ハノイの女子旅オススメ観光名所15選！情緒深い水の都で癒しの旅！

ベトナム・ハノイは豊かな自然と水に恵まれた、アジアの水の都と呼ぶに相応しい街。そのゆったりとした水の流れのような空気感は癒やしの女子旅にぴったりな観光地。そんなハノイへ訪れたらまず足を運んで欲しいのがこのホアンキエム湖です。ホアンキエム湖はハノイの中でも有名な湖のひとつで、かつては紅河ともつながっていた湖です。ホアンキエム湖の、その静かで落ち着いた雰囲気は日頃の疲れを癒やしてくれることでしょう。ハノイに到着したらまずここでゆっくりと流れる時間を心ゆくまで感じてみるのがオススメ。

ホアンキエム湖には、金の大亀によって黎朝（かつてのベトナム）に平和がもたらされたという伝説が残っている場所でもあります。その伝説となった大亀は湖の上に建てられた小塔の中に祀られています。また、ホアンキエム湖では夜にはライトアップも行われているので昼夜問わず魅力的な場所です。ここでは現地のカップルの姿も多く見られるほど、デートスポットとしても人気があります。そんなロマンティックなホアンキエム湖の美しいライトアップされた姿は女子の心を癒やしてくれること間違いないでしょう。

ゴックソン祠（玉山祠）は先ほど紹介したホアンキエム湖の上のゴックソン島に立っており、陳朝時代に建てられたとされる歴史的な建物。その入り口の門には「福」「禄」の文字が。これは幸福と豊かさを意味しており、この建物に足を踏み入れるだけでご利益が頂けそうな雰囲気が漂っています。また、こちらには伝説の大亀とされる亀の剥製が祀られていて、実際に見ることができます。この場所は、特に幸運をもたらしてくれそうなパワーを感じます。

そんなゴックソン祠は祠の内部だけでなく、ホアンキエム湖全体から見るのがオススメ。ゴックソン祠に掛かる赤い桟橋がホアンキエム湖の翡翠色の水面に伸びていて、その美しい鮮やかなコントラストはずっと見ていたくなる風景。また、ホアンキエム湖やゴックソン祠にはたくさんの樹木が植えられており、四季折々の美しい自然の姿を見ることができます。こちらでは、いつもは目に止めないような自然の風景が女子の心を癒やしてくれるでしょう。

ベトナムといえば、1945年までフランスに統治されていた歴史を持つ国ですが、ベトナムの街にはそのフランス統治時代の面影を色濃く残す建物がたくさん立ち並んでいることでも有名です。そのフランス様式の建物のなかで最も有名なのが、ハノイのハノイ大教会（St.Joseph's Cathedral）。ベトナムのアジアンな雰囲気とは全く別の雰囲気が感じられるヨーロピアン調の建物になっています。教会の中の光に透ける色合いが美しいステンドガラスの窓や、繊細な彫刻は一度は見ておく価値あり。

ここハノイ大教会ではカトリックの教会で有名な礼拝であるミサが開催されています。ミサの時間は平日と土曜日は朝晩2回、日曜日は朝晩で6回行われています。カトリック信者でなくともミサに参加することができるので、実際に儀式に参加してみるのも旅の思い出となり良いですね。ミサは静かに執り行われるので、ミサの途中に入場することがないように開始時間をチェックしてから向かいましょう。ミサはカトリック教徒にとってはとても神聖なもの。参加しその雰囲気を味わってみてはいかがでしょう。

こちらの文廟（孔子廟）と呼ばれる史跡は、ユネスコ世界遺産にも登録されていて、ベトナムの中で最も古い大学があったと言われているところ。こちらには学問の神様の孔子が祀られていることでも有名ですが、その孔子の力にあやかりたい現地の人々からも非常に親しまれています。長寿の象徴となっている鶴亀の銅像や亀の石碑があり、その像を触るとご利益があると言われています。この文廟は孔子が祀られているということで、毎日世界中のツーリストが絶えない人気の観光スポットとなっています。

文廟では中秋節（人で言うところの十五夜）にこのようにカラフルなライトアップも行われており、その景色はとても幻想的。こちらはベトナムではポピュラーな色とりどりのランタンが使われており、その景色はまるで空想の世界に飛び込んだかのよう。歴史的な建物の中でこんなにすてきなライトアップが楽しめるというのは意外ですが、異国情緒の漂うベトナム・ハノイならではと言える演出。女子旅でハノイに訪れた際には、インスタ映えも間違いなしのこの中秋節のライトアップを狙っていくのがオススメです。

