山口観光の人気スポット15選!ここに行けば間違い無しの鉄板観光スポットまとめ

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西の京とも呼ばれる本州の最西端山口県には、写真映えするフォトジェニックな景色が多くあることをご存知ですか?インスタなどで思わず自慢したくなる観光地15選をご紹介します。写真好き必見ですよ!

山口って写真映えするんです

本州の最西端に位置し、日本海、瀬戸内海、響灘に囲まれる山口県。写真に収めると「コレどこ?」と聞かれるようなフォトジェニックな景色が広がります。テレビCMや映画やドラマのロケ地が多いのも納得です。

山口には、写真好きはもちろん、そうでない人も、ついついカメラを向けたくなる魅力的なスポットが満載!どこへ行こうか悩むことのないようおすすめスポットを紹介していきます!是非カメラを持って出かけてみてくださいね。

1.角島大橋(下関市)

7年間の着工を経て2000年に開通してから、CMやドラマのロケ地として大人気の「角島大橋」。山口県下関市と豊北町角島間の海士ヶ瀬戸(あまがせ)に架かる橋で、日本とは思えないようなエメラルドグリーンの海に真っ直ぐと伸びる長さ1780mの橋は圧倒的な美しさです。

角島大橋の通行料は無料です。離島に架かる橋のうち、無料で渡れる一般道路として日本屈指の1780mの長さを誇り、2005年に沖縄県の古宇利大橋が記録更新して全長1960mになったのに次いで日本第二位の長さなのでそうです。

角島大橋は2015年に「口コミで選ぶ 日本の橋ランキング」で第一位に選ばれ話題になりました。またベストセラー「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」でも第三位に選ばれるなど、多くの旅行者から認められた絶景スポットです。

角島大橋はもちろん車で渡るのが一般的ですが、自転車や徒歩でも渡ることができます。気持ちのいい潮風を受けながら美しい海、空を眺めながら思い思いに楽しみながらのんびり渡るのもいいのではないでしょうか。橋を渡れば白い砂浜、輝くビーチもあります。

角島大橋がかかる角島は、山口県下関市豊北町の沖、約1.5kmに位置し、エメラルドグリーンの海に浮かぶ、白い砂浜が美しい小さな島です。北長門海岸地域随一の風光明媚な景勝地として、また人気映画のロケ地としても有名な山口県屈指の観光名所です。島内には見どころが多くありますが、中でも空に向かって経つ角島灯台は角島のシンボル的存在です。総御影石造りで白さが美しい灯台で、明治9年に初点灯した日本海側初の洋式灯台で、130年以上経った現在でも毎日活躍している現役の灯台です。高さは29mで実際に登ることもできて、角島の絶景を眺めることができます。

よく晴れた日中はもちろんですが、ライトアップされる夜の姿も見事。爽やかなドライブを楽しんでみて下さい。日本屈指の美しさを誇る角島大橋と角島、多くの旅行者から支持されるその美しさをあなたもぜひ確かめてみませんか。

角島大橋
営業時間:
24時間開放
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
083-782-1914(関観光コンベンション協会)
住所:
山口県下関市豊北町神田~角島
アクセス:
JR山陰本線特牛駅からバスで約20分/中国自動車道「美祢IC」から車で約60分

2.錦帯橋(岩国市)

こちらもCMなどに度々登場する「錦帯橋」。日本三名橋(長崎県長崎市の眼鏡橋、東京都中央区の日本橋と錦帯橋)の一つで、日本を代表する木造の橋です。その姿は特殊な五連の反り橋が特徴的で、1922年 (大正11年) には国の名勝に指定されています。

錦帯橋は1673年(延宝元年)、第三代岩国藩主吉川広嘉により創建されたもので、現在の橋は四代目にあたります。幾度となく大洪水で流され、そのたびに改良を重ねられた先人達の苦労の賜物です!300余年受け継がれる技術は世界的に見ても珍しい形状で、高い評価を得ています。

