チリで人気なおすすめお土産12選!ワインやチョコレート、オリーブオイルなどの特産品まで!
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- San Pedro de Atacama,Chile
- アクセス:
- 首都サンティアゴからバスで約12時間。
- もしくはカラマ空港からバスで約2時間。
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日本の反対側の南米に属するチリ共和国。そこには我が国にはないたくさんの絶景や秘境がたくさん詰まっています。魅力あふれる素晴らしい自然と街の景観美を感じに地球の裏側までひとっ飛びしちゃいましょう!
チリと言えばまず頭に浮かぶのがその細長い国土ではないでしょうか?
なんと全長約4300㎞にもなるチリ共和国は北部は砂漠の乾燥地帯、中央は渓谷や葡萄畑、南部は湖や森林が広がり南端のパタゴニア地方は氷河、さらにはイースター島と多彩な自然溢れる国なのです。
南米の中でも治安が良く旅行しやすいのも魅力の一つ!
チリで絶対に行っておきたい絶景の数々をご覧下さい。
なおチリの正式名称は「チリ共和国」。あまりに細長い為想像し難いですが、なんと国土は日本の約二倍あります。
細長い国土は、場所によって気候がさまざま。北部(後述の“アタカマ砂漠”方面)は砂漠の為ほとんど気候の変化はありませんが、6~9月頃がややしのぎやすいです。首都サンティアゴ周辺は日本のように四季がありますので滞在目的に合わせて行く時期をチョイスしましょう。南部パタゴニア地方(後述の“マーブルカテドラル”“パイネ国立公園”方面)は9-4月頃がおすすめです。
チリを周遊する方は1週間でTシャツ一枚の日からダウンジャケットを着こむような日もあるでしょう。どうしても持ち物が増えてしまいますが、上手にパッキングして十分な用意を心掛けてくださいね。
チリの北部に位置するアタカマ砂漠は平均標高2000mと、その過酷な環境からかつては「死の道」と呼ばれていました。
どこまでも続く砂漠と乾燥した荒涼な大地が広がります。
東西の幅は平均にすると約160kmほどなのですが、南北の長さは約1,000kmにわたり、とても細長い形状の砂漠としても知られています。
東京から北九州市までが約1,000kmなので、とてつもなく長い砂漠ですね。死の砂漠と呼ばれているのも納得します。でも2007年には、日本人冒険家の永瀬忠志がこの砂漠の横断に成功しているのです。すごいですね。
アタカマ砂漠は、アフリカのサハラ砂漠、中国のゴビ砂漠と並ぶ世界三大砂漠の一つとして、世界中から観光客が訪れますが、観光ツアーに参加することをおすすめします。
一般的な砂漠のように砂ではなく岩塩や石灰の堆積層に覆われ、様々な鉱物資源が含まれているので、独特の色に染まっているのが魅力的ですね。
この砂漠は盆地型高地砂漠なのですが、かつては海だったといわれています。その証拠に中央部には大規模なアタカマ塩原という海の名残があり、周辺には岩塩や石灰による山地がそびえています。
高地の砂漠に塩原があるというのも地形的に大変貴重なものであり、青白い塩の川や広大に広がる塩原の特異な風景には、誰もが驚いてしまいますよ。
また月の谷や死の谷と言われる地域があるのも、うなずけますね。特にサン・ペドロ・デ・アタカマ郊外にある死の谷と言われる一帯は、塩分を多く含んだ地質であり動植物が生きられないような砂漠地帯で、動物の骨が数多く見つかっているようです。
まさに砂漠で息絶えたような風景には、確かに生命の息吹が感じられないような気がします。
その光景は他の惑星に降り立ったような感覚におちいります。
夕方は砂漠越しに沈む真っ赤な夕日とピンクやオレンジ色に染まる空が見渡せ絶景そのもの!
アタカマ砂漠でもアンデス山脈に近い地域になると、山脈の雪解け水により地下に水脈が存在しており、低地の地域ではその地下水が湧き出すことでオアシスが生まれ、集落や街が形成されています。
砂漠地帯のオアシスということで、アタカマ砂漠を横断する交通の要所になり、商業で栄えている街もあります。観光の基点は、サン・ペドロ・デ・アタカマで、1540年に生まれたチリ最古の街として知られています。
ホテルやレストラン、観光ツアー会社もあるので、観光旅行の多くの方がこの街から観光に行きます。空気も乾燥しているので大気揺らぎや水蒸気が少なく、世界的な天文観測施設が設けられて、世界有数の天文観測拠点として活躍しています。
魅力は日中や夕方だけでなく夜にもあります。
なんと世界で一番美しい星空が見えるのが、ここアタカマ砂漠なんです!
