秋葉原でおすすめのカフェ10選！

JR山手線のほか、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス線など5路線が乗り入れる秋葉原。駅の周辺には、電気街や、アニメ・漫画などのサブカルチャーのお店がたくさんあり、人々の熱気が立ち昇る街です。また、秋葉原と言えば「メイドカフェ」に代表されるような個性的なカフェが多いイメージですが、意外にも静かにお茶を楽しめるようなカフェもたくさんあります。この記事では、JR秋葉原駅から歩いて10分以内のところにある、おすすめのカフェを10店舗ご紹介していきます。秋葉原の喧騒に疲れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

秋葉原でおすすめのカフェ1軒目は、「 Cafe MOCO（カフェ モコ）」。JR秋葉原駅の北側の電気街口からすぐのところにあるアクセスしやすいお店です。秋葉原の賑やかな街並みの中にひっそりと佇む隠れ家的なカフェで、カエルやレオパルトといった個性的な動物のオブジェなどが配置された店内には、アンティークな雰囲気が漂っています。半地下と中2階と2階に分かれている広々としたお店で、煙草が吸いたい人は2階席へどうぞ。半地下の席と中二階の席は禁煙です。

「Cafe MOCO」は、先に注文をしてから席を確保するスタイルとなっています。お店の看板メニューは、「チーズホットドック（750円）」。お皿からはみ出るくらいのボリュームで、パンの上にたくさんのチーズがトッピングされているほか、パンのまわりには餃子の羽のようにパリパリに焼けたチーズがくっついています。ジャンクな気分にどっぷりと浸れる一番人気のメニューです。秋葉原のざわめきの中に静かに佇むカフェで、ソファー席で読書をしたりゆったりと会話を楽しんでいる人もたくさんいます。

秋葉原でおすすめのカフェ2軒目は、「丸福珈琲店 ヨドバシAKIBA店」。JR秋葉原駅を出てすぐの「ヨドバシAKIBA」の4階にあるお店です。昭和9年創業の老舗の喫茶店「丸福珈琲店」の系列店で、本店や他の丸福珈琲の支店のレトロで重厚な店構えとはがらりとイメージが異なり、店内はポップで近代的な雰囲気。気鋭のデザイナー藤脇慎吾氏手がけたインテリアも見どころのひとつです。

「丸福珈琲店 ヨドバシAKIBA店」のこだわりのコーヒーは、コクがあり濃厚な味わいですが、飲み干した後味はさっぱりとしていると評判です。コーヒーはもちろんのこと、昔ながらのふっくらとして焼き目のきれいなホットケーキや、フレッシュなフルーツがあしらわれたプリンアラモードや、ほかほかで提供されるアップルパイなど、コーヒー以外のデザートメニューも豊富。ヨドバシカメラでのお買い物の合間に、無駄なものを排除したような近代的でスタイリッシュな店内で、くつろがれてみてはいかがでしょうか。

秋葉原でおすすめのカフェ３店舗目は、「ザ・フレンチトーストファクトリー ヨドバシAkiba店」。先ほど紹介した「丸福珈琲店 ヨドバシAKIBA店」と同じく、JR秋葉原駅から歩いてすぐのところにある「ヨドバシアキバ」の8階にあるお店です。「ザ・フレンチトーストファクトリー」は、丸型の厚切りのパンを使った、個性的なフレンチトーストが味わえるフレンチトーストの専門店で、「ヨドバシAkiba店」のほかに、亀有、都立大学、武蔵小杉と都内に4店舗を構えています。

「ザ・フレンチトーストファクトリー ヨドバシAkiba店」の看板メニューは、「世界一の幸福感を味わえる」とお店が謳うフレンチトースト。丸い厚切りのパンを焼き上げて、発酵バターと北海道産の生クリームとはちみつをとろりとかけた、自慢の一品。フルーツ、シナモン、抹茶小豆、ローストナッツ、パンプキン、ダークチェリーなどフレーバーも揃っているので、いろいろな味を試すことができます。フレンチトースト以外にも、全粒粉を使ったもちもちふわふわのパンケーキも人気。スイーツメニュー以外にも、オムライス、エッグベネディクト、ハッシュドビーフなどのお食事メニューも充実しているのでちょっとお茶をしたい人にも、きちんとランチを食べたい人にも便利なカフェです。

