ローソンの冷凍ホルモン鍋アレンジレシピ10選！ひと工夫で絶品メニューに早変わり

「ローホル」こと、ローソンの冷凍食品コーナーで販売されているホルモン鍋をご存じでしょうか。ナガラ食品という食品メーカーが製造しており、ローソンでしか購入できない商品です。ナガラ食品はあまりメジャーなメーカーではありませんが、こちらのホルモン鍋には熱狂的な信者が多数存在し、ネット上でも大人気です。

こちらのローホルは、国産の豚と牛の小腸とネギが入っていて、辛みとコクが強めのタイプのホルモン鍋です。中身は、240グラム。カロリーは、100グラムあたり117キロカロリー。お値段は、410円（税込）。作り方は、表面のプラのフィルムを外して火にかけて、具材に火が通れば完成。煮込み時間は大体10分程。はじめは弱火で、煮立ってきたら中火にするのがポイントです。

ローホルはとくに男性に人気の商品で、たっぷり入った牛の小腸と、醤油・味噌をベースとした辛くて濃い味付けが特徴。いかにもおとこめし！という感じの味わいです。そのまま食べるのもよいですが、少し具材を足してアレンジをすることで、さらに万人受けするようなマイルドなうまみが楽しめます。簡単にできるローホルのちょい足しアレンジレシピ10選を、ご紹介していきます。

ローソンホルモン鍋のおすすめのアレンジレシピ1個目は、「ネギたっぷり」。もともとローソンのホルモン鍋にはネギも入っているのですが、その量ではすこし物足りなく感じる人も多いはず。

そこで、ネギを刻んで入れてネギ増しにしてしまうというアレンジです。アレンジレシピとも言えるかあやしいほどの、超お手軽なものですが、たっぷりのネギを加えることで風味も増して、よりさっぱりとおいしくいただけます。

ローホルに入れるネギの種類は、下仁田ネギ、九条ネギ、小ねぎと何でもOK。もちろん、家の冷蔵庫で持て余していた半分しなびたようなネギでも大丈夫。一緒に煮込んでしまえば、ネギにお汁のうまみが乗り移っておいしいです。

太めのネギを使用する場合は火にかける前に入れて、柔らかめの小ねぎを使う場合は、火を止めた後にいれるのがおすすめ。ポイントは、あまり煮すぎないこと。その方がネギの緑色が鮮やかなままで、食欲をそそります。

躊躇（ちゅうちょ）せずにネギをこれでもかとドバっと入れると、とてもおいしいです。冷やした日本酒にもよく合い、お酒がごくごくすすみます。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ2個目は、「豆腐」。豆腐を入れるレシピは「ローソンホルモン鍋に一番合う」という人も多い、鉄板です。

使う豆腐は、木綿豆腐でも絹ごし豆腐も構いません。木綿豆腐を入れると、食べ応えがあります。絹ごし豆腐だと、出汁がよくしみ込みます。はたまた、焼き豆腐でもボリューム感がアップして最高。にんにくと味噌と砂糖で味付けされた辛くてコクのあるローホルなので、さっぱりとした豆腐がよく合うんですね。

ローソンのホルモン鍋に豆腐を入れる場合、豆腐の水切りをしてから入れるとスープの味がぼやけません。水切りといっても、まな板の上に豆腐を出して、上から重めのお皿をのせて10分程まつという、ラフな感じでOK。

包丁できれいに切って入れてもはたまた手で崩して入れてもいいですが、面倒くさければ1丁丸ごと入れても大丈夫。ただ、たくさん入れすぎると吹きこぼれるおそれがあるので、火加減には要注意です。

ローホルの濃いめのスープが豆腐とよく合います。でき上がったものに小ネギと一味唐辛子をパラパラとかけると、さらにおいしさがアップします。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ3個目は、ニラ＆ニンニク。香りの強いニラとニンニクを入れて、さらにパワーアップしたホルモン鍋です。茶色一色のローホルなので、ニラの緑が映えて食欲をそそります。色味の見栄えという点に関しては、一番のちょい足し食材かもしれません。