水の都とも呼ばれているベトナム・ハノイで最も美しい湖として現地の人からの親しまれているのは、こちらのタイ湖（西湖）です。このタイ湖は全長17kmもある巨大な湖ですが、その豊富な水をたたえた姿は眺めているだけでも心が落ち着くような美しい風景。特にこのタイ湖では日が昇る朝や、夕暮れ時の姿が素晴らしく、見るものの心を癒やしてくれるような景色を見られることで現地の人はもちろん、この景色を一目見ようというツーリストが絶えません。ここではゆっくりと湖の周りを散歩してみるのがオススメです。

また、このタイ湖でオススメの人気ビューポイントは東岸エリア。この東岸エリアにはシェラトンホテルやインターコンチネンタルなどの5つ星ホテルやハイクラスなホテルが集まっていることでも有名です。アジアの観光地らしい活気のある旧市街とはまた違った、大人で落ち着いた雰囲気を味わえます。湖沿いの遊歩道から景色を楽しむのもオススメですが、せっかくの女子旅なら、ハイクラスホテルに泊まってこの素晴らしい景色を独り占めしてみるのもいいかもしれません。この美しいタイ湖の景色をぜひ一度は体験してみてはいかがでしょうか。

こちらの西湖府はベトナムの民間信仰である聖母道の女神・柳杏聖母が祀られている建物です。西湖府という名前の通り、この西湖府は先ほどご紹介したタイ湖（西湖）の北側に位置しています。ベトナムでは聖母を信仰する聖母道の信仰が盛んで、特にこちらに祀られている女神・柳杏聖母はベトナムの中でも最も神聖な女神と言われています。西湖の美しさからもわかるように、こちらの女神に守られているような不思議なパワーを感じられる場所。ここには現地の人はもちろん、そのパワーを体感したいと世界中のツーリストが毎日後を絶ちません。

ここ西湖府ではベトナムの伝統料理であるエビを揚げたバイントムを出している屋台もあります。このバイントムは女子旅で訪れた際には一度は体験してみたいアジアの家庭的な味が楽しめる一品。ベトナムのエビは日本でも売られていますが、本場で採れたものは新鮮でおいしいのでぜひ味わってみてはいかがでしょうか。この西湖府は、湖の眺めを楽しみながらゆっくり過ごすだけで穏やかな気持ちにさせてくれるような場所。女子旅で癒やしを求めている方にはぜひ訪れていただきたいパワースポットと言えるでしょう。

ベトナム・ハノイは仏教やカトリック教などさまざまな宗教信仰が盛んなので、寺社仏閣も数多く存在しています。その中でも珍しい建物がこの一柱寺。こちらの一柱時は、寺内の霊沼池と呼ばれる池の上に一本の柱で建てられています。その姿はまるで池の上に咲いた一輪の蓮の花のよう。蓮の花のように凛とした雰囲気が建物から感じられます。さらにこの池には時期になると実際に蓮の花で埋め尽くされ、一柱寺とのコンビネーションは圧巻。ここを訪れるなら蓮の花が開花する時期がオススメです。

こちらの一柱寺には日本の仏教でも有名な観音菩薩様が祀られています。その昔李朝時代の皇帝が子宝に恵まれず悩んでいたところ、観音菩薩様の夢を見たあとに子供を授かり、その感謝の気持ちとしてこの一柱寺を建てたという言い伝えが残っています。そのため、こちらには子宝に恵まれたいという数多くの人々が毎日訪れています。この一柱寺の神聖な雰囲気を見ていると、子宝だけではなく女性に多くのパワーを授けてくれそうな感じがします。ぜひ女子旅ではこの一柱寺の観音菩薩様のパワーを感じに足を運んでみてはいかがでしょうか。

ロンビエン橋はフランス統治時代の1902年にホン川（紅河）に架けた1700mもある鉄橋。このロンビエン橋の姿はエッフェル塔をモチーフにしていると言われていて、その当時からのベトナムとフランスの文化が入り混じった雰囲気を色濃く感じます。現在では老朽化の進んでいるこのロンビエン橋ですが、毎日現地の人が利用する生活には欠かせないものになっています。このロンビエン橋は歩いて渡ることもできますが、ベトナムではバイクを利用する人がほとんどなので通行量が多いときには要注意。

