”アフリカの奇跡”と呼ばれるルワンダ!在住者が語る、本当のいまの姿
59966views- 住所:
- Rwanda, Kayonza, Nyamirama
- 営業時間:
- 朝早くからお客さんがいる限りやっています
- アクセス:
- 首都キガリからカヨンザまでバス、その後徒歩で約30分
- 定休日:
- 基本なし(クリスマスは売店だけ営業する可能性あり)
- 入場料金:
- なし(宿泊する場合は別途宿泊代がかかります)
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1994年に起こったルワンダ大虐殺。100万人の人々が亡くなったと言われています。国の大多数の男性が犠牲となり、生き残りの多くは女性だったそうです。そのためルワンダ国再建には、女性の力が必須でした。そこで今回は、虐殺で親や伴侶を失い、身寄りも職もなくした女性達を支援する団体”Women for Women International”が、ルワンダの東部県カヨンザ郡で運営する施設をご紹介します。
Women for Women Internationalは世界的な民間非営利団体(NPO)の1つです。1993年より、紛争や戦争で被害に合った女性たちの社会復帰や経済的な自立を支援しています。これまで、447,000人以上の女性たちを貧困から救ってきました。
支援を行っている国は、アフガニスタン、イラク、コンゴ民主共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、ナイジェリア、南スーダン、そしてルワンダの8カ国です。どの国も紛争や虐殺などにより多くの人々は苦しみ、そして今なお紛争中の地域もあります。
Women for Women Internationalがルワンダ人女性の支援を行う施設のことです。
women opportunity centerは、ルワンダの東部県カヨンザ郡にあります。カヨンザ郡は首都キガリからバスで2時間程なので、アクセスも良い場所です。東部県に観光に訪れた際には、立ち寄る価値がある施設です!宿泊施設もあるので、旅の疲れをゆっくり癒やすことができるスポットでもあります。
首都キガリからバスで2時間程いくとカヨンザ郡のバスターミナルに到着するので、そこで1度バスを降ります。そのバスターミナルのすぐ横にカヨンザ郡の郡庁があります。カヨンザ郡庁の手前にはwomen opportunity centerの案内板が建てられています。徒歩では30分程度かかりますが、マタツと呼ばれる小型バスか自転車もしくはバイクタクシーを使用すると200-300Rwf(25円-40円前後)で行くことができます。
徒歩だと約30分程度かかりますが、歩いて向かうのも個人的にはオススメです!
写真のような、ルワンダの丘を眺めながら向かうのも楽しみの1つです。見渡す限りの緑と空と雲!まるで作り物のようですが、本物の自然に感動します。ただし交通量も多いので、注意が必要です。
国道沿いの道を進み続けると、再度women opportunity centerの案内板が左側に見えて来たら到着です!
入り口の奥には売店があり、ルワンダの伝統工芸品が売られています。women opportunity centerで作られた物や、他の地域で作られた雑貨が集められています。NPOの監修のもとだけあって、精度は非常に良いです。
施設の中に入ってみると、中は非常にモダンな施設です。途上国にいることを一瞬忘れちゃいますね。運が良ければ、女性団体が伝統工芸品を作っている現場が見学できます。
施設内に点在する小さな個室は、会議などに利用する部屋です。ここでは女性団体の話し合いや講義、ワークショップ、トレーニングなどさまざまな活動が実施されています。
レストランも併設されているので食事も可能です。なんとピザは生地から手作り!個人的なオススメは、釜で焼かれる手作りピザとアフリカンティーです。ただしここは途上国ルワンダ。ピザの提供には1時間程要しますのでご了承ください。
いかがでたか?ルワンダ大虐殺の余波に負けず頑張るルワンダの女性たち。今のルワンダの復興は、ルワンダ女性たちのパワーのおかげかもしれません。
ルワンダの美しい緑と空、そしてルワンダ人女性たちの頑張る姿と彼女たちの作る繊細な伝統工芸品に触れことができるオススメスポットでした。
ルワンダの現在や、ルワンダの人々の暮らし、素晴らしい景色や大自然など、なかなか知る事の出来ないルワンダの魅力をお届けします!!
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