大地に寝転がりながら手に届くような星空ときらめく流れ星観察なんていかが?
なおアタカマ砂漠が「世界で一番美しい星空が見える」と言われる所以は「死の道」と言われる所以と密接に関わりあっています。平均標高2000mのどこまでも続く乾燥した広大な砂漠はつまり、どこまでも星空に近く、どこよりも晴天率が高く、何よりも遮るものがない場所を意味しています。
過去40年間一度も雨が降らなかった地域もあるほど晴れの日が多いアタカマ砂漠は、世界中の天体マニア憧れの聖地。今にも降ってきそうな満天の星空は、少し暗い所に行けば簡単に見えますが、夜道は危険ですので是非現地ツアーなどに参加してご覧になるのがオススメです。だいたい2時間程のコースで夕食後に出発、絶景ポイントでコーヒーなどを飲みながら、時にガイドさんの解説に耳を傾け、時に音のない世界で星と向き合う密度の濃い時間が過ごせます。
見てください!
このカラフルで可愛らしい街並みを!!
首都サンティアゴからバスで約2時間、チリ中部の太平洋側にある港町バルパライソです。
チリの首都サンティアゴを西に約120km離れた、人口約25万人のサンティアゴに次ぐ第二の都市です。
古くから海上の貿易拠点として栄えてきたわけではなく、スペイン植民地時代は2,3の家や教会しかない小さな村でした。それが1818年にチリがスペインから独立すると、チリ海軍の主要基地となったことで国際貿易港として商業も盛んになり、どんどん都市化されていきました。
近郊には観光リゾート都市ビ-ニャ・デル・マールがあり、バルパライソとの間を運行する電車「Merval」が多くの人に利用されています。この街の建築物には欧州の色々な国の建築様式が採用されているので、チリの中でも多くの様式の建築物が建設されています。
バルパライソとは日本語で「天国の谷」と言う意味。
家屋はもちろんのこと細い路地の壁にまでカラフルなペイントがほどこされています。
なんとこの街並みはユネスコ世界遺産に登録されているのです。
高低差のある急斜面の地形上に迷路のように入り組んだ町並みが、バルパライソの特徴と言えます。
街の中を散策すると、建物の壁に色々カラフルな絵を見かけるでしょう。
壁以外にも電柱や階段、屋根に落書き状の物からモダンアート的なクオリティの素晴らしい絵も描かれています。それらの絵を見て回るだけでもかなりの時間がかかってしまいますね。まるで街全体が、ポップアートに包まれている感覚になってしまいます。是非その雰囲気を楽しんでください。
ただし、街中を散策するときはなるべく荷物はコンパクトにして、貴重品などは持ち歩かないようにするほうが良いですね。観光客が多くいる場所であれば安心です。
忘れてはいけないのが「アンセソール」。
急斜面が多いバルパライソでは重力のみによって登り降りする独自の乗り物があります。
潮風の中情緒あふれる街歩きはどこまで散歩飽きませんよ。
バルパライソは首都サンティアゴから日帰りで行く方もたくさんいますので、写真を見て少しでも気になった方は、是非足を運んでみてください。日本からはるばる地球の裏側まで来たのに、首都からあと2時間で行ける世界遺産「天国の谷」に行かないなんて、もったいなさすぎます!バスは「サンティアゴ・バスターミナル」から約15分間隔で出ており、日本の観光バスのような清潔感のある快適なバスで行くことが出来るので安心です。
一昔前は治安の悪さから「ある意味」天国の谷だなんて言われていたバルパライソですが、いまでは格段に安全に観光出来るようになりました。アーティスティックな落書きに溢れた街は、流行りのトリックアート風のものもたっぷりあるので、写真に撮ってたくさんSNSにアップしましょう!