錦帯橋は、錦川の清流に架かる五連のアーチを描いた木橋で、長さ199.3m、幅5m。木と木の組合せによって支えられ、巻金とかすがいが使われています。

水面に映し出される見事なアーチ構造は季節により違った表情を見せてくれます。春は錦川河畔の桜が一斉に咲き誇り、錦帯橋は桜色に包まれます。夏は屋形舟に乗って、ライトアップされた錦帯橋と、伝統的な鵜飼の鮎漁を観賞することができます。また錦帯橋の上空に6000発の花火が打ち上げられ、水面に映る花火は圧巻です。秋はもみじ舟と呼ばれる遊覧船に乗って川から紅葉を観賞することができます。そして冬の雪化粧は季節中に数回しか見ることができない貴重な景色です。周辺には岩国城などあるので、橋を渡ってぶらりと散策するのもおすすめです。

錦帯橋
営業時間:
24時間開放
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
0827-29-5107
住所:
山口県岩国市今津町一丁目14番51号
アクセス:
岩国市役所から徒歩約10分/岩国市交通局錦帯橋バスセンターから徒歩4分/山陽自動車道「岩国IC」から車で約10分

3.秋吉台(美祢市)

「秋吉台」は山口県美祢市の中・東部に広がる日本最大級のカルスト台地です。1955年に国定公園に、1964年には特別天然記念物に指定された山口県を代表する観光地となっています。石灰岩柱が突出するカルスト台地は、遠くから見るとどこまでも続く草原のように見えます。ドライブしても、歩いて散策しても気持ちの良いスポットです。

カルスト台地とは、水に溶けやすい岩石が含まれた台地が雨水や地下水などによって寝食されてできた特殊な地形のことを言います。地表にドリーネというすり鉢の形をしたくぼ地があり、地下には鍾乳洞があることが多いです。

秋吉台は500~600メートル級の山々に囲まれ、総面積93平方キロメートル、台地面の標高は180~420メートルあり、主として古生代の石灰岩からなり、台地の地下には鍾乳洞が多数散在しているため、カルスト台地の特徴を表しています。

数億年前秋吉台はサンゴ礁の海に沈んでいたものが、気の遠くなるような年月を経て地上に姿を現し、現在の形になったのだと考えられています。そのため秋吉台からは様々な化石が発見されています。

展望台から眺めると、岩だらけの大地に驚愕!周辺には建物がないため、360度の大パノラマが堪能でき、夜には星の観測所としても最適です。6月上旬にはホタルを見ることもできます。開放感と爽快感を感じることができリフレッシュ効果抜群です。体力に自信のある方は、トレッキングやトレイルランニングにチャレンジしてみては?

夏には秋吉台観光まつり花火大会が開催され、2000発の色鮮やかな打ち上げ花火が秋吉台の夜空に打ち上げられます。秋には太陽に照らされ、きらきらと輝くススキ野原が魅力です。一年を通じて全く違う表情を楽しむことができます。いくつもの時代を超えて育まれてきた自然美を堪能しましょう。

秋吉台
営業時間:
24時間開放
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
0837-53-4260(MINEにぎわいステーション)
住所:
山口県美祢市秋芳町秋吉台山
アクセス:
JR山口駅からバスで約40分「秋芳洞バス停」下車徒歩で約30分/小郡萩道路「秋吉台IC」から車で約7分

4.秋芳洞(美祢市)

秋吉台の見どころは地上だけではなく、地下に広がっている鍾乳洞も魅力の1つです。3億年もの歴史を誇る東洋屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」は、秋吉台国定公園の地下100mにあります。明治40年頃からイギリス人探検家達により海外でもその名を轟かせていたそうです。全長10kmといわれていますが、一般観光ルートは約1kmまでとなっています。

秋吉台と同じく特別天然記念物に指定されており、国立公園の一部になっています。気軽に探検気分が味わえるとあって、人気の観光スポットになっています。中はとても広いので、ゆっくり歩いて閲覧できるのも魅力。

秋芳洞内の最大の広さの千畳敷、棚田のような不思議な形を形成している百枚皿や、大黒柱など、様々な形の鍾乳石や石柱があり、その岩にちなんだ名前がつけられているのも楽しめるポイントです。ライトアップされ、より神秘的に感じられ子供でも飽きることなく洞窟内散策が楽しめます。壮大な自然の神秘を感じることができますよ。

洞窟のなかの気温は真夏でも20度以下で、肌寒く感じることがあります。また地面がぬかるんでいたり水がたまっていたりする場所もあるので、歩きやすい靴と動きやすい服装で行くことをおすすめします

