- 住所:
- Đồng Khởi, Quận 1, Hồ Chí Minh
- アクセス:
- バス停「101 Hai Bà Trưng」から徒歩4分。
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ベトナム最大の都市ホーチミンシティ。年々、人口が増える街には高層ビルが建ち並び、経済成長中の活気を感じさせます。そんなエネルギッシュなホーチミンシティには、おしゃれなレストランやショップが軒を連ねる通りがたくさん!今回はそんな通りの中から食と買い物の両面を満喫できる3つの名物ストリートをご紹介します。
ホーチミンは経済の中枢が集中するベトナム最大の経済都市です。今も発展を続けており、この都市の人口は平均29歳で、約1400万人の人口となっています。ホーチミンは別名サイゴンとも呼ばれ、旅行者にも大変人気な観光地です。
そんなホーチミンシティにはショップやレストランなどが建ち並ぶストリートがたくさん!日本でも人気の高いベトナム雑貨を取り扱うショップやベトナムのご当地グルメを楽しめるレストランや移動屋台などがあるストリートは、買い物と食の両面でホーチミンシティを満喫できる場所です。
今回はそんなホーチミンシティのストリートの中から、ドンコイ通り・パスター通り・デタム通りの3つの名物ストリートをご紹介します。
ドンコイ通りはホーチミンシティの中心地にある、サイゴン大教会からサイゴン川に抜ける大通り。古くから発展してきた目抜き通りであるドンコイ通りは、道路沿いに並木が建ち並ぶ美しいストリートで、ホーチミンシティのシャンゼリゼともよばれる場所です。
ドンコイ通りは、フランス統治時代からホーチミンシティの中心地として栄えてきました。ドンコイとはベトナム語で「一斉蜂起」の意味だそうです。1960年ごろに起こった、ベトナム共和国の初代大統領ゴ・ディン・ジエムに対する決起が由来で、付近にはフランス統治時代の建物が面影を残しています。当時から営業している「マジェスティックホテル」や「ホテル・コンチネンタル・サイゴン」などの高級ホテルが建ち並び、外国人観光客のホーチミン観光の拠点にもなっています。大手旅行代理店のツアーデスクが営業していたり、近隣の商店でも日本語を話せるスタッフが働いていたりと、海外旅行初心者の方でも安心して過ごせるエリアです。通り沿いにはおしゃれな雑貨屋をはじめ、飲食店が軒を連ねていて、観光客だけでなく地元の人も多く訪れる場所です。
「ユニオンスクエア」は、2012年にホーチミンシティの中心地ドンコイ通りオープンしたショッピングモールです。モールの真っ白な外観は、その周辺の歴史を物語っているかのようです。オープン当初はビンコムセンターAと呼ばれていましたが、現在ではユニオンスクエアに改称されています。
施設内は日本の大型ショッピングモールのようになってい、世界的有名ブランドのディオールやエルメスなどはベトナムでも大人気です。地下にはレストランもあり、地元でも人気のレストランチェーン店がテナントとして入居していますので、食事やショッピングをじっくり楽しむことができます。
また、近隣には系列の「ビンコムセンター」がありますので、あわせて訪問することをおすすめします。フランス統治時代のコロニアル建築を思わせる建物の中には、カジュアルから高級ブランドまで幅広くそろうアパレルショップや、雑貨店、気軽に立ち寄ることができるレストラン街と、さまざまな店が入っています。
ホーチミンシティの玄関口でもあるタンソンニャット国際空港から車で約30分、「コンチネンタルホテル」はドンコイ通りの中心部にあり、コロニアル建築の外観が印象的でホーチミンシティの景観にとてもマッチしています。
1880年創建の老舗ホテルで、フランス統治時代の1930年代のインドシナを舞台とした映画「インドシナ」の舞台となったことでも有名です。全室約80室と大型のホテルではありませんので、滞在時には静かで上質な空間を過ごせます。客室は白を基調としたヨーロッパ風のインテリアで、とても高級感のある造りになっています。ホテル内にはサウナやスパ、レストランやバーなどもありますが、なかでもおすすめなのが中庭での朝食ビュッフェ。都会の喧騒を忘れそうな時間を過ごせる上質な空間です。
ドンコイ通りの中心にある市民劇場の横に位置する立地から、多くの観光客が泊まるホテルですが、宿泊だけでなくレストランやバーなどの利用でも人気があります。
とくに中庭にあるカフェは開放的な空間が魅力で、ゆっくりとコンデンスミルクが入った濃厚なベトナムコーヒーが楽しめます。買い物や観光で疲れた足を休めるのにぴったりです。