ニンニクは皮をむいてスライスし、ニラは洗って4～5㎝のサイズに包丁で切ります。ニンニクは香りが抜けやすく、ニラも火を通すとすぐにくたっとなってしまうので、火を止める直前にinするのがおすすめ。

ローソンホルモン鍋に、ニラ＆ニンニクを入れるとまるで居酒屋のメニューのようにプロっぽい味になります。ニラとニンニクは香りとうまみがはっきりとしているので、ローホルの濃い味にも負けず、反発することもなく、うまみを倍増させられるのですね。

ポイントはやはりニラの火加減。余熱で火を通すくらいにすると、シャキシャキ感も損なわれず、ニラの栄養素も破壊されずにおいしくいただけます。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ4個目は、「キムチ＆チーズ＆卵」。コクと辛みの強いホルモン鍋にキムチをプラスして辛みを増し、そこにチーズと卵でまろやかさを出すというぜいたくなアレンジです。ローホルの辛みと濃い味がちょっと……という人にもおすすめしたい、マイルドな味わいのメニュー。

内臓肉と少量のネギだけのホルモン鍋に、白菜のキムチをプラスすることで、野菜のボリュームと辛み・酸味・うまみを付け足すことができます。キムチを入れずとも、チーズ＆卵だけでもよりマイルドにおいしくいただけます。

ローソンホルモン鍋にキムチ＆チーズ＆卵をトッピングして火にかけると、キムチのうまみがしみだして、チーズと卵はいい感じにとろとろになります。キムチだけでもおいしいのですが、味が濃くなりすぎるので、チーズと卵を入れて口当たりをまろやかにするほうがベター。

ちなみに、ローソンの「白菜キムチ」は200円ほどで売られています。チーズも卵もローソンで購入できるので、お手軽ですね。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ5個目は、「もやし」。ローホルに、スーパーで20円、30円で売られているお財布の味方、もやしを入れるアレンジです。もちろん、もやしはローソンでも売られているのでお手軽にできますね。

もやしも豆腐と同様に味の主張や癖がほとんどないので、濃い味のローホルとよくマッチ。また、食物繊維も豊富なもやしを投入することで野菜も取れてヘルシーです。これと白米があれば、一食分のごはんとして十分成立します。

ローソンホルモン鍋にもやしを山のようにたっぷりと入れると、もやしから水分が出て鍋のスープが多少薄まってしまいます。もともとローホルはかなり濃い味に作られているので、野菜の水分が出ても大丈夫。むしろ、濃い味つけのローホルにもやしを入れる量を調節することで、自分好みの味の濃さにカスタマイズできます。

それでも、ローホルの濃い味をガンガンに楽しみたい方は、もやしと一緒にエバラのキムチ鍋の素を入れるのがおすすめ。キムチの風味がプラスされておいしくいただけます。また、大量のもやしと一緒にお味噌・酒を入れても、香りがよくなりスープも薄まりません。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ6個目は、「うどん」。ローホルの製造元であるナガラ食品は、2018年に「ホルモン鍋うどん入り」という商品を販売していたこともあり、うどんはお墨付きのちょい足し食材です。

ローホルに入れるうどんは、冷凍の讃岐うどんがおすすめ。もちもちとして強いコシのある冷凍讃岐うどんは、10分の煮込み時間を経てもへなへなにならずしっかりとした食感を楽しめます。

ローソンのホルモン鍋にうどんを入れて火にかけると、ホルモン鍋のスープが絶妙に絡んだホルモン煮込みうどんができあがります。うどんが煮えたら、刻みネギと一味唐辛子or七味唐辛子or柚子胡椒or山椒などの、お好みの辛み系の調味料を上からパラパラかけるとおいしいです。うどんのボリュームが満点で、食べ応え抜群。

冷凍の讃岐うどんはスーパーで購入すると、5食200円ほどなのでリーズナブルです。ローソンでも、2食500円位で販売されています。通常の袋うどんを使う場合は煮込みすぎるとグズグズになってしまうので、火を止める3分程前に鍋に投入するのがおすすめ。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ7個目は、「豚バラスライス」。牛と豚の小腸がたっぷりと入ったローホルに、さらにお肉を投入するというアレンジです。

