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- 日本からボリビアへの直行便はなく、北米や南米のペルーなどで飛行機を乗り継ぐ必要がある。アメリカのマイアミなどを経由し、ラパスまでは約25時間~(待ち時間含む)。
ウユニ塩湖やアンデス山脈などが有名なボリビアですが、それではボリビアではどんなものが食べられているのでしょうか?今回は、ペルーやアルゼンチンなどに比べると知名度に劣るボリビアですが、この国で食べるべき料理を7つ、お届けします!
南アメリカ大陸のほぼ中央部に位置するボリビア共和国は、その国土に4,000m以上の山々が連なるアンデス高地をはじめ、熱帯雨林やサバンナが広がる 低地を含むなど、実に多彩な自然環境に恵まれています。
南米の内陸国ボリビア。標高4000mを超える山々に囲まれたエリアからアマゾン流域まで、多様な自然を持つボリビアでは、食の種類も多様です。とは言えお隣のペルーに比べるとグルメ大国とまでは言えず、どちらかというと材料を活かすような料理が多かった印象です。
ボリビア料理は、主として南アメリカ、ボリビアで食される一般的な料理。その食文化は地域ごとに大きく三つ(アンデス高地、ユンガス、オリエンテ)に分類され、それぞれの特色を兼ね備えている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E6%96%99%E7%90%86
主食はパパ(じゃがいも)や乾燥ジャガイモのチューニョ、チョクロ(トウモロコシ)、雑穀のキヌア、そしてマンジョーカ(ユカ芋/キャッサバ芋)など。おかずとしては、アンデス高地に生息するリャマやビクーニャ、クイ(食用のテンジクネズミ)の他、牛肉や鶏肉もよく見かけます。またチチカカ湖などでは、トゥルーチャやペヘレイといった魚も食べられています。
サルテーニャ (Salteña) は、ボリビアで主に朝食に供されるエンパナーダの一種。小麦粉で作った生地で牛肉や鶏肉を細切れにしたものなどの具材をくるみ、オーブンで焼いたもの。大きさは10cm前後で、形状は餃子に似ている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3
ボリビアで一番おいしい食べ物は? と聞かれて多くの人が答えるもの。それが現地人の朝食の定番、「サルテーニャ(Salteña)」です。「サルテーニャ」は、アルゼンチンのサルタ生まれの作家Juana Manuela Gorrit(フアナ・マルエラ・ゴリット)がボリビアに亡命した際に作り始めた料理がもとで、「サルタ生まれの人=サルテーニャ」が名前の由来です。
出典:http://www.elle.co.jp/atable/pick/sekainooyatsu_ecuador_15_0213
ボリビアの朝食に欠かせないのがこのサルテーニャ。ペルーやアルゼンチンを始めとして中南米で広く食べられるエンパナーダのボリビア版とでも言えるサルテーニャは、特に午前中、ボリビアの町のあちこちで見ることが出来ます。小麦で作った皮に肉や野菜を詰めたものがエンパナーダで、食べ歩きが出来るのも魅力です。
筆者がサルテーニャを食べて驚いたのが、ジューシーなこと。エンパナーダに比べると汁気が多く、その分、肉や野菜の旨みが感じられます。屋台などで売っているので、ボリビアを訪れたら必ず食べるべき一品です。
クニャペ(Cuñapé、クニャッペとも)は、ボリビアで食されるパンの一種。ユカ芋の粉とチーズを混ぜたものを焼いて作られる、小さな握りこぶし大の丸いパンで、モチモチした歯ごたえがある。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%83%9A
マンジョーカ(ユカ芋/キャッサバ芋)とチーズで作られるボリビアの伝統的なパンがクニャペです。パラグアイのチパ(チーパ)やブラジルのポン・デ・ケージョによく似ており、そのまま食べられる他、料理の付け合わせてとして提供されることもあります。
サンタクルスなど、主にボリビアの低地で食べられるクニャペは、モチモチした食感とチーズの濃厚な味がマッチしてとっても美味しいんです。一つ一つが小さい割にお腹に溜まるので、小腹がすいた時にもおすすめです。
アンデス山脈など南米の高地でよく見かける動物にアルパカ、リャマがいます。ボリビアではアルパカよりもリャマがポピュラー。筆者が訪れたウユニの町では、ビーフやチキンに比べても、このリャマを出すお店が多かった印象です。
肉自体は少し硬く、ヒツジやヤギよりは牛肉に近いイメージでしょうか。アルパカと並び人気のあるリャマですが、せっかくボリビアを訪れたなら高地に住む人たちにとって貴重なタンパク源でもあるリャマを食べてみてはいかがでしょうか?