秋葉原でおすすめのカフェ4店舗目は、「Flying Scotsman（フライングスコッツマン）秋葉原」。JR秋葉原駅の北側の電気街口から歩いて4分程の場所に位置する、雑居ビルの3階にあるお店です。こちらのお店は実は、1988年から愛媛県松山市で営業している人気のカフェ「Flying Scotsman　大街道店」の支店。店名の「Flying Scotsman」は直訳すると「空飛ぶスコットランド人」で、ロンドンとエジンバラを結ぶ急行列車を意味しています。その名前の通り、店内は列車の内装をイメージしたレトロなおしゃれさが漂うつくりとなっています。

「Flying Scotsman　秋葉原」の人気メニューは「ホットケーキ（600円）」。最近はやりのふわふわのパンケーキの対極にある、もっちりとした食べ応えのある質感です。3㎝ほどの厚みのホットケーキが2段重ねになっているので、とってもボリュームがあります。店内はレトロで落ち着いた雰囲気なので、年配の方にも人気のお店。愛媛県で人気のカフェの味が楽しめるのは東京ではここだけなので、おすすめです。

秋葉原でおすすめのカフェ5店舗目は、「はちパンカフェ」。東京メトロ日比谷線秋葉原駅の改札のすぐ目の前にあるお店です。こちらのカフェは、昭和8年創業の広島の老舗のパン屋さん「八天堂」が経営しており、八天堂の名物のクリームパンとおいしいコーヒーがいただけます。

「はちパンカフェ」の店内はこじんまりとしており、白い壁と木製のテーブルセットが置かれていてナチュラルな雰囲気。不動の人気の「八天堂クリームパン」はもちろんのこと、八天堂クリームパンを使った「フレンチトースト（600円）」もおすすめ。熱を加えることによって、パンの中にあるカスタードクリームがとろりととろけておいしさを増しています。イートインのほか、クリームパンをおみやげにテイクアウトすることもできますよ。

秋葉原でおすすめのカフェ6店舗目は、「カリカリ」。東京メトロ秋葉原駅から昭和通りを越えて少し歩いたところにあるお店です。「CURRY & GALETTE」と看板にあるように、おいしいカレーとガレットがお店の売り。本格的なインドカレーといわゆる喫茶店のカレーの双方のいいとこどりをしたような、本格的でおしゃれなカレーが楽しめます。

ご夫婦で営業している店内はこじんまりとしており、地元のお客さんも多く訪れています。ココナッツミルクが入った辛みの効いた「スリランカカレー（880円）」や、柔らかく煮込まれていて骨まで食べられる「チキンカレー（880円）」など、本格的なカレーメニューが人気。もうひとつの看板メニューのガレットはお皿からはみ出るほどの大きさで、カリカリとした生地とクリーミーなチーズと卵のマッチングがたまりません。ボサノヴァが流れる居心地の良い店内で、おしゃれなランチが楽しめるお店です。

秋葉原でおすすめのカフェ7店舗目は、「カフェ　ダミアーノ」。秋葉原の街の喧騒から少し離れたところにある、落ち着いた一軒家のカフェです。アンティーク調のテーブルやインテリアが並ぶお店の中には2匹の猫がいて、猫好きが集まることでも有名なお店です。「猫カフェ」ならぬ「猫がいる喫茶店」で、おいしいコーヒーと癒しの時間が過ごせます。

「カフェ　ダミアーノ」はコーヒーが自慢のお店。サイフォンで淹れた本格的なコーヒーが楽しめます。コーヒー以外にも紅茶もかなりの種類があり、こだわりの一杯をいただけます。フードのおすすめメニューは、「シナモン＆ホイップトースト（450円）」。厚切りのトーストの上に、これでもかというくらいたっぷりとシナモンパウダーがかかったスパイシーな一品です。可愛い2匹の猫と、たくさんの猫グッズに囲まれて、猫好きの人には至福の時間が過ごせます。女性はもちろん、意外にもサラリーマンや学生さんなどの男性のお客さんも多く来店しています。

