大分の一人旅におすすめの観光＆グルメスポット15選！日本一の温泉県を満喫！

一人旅でゆったりと温泉につかりながら、日ごろの疲れを癒やしたいという人も多いのではないでしょうか？由布院駅から車で5分ほどの場所にあるお宿「名苑と名水の宿 梅園」では、敷地内の２カ所から湧き出るお湯を用いた温泉が満喫できます。こちらのお宿の人気の秘訣（ひけつ）は、敷地面積1万坪という広大な敷地と、由布岳をすぐそばに眺めながら楽しめる広々とした露天風呂です。広々とした庭園には、四季折々の木々が咲き誇り情緒にあふれています。大分の人気観光スポット金鱗湖や湯の坪街道へも近いので、温泉とともに観光も楽しみたいというときに大変便利ですよ。

名苑と名水の宿 梅園には、趣向を凝らした数種類の温泉が完備されています。特に美人の湯は、炭酸水素塩を含んでいるため、美容に効果があるとして女性に大人気のお風呂です。なんと余分な皮脂や分泌物を取り除く乳化効果があるそうですよ。ほかにも、雨の日でも安心してお風呂が満喫できるガラス窓で覆われた半露天風呂や、由布院の景色を眺めながら入浴できる檜風呂、貸し切りの露天風呂も完備されています。ぜひお好みに合わせたお風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか。一人旅で周りを気にせずお湯を満喫したいときには貸切風呂がおすすめです。

別府温泉にある数ある自然湧出の源泉を回る「別府地獄めぐり」。この別府地獄めぐりは、趣の異なる8種類の地獄をめぐるコースとなっており、コバルトブルーの色が美しい海地獄や、血の色を連想させる血の池地獄、鬼石坊主地獄・山地獄・かまど地獄・鬼山地獄・龍巻地獄・白池地獄があります。特に、海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄は国の名勝に指定されており、おおぜいの観光客が見学に訪れます。間近で見る地獄の姿はとても迫力があり、そのダイナミックさに圧倒させられます。海地獄から少し行くと鉄輪温泉があるので、そちらも合わせて巡ってみては？

別府地獄めぐりには、見学と合わせてチェックしておきたいグルメがたくさんあります。その一つが、天然温泉の蒸気を用いて作られている“岡本屋の地獄蒸しプリン”です。このプリンは、弾力のある濃厚な生地と、少し苦味のあるカラメルソースの相性が抜群！バナナ・おいも味などのプリンも販売されているので、そちらも要チェックですよ。次におすすめなのが、噴出する蒸気を使った地獄蒸し料理を堪能できる“地獄蒸し工房鉄輪”です。こちらでは地獄蒸し料理の体験ができます。食材はこちらでも販売されていますが、持ち込みも可能なので、お好みの食材を蒸してみてもいいですね。

大分の美しい自然を満喫したいなら、由布院駅から車で10分ほどの場所にある「金鱗湖」がおすすめ。湯布院の大人気観光スポットとしてたくさんの観光客がここを訪れます。この湯布院の金鱗湖は、湖の底から温泉が湧出しているといわれており、秋から冬の季節になると、湖面から朝霧が立ち込める姿がとても幻想的です。周辺には、いろいろなお店が並んでいるので、美しい自然を眺めながらゆったりと散策を楽しむのもいいですね。また、熱帯魚が泳いでいる姿が見られるので、ぜひかわいい熱帯魚の姿を探してみてくださいね。

金鱗湖は秋から冬にかけての朝霧が有名ですが、それ以外の季節に訪れても春には青々とした木々の新緑が、秋には色鮮やかに色づいた紅葉が楽しめます。訪れる季節によって金鱗湖周りの自然の姿が異なるので、何度訪れても楽しめる観光スポットですよ。由布院駅から金鱗湖までの道のりには、土産物屋や雑貨屋などがたくさん立ち並んでいるので、散策を楽しみながら金鱗湖まで歩いている観光客の姿を多く見かけます。また、金鱗湖周辺を人力車に乗って観光してみるのもいいですね。

別府温泉を訪れたら、温泉と合わせて楽しみたい観光スポットが「別府鶴見岳ロープウェイ」。この別府鶴見岳ロープウェイは、標高1,375mという高さを誇る鶴見岳の山上までを結ぶロープウェイで、別府高原駅から乗車できます。ロープウェイ乗車から約10分ほどで山上に到着します。ロープウェイからは、別府市の町並みや城島高原などを見渡すことができ、四季折々の自然を満喫しながらしばしの空の旅を楽しめます。冬に訪れると、ロープウェイから雪景色が眺められ、とてもきれいですよ。