南部にあるチロエ島は大変漁業が盛んで静かなのんびりとした雰囲気が漂う島です。
街ではいつでも新鮮な魚介類を食べることができ、魚市場に行けば多くの種類の貝やうにやサーモンなどを購入することができちゃいます。
ロス・ラゴス州にあるチリで2番目に大きな島で、南米でも大きさでは5番目に広い島です。
本島ともいうべきチロエ島を中心に、大小の島々が周辺にあり、全体でチロエ諸島を形成しています。
1567年にはスペインがこの島の領有を宣言して、島の中心地としてカストロをチロエ県の首都としました。のちにカストロはイエズス会布教の拠点となり、多くの教会が建てられました。
2000年にはチロエ島の教会群が世界遺産に登録されましたので、教会を観光で訪れる人も増え、農業・漁業以外にも観光業も盛んになってきました。チリ本土からフェリーで約30分なので、世界遺産の16の木造教会や海辺の水上の高床式住居(パラフィート)を楽しんでくださいね。
チロエ島カストロにある街並みはうろこ状の壁の家が多く、原色に近いカラフルな色使いが可愛いですよ。ただし、野良犬というか犬が離れているので、注意しましょう。町並みを市場の方へ行くと近くに雑貨屋というかお土産屋さんがあるので、中を覗いてみるのも良いですよ。雑貨の他に木彫りの工芸品や人形、アクセサリーなどが数多く並んでいます。
市場では、見たことのないような魚や袋詰めの貝、燻製などを売っています。
カストロの海岸沿いには、何か所か水上に建つ高床式住居があり、全てを見て歩くとかなりの時間がかかりますので、お好みの時間で代表的な場所を見た後は、別の観光施設を楽しみましょう。
首都カストロの街は独特な水上住宅が並びます。
こちらもバルパライソ同様カラフルな色調になりとっても愛らしいですね!
これらの水上住宅をよく見ると、屋根に勾配がついていて何となく日本の住宅に似ているところがあるのに気づくでしょう。そうする何かとても親しみがわいてきますよ。
この住宅はパラフィートと呼ばれていますが、もともと19世紀後半にチロエ島のいくつかある港に製材業者が使っていた住居や宿、倉庫だったそうです。一時期はスラム化していたことがありますが、現在はカラフルなパラフィートが観光地の一部になり、多くの観光客の撮影スポットになっています。
パラフィートの中には、建築家や芸術家によるモニュメント化された建物もあり、仕事場や作品の発表の場となっています。周りの風景に馴染んだ景観は、時間の流れをゆっくりと進めているようです。
チロエ島の観光の目玉と言えば木造の教会群ですが、現在も50~60棟が残っており、その中からサン・フランシスコ教会を始めとして、16の教会が世界遺産に登録されています。
サンフランシスコ聖堂は外壁が黄色い教会で、正面からでは二つの尖塔が力強くそびえています。見た目は童話の中のお城のようですが、内装はずっしりと木造の組み合わせの重厚な作りであり、ボールト天井も比較的に高いので広く落ち着いた空間が感じられます。
外装が黄色というのがカラフルでとても綺麗で、遠くからでも見分けができる教会です。ヨーロッパの豪華な装飾の教会よりも、木のぬくもりが感じるという観光客も多いですよ。
サン・フランシスコ協会は、観光の基点になるカストロの中心アルマス広場の前にあります。
チロエ観光では外すことのできない教会で、中へ入ると、外壁からは想像できないような風景が内部では広がります。ふんだんに使っている木材の聖堂にはやさしい光が差し込み、厳かな雰囲気が漂います。木造と言えば日本の神社やお寺が有名ですが、西洋の様式でありながら木造という教会も貴重ですね。さすが世界遺産の教会です。日本人なら親しみをもてるでしょう。
聖堂の中から見上げるとステンドグラスの窓が可愛いですね。ところどころにある彫刻が素晴らしく、おもわず見とれてしまいます。教会の近くにはチロエの名産品やお土産を売っている市場もあるので、ぜひ覗いてみてください。
