札幌周辺の釣り場スポット10選！人気のポイントをご紹介

札幌には初心者の方が手ぶらで行ける釣り場や、寒い日や荒天でもゆっくりできる室内釣り堀が多く点在します。少し足を伸ばせば、本格的な釣りが楽しめる川や湖の釣り場も。札幌で釣りを楽しむために、まずは注意したい事柄を確認しましょう。

釣り堀では釣り場ごとにリリース禁止など決まりがあるので、注意事項を良く読んで守ることが大切。海や川など自然な場所で釣りをするの場合、小さい魚や食べない魚は逃します。出たゴミは持ち帰るなどマナーを守ることが大切です。天気が急変したら無理をせず撤退しましょう。

釣りをするときに用意しておきたいのは釣り竿や釣り糸、釣り用仕掛けですが、わからない時には釣具店の店員の方に相談してみてくださいね。

それでは、札幌周辺でおすすめの釣りスポットを紹介していきます。釣り場ごとの料金や場所などの基本情報はもちろん、釣れる魚など知っておきたい情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

「林中つりぼり」は、札幌から車で40分前後とアクセス抜群の場所にあるヤマメの釣り堀です。ヤマメを釣りたいと思ったらこちらの釣り場に足を運んではいかがでしょうか。レンタルの釣り竿やエサの販売があるので、フラッと釣りに寄っても安心のシステム。釣っただけ買い取る方式です。

リリースはNGなので計画的に釣りを楽しみましょう。釣ったヤマメは、その場で炭焼きにできる休憩小屋があります。休憩小屋には、おにぎりなどのご飯や飲料を持ち込みOKなので、焼き立てのヤマメの塩焼きをおいしくいただきましょう！

レンタルの釣り竿の値段は1本200円、エサも付いているので安心ですね。とにかく良く釣れる！と評判です。ヤマメは100gあたり380円での買取り。釣りたてのヤマメは50gあたり10円の調理代金でさばいてもらったらその場で塩焼きにしてもらえます。焼き台で使う木炭の料金は100g～1kgまで300円、1kg以上は400円で購入可能です。

施設内で作った野菜の販売もしているので、お土産にいかがでしょうか。営業時間は9時から日没までです。なお、定休日は基本的に木曜日ですが、変則的にお休みがあるためお出かけの際は電話でご確認ください。

「藍鱗（あいりん）」は、道道341号沿いにある食堂併設の釣り場です。国立滝野すずらん丘陵公園が近く自然豊かな環境の中にありますが、札幌からは道央道経由でアクセス便利な場所です。釣りの種類は目方釣り、保証が付いた遊び釣りのほかにキャッチアンドリリースが可能。目方釣りと遊び釣りは釣り竿のレンタル代とエサ代込みなので、準備なしで釣りが楽しめます。

キャッチアンドリリースはルアーフィッシング、フライフィッシング、鯉釣り。家族やカップル用のパックや食事がセットになったプランも豊富に用意されています。ザリガニ釣りやえびすくいもあるので、小さいお子様も楽しめますね。

藍鱗で釣れる魚はニジマス、ヤマベ、オショロコマ、銀シャケ、ヤマメ新子です。目方釣りにはレンタルの釣り竿とエサ代込みで500円、買取りはヤマメ新子が一匹100円、そのほかは100gあたり380円、リリースは不可のプランです。遊び釣りは1時間1,819円でレンタルの釣り竿とエサ代、さらに釣った魚3匹持ち帰り可能でリリース可能です。時間内に釣れない場合の保証付き！

キャッチ＆リリースは平日1日2,000円、休日2時間2,000円、休日1日3,000のほか、回数券もあり。こちらは釣り竿のレンタルはないので、釣り竿をお持ちください。通常の営業時間は日没までですが、回数券利用の方は20時まで利用可能です。

「つりぼりオーシャン」は四季を通して楽しめる室内型の釣り堀です。冬の札幌でも雪や寒さを気にせず快適に釣りができる釣り場！椅子に座ってゆっくり釣れるのが嬉しいポイントですね。車椅子をご利用の方もぜひいかがでしょうか。釣り竿とエサはレンタルのみです。

釣れた魚は必ずリリースする決まりになっているので、行きも帰りも手ぶらでOK。荷物が増える心配がありません。イオン苗穂店の隣にあるので、買い物ついでに手ぶらで出かけられます。慣れない人はスタッフに教えてもらえるので、釣りビギナーの方にもおすすめです。

こちらの釣り場で釣れる魚は、イチオシのチョウザメをはじめ真ごい、錦ごい、ふな、うぐい、ニジマス、オショロコマ、銀ザケ、それに金魚です。入場料金はなんと無料！釣り竿を使って釣りをする人だけに料金がかかる仕組みになっているので、家族でのレジャーにも。小さなお子さん向けに、釣り竿を使わずエサをあげられる池もあります。

