願いを叶える不思議なヘソ？モアイも知らないイースター島の謎に迫る！

チリの首都サンチアゴから飛行機で約5〜6時間。
南太平洋に浮かぶ絶海の孤島、イースター島に到着します。

ちなみにチリの本土からイースター島までの距離は約3700km。
一番近い島でも約400km、人が住む島なら約2000kmも離れています。
この島は完璧なまでに絶海の孤島なんです!!

やっぱりなんだかんだ言っても、有名なのはモアイになってしまいますが…
実は他にも沢山魅力があるんです!!

イースター島は絶海の孤島。
それに加えて島には工場等がないので海や空気を汚すものがありません。

故に、海がめっちゃきれいなんです。
透明度の高い青い海。そして白い砂浜。
イースター島に行くなら水着は必須アイテムです！

見て下さい、この透き通った海！
海の中を泳ぐ魚の姿が簡単に見ることが出来ます。

港にやってきた全長1mくらいの大きなウミガメ。
島の漁師さんが捨てる魚の頭とかを食べに来てました。

海に潜ったら、ウミガメが寄ってきました！
あまりの近さに超ビックリ!!w(ﾟ0 ﾟ)w

ところで、私たちはイースター島で漁師さん一家がやってるHostal Vaihereという名前の宿にお世話になってました。そこはお部屋にキッチンがついてるので自炊も出来るのですが、宿の女将さんに頼めば(宿代とは別料金にはなりますが)夕食を作ってくれます。

こちらは宿の女将、パトリシアさん。
今日のご飯はこの魚だよ〜！と言ってま〜す。

生で食べられる超新鮮な魚をバーベキュー！
これぞ贅沢の極み。当然のことですが、激ウマでした!!(涙)

手前にあるのが女将パトリシアさんの得意料理、セビチェ。

セビチェとは生魚を使ったマリネみたいな料理で、中南米の海岸部でよく食べられています。この料理、美味いかマズいかは魚の鮮度にかかってきます。魚の刺身がメインになる訳ですから、まぁ当然ですよね。そしてこの、女将さんが作るセビチェは本当に最高です。何てったって、ここはイースター島の漁師がやってる宿！まさに産地直送です!!

ちなみに、女将さんの座右の銘は「昨日獲った魚は食べない」なんだそうです。今日獲った魚を今日食べる。理由は簡単、新鮮な魚の方が美味しいから。そんなパトリシアさん一家は普通の冷蔵庫は持ってますが、魚を凍らすための冷凍庫はありません。なぜなら、「魚は凍らせると美味しくなくなるから」だそうです。素晴らしすぎますよね！

お部屋はドミトリーとシングル、ダブル、トリプルルームがあり、シャワーとwifiが付いてます。共同のキッチンがあるので、そこで料理をすることもできます！

これは岩に彫られたウミガメの絵。

島内には、島の人々の過去の暮らしが伺える遺跡が幾つもあります。
そこには様々な絵や彫刻が残されています。

マグロかな？

イースター島の人々にとって、海の生物はとても大事なものなんでしょうね。
そんなことがなんとなく伝わってくる岩絵でした。

注　
イースター島は世界遺産に登録されています。当然ですが、この島のモアイ像や岩などを削って絵や文字を書くことは法律で固く禁じられており、絶対にしてはいけません！

これはテ・ピト・オテ・ヘヌアと呼ばれる、きれいに削られた丸い石。
現地の言葉で「地球のへそ」という意味です。
そして、この石をどうやってツルツルに研磨できかというのは現在も謎なんだそうです。

ちなみにこの石は強力な磁力を持っており、方位磁針を石の上におくと針が動きます！
また現地では、この石におでこをつけて祈ると願いが叶うと言われてるんです!!

ある意味、超巨大なパワーストーン(？)なんですね〜ヾ(=^▽^=)ﾉ

いかがでしたか？

イースター島にはモアイ像以外にも沢山見どころがあります。でも多くの人はそれを知らなため、モアイ像だけ見ただけで島を出てしまうのです。それは本当にもったいない！イースター島の自然が作り出した景色や食べ物、そして島の人々の歴史がわかる遺跡などは非常に素晴らしいものばかりです。是非ともモアイ像以外のイースター島の良さを体験してほしいです!!