絶対に見ておきたいのがユネスコ世界遺産に登録された木造建築の教会です。
バロック建築やゴシック建築などのヨーロッパの様式と地元の様式を融合したチロエ様式はとても温かみのある優しい造り。
そんな穏やかな気持ちになれるチロエ島はまさにチリの中でも癒しのスポットのうちのひとつです。
チロエ島へはチリ南部の都市プエルト・モン(Puerto Montt)からバスで行くのが定番かつ便利。ちなみにプエルト・モンは長距離バスが多数発着しており、サンティアゴやバルパライソ等へ行く便もございますよ!チロエ島へ渡ることの出来るバスは約45分毎に出発しており、乗車すると約半時間ほどで港へ。ここからはなんとびっくり!バスごと船に乗り込みます。そして揺られること30分でチロエ島の最北端の街アンクー(Ancud)へ到着します。
本土からチロエ島へは、過去何度も橋を架ける話が出たそうなのですが、いまだ実現には至っておりません。そのおかげで、チリ本土また違った空気感や街並み、情緒を感じることの出来るチロエ島は、びっくり乗船体験も含必見です。なお、教会群は日曜日は安息日のため中に入れないこともございますのでお気を付けください。
チリ最南端エリアでアルゼンチンと両方にまたがる地域がパタゴニア地方。
その中で最も美しいとされているのがヘネラル・カレーラ湖にあるマーブルカテドラルです。
ネットの観光ランキングなどで世界の絶景を紹介していますが、常に上位にランキングされているのがマーブルカテドラルです。
世界で最も美しい洞窟とも言われ、青と白を中心としたマーブル模様の岸壁は、他の場所では見ることのできない風景ではないでしょうか。ヘネラル・カレーラ湖自体が美しいターコイズブルーの湖なので、さらにマーブル模様が浮き上がりますよ。
また大小の洞窟の入り口も様々な形をしており、洞窟の形と模様が妙にマッチして独特の雰囲気を醸し出しています。大理石でできている洞窟が、長い時間を経て少しずつ浸食して削られ、まるで芸術家の彫刻のように入り組んでいるマーブルカテドラルをぜひ体験してください。
マーブルは大理石のことを言いますが、大理石は石灰岩がマグマの熱や圧力による変成作用を受けてできたものです。
ここではマグマの熱により流れている石灰岩が徐々に固まったものなので、流れるような模様がはっきりしています。でこぼこした岩が複雑に重なって、どれを見ても同じものはありません。
まさに大自然の驚異ですね。
ここへ入ると湖水の青い色が反射するのが、とても幻想的です。洞窟の中ではうす暗いところもありますが、所々天井の隙間から光が差し込みますので、意外と明るくマーブルの壁を照らします。結構狭い洞窟もあるので、ボートで通るときには頭をぶつけないように注意してください。
この洞窟は石灰岩質の壁面が湖水に侵食されてできあがったものでその幻想的なかたちが大聖堂に似ていることからこの名がつけられました。
洞窟の色合いは天気によって違って見えますが、できれば晴天の時にツアーに参加した方が写真にあるような色合いが確認できます。天気が悪いときは、マーブル模様がはっきり見えないこともあります。
予約ツアーでは、小型ボートやカヤックで行くコースもあります。ボートツアーでは10湖の洞窟を順に周りますが、平らな場所もあるのでちょっと上がって、記念写真を撮ることもできます。
カヤックでは、比較的洞窟内を見て回ることはできますが、小型ボートの約3倍の料金がかかるので、お好みの方法で楽しんでくださいね。時期によっては、ちょっと肌寒いこともあるので、上着を用意して行った方がよいですよ。
ソーダ色の水の理由は石灰質の水と底が白い事から乳白色に見えます。
水位が高くなければ小舟で石の下を探検する事もできますよ。
死ぬまでに行きたい絶景のうちのひとつに入ること間違いなしです!