料金は大人1時間800円（中学生以下の小人600円）、2時間1,500円（小人1,100円）、半日3,000円（小人2,200円）です。延長すると30分ごとに追加料金がかかるので、どのくらい釣りをするか考えて購入しましょう。

「アオヤマ園」は札幌市南区にある釣り堀です。鯉釣り専用の釣り場なので、釣り初心者で大物を釣ってみたいと考えている人にピッタリ。釣り竿とエサはレンタルのみで、釣れた魚は計量後リリースです。釣った鯉1kgごとに10点のラッキー券がもらえます。ラッキー券は10点で40円相当で計算され、アオヤマ園で利用できるシステムです。

アオヤマ園にはジンギスカン料理が楽しめる食堂が併設されています。ラッキー券は食堂でも使えますよ。おなかが空くまで釣りをしたら食堂で舌鼓を。お子さんを釣れてファミリーでどうぞ。

「アオヤマ園」の料金は時間制です。1時間コースと半日コース、食事セットが用意されています。1時間コースは中学生以上の大人が1,000円、小学生までの子ども料金が900円です。また、半日コースは大人3,000円、子ども2,600円です。延長料金は大人500円、子ども450円。平日に限り60才以上の方は2時間1,200円。

園内で食事をするなら、釣り1時間分とジンギスカンセットになった「こいつり食事セット」1,800円がお得ですよ。

「ばんけいのつり堀」は札幌市中央区にある「さっぽろばんけいスキー場」内にある釣り場です。札幌駅から車でわずか20分のアクセス抜群な立地！冬はスキー場ですが、夏はトレイルやテニスなどアウトドアスポーツができるスポットです。

釣り場は釣り竿やエサ付きなので手ぶらでGO！緑に囲まれた自然の中でのんびりと釣りが楽しめます。スキー場には夏期営業の山小屋レストランがあり、バイキングで好きな料理が食べられるのもおすすめポイント。

「ばんけいのつり堀」には2つの釣り堀があります。ひとつめがニジマスが釣れる小さい池。もうひとつはコイやフナが釣れる大きな池です。

ニジマスの池は釣った分だけ10gあたり30円で買取り。コイ・フナの池は持ち帰らずにリリースするシステムです。魚を持って帰りたいかどうかによってどちらの池で釣りをするか決めましょう。

料金は釣り竿とエサ代込で1時間600円、2時間1,100円。延長は1時間で600円。また、追加のエサが50円、追加針が30円で販売されています。

「とれた小屋ふじい農場ワカサギ釣り場」は、札幌市北区にある「とれた小屋ふじい農場」の釣り場です。農場のそばを流れる茨戸川が氷結したらワカサキ釣りの季節。冬にはワカサギ釣りのレンタルハウスやテントが並ぶ風景が見られます。北海道で冬に釣りをするならワカサギですね。

こちらでは釣り具や仕掛け、穴あけまでしてもらえるプランを始め、ガイドや天ぷらまでが付いた親切なプランも用意されています。防寒着や長靴までレンタル可能なので、冬の札幌旅行中にワカサギ釣りに挑戦したいと思ったらぜひ挑戦してみてください。

「とれた小屋ふじい農場ワカサギ釣り場」の料金は、駐車料金が700円、エサや仕掛けがついた釣り具レンタルは2,000円。ワカサギ釣りの道具を持っている人は、駐車料金のみでの利用も可能。釣り具、レンタルハウス、氷の穴あけ料込みの「手ぶらセット」が3,500円（子ども2,000円）です。

初心者の方は、エサの付け方から釣り方まで教えてくれるガイドと釣ったわかさぎの天ぷらの調理が付いた6,000円（子ども4,000円）のプランがお得。防寒具のレンタルは1,000円、長靴は500円です。なお、午前と午後の入れ替え制となっています。

「釣り堀フィッシング・タキノ」は、札幌市南区にある「国営滝野すずらん丘陵公園」にある釣り場です。広々とした国営滝野すずらん丘陵公園にはお花畑や大型遊具がある「中心ゾーン」や「滝野の森ゾーン」など多くのエリアがあります。釣り堀は「渓流ゾーン」にあり、入園は無料です。

釣り竿はレンタルなので手ぶらでお出かけできますね。釣り堀内は釣り竿の持ち込みは不可。釣れる魚はニジマスやヤマメ。釣ったら塩焼きにしていただきましょう！

「釣り堀フィッシング・タキノ」の釣り竿レンタルは、エサ代込みで1時間1,880円。この料金で、釣れた魚を7匹まで持ち帰られます。1時間を過ぎた場合、延長料金が30分ごとに大人・子ども共に730円かかるシステムです。万が一釣れなかった場合でも、2匹持ち帰れる保証付きなので初心者でも安心！7匹以上釣れた場合は10gあたり30円で買取りになります。

