町田の人気ケーキ屋さん10選！おすすめケーキもご紹介

東京都町田市は都心のベッドタウンとして発展を続けており、現在では約43万人もの人口を抱える大都市となっています。町田駅にはJRと小田急電鉄の2路線が乗り入れていて、駅周辺には百貨店や専門店が多く一大商業ゾーンとしての一面も持つ街です。

また、百貨店・専門店だけでなく古くからある商店街もあり、新旧が入り混じる独特な商業地域となっています。そんな町田には、美味しいケーキ屋さんがたくさんあるのをご存知でしょうか？今回は数あるケーキ屋さんから、10店を厳選してご紹介していきます！

町田にあるケーキ屋さんの中から、まず初めにご紹介するのは「Patisserie Un Cadeau（パティスリー・アン・カド）」というお店です。フランス語で「贈り物」という意味を持つこちらのお店には、JR町田駅から歩いて8分ほどで着きます。

「Patisserie Un Cadeau」は2019年2月に開店した比較的新しいケーキ屋さんですが、オープン当初から連日売り切れとなってしまう盛況ぶり。2階にはカフェも併設されていますが、こちらは中学生未満は利用できないという大人の空間となっています。

店内は白を基調とした、おしゃれでシンプルな雰囲気。さすが元雑貨屋さんのご夫婦が作り上げたケーキ屋さんだけあって、インテリアから食器までこだわりが感じられます。カフェスペースで使われている椅子はアンティークで、器はmasago masagoさんの作品。

そんな素敵な世界観漂う「Patisserie Un Cadeau」のケーキは、どれも美味しくインスタ映えしそうなものばかり。一番人気は、ハートが可愛い「アール（630円）」ですが、ジャパンケーキ賞を受賞した「アンカド（700円）」も見逃せませんよ。

「実り菓子 栗のみ堂」は、町田市にある金森神社のすぐ近くにあります。看板商品の「栗のみパイ」のほか、季節のケーキや焼き菓子を提供しています。身近にある新鮮食材を利用するとともに、女性店主の出身地である福井の食材を積極的に取り入れているのが特徴。

福井県あわら市の「朝倉梨栗園」の栗、福井県産の「ふくこむぎ」を活用。「ふくこむぎ」とは、福井県立大学の研究室で開発された小麦です。元々は小麦の生産に向いていない福井で、10年以上研究を続け出来上がった美味しく安全な小麦となっています。

バター香るパイ生地の中にたっぷりのアーモンドクリームと、渋皮煮の栗がまるごと一個入った「栗のみパイ（480円）」のほか、「栗かさね・渋皮煮のタルト（各600円）」「越の白嶺モンブラン（700円）」など、やはり栗を贅沢に使ったスイーツが盛りだくさん。

他にも「生チョコバナナショート（520円）」「季節のショートケーキ・宇和島のレモンタルト・苺ミルクタルト・金時チーズケーキ」などのケーキ類があります。他にも、「サブレ・クッキー・フロランタン」などの焼き菓子も大充実。

町田駅からバスで20分ほどの位置にある「Patisserie Faon（パティスリー・ファン）」。駅から徒歩で向かうのは難しい場所でありながら、町田のなかでも常に上位を争うほど美味しいケーキがあると評判になっているお店です。

「小鹿」という意味の店名を持つこちらのお店の看板は、可愛いバンビが描かれています。そして店内に入ると、ショーケースには繊細かつ芸術的なケーキが勢ぞろい。手づくりの良さを伝えるために、このケーキ達は全て店舗内で作られているそう。

一番人気のケーキ「ミルフィーユ」は、キャラメリーゼコートされたサクサクのパイ生地に、イチゴの酸味とカスタードクリームの甘味がベストマッチ。ホワイトチョコのリボンが愛らしい「フランボワーズ」や、ふんわり軽い「フロマージュ」も人気です。

他にも、定番の「ガトーショコラ」やマンゴー・イチジクなどを使った季節限定のケーキも用意されています。値段は300円台が中心となっており、コスパの良さも「Patisserie Faon」の人気の秘密になっているに違いありません。