マーブルカテドラルにお邪魔する為にはボートに乗る必要があります。ボートはへネラル・カテラ湖畔の街「プエルト・リオ・トランキーロ(Puerto Rio Tranuilo)」より出発しますので、まずはそこを目指しましょう。プエルト・リオ・トランキーロへは、パタゴニア地方最北端の都市「コイアイケ(Coihaique)」もしくは、コイアイケ東部の「バルマセダ空港(Balmaceda Airport)」から陸路で向かうのが一般的です。
プエルト・リオ・トランキーロまで約180㎞、途中通過する「アウストラル街道」は、景勝地が続くことで有名な街道ですので車窓からの景色も堪能しましょう。プエルト・リオ・トランキーロ到着後は、マーブルカテドラル行きのボートが沢山出ているので乗船すれば感動はもうすぐそこ!観光のベストシーズンは9月~4月頃(南半球の夏)ですが、ボートは一年中乗船可能です。
こちらもパタゴニア地方に属しチリを代表する観光名所のひとつでもあるのがパイネ国立公園です。
キツネや水鳥などのたくさんの動物や美しい湖や滝を見ることができトレッキングなどのアクティビティで雄大な自然を満喫することが出来ます。
パイネ国立公園は、チリの首都サンティアゴから南に約3,000km離れた場所に位置しています。全体的にみると、森林や湖などの豊かな自然とともに山岳、氷河などの荒涼としたパタゴニア独特の風景が混在しているのが特徴で、見応えたっぷりですよ。
またパイネ公園の標高3,050mのパイネ・グランデを始めとする山岳地帯と平地との高低差が大きく、ツンドラ地帯から平地にかけて様々な高山植物が生育しています。高低と温度差がある気象条件により見られる植物の群生の変化を楽しみに、年間10万人を超える人が訪れる公園でもあります。その迫力ある魅力的な風景や珍しい植物見学を目的としたトレッキングツアーも盛んです。
公園名の由来になっているのが、トーレス・デル・パイネと呼ばれる山々ですね。パイネの塔とも訳されるそうです。
公園へ向かう途中には休憩所があるので、一休みして行きましょう。
ここの公園観光には宿泊しながら湖や高原、滝などを見て回るトレッキングが人気ですが、体力が心配な方は日帰りツアーもありますので、お好みのルートを選びましょう。日帰りツアーは気軽で誰でも参加できる初心者でも安心ですので、おすすめです。どちらのルートも山岳地帯をバックにした湖など写真の撮影スポットが満載です。平地部分と湖越しの山岳が豪快な姿を現します。天候によっては、山々が雲の中に隠れることもありますのが、それはそれで貴重な体験になると思いますよ。
パイネ国立公園の象徴とも言われるのが三本の塔のような形をした岩峰トーレス・デル・パイネ。
この険しくそびえ立つ岩山はかつて氷河によって浸食されてできました。
この岸壁はアマルガ湖やパイネ滝布付近からも見ることができます。北側からデ・アゴスティーニ峰(標高2,850m)、セントラル峰(標高2,850m)、モンツィーノ峰(標高2,700m)と名付けられている岸壁です。
その迫力ある絶壁を目の前にすると、何故か荘厳な気持ちになってしまいます。アマルガ入園口そばのホステリア・ラス・トーレスを宿泊地にすると、トレッキングでじっくり時間をかけて鑑賞することができます。ただし、トレッキング慣れした方は良いですが、初心者の方は、上りが多いルートなのでベテランの方とゆっくりと周ることをおすすめします。危険なので、ちょっと離れた場所から見た方が安心ですね。
色々な湖をトレッキングするのも楽しみのひとつですが中でもグレイ湖の氷河は圧巻!
湖畔のレストランから優雅に眺めるのもよし!ツアーで船に乗って氷塊や氷山を間近で見るのもこの上ない経験になるでしょう。
大自然を体中で感じてみませんか?
パイネ国立公園への玄関口となる街は「プエルト・ナタレス(Puerto Natales)」。多くの方がこちらに宿泊し、翌日散策やアクティビティを楽しみます。
人口2万人程の小さな街ですが、ホテル・レストラン・ショップなど一通りのものは揃っていますので、食事を楽しんだりトレッキングで必要なグッズ等を揃えたりすることができます。また、10社以上の旅行会社がプエルト・ナタレスからパイネ国立公園までの日帰りバスツアーを催行していますので、お好みや滞在時間・体調などに合わせて、ツアーをチョイスすることも出来ますよ!ここから公園の入り口までは車で3-4時間。入園料を払って散策します。なお、入園料を払う際はパスポートが必要な場合もございますのでお忘れなく!
世界の秘境で誰でもその名をあげるのがイースター島でしょう。
チリ本土からなんと約3700㎞も離れており南太平洋の絶海の孤島と言っても過言ではありません。
周りには人の住んでいる島は全く無く、一番近い有人島まで直線でも約2,000kmというのはびっくりですね。現地での島名はラパ・ヌイと言い、先住民の言葉では広い台地という意味です。
島の大きさ自体は、北海道の利尻島と同じくらいの大きさで、周囲は60kmほどです。1722年の復活祭(イースター)の夜に、オランダ海軍がこの島を発見したことから、発見した日にちなみ島名がつけられたと言われています。この島を発見して上陸したときに、オランダ海軍提督のヤーコプ・ロッフェーンは、1,000体を超えるモアイ像を見てどう思ったのでしょうね。
1774にはイギリスの有名な探検家ジェームズ・クックもこの島に上陸し、多くのモアイ像を目にしたそうです。
イースター島で欠かせないのが巨大石像モアイ!