釣り竿が壊れてしまったら700円の支払いです。お子さんに釣り竿を大切に扱うよう教えてあげましょう。川のせせらぎや鳥の鳴き声など自然を楽しみながら、大人も子どもも一緒に釣りを楽しんでください。

札幌市から少し足を伸ばした先、「しのつ湖」は石狩郡の新篠津村にある湖。石狩川が蛇行してできた三日月湖です。夏はボートやサイクリングのほかウグイやフナなどの釣り、冬はワカサギ釣りができます。周辺には道の駅や温泉が並んでいてリゾート気分。人気のワカサギ釣りは土日祝日のみ予約制です。

釣り場は、「南釣場」「北釣場」および温泉施設「たっぷの湯」近くの「たっぷ釣り場」の3カ所。3つの釣り場それぞれ釣り小屋または外釣りができます。予約は「たっぷの湯」への電話またはじゃらんのHP（ホームページ）での受付です。

夏に釣りをする場合、釣り竿とエサのセットで500円のレンタルがあります。冬のワカサギ釣りは釣魚料1,000円。たっぷの湯の入浴券が付いたセットは、釣り小屋2,600円（子ども1,500円）外釣り2,000円（子ども1,000円）です。ワカサギ釣りは3時間までの料金です。

なお、釣り場で天ぷらをするのは禁止なのでご注意ください。ただ、レストランで食事をすれば500円でわかさぎの天ぷらを作ってもらえますよ。「たっぷ釣り場」では夜釣りができるので、夜釣りに挑戦してみたい方はこちらをどうぞ。

本格的な釣りを楽しみたい！という方には、札幌の南にある恵庭市の「10pound」へ。札幌から道央自動車道を走れば約1時間です。ルアーフィッシングとフライフィッシングができる池が3カ所、エサ釣りができる池が1カ所あります。

なお、10poundに入場できるのは「釣りをする人のみ」なのでご注意ください。バーブレスフック以外のフックは持込禁止です。小さなお子さんはルアー&フライエリアに入れません。ルールやマナーを理解し同意した人が当日限りのライセンスを購入できるシステムです。

ルアー&フライフィッシングで釣れた魚はすべてリリースです。1st pondではニジマス、アメマス、オショロコマ、イトウ、2nd pondではニジマス、3rd pondではニジマス、オショロコマが釣れます。

ライセンス料金は1時間1,800円（12才以下1,000円）の時間制のほか、6時間券4,000円（12歳以下2,500円）、1日券5,000円（12歳以下3,500円）。

エサ釣りエリアはファミリーで釣りが楽しめます。釣り竿とエサのセットで1本500円。ニジマスが100gあたり300円、ヤマメは100gあたり400円での買取り制です。

人工的な雰囲気を感じない管理釣り場で釣りをしたい人におすすめは、伊達市にあるBIG FIGHT松本。札幌から車で1時間半ほどドライブすると到着する、大自然の中の釣り場です。使える釣り竿は一本ですが、持ち込み本数は制限なし。釣り竿をレンタルすることも可能です。

釣りはキャッチ&リリースのみで、釣った魚はリリースネットを使ってリリースします。フックはバーブレスフックのみです。ルアーはワンルアーワンフックのみ、フライは#4以上のロッドのみ使えます。

釣れる魚はニジマス、アメマス、ヤマメ、イワナ、オショロコマ、イトウなど豊富です。自然の川で育ったニジマスは80cmから90cmの大物も。エリア利用料は1時間までが1500円、1時間～6時間まで3,500円、6時間以上日没までは5,000円です。

なお、釣り具を親子など2人で共有する場合は、タックル1つに対し2人まで一人分の料金でOK。釣り具のレンタル料金はロッドとリール、ライン、疑似餌込みでフライ・ルアー共に500円、ランディングネットは100円です。スタンプカード制があり、リピーターには「6時間無料」や「夜釣り」などの嬉しい特典が用意されています。

今回は、札幌周辺で人気のの釣り場スポットを10カ所選んでご紹介しました。いかがでしたか？小さなお子さんもチャレンジできる釣り堀や、家族みんなで1日遊んで帰れる施設内の釣り堀、また大人が静かな雰囲気で釣りに没頭できる釣り場までさまざまでしたね。

札幌は夏でも冬でも釣りが楽しめるエリアです。リリースの際魚に傷をつけない仕掛けを使用するといった、釣り場それぞれに決められたルールを守りましょう。釣りが終わったらゴミを持ち帰ることができるようにごみ袋を持ち歩いて、釣りをする人同士が気持ちよく過ごせるようにしたいですね。ルールとマナーを守って札幌での釣りを楽しんでください。