sdemic cafe（エスデミックカフェ）」は、岩本町一丁目交差点を曲がった水天宮通り沿いにあるカフェです。多くの緑が飾られた入口から中に入るとオシャレな空間が広がっていますが、絵本も多く飾られていてほっこりとした雰囲気も感じられます。

ディナー時は女子会などでにぎわいますが、ランチやティータイムにも魅力的なメニューが勢ぞろいしていますよ。また、平日限定で店内で食べられるのと同じサンドイッチもテイクアウトで並んでいて、こちらも大変好評です。

「癒しとリラックス、そして美味しく健康的なお食事によるおもてなし」がキャッチフレーズの「Sdemic cafe」で、11:30～14:30の間にいただけるランチは「サラダランチ・スープランチ各780円」「二種のカレーランチ950円」「日替わりランチ・ハンバーグランチ各1000円」「ステーキランチ1000円」など。

また、テイクアウトもできる「ベジタブルサンドイッチ850円」「自家製ハムサンドイッチ950円」はスープ付き。そして、14:30～17:30までのティータイムに提供される「クロックムッシュ900円・マダム950円」「牛挽き肉とクレソンの混ぜごはん1100円」「パスタ1500円」も人気です。

小伝馬町駅からも岩本町駅からもほど近い「千虎（ちこ）」は、金物通り沿いにひっそりとたたずむ、ふぐと和食のお店です。一階にある「三豊麺」を目印に左側の階段から上ると、店内は大将とおかみさんがにこやかに迎えてくれるアットホームな雰囲気。

テーブル18席の店内はすだれを下せばゆったり落ち着ける半個室なるため、人数に合わせた食事会にも対応可能な空間です。「千虎」でランチ時にいただけるのは「本日の定食880円」ですが、その日によってメニューは変わるようなので階段前のお品書きを確認してみてください。

ある日の定食メニューは「ふぐ天丼・豚バラ塩角煮と鶏ザンギ・縞ほっけ塩焼きと鮪ネギトロか牡蠣フライ・銀鮭塩焼きと鮪ネギトロか牡蠣フライ」が880円、「豚ばら塩角煮定食・牛めしと鶏ザンギ」が780円、「魚塩焼きと鶏ザンギ」が800円、「鶏ザンギカレー」が780円など。

ランチは肉と魚・肉肉・魚魚という数多くのメニューから、自分好みの組み合わせを選べるのが人気の秘密。お通し・ご飯・お味噌汁が付いてくるボリューミーさなので、知る人ぞ知るお店となっており、お昼時には行列ができるほどの人気ぶり。また、夜の「ふぐ刺し」もおすすめですよ。

「青島食堂」の住所は神田佐久間町ですが、岩本町からも徒歩7分ほどで到着するラーメン屋さん。実は岩本町界隈（かいわい）はラーメン激戦区となっているので、おいしいラーメン屋さんがめじろ押しです。そんななか、こちらでご紹介する「青島食堂」は本格的新潟ラーメンが食べられるお店。

新潟では「新潟あっさり醤油」「新潟濃厚味噌」「燕三条背脂」「長岡生姜醤油」が四大ラーメンと定義されており、「青島食堂」のルーツは「長岡生姜醤油」とされています。安定のスープ・チャーシュー・メンマで、ランチ時は行列必死です。

特にランチメニューはありませんが、いつでも食べられる基本のメニューは「青島ラーメン800円」「青島チャーシュー900円」で、プラス50円で麺大盛りとなります。トッピングは「自家製チャーシュー・自家製麺・自家製メンマ・6つ切りのり・刻みネギ」など。

生姜の風味が香ばしい醤油スープの味と相まって、独特のプリプリ食感の麺が引き立ちます。岩本町辺りには、ほかにも味噌味・塩味・とんこつ味や、つけ麺・汁なし担々麺など数多くのラーメン屋さんがあるので、その日の気分でラーメン屋さんを選ぶのも楽しいかもしれません。

小伝馬町と岩本町のちょうど中間地点にある「アーモンド」は、デカ盛りで有名な喫茶店です。紫の看板の下を降りていくと、地下一階の店内は昭和感満載な雰囲気。アラビア模様のソファー・ピンクの公衆電話・金魚が泳ぐ水槽が、さらにレトロ感を増しています。

こちらのお店は朝6時半から開店しており、450円でいただけるモーニングもなかなかのボリュームがあると好評です。大きめのお皿にトースト・サラダ・目玉焼き・ソーセージが盛り付けられ、コーヒーか紅茶が付くワンプレートスタイル。

11:00～14:00の間で提供される話題のランチメニューは、「パスタ各種820円」「牛丼・豚バラ丼・カレーライス各780円」で、すべてコーヒーか紅茶が付き。もともとボリューミーですが、プラス200円で大盛り可能。ちなみに大盛りにすると、3人前くらいの量になります。

パスタの種類は「ボロネーゼ・ボンゴレビアンコ・明太子クリームソース・ホタテ貝のクリームソース・和風きのこ・カルボラーナ・ツナクリーム」など。おなかいっぱい食べたい日には、「アーモンド」の大盛りランチをいただいてみてはいかがでしょうか。

「岩本町style」は岩本町駅からすぐ近くにある、炭火焼料理とワインのお店です。オシャレかつカジュアルさが漂う店内はカウンター席も用意されていて、一人でもふらりと入れる雰囲気です。入口付近には、テラス席もありますよ。

上質な肉が食べられるバルとしても話題となっており、厳選されたワインが良く合います。「自家製鶏レバームース・スパイシーブラックチキンのから揚げ・低温調理の三元豚・牛ランプステーキ・炭火焼山盛りグリル」などの夜のメニューのほか、ランチメニューも人気です。

おすすめは数量限定の「日替わりコンボ二種盛り980円」ですが、「日替わりソースのハンバーグ・鶏モモ一枚肉の山賊揚げ各890円」「三元豚の厚切りポークソテー・ミラノ風カツレツ・牛すじカレーライス各900円」「牛ミスジの鉄板ステーキ1000円」なども好評です。

ある日のランチコンボを見てみると、暑さ2cmのハムカツ3枚にランプステーキの組み合わせ。こちらにライスとスープが付いてきます。分厚いハムカツはボリューム満点で、甘辛のソースが絡んだランプステーキも絶品だと評判。お一人様の女性も、たっぷりの肉ランチが楽しめます。

あまり降り立ったことがないかもしれない岩本町ですが、秋葉原・神田・小伝馬町に囲まれ、実はランチスポットが多い場所なのです。老舗から最近できたおしゃれなお店まで勢ぞろいしているので、岩本町を訪れたら自分好みのおいしいランチを食べてみてください。

※記載内容は公開時点の情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。