台湾で人気の太陽餅10選！台湾の人気店をご紹介

台湾の伝統ある焼き菓子「太陽餅」は「タイヤンピン」と呼び、台湾の台中に多くの老舗が集まります。
日本では「太陽餅」というとパイナップルケーキのイメージがありますが、本場台湾ではパイナップルケーキだけではなく、様々な味わいを楽しむことができますね。
台湾の方はもちろんのこと、観光で訪れた際にお土産としても人気のある焼き菓子と言えます。

太陽餅は魏清海氏によって作られたとされ、台湾でお菓子が高級品であった時代に、誰もが美味しいお菓子を食べられるようにと小麦粉と麦芽糖、そして油を使用して作られたのは「太陽餅」になります。
太陽餅は日本が台湾を統治した時代に誕生し、日本の国旗の日の丸に似ていることから太陽餅と名付けられたとされています。

「太陽餅」は台湾の方であれば誰もが知る焼き菓子であり、その美味しさから子供から大人まで幅広い層に人気を集めます。
太陽餅は、表面がサクサクした何層からも成る皮が特徴的で、中にはもちもちした餡がたっぷり入っています。
甘さは控えめで皮の食感との相性の良さを楽しむことができますね。
近年では太陽餅にフレーバーや色の着いたものなど、バリエーションが増えてきているのも人気の秘訣。

「太陽餅」は、シンプルにそのまま食べる焼き菓子になりますが、日にちが経つにつれて硬くなったり味が落ちたりしてしまいます。
日にちが経った「太陽餅」は、電子レンジで軽く温めたり、熱湯を少しかけること美味しく味わうことができますね。
特に皮が硬くなり気になる方は、熱湯をかけることで柔らかくなるためおすすめ。
また牛乳などに浸して味わうと、しっとりした食感になるため食べやすくなり、大人であればコーヒーに浸しても美味しく味わうことができます。

台中市は台湾の中でも賑わいを見せる都市であり、市内には高層ビルや博物館、レンガ造りの台中駅などがあります。
また少し歩いた先には自然が広がっており、ハイキングをする上でも人気のスポットとなります。
台湾の中西部に位置しており、そこでは太陽餅のブームの中心にある都市と言え、現在800店舗もの太陽餅の専門店が存在しています。
台中市には太陽餅ストーリートと呼ばれるスポットもあり、お店それぞれの太陽餅を堪能していくことができます。

太陽餅は太陽餅ストリートなどで1つ単位で購入することができますが、お土産として購入するには空港や免税店で購入することがおすすめ。
そこでは箱入りの太陽餅を購入することができるため、箱入りで手軽に持ち運びしてお土産として渡せますね。
中には味見ができるお店もあるため、好みの味にマッチした太陽餅を購入することができます。

「玉珍齋」は彰化県古都「鹿港」で発祥し、現在台中市にお店を構えます。
その歴史は深く約150年の歴史を持つほどで、先祖代々受け継がれている技術を継承しながら伝統ある太陽餅を作っております。
店内にはお米をベースにした「鳳眼糕」や和三盆など多くのお菓子が並んでおり、リーズナブルな価格と豊富な種類から地元民だけではなく、世界中から多くの観光客が訪れては看板メニューの太陽餅をはじめとしたお菓子を追い求めて足を運ぶほどですね。

「玉珍齋」の太陽餅は一つ一つ手作りであることがこだわり。
太陽餅を口にした際に、サクサクとした軽やかで食べやすい衣の生地ともっちりとした餡の旨みが見事な相性を感じさせてくれます。
12個入り200元で販売されており、しっかりとしたサイズ感も楽しめるのがポイント。
太陽餅以外にも多くのお菓子が販売されているため、太陽餅を購入する際に一緒にいくつか購入することでも楽しんでみてください。

「新太陽堂餅店」は台中市内においても高い人気を誇るお菓子屋。
名物の太陽餅はお店で販売がスタートするや否や、午前中には完売してしまうこともあるほどの大人気商品として長年愛され続けます。
「新太陽堂餅店」の太陽餅は皮に注目してください。
サクサクした皮ではなく、しっとりとした優しい食感と甘さ控えめでもっちりとした餡の相性が太陽餅の新しい旨みを楽しませてくれます。

