ミャンマーの小さな村・インワの観光見所スポット5選

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インワは14世紀に400年にわたって栄えた古都です。現在は古都の賑わいはありませんが、歴史ある僧院やパゴダなど見ることができます。ここではそんなインワの見どころを紹介しましょう。

インワとは

インワはマンダレーから南西に約21kmのところにあります。 1363年にビルマ族の都となって以来、コンバウン朝では2度に渡って首都となり、400年間栄えた古都です。1800年代に大地震の被害を受けたため、都はアマラプラに移されました。

現在は古都の面影は残っておらず、地震で崩壊した遺跡などが再建されることなく荒れたままになっています。見どころは点在しているので、馬車を使って回るのがおすすめ。ボート発着所に馬車乗り場があり、客引きをしているのですぐに分かります。

バガヤー僧院

バガヤー僧院はコンバウン朝第7代のバジードー王によって、1834年に建立されました。チーク材を使った建築物で、全体にミャンマーの伝統的な木彫りの彫刻が施されているのが特徴です。内部には14~19世紀にかけて作られたとされる、仏像500体が安置されています。

この寺院は260本を超すチーク材で作られていて、最も大きいものは高さ18m、太さ3mにもなります。

石造りの階段、木造建築独特の茶色い建物、巨大な扉など、年月を経て醸し出す雰囲気がすばらしく、見ごたえのある寺院です。

バガヤー僧院(Bagaya Kyaung)
住所:
Inwa, Myanmar
ボート発着所から馬車で20分

マハー・アウンミェ僧院

マハー・アウンミェ僧院はイワナでいちばん大きな僧院です。コンバウン王朝のバジードー王妃によって1822年に建てられました。白い漆喰で覆われたレンガ造りの建物で、このエリアの僧院としてはあまり見られないものです。

マハー・アウンミェ僧院は荘厳な建物で、当時の姿をとどめています。建物の裏には庭園も。

マハー・アウンミェ僧院(Maha Aungmye Bonzan)
住所:
Inwa, Myanmar
ボート発着所から馬車で20分

ナンミイン

ナンミインはバジードー王により1822年に完成した監視塔です。高さ30mの石造りの塔で、王宮跡で見ることができます。1838年に起きた地震で上部が少し傾いてしまっていますが、建築当時の姿のままです。かつては遠くまで見渡すことができましたが、現在はこの塔に登ることはできません。

ナンミイン(Nanmyub Watchtower)
住所:
Inwa, Myanmar
ボート発着所から馬車で20分

ヤダナー・シンメ・パゴダ

ヤダナー・シンメ・パゴダは今から約400年前に完成されたとされています。1838年に起きた大地震で崩壊してしまい、当時の姿を留めていないのが残念です。パゴダは草むらのなかにひっそりと佇んでいます。

ヤダナー・シンメ・パゴダ(Yadana Hsemee Pagoda)
住所:
Inwa, Myanmar
ボート発着所から馬車で20分

ローカタラプー・パゴダ

ローカタラプー・パゴダは1730年に建てられた寺院です。大地震や暴風などで何度も崩壊し、そのたびに王や僧侶たちによって再建されて来ました。パゴダの東には大理石の大仏が収められています。大仏は高さ8m、重さ490トンもあり、一枚岩でできているそうです。

ローカタラプー・パゴダ(Lawkatharaphu Pagoda)
住所:
Inwa, Myanmar
ボート発着所から馬車で20分

インワは現在は古都としての賑わいはありませんが、歴史ある僧院を見たり、人々の素朴な暮らしに触れたりすることができるスポットです。マンダレーからは対岸まで車で行き、ボートで渡ります。所要時間は約1時間半くらいです。

MINK

いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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