秋芳洞
営業時間:
8:30~17:30(3月~11月)
     8:
30~16:30(12月~2月)
休園日:
年中無休
料金:
高校生以上1,200円、中学生950円、小学生600円
電話番号:
0837-62-0018
住所:
美祢市秋芳町秋吉3506-2
アクセス:
JR新山口駅からバスで約45分/中国自動車道「美祢IC」から車で約15分/小郡萩道路「秋吉台IC」から車で5分

5.別府弁天池(美祢市)

カルスト地帯独特の湧水である「別府弁天池」は、別府厳島神社の境内にある神秘的なエメラルドグリーンの池です。日本名水百選に選定されており、透明度の高い水面を見ていると清々しい気持ちになります。

なぜコバルトブルーに見えるのでしょうか。それはミネラル分を含んだ水が太陽光線7色の屈折率を変化させると6色は水に吸収され、残った青色が反射しているからだそうです。水がきれいで夏でも涼しい場所です。

別府弁天池では、毎秒186リットル、毎分11トンの豊富な水が湧き出ています。昔この地方が水不足で諏訪大明神に祈ったところ、「弁財天をまつり青竹をつえに水をたずねよ」というお告げがあり、まもなく清らかな水が湧き出るようになったという伝説があります。

この美しい水は「1杯飲めば1年長生きする」と言われています。ミネラルウォーターとして体内の毒素を浄化する作用があるとのこと。水を汲める場所もありますのでぜひ飲んでみてください。容器を持って水を汲みに来る人も多いそうです。容器は150円で販売されています。

飲料用だけでなく、農作物や養マス場にも使われています。長寿が保たれる、財宝をさずかるという2つの言い伝えがありますので、ぜひ訪れてみたい観光地です。

別府弁天池の近くには、美祢市養鱒場釣り堀が併設されており、ニジマス釣りを楽しむこともできます。

別府弁天池
営業時間:
24時間開放
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
0837-62-0305(秋吉台観光交流センター)
住所:
美祢市秋芳町別府水上
アクセス:
JR新山口駅からバスで約30分/中国自動車道「美祢IC」から車で約20分

6.元乃隅稲成神社(長門市)

今写真家たちから熱烈なラブコールを受けている、山口県長門市油谷にある「元乃隅稲成神社」(もとのすみいなりじんじゃ)。CNN「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれたその実力は見事!青い海をバックに朱色の鳥居が123基も連なり、美しいコントラストを見せます。

元乃隅稲成神社は、昭和30年に島根県津和野町太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)から分霊された神社で、商売繁盛、大漁、良縁、子宝、開運厄除、交通安全、学業成就などあらゆる願いを叶えてくれます。

主祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、鳥居には神様の使いであるキツネの石像が置かれています。稲荷神社は多く存在しますが、稲成神社は全国でも二社のみです。願いが叶うようにということで成就に由来し、「成」が使われています。もう1社は分霊元の太皷谷稲成神社です。ちなみに太鼓谷稲成神社は京都の伏見稲荷から分霊されました。

参道の鳥居は参拝者が奉納したもので、場所が限られているため縁起の良い123基で終了となり、この鳥居をくぐることに人気が集まっているようです。

参道に連なる鳥居は遠くから見ると、まるで天に龍が天に伸びているようにも見える不思議な光景。空と海の青、周囲の緑とのコントラストが大変美しい。

また裏参道出口にある高さ5mの鳥居の上には賽銭箱が付けられていて、「日本一お賽銭が入れにくい神社」とも言われています。お賽銭が見事入れば、願いが叶うと言われています。宮司さんのおもしろいアイディアで、わざと賽銭箱が小さく作られているのでなかなか入りません。

元乃隅稲成神社
営業時間:
24時間開放
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
0837-22-8404(長門市観光コンベンション協会)
住所:
山口県長門市油谷津黄498
アクセス:
JR長門古市駅から車で約20分/カーナビに入力は「龍宮の潮吹」

7.千畳敷(長門市)

標高333mの高台に、パノラマの海を従えて広がる広さ約26400㎡の草原が広がっている「千畳敷」。眼下には日本海に浮かぶ標高333mの高台から、二位の浜や今岬、青海島も一望できるなど、果てしなく広がる海と空の一大パノラマが広がります。どこを向いても海という最高のロケーションに、爽やかな海風が通り過ぎます。その雄大さから以前自動車のCMのロケ地に使われたことがあります。