雑居ビルの一角にあるお店でありながら、日々多くの人で賑わいを見せており、太陽餅以外にも様々な手作り焼き菓子を味わうことができます。
「新太陽堂餅店」は、元々「太陽堂餅店」という名でお店をしていたもののオーナーの高齢化により一度は閉店をしています。しかし太陽餅の絶大な人気により「新太陽堂餅店」として再度オープンました。

台湾旅行の際はぜひその美味しさと人気を楽しんでくださいね。

「阿明師老店太陽堂」は太陽餅を作り上げた魏清海氏が手掛けているお店。
ここ「阿明師老店太陽堂」は台中に数多くある太陽餅を販売するお店の中でも発祥のお店でもあります。
台中市の中にも複数の系列店を構えるほどであり、その人気は不動と言えます。
また「阿明師老店太陽堂」では、お店に入ることで太陽餅を1つ試食することもできるため、ゆっくりと実食したうえで太陽餅を味わいながら、太陽餅や他のお菓子を見ながら購入したり見たりすることができるのが「阿明師老店太陽堂」の楽しみ方です。

太陽餅はミルクをベースにすることが多い中、阿明師老店太陽堂では水アメを加えているためマイルドで優しい味わいとなりますね。
6個入り240元で販売されており、お店の前には多くの人が集まるほどの人気を持ちます。
お店に入るだけで太陽餅とお茶をゆっくりと味わえるサービス精神は、太陽餅発祥店ならではの魅力とも言えるほどです。
「阿明師老店太陽堂」は人気店でありながらも、サービスも非常に良いため、台中を訪れた際には一度訪れてみてください。

「犁記餅店」は台中市の中部にお店を構えており、その歴史は100年以上と言われます。
さらに「犁記餅店」は台中市の中に太陽餅販売店舗の中でも大型となる12店舗もの支店を構えるほどであり、台湾を代表する太陽餅を楽しめますね。お店は大通り面しておりながら店内はこじんまりとしており、少人数でゆったりと親しみを感じる店内で太陽餅やお菓子の購入をしていけます。
「犁記餅店」の100年の歴史と伝統を持つ太陽餅は注目ポイント満載。

表面はサクサクとした軽やかな皮をしており、中にはパイナップル味をしたモチモチ餡がぎっしりと詰まっており食べ応え抜群。
見ているだけでも可愛らしい太陽餅、それでいてボリュームもしっかりとしているため食べ応えがあるのが特徴ですね。
そして「犁記餅店」の太陽餅で一番のこだわりは、調味料・防腐剤を一切使用することなく天然の素材のみを使用して作り上げています。
食べて美味しく、添加物を使用しない自然のままの太陽餅を楽しんでください。

100年以上の歴史を持つ「一福堂老店」は台中市の大通り沿いにある大きなお店であり、遠くから見ても赤色の大きな看板が存在感を感じさせ、目印としても最適。
「一福堂老店」は元祖レモンケーキ発祥のお店としても知られており、レモンケーキは爽やかで甘みと酸味のバランスが特徴的なレモンケーキを味わうことができます。
また「一福堂老店」では太陽餅も味わうことができ、その種類はパイナップルはもちろんのこと黒糖に芋頭、ハチミツなど様々な味わいを楽しめますね。

「一福堂老店」では箱買いではなく太陽餅を１つ単位で購入することができるため、多種多様な味わいの太陽餅を購入してみるのもおすすめの買い方であり、食べ比べしながら好みの味の太陽餅を購入してみるのも楽しみ方です。
他にも龍香餅やココナッツ餅といったお菓子も販売されているため、太陽餅と一緒に購入することで「一福堂老店」の魅力ある焼き菓子を余すことなく味わえます。
店内も広々としているので、ゆっくりと「一福堂老店」を楽しんでください。

1908年に創業し100年以上の歴史を持つ太陽餅の名店「陳允宝泉」は、シックでモダンな雰囲気のお洒落さを感じさせる外観がポイント。
その場にいるだけでも足を運ぶ価値があるほどで、その歴史は五代に渡って受け継がれた伝統ある味わいの太陽餅を作り続け、そして多くの人に愛され続けています。
店内は木を基調とした空間であり、お店の外まで多くの人が列を作るほどの賑わいを見せていますね。
一つ一つ綺麗に並べられた焼き菓子に、お店の看板メニューとも言える太陽餅が並びます。

太陽餅はサクサクとした皮の食感に、キャラメル風味でミルク味が特徴的な餡を楽しむことができます。
サイズも小振りで食べやすく、一つ食べれば二つ三つと食べ進めていけるほどの味わいと言えます。
箱売りもしておりお土産としても人気のある太陽餅です。
「陳允宝泉」の太陽餅はお洒落なお店であり、そこで売られる太陽餅もお洒落で近代的な味わいを感じます。