しばらく空の旅を楽しんだあと山上駅に到着すると、春には満開のさくら、秋には色とりどりの鮮やかな色に色づいた紅葉など四季折々の自然と大分市の街並みや国東半島、天気がよければ四国まで見渡せる眺望を満喫できます。冬には山上一面が雪で覆われた銀世界が広がり、とてもきれいです。また、夜に山上を訪れるとパノラマに広がるネオン輝く夜景が眺められ、昼間とはまた違った雰囲気の景色が楽しめますよ。ネオン輝く大分の街並みを眺めているだけでその美しさに感動することでしょう。

「竹瓦温泉」は、別府温泉にある公衆温泉施設です。昭和13年に建てられたレトロな歴史のある外観が特徴です。この竹瓦温泉は、かつて竹屋根葺きの浴場だったものを瓦葺きに葺き替えられたことから“竹瓦”という名前がつけられたそうです。 こちらの温泉には、大浴場と地元の人に人気の高い珍しい砂湯があり、砂湯に寝っころがると、施設の砂掛けさんによってさらに暖かな砂をおなかや足に乗せてくれます。ほかほかとしていてとても気持ちがいいですよ。10分～15分ほど砂湯を楽しんだあとは、砂をどけてもらい体についた砂を洗い流します。

こちらの温泉はなんと入浴料が100円というリーズナブルな価格で利用できます。 シャンプー・リンス、タオル等は置かれていませんので、ご自分で用意しましょう。また、朝6時30分から22時30分まで営業しているため、観光に行く前に温泉につかってリフレッシュしたいというときにもってこいです。ただし、大浴場のお湯はとても熱くなっているため、自分でお好みの温度に水を入れるなどして温度調節してから入浴する必要があります。レトロな昔ながらのお風呂を楽しみたいときは、こちらの温泉がおすすめです。

大分を訪れたら観光とともに楽しみたいのが、大分ならではのご当地グルメです。大分には大人気ご当地グルメがたくさんあります。その中でもぜひ味わっていただききたいのが、大分県民のソウルフード「とり天」です。とり天は一見、からあげにとてもよく似ていますが、からあげはから揚げ粉を粉のまままぶして揚げるのに対し、とり天は、小麦粉を水で溶いたものを用いるため、どちらかと言えばてんぷらに似た感じです。大分では和洋中問わずいろいろなお店でこのとり天がメニューに並んでいます。

大分県民のソウルフードとり天を味わうには、大正15年創業の「レストラン東洋軒」がもってこいです。レストラン東洋軒は、元祖とり天の店として地元の人から観光客まで幅広い人々から支持を得ています。とり天のオードソックスな食べ方としては、酢醤油と練り辛子をつけて食べるのが主流ですが、こちらのレストランのとり天は、自家製のにんにく、ごま油などの調味料であらかじめ下味がつけられているため、何もつけなくてもおいしいのが特徴です。食事時は満席になることが多いので、待ち時間を考慮しておいたほうがよいでしょう。

別府・鉄輪温泉にある温泉「ひょうたん温泉」は、日帰り利用が可能な歴史ある温泉です。その歴史は90年にも渡る老舗のお風呂にあります。こちらの温泉では、100%源泉かけ流しのお湯が楽しめます。浴槽の種類もとても豊富で、ひょうたんの形をした浴槽や、岩風呂、ひのきの湯、19本の瀧を見立てた瀧湯、自然を満喫しながら入浴できる露天風呂など、さまざまなスタイルの温泉が楽しめますよ。少しぬるめの温度なので時間をかけてゆったりとお湯を満喫できます。また美人の湯とも言われるこちらのお湯は、保湿力に富んでいるため女性にも大変人気があります。

少し変わった温泉を満喫してみたいときには、ひょうたん温泉内にある砂風呂がおすすめです。この砂風呂は、自分で砂を掘って穴を作り、自分で体の上に砂をかけるというスタイルになっています。砂風呂に入ると、発汗作用が強いため、体の芯からほかほか温まり、汗がだらだらと出てきます。砂湯には浴衣を着たまま入るので、砂湯を楽しんだ後は体が砂まみれになるのでご注意を。また、ひょうたん温泉には、源泉かけ流しの温泉の湯で茹でられた、温泉たまごが販売されています。1個70円ととてもリーズナブルなので、温泉と合わせてお楽しみください。

大分県九重町にある旅館「壁湯天然洞窟温泉 旅館 福元屋」。こちらの旅館には、5種類のユニークなお風呂が完備されています。温泉に使われているお湯も300年以上前から敷地内で湧き出ている自家源泉のお湯が用いられています。5種類の温泉の中でもっとも人気を集めているのが、天然の洞窟を用いた洞窟風呂です。この洞窟風呂はなんと、旅館の先代が自らの手によって掘られたものだそうですよ。テレビなどの各メディアでも度々取り上げられている人気のお風呂なので、大分を訪れた際は、ぜひその天然の洞窟風呂をお楽しみください。