ハマユリやツツジ、サザンカなど、四季折々の花々を楽しめるのも魅力です。この一帯では常に強風が吹いているため、風力発電用の風車が設置され、美しい風景のアクセントになっています。

絶景を望むキャンプ場やアスレチックがありますので、ファミリーでの宿泊がお勧めです。キャンプ場の受付はおしゃれなカフェ「カントリーキッチン」で行います。敷地内ならテントはどこに張ってもいいようです。

日没後にはとても幻想的な風景。そして夏の夜には海に浮かぶ漁火がロマンチックな雰囲気で、カップルにおすすめです。キャンプ場からすぐの場所にある東後畑棚田もお勧めです。夕陽に照らされ絵画のように映る棚田の風景は見逃せません。空気が澄んでいて美しい星空を見ることもできます。

人里離れた自然豊かなスポットでのんびりと寛ぎませんか?ドライブにも最適ですよ。

千畳敷
営業時間:
24時間開放
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
0837-22-8404(長門市観光コンベンション協会)
住所:
山口県長門市日置中1138-1
アクセス:
JR長門古市駅から車で約約5分/中国自動車道「美祢IC」から車で約60分

8.東後畑棚田(長門市)

日本らしい旅情を掻き立ててくれる「東後畑棚田」は「日本の棚田百選」にも選ばれている水田。こちらも全国のカメラ愛好家たちが集まってくるスポットです。

東後畑棚田は約200枚の水田で構成され、美しい幾何学模様が作られています。その棚田で有名な風景が、夕日に照らされる水田の夕景です。5月ごろにたっぷり水を蓄えた水田が鏡のように周りの景色を映し、幻想的な風景を作り出します。また霧に包まれた棚田の夕陽も神秘的です。

そして東後畑棚田のもう一つの美しい風景は漁火とのコラボレーションです。日没の頃、イカ釣り漁船の漁火が海の上で無数に輝き、ピンクや青に輝く海が棚田に映し出され、何とも美しい情景が現れます。毎年田植えの前後には、夕日と漁火を求めて多くの見物客が訪れます。見頃は5月上旬から6月中旬ごろですので、見逃さないようにしましょう。

また農業用水に使われるため池は、この地区では棚田のすぐ近くにあり深田ため池といいます。農林水産省の「ため池百選」にも選ばれています。

季節や時間帯により様々な表情を見せる棚田は、二度と同じ顔を見られないのも人々を魅了する所以。階段状に造られた棚田は日本の原風景と言えるでしょう。日本海に沈む夕日がとっても神秘的。昼も夜もおすすめのスポットです。

東後畑棚田
営業時間:
24時間開放(住宅地の私有地なのでマナーを守りたい)
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
0837-22-8404(長門市観光コンベンション協会)
住所:
山口県長門市油谷東後畑
おすすめの時期:
5月中旬からが漁り火が多くなります/6月以降稲が育つため、水田の反射状況が変わります
アクセス:
JR長門古市駅からタクシーで約15分/中国自動車道「美祢IC」から車で約60分

9.周南市工業地帯(周南市)

周南市の臨海エリアには、石油化学や無機化学、鉄鋼などの多彩なコンビナート群が広がっています。「日本七大工場夜景都市」にも選ばれており、さまざまな場所から色とりどりに光る工場の夜景を見ることができます。

周南コンビナートは、明治時代に旧海軍の石炭燃料基地が設けられたことが起源になります。明治37年に勃発した日露戦争に対応するため、海軍練炭製造所の徳山設置を決定しました。そして海軍の軍需用石油精製成拠点となりました。そして大正7年に現在の株式会社トクヤマの前身、日本曹達工業が進出し、これが現在まで続く周南コンビナートの先駆けとなります。

第二次世界大戦により徳山海軍燃料廠は壊滅しました。昭和39年にはこの地域が、「工業整備特別地域」に指定され、重化学工業の拠点となり、周辺地域には輸送機械をはじめとする多様な産業が展開しました。