こちらのロンビエン橋はフランス統治時代に建てられたということもあって、ベトナムのアジアンなイメージにはないノスタルジックな雰囲気を感じます。バイクや自転車に乗った現地の人がたくさん行き交っている橋の上は、写真撮影スポットとして人気を集めています。古めかしいこの鉄橋はどこか懐かしく感じられて、また映画のワンシーンのような味わいのある一枚を撮影できるでしょう。こちらでは、ぜひとっておきのフォトジェニックな一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。

この鎮国寺（チャンクォック寺）はベトナム・ハノイにある数多くの寺社仏閣の中でも最も古い建物です。もともとはホン川のほとりに建てられた「開国寺」という名前でしたが、そのホン川が氾濫した際にこの建物が救ったといういわれもあります。土手が崩れてきたため、現在の場所に移され鎮国寺となりました。名前の通り、国で最も大きな川を鎮めた経緯はとても大きなパワーを感じます。このようなことから鎮国寺はパワーを感じられる場所として、地元の人はもちろんのこと、ツーリストにも非常に人気があります。

この鎮国寺で有名な建物はこちらの赤レンガで建てられている仏塔です。仏塔の外側には何体もの仏像が祀られていて、いろいろな方向を見守ってくれているかのよう。また、この鎮国寺が建てられているキムグー島（金魚島）は昔は王族の避暑地として利用されていたこともあり、西湖の水の涼やかな空気を感じられる場所でもあります。こちらでどこか懐かしい線香の香りと共に西湖の穏やかな空気感を体感してみてはいかがでしょう。癒やしの女子旅にふさわしい、心が浄化されること間違いなしです。

ベトナムにホーチミンという都市があるのは、ベトナム独立時に活躍したホー・チ・ミンという偉人に由来しています。ベトナムでは、このホー・チ・ミンは全ての紙幣にも描かれているのでツーリストの方も必ず見たことのある偉人です。そのホー・チ・ミンが実際に暮らしていた家がハノイにあり、人気の観光名所になっています。このホーチミンの家は、当時のホー・チ・ミンの暮らしを見学できる貴重な場所。偉人が暮らしていた家を実際に見られるということは非常に珍しいので、ぜひ一度訪れて見てはいかがでしょうか。

ホーチミンの家と呼ばれる場所には家屋だけではなくその広い敷地の庭園を散策できることも魅力。当時の暮らしぶりを実際に目にしながら、にぎやかな旧市街から離れてゆっくりとした時の流れを感じてみてはいかがでしょうか。その広い庭園の緑はきっと日頃の疲れた心を癒やしてくれるでしょう。また、ホーチミンの家の周りにはジャスミンの花が植えられており、時期になるとベトナムらしいオリエンタルな匂いを楽しめます。ぜひ、ここで花の香りに癒やされながら散策してみてはいかがでしょうか。

こちらのトンニャット公園はハノイ中心部にある広大な公園。中には遊園地なども整備されており、ツーリストだけではなく、現地の人の安らぎの場所になっていることでも人気のスポットです。このトンニャット公園の中にはホアンキエム湖より大きなバイマウ湖があり、豊かな自然に触れられる癒やしのスポット。中心街にあるので静かに過ごせないかと思いきや、このトンニャット公園の中に入ってみると都市部にあるとは思えないほどの静かな空気が漂っています。地元の人々も仕事の合間など、一息つくためにこの公園を訪れるようです。

このトンニャット公園の周辺には目立った観光スポットがないため、それほど人でにぎわっていないところも魅力のひとつ。天気がいい日はとても気持ちよく過ごせるので、近くの食べ物屋さんでご飯を買って、このトンニャット公園でゆっくりとランチを楽しむのも良いでしょう。バイマウ湖の静かな水面の揺らめきと豊かに生い茂った緑を見ているだけで穏やかな気持ちになれること間違いなし。ほかの観光名所とはまた違った静かで落ち着いた空気を楽しめる場所としてオススメです！

ベトナム・ハノイに来たら絶対に外せないのがこの水上人形劇です。人形劇というと子供向けのものかと思いがちですが、こちらのハノイの水上人形劇は一味違います。ベトナムの伝説や歴史を題材にした演目になっていることと、さらに迫力のある演出は子供から大人まで楽しめるものになっています。この水上人形劇という名の通り、水上で行われる人形劇は世界でも非常に珍しいもの。この劇場がホアンキエム湖の近くにあるということは、水の都と言われているベトナム・ハノイらしい演出と言えます。こちらはかなり人気があるのでチケットの予約は必須。