田園都市線すずかけ台駅からほど近い場所にある「コムデセール」は、静かな住宅街に佇むスタイリッシュなケーキ屋さん。まだ若い女性店主が一人で作っているとは思えないほど、種類豊富にケーキ・焼き菓子・ジャムなどが並んでいて町田でも評判になっています。

おすすめの「スリムパウンドケーキ」は、味はもちろん見た目も美しいので手土産にもぴったり。「栗・抹茶・ウィークエンド・苺・ピスタチオ・ショコラサレ（1350円～1450円）」など種類も多く、どれを選んだらよいか迷ってしまうかもしれません。

「モンブラン・ショコラピスターシュ・洋ナシのタルト・レアチーズケーキ・ルバーブ・苺のタルト」などのケーキが、440円ほどのお値段でいただけるのも魅力的。ピスターシュは適度な甘さ、レアチーズは杏子ソースがポイントです。

ケーキはもちろん「アップルパイ・シフォンケーキ・スコーン・マドレーヌ・フィナンシェ・シューラスク・カヌレ・マカロン」なども好評です。宝石屋さんのようなシックな店構えの「コムデセール」で、見目麗しいケーキや焼き菓子を選んでみてはいかがでしょう。

「Kogasaka Bake（コガサカベイク）」は、表参道あたりに佇んでいてもおかしくないような、おしゃれな雰囲気の町田のケーキ屋さんです。行き方は町田バスセンターから「高ヶ坂団地行き」バスに乗り、「熊野神社前」で下車し歩いて2分ほどで到着します。

1階はパティスリー・2階はイートインができるカフェスペース・3階はレンタルスペースになっていて、テラス席も完備。カフェスペースにはソファー席もあり、ケーキ・サンドイッチ・フレンチトーストなどを、ゆったりとした気分で食べることができます。

「しっとりパウンドケーキ（1270円）」がおすすめ商品となっており、アールグレイ・コーヒー・キャラメルなどがあります。このパウンドケーキ2本がセットになった「パウンドケーキギフト（2400円）」や「クッキーギフト（1850円）」は手土産として好評です。

また、「Kogasaka Bake」にはランチメニューも用意されています。「かぼちゃサンド・アボカドサンド（各1200円）」は、ドリンクとケーキ（ガトーショコラ・プリン・シュークリーム・プリンなど）付き。「焼きたてフレンチトースト（780円）」も人気ですよ。

小田急線の玉川学園前駅からすぐ近くにある「Patisserie INFINITY（パティスリー・インフィニティ）」は、爽やかな水色の外観が目を惹く町田で人気のお店。店名のインフィニティの通り、ケーキに幸せや喜びを与えられる無限の可能性を感じているそう。

また、こちらのお店は素材・作り方にもこだわりを持っていて、デコレーションケーキからプリン・パウンドケーキ・ロールケーキ・チョコレートケーキまで、厳選した素材を使い一つ一つ時間をかけて手作りしています。

ケーキのお値段は、「モンブラン（470円）」「さつま芋とりんごのタルト（450円）」「ベリーベリー・ショコラピスターシュ（430円）」「アールグレイ・ショコラバナーヌ（各420円）」「苺のショートケーキ・生ショコラ（各400円）」など。記念日のセールも大好評。


また、オンラインショップで販売されているビジュー缶に入った「ブラウニー（750円）」や、クッキーの入ったサーカス缶・スズラン缶は、どれも素敵なパッケージで手土産としても自分へのご褒美としても最適な品ですよ。

「菓子工房 ジューンブライド」は、町田に古くからあるケーキ屋さんで地元の人々から愛されているお店。広々とした明るい店内には大きな熊さんが鎮座していて、アットホームな雰囲気。季節によって変わる飾り付けを、楽しみにしているお客様も大勢います。

ケーキの味も甘さ控えめながら、クリームたっぷりで老若男女問わず人気のあるタイプです。また、今年話題になったドラマ「恋はつづくよどこまでも」での町田ロケの際に、お誕生日を迎えた女優さんのバースデーケーキも作られたとか。