周りを見渡せばモアイ!モアイ!!モアイ!!!
古いものを入れるとその数は1000体以上にもなります。
モアイ像については、元々の島民には巨大な像を作って運ぶ技術が無いので、モアイ像が自分で飛んできたとか、超古代文明が作ったという説もあります。
実際にはイースター島は火山島で、モアイ像の材料である加工しやすい凝灰岩が豊富にあり、7~8世紀頃から現地の人々によってモアイ像は作られていたそうですよ。
現在も採石の跡地に完成前の像や途中の段階の像、道具などが散乱しています。また考古学者が行った実験では、クレーンなどの重機がなくても、木の「ころ」に乗せて運び、別の場所で人力により像を立てることができるという結果がでました。でも実際に現地でモアイ像を見ると、3.5mで20t程度の物が多いのですが、大きい物では5mを超えるものあります。
イースター島はモアイだけではなく青く光り輝く海がありラノ・カウ火山がある自然の魅力に溢れた美しい島でもあります。
南米というよりポリネシアの文化が濃く本土とは違った雰囲気を楽しむ事ができますよ。
独特の空間の中モアイの謎を紐解いてみては?
イースター島はチリきっての人気観光地のため、首都サンティアゴとセットで巡るツアーも旅行会社から沢山出ています。
絶海の孤島ではありますが、日本からも多くの人が訪れており、ガイドブックも沢山出ていますので、ちょっとでも気になる方は是非行ってみて下さい。
モアイは島内に点在しているので、車で巡るとよいでしょう。遺跡には都度説明書があるわけではないので、現地に精通した方によるツアーに参加するのも手です。撮影禁止スポットなどもあるので、道先案内人の存在は心強いことでしょう。
なお、イースター島はラパ・ヌイ国立公園内に属しているので入場券が必要です。空港(マタベリ国際空港)で購入する必要がありますので、最新の売り場の場所等ご確認の上必ずお買い求めください。
メトロポリタン大聖堂は、ローマカトリックの大司教区の主要な寺院(総本山教会)として、サンティアゴ旧市街地のアルマス広場大聖堂通りの角にあります。
チリでは人口の約70%がカトリック信者なので、この教会の前を通るときに十字を切っていく人が多くみられるほどです。
1951年には国定記念物として指定されました。1541年にスペインのペドロ・デ・バルディビアがペルーを侵略したあとにチリのサンティアゴにたどり着き、現地人の抵抗を受けながらも街の形成が進められ、1558年には現在の教会の基礎となる建物を造りました。その後1748年から現在のメトロポリタン大聖堂の建設が始まり、災害などでの修復を経て1800年には完成しました。
メトロポリタン大聖堂は長さ97.8m、幅は29.3mの巨大な教会です。この建設には多くの建築かが参加しており、複数の建築様式が融合したその豪華で重厚な装飾に彩られた教会は、多くの観光客が訪れる観光スポットとしても人気があります。
イエズス会士の彫刻がある正面玄関から内部へ入って大聖堂を見学してくださいね。アーチ型の天井の見事なデザインやフラスコ画、窓の上には教会好きの方にはたまらないステンドグラス、きらきらと豪華なシャンデリアがお迎えしますよ。
また柱や壁には繊細な彫刻が施され、その見事な装飾には息を飲むでしょう。外とは別世界の教会内部では、さすがに陽気なチリ人も厳かに祈っているので、静かに見学してくださいね。
ビーニャ・デル・マールは、バルパライソ州の首都バルパライソの北東に位置する、人口約30万人の都市です。
サンティアゴとバルパライソが鉄道で結ばれてから、南欧風の観光リゾートとして発展し、サンティアゴ市民の他にも多くの観光客が訪れるようになりました。
海水浴用のホテルや休養施設、娯楽施設も整備されています。バルパライソからは、電車Mervalが運行されているので、サンティアゴからでも日帰り旅行ができますよ。
ビーニャ・デル・マールには多くのビーチがあるので、地元の人や観光客がゆったりとした時間の中で、お散歩したりしています。合計13ものビーチがあるので、散歩するだけでも気持ちよく楽しめます。
ビーニャ・デル・マールは、水温が比較的低く波が荒く高いので、海水浴には向かないと言われています。
ほとんどの人は綺麗に整備されたビーチで、のんびり日光浴やピクニックを楽しむのが主流です。