ドンコイ通りから徒歩で6分ほどのところにあるのが、こちらの「パスター通り」。こちらは雑貨店が多く集まっていることでも有名で、雑貨天国ベトナムの魅力にはまった女性たちがたくさん訪れています。「近代細菌学の開祖」とも呼ばれたフランスの細菌学者「ルイ・パスツール」から命名されたストリートです。人名のスペルは「PASTEUR」になり、ホーチミンシティではフランス語読みで「パスター」と呼ばれています。パスター通りにはベトナム雑貨のお店が建ち並び、女性には絶対に外せないスポットとなっています。民族衣装のアオザイをオーダーメイドで作ってくれるお店や、地元民からも大人気のフォーのお店があります。カフェやレストランには地元の若者が多く訪れており、ドンコイ通りが日本で言うところの「銀座」とすれば、パスター通りは「渋谷」や「原宿」といったイメージでしょうか。
ドンコイ通りにくらべると道幅は狭くこぢんまりとした印象ですが、通り沿いには小さな店がたくさん!雑貨だけでなく飲食店も多いのでゆっくりと過ごしたいストリートのひとつです。
たくさんある雑貨店の中でもアクセサリーの豊富さで人気なのがこちらの「テウ・テウ」。店内にはアジアンテイスト満載のものから、普段使いにも便利なファッショナブルなものまで、たくさんのアクセサリーが並んでいます。
テウ・テウはパスター通りにあり、オーナーが日本人で、日本人観光客はもちろん、地元の女性も虜にするようなかわいらしい手刺繍の商品をたくさん取り扱っています。このお店のベトナム雑貨は日本人目線で選ばれていますので、海外旅行で衣服や雑貨などのお土産を買って帰ってきたものの、日本人のセンスと少し違っていて、せっかく買ったのに普段使いでは少し躊躇してしまうといったこともまずないでしょう。日本語を話せるスタッフが接客してくれますので、海外旅行に不慣れな方でも安心して買い物ができます。友人へのおみやげや自身が身に着けるものまできっとお気に入りの商品が見つかるでしょう。
アクセサリーのほかに服やバッグなども販売されていますが、ちょっとしたお土産におすすめなのがこちらの包みボタン。ひとつひとつにイニシャルやモチーフが丁寧に刺繍されているかわいらしいボタンです。
アクセサリーのほかに服やバッグなども売っているのですが、ちょっとしたお土産におすすめなのがこちらの包みボタン。
ひとつひとつにイニシャルやモチーフが丁寧に刺繍されているかわいらしいボタンです。
ホーチミンシティで一番有名なフォー屋と言われる店「フォー ホア パスター」。ベトナムのご当地グルメを代表するフォーは、滞在中にぜひ食べたい一品ですよね。「どうせ食べるのなら地元の人たちに人気のお店で食べたい!」そんな
希望にピッタリなのがこのお店。
ベトナムの伝統料理と言えばやっぱり「フォー」が挙げられますが、日本で言えば朝ごはんで白いご飯とお味噌汁を食べるような感覚だそうです。大衆食堂のような雰囲気のお店は早朝から深夜まで営業していて、地元民からも大人気のお店です。他のお店では鶏ガラベースのスープになっているお店もありますが、このお店は牛骨ベースのスープです。そのままでもあっさりとしているので何杯でも食べられそう。もやしや香草、お肉などのトッピング、ライムやとうがらしなどの調味料で色んなアレンジして楽しむのが美味しい食べ方です。また、揚げパンも名物になっていて、スープに揚げパンを浸して食べるのが地元流です。
たくさんの種類のトッピングがあるので迷ってしまいそうですが、さまざまな部位の肉が用意されているので自分好みの一皿を目指していろいろと楽しんでみるのもよさそうです。牛骨の出汁がきいたスープがこちらのフォーの特徴です。
ベトナムのカオサンロード(タイ)とも呼ばれ、バックパッカーが多く集まるストリート「デタム通り」。パスター通りから南西に車で5分ほどの距離にある通りで、ご当地グルメの宝庫としても知られています。
デタム通りの由来は、フランス統治時代に25年にわたって繰り広げられた反政府運動(安世起義)の指導者で、「イェンテの虎」と呼ばれていた「ホアン・ホア・タム」の通り名で提督を意味する「デ・タム」から付けられています。このデタム通りようにベトナム国内の街やストリートには歴史上の人物や出来事が由来になっている場所が多くあります。デタム通りはディープなホーチミンシティを体験してみたい人におすすめのスポットです。バックパッカー向けの格安ホテル、屋台ではフォーやバインミー、シントーなどが良心的な価格で楽しめます。また、デタム通り周辺には地元の旅行会社が主催するオプショナルツアーのツアーデスクがあります。日本語で対応してくれる旅行会社もあるので、観光で困った際には訪れるのも良いかも知れません。