「菓子工房 ジューンブライド」のメニューを見てみると、チョコレートムースとカシスが相性抜群の「カシス（330円）」のほか、「モンブラン（330円）」「ナポレオン（340円）」「苺のティラミス（350円）」と、コスパの良さが感じられます。

ホールケーキは、ディズニー・アンパンマン・キティーちゃんなどのキャラクターものから、ひなまつり用にはパステルカラーの可愛いケーキまで用意されています。こんなところが、ケーキ激戦区の町田で生き残っていける秘訣なのかもしれませんね。

玉川学園前駅から徒歩3分の場所にある「Patisserie Partage（パティスリー・パクタージュ）」は、フランス語で「わかち合い」という意味の名前を持つケーキ屋さん。シェフを務める斎藤由季さんは、メディアでも取り上げられる新進気鋭のパティシエールです。

斎藤さんは4年間フランスで修行を積んだ後、国内の店舗でも経験を重ねたうえで地元町田の玉川学園駅前に戻り、「素材の味をしっかり伝える」をコンセプトに「Patisserie Partage」をオープンさせたのです。

ブラウンを基調とした落ち着いた外観に、鍵のモチーフを使ったアイアンでできた看板がシックです。センスの良い店内に入ると、ショーケースには美しいケーキが、棚には焼き菓子、テーブルには美味しそうなパンが整然と並んでいます。

「タルトオポム」「アプリコマロン」「フランボワジェ」など、名前も見た目も麗しいケーキのほか、「おうちで美味しく過ごしてほしい」をコンセプトとした、メールマガジン限定のお取り寄せ商品にも力を入れています。

「Coeur＆heart（クールアンドハート）」という店名は、フランス語・英語どちらも「心」という意味。「真心がこもった本物の味をお届けしたい」という思いをもった、町田のケーキ屋さんです。

そして、「Coeur＆heart」のもう一つの大きな特徴といえば、「黄金のザッハカステラ（1900円）」です。ウィーンと日本両方の伝統菓子を融合させたチョコカステラで、売上累計1万本を突破した看板商品となっています。

こちらのお店には、ザッハカステラ以外にもおすすめのケーキが目白押し。ウィーン菓子の名店で修行したシェフ一押しの「ザッハトルテ（460円）」以外にも、「こだわりショートケーキ・コクうまショコラ・天使のレアチーズケーキ・懐かしの癒しサバラン（各430円）」など。

他にも「ヌガーシュー（200円）」「ベリータルト（500円）」「アップルクリームパイ（500円）」「苺タルト（450円）」「モンブラン・キャラメルショコラ・フランボワーズショコラ（各480円）」「シャインマスカットのショートケーキ（550円）」どれも美味しいと好評です。

北海道を中心にチェーン展開をする「宮越屋珈琲」は、全国に27店舗を擁するコーヒー店。関東には日本橋・恵比寿・銀座・目白・新橋と町田の6店舗のみなので、知らない人が多いかもしれませんが、札幌では有名な高級珈琲店なのです。

高級珈琲店のイメージ通り「宮越屋珈琲・町田店」も、店内に入ると一枚のカウンターがあり、大倉陶園・ウエッジウッドなどの素敵なカップが並んでいます。また、ジャズが流れる大きなスピーカーや、ライカのカメラなどが並びアンティークな雰囲気も。

メニューは、やはり珈琲の種類が豊富で「マイルドブレンド・フレンチブレンド（690円）」「マンデリン・ブラジル・タンザニア・ガテマラ・コスタリカ・ジャバロブスタ（各910円）」「モカマタリ（1270円）」など珍しい品種も並びます。

珈琲に合う「ザッハトルテ・ブルーベリータルト・アップルパイ・ガトーショコラ・チーズケーキ」などのケーキ類も用意されており、「フレンチブレンド・マイルドブレンド・つめたいコーヒーと好きなケーキのセット」が1020円でいただけますよ。

百貨店や専門店のほか飲食店も多く賑わいを見せる町田は、実はケーキ激戦区とも言えるほどケーキ屋さんが数多くある街なのです。今回は10店を厳選して、おすすめのケーキをご紹介していますので、町田に来たら是非美味しいケーキを召し上がってくださいね。
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