おすすめは「工場夜景クルーズ」などのツアー。ほかの工場夜景ツアーと周南市のツアーとの違いは、街と工場が近いということです。新幹線で徳山駅を通過する場合、北側に街並み、南側に工場が一望できるのです。すなわち工場の美しい夜景を間近で見ることができるということです。水面に映る光も綺麗です。港から、公園から、山の上から、またお部屋からも工場の夜景が楽しめるホテルもあるのです。ぜひ、さまざまな場所からロマンチックな夜景を楽しんでみて下さい。

周南市工業地帯
営業時間:
店休日:
年中無休
料金:
無料(4,000円で工場夜景を巡るクルーズあり)
電話番号:
0834-22-8372(周南市地域振興部観光交流課)/クルーズ0834-26-0444(マリーナレストラン「シーホース」)
住所:
山口県周南市晴海町/山口県周南市栗屋奈切118-13(マリーナレストラン「シーホース」)
アクセス:
JR徳山駅から徒歩約10分/山陽自動車道「徳山東IC」から車で約10分

10.しものせき水族館・海響館(下関市)

総水量2400トン、65の水槽に魚など500種20000点の水の生物たちが展示されている水族館「しものせき水族館・海響館」。スナメリのバブリングを高確率で見ることができ、珍しい写真が撮れる人気のスポット。かわいらしい表情に惹きつけられます。関門海峡をバックに行われるイルカやアシカのパフォーマンスも必見!興奮と感動のステージです。

目の前の関門海峡を再現した水槽はトンネル状で、海底散策気分で楽しめたり、下関らしい特色を生かした展示も行っており、下関といえばフグ!大きなトラフグ専用水槽、世界中のフグの仲間100種類以上を展示しています。

ペンギン村亜南極水槽で行われるイベント“ペンギン大編隊”では、ペンギンたちが飛ぶように泳ぐ姿を間近に見ることができます。1階無料ゾーンでは、日本唯一のシロナガスクジラの全身骨格標本を展示している。

新しい展示では、絶滅危惧種に指定されている珍しいハゼ・マサゴハゼの展示が始まりました。マサゴハゼは、成長しても全長3㎝ほどの小さな魚で、河口などの砂底から砂泥底の環境に住んでいます。一般にはその姿を見かけることは少ないですが、下関の干潟はハゼが住むにはいい環境なのでしょう。

イルカやペンギンに触れることができる体験イベントも開催していますので、ぜひチェックしてみて下さい。 子供達は、生き物について楽しく学ぶことができます。

しものせき水族館 海響館
営業時間:
9:30~17:30(イベントによって変動あり)
休館日:
年中無休
料金:
大人2,000円、小中学生900円、幼児400円
電話番号:
083-228-1100
住所:
山口県下関市あるかぽーと6番1号
アクセス:
JR下関駅からバスで約7分「海響館前」下車すぐ/中国自動車道「下関IC」から車で約15分    

11.唐戸市場(下関市)

“会話が楽しめる魚市場”がコンセプトの関門の台所として親しまれている「唐戸市場」。一般の人も買い物ができる市場で、実際のセリの様子も見学できます。海鮮好き、おしゃべり好きにはたまりません!とにかく活気溢れる唐戸市場では、あちらこちらから威勢のいい掛け声や、笑い声が聞こえ、お店の人との会話が楽しめる市場というのもこの市場の魅力です。

唐戸市場では、下関が誇るフグはもちろんのこと、タコやハマチ、タイなどの新鮮な魚介類のお買い物が思う存分楽しめるほか、お寿司や海鮮丼などがリーズナブルに頂くことができます。新鮮な食材を使ったにぎり寿司や味噌汁、から揚げなど品数も大変豊富で、もちろんふく刺しもあります。海の恵みを満喫できますよ。

もともと路上で野菜や果物を売っていたのが始まりだそうです。そして1933(昭和8)年に現在の唐戸市場の基となる「魚菜市場」が開場。長い間市民や観光客に愛されてきた市場なのですね。

毎週末(金曜、土曜、日曜)と祝日には、唐戸市場の1階が海鮮屋台街に大変身する「活きいき馬関街」が開催され多くの人で賑わいます。食事にも、お土産探しにもぴったりのスポットです。ぜひ、お店の人との会話を楽しみながら歩いてみて下さい。