「九個太陽」は大通り沿いの交差点に面した場所にある白いビルの一角にお店を構えており、赤色の看板が目印になります。
2007年創業と台湾餅の老舗が数多く集まる台中市では、比較的新しい太陽餅のお店であり、それでいて既に人気店の仲間入り。
そのため店内は非常に綺麗であり、太陽餅もバラ売りに箱売りとお土産としても食べ歩きとしても買いやすいのが特徴と言えますね。

「九個太陽」の太陽餅は、麦芽、ミルク、綠川、竹炭、ハチミツ、抹茶、黃金といった幅広い種類が揃っており、サクサクした皮と餡の味わいを楽しむことができます。
他にもパイナップルケーキやレモンケーキなどといった焼き菓子も取り揃うなど、その種類の多さに目移りしてしまうほどでもあります。
「九個太陽」の楽しみ方は、太陽餅をバラ売りで様々な種類を購入しては食べ比べてみて好みの味を探してみてください。

1954年に創業した「太陽堂老店」では、台中市内でも数少ない太陽餅を一つ一つ手作りしているお店になります。
太陽餅をはじめて商標登録したお店としても知られており、綺麗に並べられた太陽餅を店内では見ることができます。
手作りということもあり、店内では職人が常に太陽餅を作り続けている姿を見ることができ、こだわりの強さを感じさせてくれますね。

またお客様も常に誰かいる状態であり、「太陽堂老店」は台中市を代表する太陽餅の名店と言えるほどです。
皮は何層にも重なっていながらも薄く、サクサクとした食感と手作りによる香りの良さまでも楽しめます。添加物を使用することなく作る太陽餅は他では味わえない旨みであり、20個入り400元で販売されている親しみやすい価格帯。

レンガ造りの台中駅から歩いてすぐの場所にある人気の太陽餅を購入できるお店が「台湾太陽餅博物館」になります。
赤レンガで作られた堂々とした姿をしており、博物館というだけあり館内では太陽餅の歴史について知ることもできますね。
太陽餅の歴史に触れあいながら太陽餅を味わうことで、さらに美味しく「台湾太陽餅博物館」の太陽餅を堪能できるのがポイント。

「台湾太陽餅博物館」はイートインすることもでき、サクサク食感の皮ともっちりした甘さ控えめの餡の太陽餅を店内で味わうことができます。
木を基調とした歴史ある雰囲気の中で、歴史と文化に触れ合うことでただ味わうだけではない太陽餅の深みを体験してみてください。
また「台湾太陽餅博物館」では、太陽餅以外にも台中市の歴史やアートなどにも触れあうことができるため、ゆっくりと観光することができるスポットでもあります。

1927年に創業した「宮原眼科」は日本の眼科医が開業した台中最大規模の眼科医でしたが、今では建物を改装して観光スポットとなっています。
古い歴史ある建物でありながら、リノベーションしたことで綺麗で館内を見ているだけでも楽しくなるスポットとして観光でもおすすめですね。
「宮原眼科」では、陳列一つとってもお洒落さを感じ焦るほどであり、どのお菓子を購入しようかワクワクした気持ちになれます。

太陽餅のパッケージは、クリスマスやお正月などイベントごとにも変わるため、足を運ぶ度に新しい発見ができます。
「宮原眼科」の太陽餅は太陽餅の中では生地がしっかりとしており、しっとりとした皮と甘さ控えめでハチミツをほんのりと感じるのが特徴ですね。
太陽餅はもちろんのこと、他にも数多くの焼き菓子やドリンクなども楽しめる「宮原眼科」は一度足を運んでおきたいスポット。

台湾でおすすめの太陽餅を楽しめるお店は、いかがでしたでしょうか？
お店一つ一つに特徴があり、太陽餅ストリートにある800店舗のお店の中でも特に美味しい太陽餅を味わえます。
サクサク食感の皮にモチモチ食感の餡の組み合わせが癖になり、さらにアレンジとして牛乳やコーヒーに浸して食べても美味しく楽しめますね。
他にも好みの味わい方を探してみるのも太陽餅を味わうための楽しみ方です。
台湾を訪れた際には台中市にある太陽餅ストリートをはじめとしたスポットで太陽餅を味わったりお土産として購入してみてください。