ここでは時間を忘れてゆっくりと過ごしてくださいね。人気ビーチのプラヤ・エル・ソルはホテルやコンドミニアムなどが建ち並び、ビーチのそばにカフェやお土産屋さんがあるので活気があります。ビーチの北側には可愛い花時計があるので、記念写真を撮りましょう。
またこの地区は、新鮮な魚介類が味わえることで知られ、海辺の市場ではその日に獲れた魚がたくさん売られています。海外では珍しく、刺し身を食べることもできるので、日本の観光客の方なら大喜びすると思います。
サン クリストバルの丘は、標高860mでサンディエゴのメトロポリタノ公園内にあります。
頂上に上がると、サンディエゴの街一帯を、一望することができるのが嬉しいですね。
遠くにはアンデス山脈を見ることができ、サンディエゴにおいて最大の都市公園内なので、施設や遊歩道も行き届いています。造園や花畑、スイミングプール、動物園などがあり、小さなお子様でも十分楽しめます。
この丘へは、地下鉄「Baquedano」から、Pio Nono通りを丘へ向うと、古城のような形のゲーブル鉄道の駅があるのでケーブルカーで行きましょう。また新市街からロープウェイで行くこともでき、公園の入り口にロープウェイ駅があります。いずれかお好みの方法を選んでくださいね。
丘の頂上には展望広場が作られており、多くの人が周りの景色を楽しんでいます。
ただしサンディエゴの街は大気汚染の問題を抱えており、丘の上から見るとスモッグで街中が曇っていることがあるので、驚かないでくださいね。
また広場には両手を広げているマリア像があり、シンボルとして人気があります。丘にあるメトロポリタノ自然公園内にある本格的な動物園には、トラ、ホワイトタイガー、ゾウなどの動物もいるので、遊ぶのには事欠きません。面白いのは、チリの公園なのに日本庭園があるのですよ。遠く海外で見る日本庭園もまた懐かしいですね。
この丘の頂上への遊歩道は舗装で整備されていますが、片道5kmほどあるので、体力に自信のある方だけ挑戦してくださいね。自転車でゆっくり上がってくる人はいるようです。
アフナウナウはイースター島の北部にある遺跡で、バンガロア村から車で舗装された道路を19kmほど走ると着きます。
アナケナに着いたらビーチの反対側を見てください。整然とした7体のモアイ像が祭壇の上に立っています。面白いのは、7体のうち4体がプカオという赤い帽子を被っていることですね。
このモアイ像が造られたのは比較的新しい時代と言われており、倒れていたモアイ像を起こして復元したのは20年以上前です。この像は土の中に埋まっていたので、風化や破損が少なく線がシャープのまま残っていました。そのため近くでよく見ると、像の体や祭壇などに動物や幾何学的な模様が彫られているのに気づくでしょう。
イースター島には倒れているモアイ像が多く、その中には製造途中の物や破損して復元されていない物もあります。
観光のトレイルコースの周りには大小のモアイ像が立っており、まるで野外美術館のような景観です。
アフナウナウのモアイ像は、4対プカオを被り、5体目はプカオがなく、6体目は頭が無く、7体目は胴体部分が半分位しかありません。何故このような列になったのでしょうか。プカオを被っているのは復元された40体のうち、ここの4体を除けば、あと2体しかないようですよ、ちょっと貴重なモアイ像なのです。整然としたモアイ像をバックにインスタ映えする写真が撮れますよ。ぜひトライしてくださいね。
モネダ宮殿はチリの大統領官邸として使用されている建物です。この宮殿は18世紀から19世紀初頭、サンディエゴの街に建てられた新古典主義様式の荘厳な建物として、サンディエゴ大聖堂と並ぶ貴重な建造物です。1973年に起きた軍事クーデターの舞台にもなった歴史的場所です。
この宮殿は、イタリアの建築家ホアキン・トエスカにより設計されました。1784年に着工して完成したのは1805年と約20年近くかかっただけあって、新古典主義建築の白い重厚な建物となっています。完成した当初は宮殿ではなく、貨幣局として使用されていました。1845年になって当時のチリの大統領モヌエル・プルネスが大統領官邸として使用するようになりました。
モネダ宮殿は、内部の見学はできないので外部だけを見学することになります。広い中庭を中心として左右対称の均整のとれた荘厳な建物が美しいですね。
