ミャンマー基本情報 【交通手段編】~田舎では交通手段が馬や牛の町も~

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ミャンマーと言えば記憶に新しい、アウン・サン・スーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)の新政権発足により、経済発展著しい東南アジアの国。新政権発足以後は、外国人観光客も増加しています。今回は、そんな変貌するミャンマーに関する国内交通事情をお届けします。

近距離移動なら

ミャンマーにはさまざまな交通機関があります。近場の移動には、環状線汽車・バス・タクシー・サイカー(自転車タクシー)、馬車・牛車、ラインカー(ソンテウ)などが利用できます。

長距離移動なら

細長いミャンマーの主要都市への移動には、国内線飛行機・長距離列車・長距離バスが利用できます。

環状線汽車はのんびり過ぎる!?

環状線内にある37駅を周る汽車は15分間隔で運行していますが、遅れることもよくあります。

節約旅ならバスを

250ものルートでヤンゴン市内を走るバスは、午前5時~午後9時ごろまで運行しています。料金は距離にもよりますが、だいたい運賃は50チャット~100チャットと経済的。しかし、ラッシュアワーの時間帯などは特に混雑するため、車内は蒸し暑くなり目的地までの時間もかかります。

旅行者の足として最適なタクシー

タクシーは出発時間を気にする必要もないので、旅行者の足として大活躍。ヤンゴンではタクシーの数も多く、料金も1000チャットからととてもリーズナブルです。
日本のメーター制タクシーと違い、ミャンマーのタクシーは料金交渉制のため乗車前の交渉が必要です。近場であれば最低料金の1000チャットですが、交通渋滞時やダウンタウンエリアに近いほど料金は高めになります。
 

知っておきたいタクシーの利用方法

【乗車方法】
① 目的地をドライバーに伝える
② 料金交渉
※料金はドライバーの言い値を聞き、適正相場料金であれば利用し、高額料金の場合は乗車せず次のタクシーを待ちましょう。

【おすすめしないタクシー】
・空港・観光地・主要ホテル前などで客引きをするタクシー
観光客目当てのぼったくりが多いので、利用は避けましょう。空港から市内へのタクシーは、タクシーカウンターを利用すれば正規料金のタクシーです。

・ドライバー以外の誰か(友人など)が同乗しているタクシー
トラブルに巻き込まれるケース多発のため、昼夜問わず1人での利用は避けましょう。

馬車や牛車

ダウンタウンエリアから少し離れた郊外では、馬車や牛車が農業用・観光用・地元住民の移動用として利用できます。

サイカー(自転車タクシー)

サイカーは、バスの通っていないような町でも気軽に利用でき、買い物帰りや重い荷物を運ぶときなどに近場の移動手段として最適です。また、近場の観光名所巡りにも便利です。

ラインカー(小型トラックの荷台を改造した乗り合いトラック)

呼び名こそ違いますが、タイのソンテウと同じ乗り合いの小型トラックです。利用方法は、流しのタクシーを拾うのと同じです。(料金は前払い)

長距離移動の国内線飛行機・長距離列車・船・長距離バス

国内線飛行機
ヤンゴンを中心にミャンマーの主要都市を結ぶ国内線は、限られた時間の中で効率的に目的地へ移動したい人におすすめです。
【国内線の航空会社】
ゴールデンミャンマー、エアーカンボーザ、エアーバガン、 エアマンダレーヤンゴンエアウェイズ 、アジアンウィングズ、マンヤダーポン、エイペックスの8社が運航しています。

【長距離列車】
のんびりと車窓からの田園風景を眺めながら旅したい人におすすめの列車は、車両の老朽化により揺れや騒音が激しいときもあります。チケットは、ヤンゴン中央駅で購入できます。
【長距離バス】
節約旅をする方におすすめなのが、長距離バス。料金もリーズナブルで、軽食・毛布・テレビなどさまざまなサービスが付いています。各バス会社によりサービスは異なりますが、人気のバス会社は、JJ ExpressとE-liteです。チケットは、各バスターミナルかツアーデスクで購入できます。

最後に

ミャンマーでは、自分の旅のスタイルに合わせていろいろな交通機関が利用できます。サイカーや馬車・牛車などはミャンマーならではの交通手段なので、時間があればぜひ利用してみてください。

Lindos77

沖縄でウェブライターとしてストレスフリーな生活を満喫しています。

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