牛肉やウインナー、玉ねぎ、トマトなどの野菜に辛みを加え、そしてフライドポテトやローストポテトの上に乗せたボリビアの家庭料理でもあり、パーティの時に供されもするのが、このピケマチョ。ゆで卵が付いてくることも多い一品です。
サルテーニャとも並んでボリビアのソウルフードともいうことが出来るピケマチョ。町中のレストランや食堂はもちろん、ファストフード店などでも店先で作っている姿をよく見かけます。ジャンクフード感もあり、ハイカロリーという点も気になるところですが、これが結構美味しいんです。筆者はボリビア滞在中、何度も食べてはビールを飲んでしまいました。
ぶつぎりにしたチキン、アヒ・アマリージョという辛くない黄色の唐辛子、玉ねぎなどを、塩、油とともに煮込んだボリビア版のシチュー。また一緒に煮込むのではなく、ソースをチキンにかけたものもサフタ・デ・ポジョとして供されることがあります。
ボリビアのみならず、南米大陸で広く食べられている歴史ある料理だそう。ソースが絶品で、ものによってはトマトや玉ねぎのサラダが上に乗っていたり、チューニョが添えられていたり、パターンも色々なのでおススメの一品です!
コチャバンバの名物料理と言われている。薄く大きい肉を焼き、ご飯の上に目玉焼きとともに乗せて食べる。ボリューム満点の豪快な料理である。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7
シルパンチョ(もしくはシルパンチョ・コチャバンビーノ)とは、ビーフやチキンなどを叩いて薄くのばし、パン粉を付けて油で揚げたカツです。ペルーなどで食べられるミラネッサに比べてもさらに薄くなっています。これはボリビアでは安価に食べられる牛肉は固く、そのまま食べるのは難しいので、叩いて繊維を断ち切るためだとか。
またシルパンチョが良く食べられているボリビア第三の都市コチャバンバは、丘に立つキリスト像や地酒チチャで有名です。シルパンチョを食べつつチチャを傾けるのもオススメです!
コカの葉は日常一般的に茶として飲まれており、コカ茶と呼ばれる。ボリビアなどではハーブティー全般をマテと呼ぶので、コカ茶は「マテ・デ・コカ(スペイン語版、英語版)」(西: mate de coca)と呼ばれている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AB#.E3.82.B3.E3.82.AB.E8.8C.B6
コカ茶は、一般には、コカの葉を干したもの数枚〜数十枚に熱い湯を注ぎ、しばらく待ってから飲む。砂糖を入れて飲むことも多い。きわめて日常的な飲み物で、ティーバッグも売られている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AB#.E3.82.B3.E3.82.AB.E8.8C.B6
パラグアイやアルゼンチンのマテ茶などと同様、ボリビアで日常的に飲まれているのがコカ茶。コカインの原料ともなるコカには、覚醒作用や利尿作用を持つ物質が含まれており、高山病による頭痛などの症状を緩和させる効果もあるそうです。
持ち出し禁止品ではありませんが、「コカの葉」及び「コカ茶」は日本国内への持ち込みが禁止されていますので注意してください。
出典:http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=261
ラパスのサガルナガ通りなどではごく普通にコカ茶をお土産として売っているところがたくさんあります。ですがコカインの原料となるコカの葉っぱは日本への持ち込みは禁止!購入した分は日本へ帰国する前に全部使い切ってくださいね!
ボリビアの料理についてお届けしましたが、いかがだったでしょうか?お隣のチリやパラグアイとは食事がガラッと変わるので、アンデスの国に来たという印象を強めてくれることでしょう。どちらかというとペルーの料理とは近いものも多いですが、より素朴な料理が一般的だと思います。ウユニ塩湖やチチカカ湖を楽しんだら、ぜひボリビアの美味しいものを食べて体を癒してくださいね!
2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。
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