唐戸市場
営業時間:
5:00~15:00(月曜~土曜、店舗により異なる)/8:00~15:00(日曜、祝日、店舗により異なる)
店休日:
年末年始、お盆、不定水曜日
料金:
店舗により異なる
電話番号:
083-231-0001
住所:
山口県下関市唐戸町5-50
アクセス:
JR下関駅からバスで「下関唐戸桟橋」下車すぐ/中国自動車道「下関IC」から車で約15分

12.関門橋(下関市)

広大な関門海峡で本州と九州を繋いでいるシンボル的存在なのが「関門橋」です。全長1068mの橋は迫力満点で、片側3車線の東洋有数の規模の吊橋です。車両では約2分ほどで、あっという間に本州や九州に渡ってしまいます。海面から橋げたまでの高さが満潮時で61mあるので、関門海峡を通る大型の船も余裕で通れるほど。

下り線の「壇之浦パーキングエリア」や上り線の「とめかりパーキングエリア」から橋の全景を見ることができます。また景色を見るだけではなく、地元の特産物を気軽に食べられるレストランや、お土産も豊富に揃っているので食事と景色をたっぷり堪能できますよ。また壇之浦パーキングエリアには、西日本で初の宿泊施設「ハイウェイホテル」もあります。

さらに、徒歩で海中のトンネルを渡ることもできるんです。本州と九州を徒歩で渡る大変いい体験ができます。近くの「海峡ゆめタワー」からは、橋と夜景のコラボレーションが楽しめます。デートにもおすすめのスポットです。

源平の戦いが行われた壇ノ浦、武蔵・小次郎の巌流島の決戦の舞台など、この周辺には様々な歴史スポットがありますので、その時代に想いを馳せてみるのもいいでしょう。

関門橋
営業時間:
車は24時間開放/人道トンネルは6:00~22:00/海峡ゆめタワーは9:00~21:30
休園日:
橋は年中無休/海峡ゆめタワーは1月第4土曜日
料金:
高速道路下関I.C⇔門司港I.C普通車360円、軽自動車310円/関門国道トンネル普通車150円、軽自動車100円/関門トンネル人道歩行者無料、自転車・原付20円/海峡ゆめタワー大人600円、学生、外国人65歳以上300円
電話番号:
083-231-1350(下関市 観光交流部)/083-231-5600
住所:
山口県下関市豊前田町3−3−1(海峡ゆめタワー)
アクセス:
「関門海峡」JR下関駅からバスで10分/「海峡ゆめタワー」JR下関駅から徒歩約7分

13.萩城下町(萩市)

萩は1604年に毛利輝元が萩城を築いて以来、260年間にわたって36万石の城下町として栄えてきた日本有数の史跡が数多く残っているスポットです。吉田松陰や伊藤博文、高杉晋作といった幕末の有名な人物を輩出し、大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台ともなった「萩城下町」は歴史好き必見のスポット!江戸時代の風情を味わうことができる城下町が残されています。

城下町全体が「明治日本の産業革命遺産」に登録されており、歴史的価値のある建物が多く残っています。重厚な武家屋敷、土塀やなまこ壁、鍵曲など、町並みには今なお城下町の風情が色濃く残っています。

城下町の古い街並みには当時の建物や維新の志士ゆかりの地が残っています。木戸孝允(桂小五郎)の生家や、吉田松陰の実家と、その敷地内に建てられた松下村塾では多くの弟子を輩出しました。その他貴重な建物も多く、高杉晋作の誕生地、全国でも最古の大型の町家・菊屋家住宅は、国の重要文化財に指定されています。1925年築の洋風の萩駅駅舎は国登録有形文化財です。

徒歩でのんびり散策するのもいいですが、3地区に分かれているのでレンタサイクルなどで巡ると効率的です。こちらは、現在でも古地図で歩ける町と言われているんですよ!