秋葉原のおすすめのカフェ8店舗目は、「珈琲大使館　秋葉原店」。JR秋葉原駅の昭和通り出口を出て北へ向かって少し歩いた、三井記念病院の目の前にあるお店です。虎ノ門や新橋など都内にいくつもの支店があり、秋葉原店は昭和33年に開店した歴史がある喫茶店。ブラウンを基調とした店内には革張りの椅子が置かれており、とてもレトロな雰囲気。喫煙もオーケーなので、年配の男性客も多いです。

「珈琲大使館　秋葉原店」のコーヒーは、サイフォンを使って丁寧に淹れられています。種類は多くありませんが、しっかりと豆の味を感じられる本格的なコーヒーを味わえます。コーヒー以外のおすすめメニューは、「コーヒーゼリー（500円）」。ゼリーの上にはこんもりと生クリームが盛られており、はちみつ入りのガムシロップとミルクをかけて食べると濃厚な味わいになります。コーヒーゼリーには小さいコーヒーもついてくるので、3時のおやつにもぴったり。すべての席に灰皿が設置されている喫煙ウェルカムのお店なので、タバコを吸う人におすすめです。日曜祝日はお休みで、土曜日の営業時間は15時までなのでお気をつけください。

秋葉原でおすすめのカフェ9店舗目は、「猿田彦珈琲　アトレ秋葉原店」。JR秋葉原駅に隣接する商業施設「アトレ秋葉原1」の1階に、2019年の6月にオープンしたばかりのお店です。恵比寿に本店を構える猿田彦珈琲は、都内に13店舗を経営しており「サードウェーブコーヒー」の先駆けとも言われています。「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」をモットーにしており、コーヒー豆はもちろん、焙煎や抽出の方法にもこだわりをもった「スペシャリティコーヒー」を、気軽に楽しむことができます。

「猿田彦珈琲　アトレ秋葉原店」はこじんまりとしたスペースに、小さなテーブル席とソファ席が設けられています。さすがサードウェーブコーヒーの先駆者とも称されるお店だけあって、ハンドドリップコーヒーや水出しコーヒーなど、抽出方法にこだわったコーヒーが揃っています。人気メニューの「猿田彦フレンチ」は、上品で万人受けする飲みやすいお味。こだわりのコーヒーは多くのメニューが1杯500円前後となっており、気軽にいただけるのもうれしいです。コーヒー豆やドリップパックや紙パックの珈琲などの物販も充実しています。秋葉原には、スペシャリティコーヒーが味わえるカフェが少ないので、本格的な珈琲を楽しみたい人におすすめのお店。

秋葉原でおすすめのカフェ10店舗目は、「VAULT　COFFEE （ヴォルトコーヒー）」。JR秋葉原駅から歩いて5分、東京メトロ末広町駅から歩いて1分の、「リバティー5号館」という雑居ビルの3階にあるお店です。秋葉原のど真ん中にあるとは思えないほどの静かな、隠れ家的な小さなカフェですが、口コミでじわじわと人気が出て時には満席になるほどの人気店。世界中から希少な珈琲豆を取り寄せており、ほかではなかなか味わえないこだわりのコーヒーがいただけます。

「VAULT　COFFEE （ヴォルトコーヒー）」の人気メニューは、「ボルトブレンドコーヒー（450円）」。コーヒー豆の旨みが溶け出したとろりとした飲み口で、コーヒーの概念を覆されるような至高の一杯と評判です。また、コーヒーの他にも、厚切りのふわふわのトーストもおすすめ。プレーンなトーストはもちろん、生クリームとシナモンがトッピングされた「シナモントースト」なども人気です。バーのような長いカウンターのあるおしゃれな隠れ家カフェで、ゆったりとした時間を過ごせます。

「メイドカフェ」、「執事カフェ」、「ガンダムカフェ」といった個性的なカフェが多い秋葉原には、意外にも落ち着いてこだわりのコーヒーを楽しめるカフェもたくさんあります。豆や抽出方法にとことんこだわったスペシャリティコーヒーが気軽に味わえるお店や、自慢のフレンチトーストが楽しめるお店、サイフォンでしっかりと淹れたこだわりのコーヒーが味わえるお店など、コーヒーにもスイーツにも自信を持っているお店ばかりなので、おいしいコーヒーを飲みながらほっと一息ついてください。