天然の洞窟風呂は、39℃とぬるめの温度になっているので、長時間かけてゆっくり温泉を楽しみたい人にとってもってこいの温泉です。また、河原にあって蛍の季節になると、蛍が飛び交う幻想的な姿を眺められる「蛍見の湯」や、かつては自宅の蔵に使われていたところを利用して作られた「隠り国の湯」、館主自らが石を掘った「切り出しの湯」など、ユニークなお風呂が楽しめます。「蛍見の湯」は夏季限定となっているのでご注意を。「切り出しの湯」は別棟にあり、空き状況により入浴が可能となっています。

大分の大人気ご当地グルメとして人気を集めている「あつめし」。大分では新鮮な海の幸が豊富に捕られることから海鮮を使った料理が豊富です。あつめしは、漁師のまかない飯として地元の人に親しまれており、獲れたばかりの新鮮な魚を切り身にし、熱々のご飯に載せて温かいお茶をかけたものを言います。あつめしの中でも特に人気を集めているのがブリの切り身を乗せたブリのあつめしで、農水省の郷土料理百選にも選ばれています。ブリのあつめしを味わいたいときには、漁師たちによって作られたかまえ直送活き粋船団直営の居酒屋“だれやみ”がおすすめです。

居酒屋だれやみで提供されている料理に使われている鮮魚はすべて、このお店のためだけに毎日獲れたての新鮮な素材が運ばれています。そのため、鮮度抜群の魚を用いた料理を堪能できます。ある程度食べ進んだら、熱々のお茶をかけてお茶漬けにして食べるのがおすすめですよ。JR大分駅から徒歩約7分と交通の便に富んだ場所にお店があるので、訪れやすいです。また、店内にある黒板にはその日のおすすめメニューが書かれてあるので、あつめしと合わせて味わうのもいいですね。

大分の人気観光スポット「九重夢大吊橋」は、玖珠郡九重町にある標高777ｍ、長さ390ｍ、川床からの高さ173ｍの歩行者専用の吊り橋です。日本一の規模を誇る九重夢大吊橋からは、四季折々に変化する雄大な自然を望むことができますよ。とても高い場所にあるため、橋を渡る際に少し揺れたり、足元を見るとその高さに恐怖を感じるという人もいらっしゃるようですが、高いところが平気な方やスリルを味わいたい人にはもってこいの観光スポットです。料金は1人500円。風が強いので、帽子などはかぶって行かないほうが無難です。

晴れていると、九重夢大吊橋を渡りながら日本の滝百選にも選ばれた震動の滝の雄滝や雌滝、九重連山、紅葉の季節には九酔渓の色鮮やかな紅葉の姿など美しい自然の景観を眺められます。橋を渡りきると、写真付きの渡橋証明書がもらえ、気に入れば別途料金を払って購入ができるので、一人旅の記念にもおすすめですよ。また、橋を渡りきった先にある売店では、しし肉や鹿肉を使ったハンバーガーが販売されています。ぜひそちらも合わせて楽しんでみてくださいね。冬に行くとかなり寒いので、防寒対策をしてから出かけましょう。

大分市の高崎山下海岸にある「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」は、大分県で大人気を誇る観光スポットです。この水族館は、昭和39年に大分生態水族館マリーンパレスとして開業した施設が、のちにリニューアルされて誕生しました。館内には、動物と仲良くなる水族館というテーマのもと、さまざまな海の生物が展示されており、気持ちよさそうに泳ぐ魚たちの姿を間近で見て楽しめます。また、こちらの水族館ではかわいいセイウチに触れられる貴重な体験ができるので、ぜひ旅の思い出にいかがですか。

こちらの水族館は、海の生物と人との距離が近いのが特徴です。イルカショーやセイウチのショーも間近で見るととても迫力があるのですが、ショーが行われる広場には観覧席の席数が少ないため、立ち見を覚悟しておきましょう。また、水族館を入ってすぐのところにある大回遊水槽は、90種1,500匹の魚が展示されており、見る場所や角度によって、さまざまな表情の魚たちを見て楽しめます。ぜひ日常を忘れて、かわいい魚たちの姿を見に出かけてみてはいかがでしょうか。色鮮やかな魚たちを眺めているだけでとても癒やされますよ。

「別府冷麺」は大分の別府地方の名物グルメです。この別府冷麺は、旧満州から引きあげてきた料理人が店をオープンし、そのお店で冷麺を提供し始めたのが、別府冷麺の始まりと言われています。別府冷麺は別府では特にポピュラーなグルメなので、焼肉店・ラーメン店などあちこちのお店で食べられます。冷たいスープともちもちした麺の上にキムチが乗せられているのが別府冷麺の特徴です。麺の太さはお店によって、中細麺・太麺が異なります。さっぱりしているので、暑い日の食事に最適な一品ですよ。