ストリートには飲食店や雑貨店などの店舗のほかに、路上で商売をする移動屋台も多くあるので、フォーやバインミー、フルーツドリンクのシントーなどを安く食べることができます。
こちらのストリートは飲食店だけでなく、オリジナルのファッションや雑貨を扱うショップが多いことでも有名。特に、こちらの「Ginkgo」はオリジナルTシャツが地元の若者にも人気のショップとして知られています。
デタム通りにあるこのお店はベトナム国内にも数店舗を展開する男性向けのアパレルショップです。お店のロゴマークにはイチョウがデザインされていますが、Ginkgoとはイチョウの意味だそう。店内ではベトナム国旗をイメージしたようなTシャツや現地の人が笑ってしまう様な絵柄がプリントされたネタっぽいTシャツに目が行きます。その反面、普通におしゃれなTシャツも売られていてお土産にも最適。生地の素材や製法にこだわった質のいいTシャツですが、日本円で1枚1,500円~2,000円程度とそんなに高くありません。デタム通り店ではTシャツ以外の雑貨も充実しており、ほかのお店では見かけないようなセンス溢れる雑貨が取り揃えられています。品質とおしゃれなデザインに定評があるショップなので、長く愛用できる品ばかり。
ベトナム全土に展開するコーヒーのチェーン店
。ホーチミンシティにも複数の店舗があるのですが、こちらはバルコニー席から通りを見下ろしながらコーヒーを楽しめるので、ストリートの雰囲気を楽しむのに最適な場所です。手頃な価格でベトナムコーヒーを楽しめると地元の人もよく利用する店なので、今のホーチミンシティを体感するのにもぴったり。
ベトナムはフランス統治時代にコーヒー豆の栽培が始まり、ロブスタ種のコーヒー豆の生産量では世界第二位にもなっていますが、ベトナムコーヒーの飲み方もフランスの影響を強く受けています。こちらの「ハイランドコーヒー」はベトナム国内でも大手のコーヒーチェーン店で、国内に100店舗以上あるそうです。各店舗ではベトナムコーヒーを楽しむ事も出来ますが、バインミーやフォー、デザートまで揃っていて、朝ごはんやランチ、食後のティータイムなどのシーンで利用できます。広々とした店内にはソファ席やテラス席があり、ゆったりと過ごす事ができます。散策や観光で少し疲れた時には名物のベトナムコーヒーとデザートでちょっとひと休みするのも良いのではないでしょうか。
お洒落なカフェがどんどん増え続けているホーチミンで、おしゃれなカフェブームの牽引役的存在のカフェL’USINE(ルージン)」。セレクトショップが併設され、欧米人を中心に在住の外国人やお洒落に敏感なベトナム人たちでいつも賑わっています。カナダ出身のベトナム人姉妹がオーナーで、帰国後2009年にL’USINEにお店をオープン。現在ホーチミンの目ぬき通りのドンコイ通り店と、レロイ通り店、レタントン通り店の合計3店舗あります。どの店もフレンチスタイルの洗練された店内で、街中の雑踏を忘れさせてくれるハイセンスなカフェです。洗練された店内とはいえ、L’USINEは全体的にモダンで色彩が抑えられたシンプルなな空間。木を使ったインテリアはスタイリッシュなのに温かみのある落ち着いた内装で心地のいい時間が過ごせそうです。
L’USINEの中でも異色で隠れ家的なお店がドンコイ通り店。古いアパートメントの2階にあるレトロな雰囲気。カフェメニューだけではなくビストロとして多国籍料理、ベトナム料理が提供され、ランチやディナーにも利用できます。もちろんおいしいお酒も楽しめます。英説のセレクトショップには、世界中から集められた服飾雑貨が並んでいます。特に注目したいのがベトナムのデザイナーズ雑貨やコスメ、食品などの自国のものや、オリジナル商品はお土産にぴったり。
レタントン通りを西に歩いた先にある2階建ての雑貨ショップ「ハウス・オブ・サイゴン」。自社工房で作られるデザイナーによるオリジナルのハンドメイド雑貨は、女性ごころをくすぐるかわいらしさが特徴。かごバッグ、刺繍小物、ベトナム陶磁器、キャンドルやお香などのアロマグッズなど、アジア雑貨では必ずおさえておきたいアイテムがずらり。市場や土産物店でよく見かける定番の商品ではなく、ハウス・オブ・サイゴンでしか手に入らないような雑貨が多くあるので、見逃さないようにしっかり見ておきましょう。南国の香りを届けてくれるオーガニックソープは思い出に残る一品です。
ホーチミン生まれの自然食品ブランド・ユーゴック(YUGOC)は現地日本人に人気で、特に非加熱の生はちみつ、マカダミアナッツ、バームシュガーなどのアイテムは、お土産にぴったり!