ローホルのフタを剥がして上からお肉をどーんとのせて、火が通るまで煮込めば完成。肉好きの方におすすめです。

ローソンホルモン鍋に豚バラスライスを投入すると、内臓肉＆精肉の肉尽くしのボリューム満点のアレンジになります。豚バラスライス以外のお肉でもよいですが、脂身が多く火を通しても柔らかくて食べやすい豚バラがやはりおすすめ。通常のホルモン鍋にさらにお肉を投下した、ぜいたくなメニューです。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ８個目は、「厚切りベーコン＆チーズ」。ローホルに、塩漬け燻製肉のボリュームとチーズのまろやかさをプラスしたアレンジです。

用意するベーコンは、薄切りよりは厚切りが断然おすすめ。厚切りベーコンだとローホルの濃い味にも負けずに、存在感を発揮してくれます。

ローソンホルモン鍋に、厚切りベーコン＆チーズを入れるとちょっぴり洋風なアレンジに。醤油・味噌ベースのローホル鍋ですが、味をまろやかにしてくれるチーズとの相性が抜群。

チーズはピザ用チーズを使うと、溶けた後にかき混ぜやすくなります。チーズと厚切りベーコンといった、うまみが強いハイカロリーな食材を投入した、背徳のアレンジレシピです。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ9品目は、「厚揚げ＆きのこ」。大豆たんぱくたっぷりの厚揚げと、食物繊維たっぷりのきのこを入れた、体にもやさしいちょい足しメニューです。

下準備としては、厚揚げは一口サイズに切ります。きのこは、石づきを取ってほぐします。きのこの種類は何でもOKですが、繊細な香りと味が特徴の舞茸や癖のあるマッシュルームよりは、しめじ、えのきだけ、しいたけ、エリンギといった淡白で鍋のお供に合うものがおすすめ。

ローソンホルモン鍋に厚揚げ＆きのこを入れると、バランスのとれたごはんのおかずになります。特に、きのこは煮込むことでじわじわとうまみがでてくるので、おすすめの食材です。一種類だけでももちろんおいしいですが、しめじ＆エリンギなど何種類かを組み合わせて入れるとさらにうまみがアップします。

きのこは余っても冷凍しておくことができるため、ぜいたくに購入してしまいましょう。ヘルシー食材を使いながらも、ボリューミーで食べ応えのあるアレンジレシピです。

ローソンホルモン鍋のおすすめアレンジレシピ、最後の10品目は「味付けうずらの卵」。味の濃いローホル鍋に、さらに味つきのうずらの卵をトッピングしたアレンジですが、反発し合うことなくそれぞれの味が際立っていい感じになります。

味付けうずらの卵は、業務スーパーで1袋100円ほどで購入できます。

ローソンホルモン鍋に味付けうずらの卵を入れるタイミングは、お好みでOK。火にかける前から入れてもいいし、火を消してからさっとトッピングしてもいいです。おすすめは、うずらの卵に火が通ってあったかくなるくらいの頃合い。

醤油と砂糖で味付けされたうずらの卵は、濃いローホル鍋の中にあっても存在感を失わず、食べ応えがあります。たまごのまろやかな味わいも楽しめるおすすめのトッピングです。

さまざまなアレンジレシピが展開されているローホル鍋。お家で冷蔵庫にあるものをいろいろ入れてささっと作るのもよいですが、キャンプのお供としても非常に優秀。秋冬の山やキャンプ場といった寒い屋外では、味が濃くて辛くて体が芯から温まるようなローホル鍋が体にしみます。

最近はソロキャンプなどがブームですが、初心者でも簡単に作れるローホル鍋はキャンプ飯としても注目を集めています。売られているままのアルミ鍋から、キャンプ用の大きめの鍋に移し替えることで、食材をたっぷり入れても吹きこぼれる心配がありません。

そのままでは味が濃くて辛いローホル鍋なので、まろやかさや水分を含んだ食材がちょい足しするにはおすすめ。家でも外でも、アレンジを試してみてください。