宮殿の前にある憲法広場では、1日おきに軍の音楽隊による衛兵の交代式が行われるので、タイミングが合えば見学すると良いですよ。警備兵の引継ぎの様子や音楽隊の行進など、きびきびした光景は観光客の人気イベントです。
また、宮殿前の市民広場の地下には、モネダ宮殿文化センターがあるので、ぜひ訪れてください。2006年にオープンした施設で、巡回展、常設展、チリ映画の映画館などや工芸品、お土産店などがあります。宮殿の内部が見れない分は、こちらのほうでチリの美術品やアートを楽しんでください。
チリは太平洋とアンデス山脈にはさまれた南北に細長い国で、パタゴニアの切り立った山岳地帯や世界で最も乾燥した砂漠、アタカマ砂漠などの雄大な自然で知られています。また、イースター島のモアイ象などの遺跡でも有名。今回はそんなチリでお土産を買うならコレ!というおすすめのお土産をご紹介します。
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イースター島のモアイ像。世界の不思議のひとつでもあるモアイ像は本当に謎だらけ!しかも、実はモアイ像にはたくさんのバリエーションがあるんです。実際に目にしたら驚くに違いないモアイ像の数々をご紹介します!
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死ぬまでに一度は行ってみたい場所のひとつに挙がる秘境の島、イースター島。この島にはミステリアスな雰囲気をたたえるモアイをモチーフにした、かわいらしいお土産がたくさんあります。今回はオススメのモアイグッズを5つご紹介します。
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南アメリカ大陸にあるチリ。チリと聞いて最初に思い浮かぶところといえば、モアイ像のあるイースター島ではないでしょうか?でも、チリの有名なスポットはここだけではなく、他にも歴史史跡や自然公園などたくさん観光できるスポットがあります。ということで、今回はチリ国内にある人気ホテルを紹介してみたいと思います。
イースター島のモアイ像。世界の不思議のひとつでもあるモアイ像は本当に謎だらけ!しかも、実はモアイ像にはたくさんのバリエーションがあるんです。実際に目にしたら驚くに違いないモアイ像の数々をご紹介します!
チリは太平洋とアンデス山脈にはさまれた南北に細長い国で、パタゴニアの切り立った山岳地帯や世界で最も乾燥した砂漠、アタカマ砂漠などの雄大な自然で知られています。また、イースター島のモアイ象などの遺跡でも有名。今回はそんなチリでお土産を買うならコレ!というおすすめのお土産をご紹介します。
チリは南北に長い国で、砂漠からツンドラ気候まで様々な変化が見られます。そんなチリの気候やベストシーズン、服装などについて詳しく紹介しましょう。
南北に細長い土地を持つ南米チリ。その細長い土地には変化にとんだ自然があります。今回は、そんな地理旅行を考える際に知っておくと便利な祝日・祭日と、ビジネスアワーについてご紹介します。
チリは南北に長い国で、地形に富んだ国です。砂漠や氷河など見所も多く、世界中から多くの人が訪れます。ここではそんなチリの時差や空港などについて紹介しましょう。
チリは南米大陸の西に位置する細長い国です。見所もたいへん多く、世界中から多くの観光客が訪れます。ここではそんなチリのお金に関する情報を紹介しましょう。通貨、両替、クレジットカード、チップなど、チリを旅行する際には参考にしてください。
チリのワインは安くて美味しいの代名詞!今や私たちにはなくてはならないものになりつつあります。そんなチリワインの知られざる世界をのぞいてみませんか?数あるワイナリーの中から2つのワイナリーの見学もご紹介します。
多くの本やテレビ番組、サイトなどで、一生に一度は行ってみたい絶景として紹介されることも多いイースター島。ところがイースター島に行くのにももちろんかなりのお金がかかり、また島の物価も高いのがちょっと難点。そこで今回は、出費を出来るだけ抑えつつも、実際にイースター島を訪れた筆者が実践した節約術を4つ、ご紹介します!
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