日本人に人気のあるお店なので、日本人を意識した衣類や小物が多く展開されており、日本のトレンドを取り入れ、日本でも着られるセンスのいいものが選べるのも魅力です。
ベンタイン市場から徒歩5分、ベトナム高島屋の裏手のトンタットテイエップ通り沿いには雑貨店やカフェが集まり、その一角に「Saigon Kitsch(サイゴン・キッチュ)」があります。フランス系のオーナー兼デザイナーが手掛ける雑貨は、本来のベトナム雑貨とはひと味違ったおしゃれなものが多い印象です。
落ち着いた雰囲気の店内できれいにレイアウトされた中に、ベトナムの有名なチョコレートから雑貨まで店内にずらり。超有名なキャラクターとのコラボグッズやベトナムのプロバカンダアート雑貨はステッカーやコースター、マグなど種類も豊富。数多く購入できるので、友達へのお土産に便利です。中でもおすすめは穀物飼料袋をリメイクしたiPhoneケースやPCケース。サイズやデザインが多くどれにするか迷うほど。ベトナムでしか手に入らない本などもあり、一度立ち寄ってほしいおすすめ店です。
プロパガンダ(propaganda)とは、国家や政府によって意図された方向へ誘導される宣伝活動を意味していましたが、現在では、公共の安全や秩序の維持、記念日や運動週間などを宣伝する内容のものに変化しています。
「Tri Books (ツリー・ブックス)」は、ドンコイ通り沿いのヴィンコムセンターの近くにあるおしゃれな本屋です。
店内はとても広く、英語の本、旅行ガイド、外国の雑誌なども多く揃っています。カラフルでおしゃれな本や、パインミーなどのベトナム料理の本が並んでいます。ベトナム語が理解できなくてもなんだか楽しくなるような内容なので、ついつい買ってしまいます。
ホーチミンの本屋は本だけではなく、雑貨やお土産にもなるグッズがたくさん揃っています。賑やかな通りにあり、ショッピングや観光に便利なTri Booksにも本だけではなく店内にはかわいいベトナム雑貨がいっぱい。コースター、ポストカード、マグネットなどの雑貨や、かわいいパッケージに入ったジャスミンティーやハス茶、ベトナムコーヒーまで種類も豊富です。ベトナムのお土産、文房具、古いベトナムポスターなどベトナムの歴史を感じられるものもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ベトナムには深夜営業する飲食店はさほど多くなく、ホーチミンの中心部の繁華街でも深夜0時を過ぎると結構静かになります。そんな中、ファングーラオ通りとドークァンダウ通りの交差点にあるベトナム食堂「PHO QUYNH(フォークイン)」は、バックパッカーの聖地に長年店を構える24時間営業の老舗店です。
PHO QUYNHの名物はベトナム名物のフォー。街中にはチェーン展開する大型店から隠れた人気店までいたるところにありますが、その中でも安くておいしいと人気上々。火を通した薄切り牛肉がのったフォーのフォーボーチンは、一緒についてくるたっぷりのもやしとハーブを投入してライムを絞って頂きます。シンプルな鶏ダシのフォーガー、そして最もおすすめしたいのがベトナム版ビーフシチュー味のフォーボーコー。ほろほろの牛肉と人参がゴロゴロ入った満足感のある一品。ほかのフォーとは別物で、オーダーしたフランスパンにスープをつけながらフォーも頂くというまったく新しいおいしさ。濃厚なスープに麺やパンが絡んでくせになるおいしさ!ぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。
ホーチミンシティの名物ストリート3つをご紹介しました。
どこもそれぞれに個性のあるストリートなので、ホーチミンシティに行った時には旅行の目的や予算によって好みのストリートを訪れてみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
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