別府で別府冷麺を提供しているお店の中で特におすすめなのが冷麺専門店の「六盛」です。こちらのお店で出されている冷麺は、国産牛と昆布でじっくり時間をかけて作られたあっさりした風味の出汁が特徴です。麺はコシが強く弾力性があり、歯ごたえもある太めの麺で、スープとの相性が抜群です。その上に乗せられた自家製の酸味が利いたキムチが麺とスープと絡まり、あっさりながらもコクと深みがあります。開店時刻に訪れても満席で待たされることも多い人気店なので、ある程度の待ち時間を考慮しておくのがいいでしょう。

「高崎山自然動物園」は、大分市と別府市のちょうど真ん中に位置する標高628mの高崎山にある動物園です。こちらの高崎山には、野生のニホンザルが生息していて、サルたちの自然の状態を間近で見られます。餌付けの時間になると、寄せ場にはごはんを求めてどこからともなくたくさんのサルが集まります。その姿はまさに圧巻ですよ。現在高崎山に生息するサルは1,500頭を超えると言われており、至近距離で見られるサルたちの姿はとってもかわいいです。うみたまご水族館へも近いので、合わせて観光を楽しんでみてはいかがですか？

高崎山自然動物園にはいくつかのジンクスがあります。その一つは動物園内にあるおサルの銅像をの頭をなでてお賽銭をあげるとカップルは円満でいられるというもの。もう一つのジンクスは、高崎山園内にある猿岩石を見つけると幸せになれるというものです。この猿岩石という名は、石がサルの横顔に見えることから名づけられました。三つ目のジンクスは、サルが自分の股の間を通りぬけるといいことがあるというサルの股くぐりです。小麦の餌の時間に隣の人と足を離さないようにして並んでいると、もしかするとおサルさんがくぐってくれるかもしれませんね。

温泉で有名な湯布院には、湯布院バーガーというご当地バーガーがあります。湯布院バーガーとは、パンズに、地元の豊後牛を使ったパテと、地元で獲れた新鮮な卵を使った目玉焼き、ベーコン、新鮮野菜にチェダーチーズを挟んだものです。湯布院バーガーを提供しているお店は数軒ありますが、特に人気を集めているのが「ゆふいんバーガーハウス」のハンバーガーです。観光客にとても人気のあるお店なので、タイミングによっては、注文してから出てくるのに少し時間がかかる場合もありますが、出来立てのハンバーガーを味わえるのが魅力です。

ゆふいんバーガーハウスのハンバーガーは、レギュラーサイズと大きなサイズのハンバーガーの2サイズ。通常のレギュラーサイズを注文してもかなりのボリュームがありますよ。こちらのお店では、注文をしてから作るので、熱々の出来立てのフレッシュなハンバーガーが楽しめます。パンがふかふかしていて柔らかく、お肉もとってもジューシーで食べ応えがあります。コーラなど炭酸飲料との相性がとてもいいですよ。とにかくボリュームたっぷりなので、満腹覚悟で挑みましょう。おなかを空かせてお店を訪れることをおすすめします。

阿蘇国立公園内にある観光スポット「くじゅう花公園」。こちらの公園内には、約500種300万本の花々が春から秋にかけて敷地内一面に咲き誇ります。春にはチューリップや桜、ネモフィラ、ポピー、夏にはひまわりやラベンダーやカサブランカ、秋にはコスモスやマリーゴールドなど、訪れる季節によって楽しめる花が異なるため、何度訪れてもきれいな花々を楽しめますよ。また1年を通してローズガーデンやベゴニアやフクシアなどが展示されている温室もあるのでそちらも合わせて散策を楽しんでみてくださいね。

くじゅう花公園内には、地元産のイノシシや鹿肉を使った料理や、旬の新鮮野菜を使った料理がバイキング形式で楽しめる「バイキングレストラン野のやさい」や、ジンギスカンが食べられるレストラン、温室アンティルやローズガーデンを見渡しながら軽食が楽しめるカフェ「Roses Cafe」などがあります。Roses Cafeでは、バラの風味のするバラソフトが提供されています。ここにしかないフレーバーのソフトクリームを味わってみてはいかがでしょうか。ほかには毎日手作りパンの販売をしている「やまパンbisca」は、ランチにもおすすめです。

大分の一人旅におすすめの観光＆グルメスポット15選をご紹介してきましたが、いかがでしたか？大分には温泉を筆頭に人気観光スポットと大分を訪れたらぜひ味わいたいご当地グルメがたくさんありましたね。これから大分への一人旅を計画されている方は、ぜひ今回ご紹介したスポットを参考に、旅の計画をたててみてはいかがでしょうか。