萩城下町
営業時間:
施設によって異なるがだいたい9:00~17:00
休園日:
施設によって異なる/「菊屋家住宅」は12/31/「口羽家住宅」は12/30~1/3、8/13~15
料金:
施設によって異なる/「菊屋家住宅」は600円/「口羽家住宅」は100円
電話番号:
0838-25-1750(萩市観光協会)
住所:
山口県萩市呉服町
アクセス:
JR東萩駅から徒歩で約20分/中国自動車道「美祢東JCT」から車で約20分/小郡萩道「路絵堂IC」から車で約20分/現地での観光には1回100円の「萩循環まぁーるバス」や1時間200円〜350円のレンタサイクルが便利

14.瑠璃光寺五重塔(山口市)

西の京とも呼ばれる「瑠璃光寺五重塔」は、国宝にも指定されています。全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、湖面に映えるその姿は、日本三名塔(奈良の法隆寺五重塔、京都の醍醐寺五重塔、山口の瑠璃光寺五重塔)に選ばれているのも納得の品格。こちらも、季節や時間帯により様々な表情を見せてくれるので、色々な写真が撮影できます。

瑠璃光寺は、山口県山口市香山町にある曹洞宗の寺院で山号は保寧山、御本尊は薬師如来です。五重塔は、1399年(応永6年)の応永の乱で戦死した大内義弘の霊を弔うため、弟の大内盛見が1442年(嘉吉2年)に完成させたといわれています。

五重塔は、高さが31.2メートル、上層部に向かって細く造られている美しい塔はすっきりとした印象です。室町時代中期の優れた匠の技を垣間見ることができますよ。

五重塔を中心に境内は香山公園と呼ばれ、桜、梅、ツツジやアジサイ、新緑、紅葉、雪景色など、五重塔とのコントラストが美しく、四季を通してどの季節でも絵になります。

五重塔は夜にはライトアップされ、より一層優雅な姿が映し出され、幻想的な風景を見せてくれます。昼も夜もおすすめのスポットです。

瑠璃光寺五重塔
営業時間:
見学自由観光案内所は9:00~18:00/ライトアップ日没~22:00
休園日:
年中無休
料金:
無料
電話番号:
083-934-6630 (香山公園前観光案内所)
住所:
山口県山口市香山町7-1 香山公園内
アクセス:
JR山口駅からバスで香山公園五重塔前行「香山公園五重塔前」下車徒歩すぐ/中国道「山口IC」から車で約15分

15.祝島 石積練塀の集落(祝島)

「祝島」は山口県上関町にあり、上関町室津半島の東端から4キロ西に位置する、面積7.67平方メートルの小さな島です。瀬戸内海有数の漁場である周防灘と伊予灘の境界にある豊かな漁場のため、釣り人も多く訪れます。

祝島の見どころは、まず石積みの練塀です。決してアクセスがいいとは言えませんが、周囲12キロメートルのハート型の小さな島には独特の雰囲気があり、独特の石積練塀(いしづみのねりべい)が珍しく、訪れる人を魅了します。沖縄県の竹富島に似た雰囲気も感じられます。

塀は石と土を積み重ね漆喰で固められ、厚さが50センチ以上あるため、夏の暑さや冬の寒さをやわらげてくれるはたらきがあります。もともとこの島は風が強いので、しっかりした練塀が必要だったという理由もあります。

無形文化財に指定されている神事「神舞神事」は1000年以上の歴史があり、4年に一度大分県の伊美別宮からご神体を迎えて神舞が行われます。

まるで城砦のような容貌。日本とは思えない珍しい住宅です。わざわざ写真に収めにくる人が絶えません。祝島は、大分県の国東半島へ渡る最短ルートだったために、船の交通安全を守る神霊の島として崇められてきました。ぜひ足を延ばして独特な雰囲気を味わってみてください。

祝島 石積練塀の集落
営業時間:
24時間開放(住宅地なのでマナーは守りたい)
休園日:
年中無休
料金:
柳井港からの定期船大人1,580、子ども790円/室津港からの定期船大人920円、子ども469円
電話番号:
080-2898-2014(上関町観光協会)
住所:
山口県熊毛郡上関町祝島
アクセス:
JR柳井港駅から約徒歩3分の柳井港から定期船で約70分(1日2便)/山陽自動車道「玖珂IC」または「熊毛IC」から車で約50分室津港へ/室津港から定期船で約40分

思わず写真に収めずにはいられない山口のフォトジェニックな観光地15選をご紹介しました。ロケ地として使われる有名なスポットから、これから有名になるであろうスポットまで、魅力的な場所ばかり!是非カメラを片手に足を運んでみてください。

u9yy

国内外問わず旅行が好きです。
リゾートやアジア、最近は小さい島がお気に入り。
写真を撮ることも好きなので活かせたら嬉しいです。

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