水上人形劇ではこのように水上を人形たちが所狭しと動き回ります。人形劇というと人がその下で操っているものがほとんどなので、どう操っているのかとても不思議な光景。また、人形たちだけではなく、水を使った演出や鮮やかなライティングなど、非常に心が踊るようなすてきな演出になっていることも魅力的です！子供騙しだと思わず、ぜひ女子旅でも足を運んでみてはいかがでしょうか。この歴史ある水上人形劇を見て、子供のようにときめくような気持ちを体験することは旅の思い出となること間違いないでしょう。

ベトナムの独自の文化が感じられる場所となっているのがこちらの市劇場（オペラハウス）です。ベトナムはその昔フランスに長く統治されていた歴史を持つ国のひとつ。ベトナム・ハノイの街にもフランス様式の建物がたくさん建てられており、その街並みはベトナムのアジアンな雰囲気とフランスの豪華な様式が入り混じっていて異国情緒が感じられます。ベトナムのフランス様式の建物の中でも最も有名なのがこの市劇場で、ここでは現在でも実際にオペラの公演も行われている貴重な場所になっています。

こちらではオペラやバレエなどのフランスらしいパフォーマンスを見られることはもちろんのこと、劇場内の見学ツアーも行っています。当時の暮らしぶりやフランスらしい絢爛豪華な装飾や内装を楽しめるので、そちらに参加してみることもオススメ。きらびやでゴージャスな世界観が好きな方にはぜひ一度見ていただきたい場所です。こちらの見学ツアー料金は40万ドン（約2000円）で、ほかの観光名所より少しお高めですが、ツアーの最後には実際の舞台でベトナムの伝統芸能のパフォーマンスを見られるのでお得感満載です。

このタンロン遺跡は、イエローのカラーリングが印象的な、ユネスコの世界遺産にも登録されている歴史的な遺跡です。こちらは先ほどの市劇場のようなフランスの匂いを感じる建物とは違い、ベトナム王朝時代に建てられたとされているもので、その歴史と力強さを感じる場所です。また、このタンロン遺跡へは旧市街からタクシーで5分から10分ほどと近場に位置しているため、アクセスも良く毎日多くのツーリストが訪れる観光スポットとなっています。入場料も3万ドン（約150円）と歴史的遺跡にしては良心的なのもうれしいポイント。

このタンロン遺跡には世界中から数多くの人々が訪れていることでも有名ですが、日本でも有名な政治家で元首相の小泉純一郎さんもこの遺跡を訪れたことがあるそうです。そういったことを耳にするこのタンロン遺跡には何か計り知れないパワーが潜んでいるのではないかと想像してしまうほど。実際にこのタンロン遺跡に足を踏み入れてみると、ほかの建物とは違った荘厳な雰囲気を感じられるでしょう。タンロン遺跡を回るには１〜２時間ほどかかるので、ゆっくりとこの遺跡のパワーを感じ取りながら回ってみるのがオススメです。

旧市街などの異国情緒が残るベトナム・ハノイでも近代的な建物として現在話題を呼んでいるのがこの京南ハノイランドマークタワー。ハノイの中心部に位置しており、その高さはハノイの街にあるとは思えないほど圧巻のものです。この周辺はハノイの街の中でも特に開発が進んでおり、街が整備され、高層ビルが立ち並んでいます。ハノイの旧市街を回ったあとはこちらでその絶景や綺麗な夜景を見てみることもオススメ。にぎやかな旧市街とはまた違った、開放感のある景色を楽しめることは間違いないでしょう。

この京南ハノイランドマークタワーで人気を集めているのがこのスカイデッキ。全面ガラス張りの展望台となっていて、まるで空の上に浮かんでいるような気分を味わえます。ハノイの街はまだまだ開発途中なのでこのランドマークタワーのほかに高いビルがほとんどありません。そのため、とても見晴らしの良い眺めを楽しめるスカイデッキからの景色はまさに絶景です。Instagramでも人気の撮影スポットとなっているので、女子旅では必ず訪れたいスポットではないでしょうか。

ハノイの街に癒やされること間違いなしの観光スポット15選を紹介しました。いかがでしたか？ハノイの街はアジアな雰囲気とヨーロッパの空気感も楽しめる異国情緒がすてきな街です。ゆっくりと流れる時間が日頃の疲れを癒やしてくれること間違いなしのこのベトナム・ハノイをぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？