チリでおすすめの観光スポット14選！絶景の宝庫、地球の裏側に感動の嵐が広がっている！！

チリの北部にあるアントファガスタ州アタカマ高地にある間欠泉で、世界で一番高い所にある間欠泉です。間欠泉があるのが、標高約4,500ｍと富士山よりはるかに高い高地というのは驚きですね。
この場所へ来ると、まるで別の惑星に来たような殺伐とした地形に、約80か所以上の間欠泉があります。砂漠のような緑一つない地表の穴の中から、お湯がボコボコと泡立って蒸気が上がっています。なかなか他の観光地では見ることのできない景色ですね。
また標高が高い場所にあるので気温自体は低くく、防寒対策は必要です。重ね着できるような上着か防寒着を用意していきましょう。また標高が高いので、高山病になる方もいるので注意が必要です。

タティオ間欠泉へは、日帰りツアーなどを利用するのが一般的ですが、朝4時頃の早朝に出発して日の出前に現地に着くツアーです。日の出前だと空がまだ暗いため、南半球のとても美しい星空を眺めることができます。
そしてまだ空気が冷たいので、間欠泉からの白い蒸気が周り一帯に霧となって立ち込めます。その風景と高地の白い山々をバックにして、写真を撮りましょう。朝から昼への時間と共に周辺の雰囲気がどんどん変化していくのを体験してください。
ここの間欠泉地帯には、入浴できる露天風呂温泉もあるので、観光客の中で楽しむ人もいます。またむやみに間欠泉に近づくのは危険なので、ガイドさんの注意事項を守って行動してくださいね。

チリ南部にあるトーレスデルパイネ公園にある氷河湖で、グレイ氷河の先にある湖です。
壮大な氷河が流れ込む風景は、圧倒的な自然の驚異に触れることでしょう。観光シーズンとしては夏に訪れる観光客が多く、冬場は雪が積もって歩くのが大変で危険でもあります。その場合は周辺の美しい風景を楽しむと良いでしょう。
グレイ湖自体は氷河の大きな氷塊が割れたものが流れて、やがて細かく分裂したりするもので、いつでも氷塊がたくさん見られるものではありません。大きな氷塊が数個流れるというイメージですね。大きな氷塊のままだとボートツアーで、氷塊を近くで見ることができますが、小さな塊になって湖を埋め尽くすとボートツアーができないこともあります。

観光船でグレイ湖を巡る氷河観光ツアーがありますが、周辺をハイキングするコースもあります。
また行きをゆっくりとハイキング、帰りは観光船という利用の仕方もあります。往復で違うコースの方が、よりグレイ湖を楽しむことができるかもしれませんよ。
湖はちょっと濁って不透明なので、氷塊の透き通った青さは別格です。できればグレイ氷河の先端まで足を伸ばしてみるのも良いですよ。なんとか氷河までたどり着くと恐怖を覚えるくらいの巨大な氷河に感動を覚えると思います。
グレイ湖畔にはキャンプ場やロッジ、いくつかの展望台などがあるので、休憩を取りながら歩いてください。風が強い場合があるので、防風、防寒の用意はしてください。

ミロドンという絶滅したナマケモノの一種の毛皮が1896年に発見されたことから、ミロドンの洞窟と名付けられました。
遥か大昔にこの洞窟のなかで、ミロドンという生物はどんな生活をしていたのでしょうね。
ミロドンの洞窟には、ミロドンケイブ、ミドルケイブ、スモールケイブ、ビューポイントケイブの4つの洞窟と3本の歩道があり、一番大きな洞窟はミロドンケイブと言って深さが200ｍ、幅が80ｍもあるのですよ、これは広いですね。
ミロドンという生物がどんな物か分かるように、等身大のレプリカがあるので、並んで記念写真を撮ると酔いですよ。ミロドンケイブには大きな岩塊があり、悪魔の椅子やミロドンの玉座とも言われています。

日本には見ることのできない巨大なスケールの開口部から、洞窟に入ってください。一応遊歩道としてロープが張ってあるのでその通りに歩いてください。
見学するコースとしては、ミロドンケイブ、ミドルケイブ、スモールケイブ、ビューポイントケイブの順に巡ると良いでしょう。各洞窟で特徴ある景色を見ながら歩いてください。11,000年前に人間が住んでいた場所や太古から変わっていない原始的な森、氷河期の名残ともいうべき風景が目の前に拡がります。あまり周りの風景に見とれてツアーグループに置いて行かれないようにしてくださいね。
この巨大な洞窟の中で約1万年前には人間が住み、ミロドンを狩ってその肉を食べたり、毛皮を造ったりしていたかもしれませんよ。まるでタイムマシンで太古に戻った気持ちになりますね。