ミシュラン3つ星店も！神戸で本格的なスペイン料理を味えるお店厳選4店

阪急三宮駅西口を出てトーアロードを登っていくとエルラコーデンタケウチがあります。本格的なスペイン料理はもちろん、気軽にワインを楽しめるバル席も設けられています。

奥に11席のテーブル席しかないとてもこじんまりとしたお店。ワインとおつまみはバル席、コース料理はテーブル席でいただきます。テーブル席はお昼も夜もいつも満席なので予約必須です。

入り口近くのケースの中には熟成されているお肉がギッシリ！いろんな種類の熟成肉を味わうことのできるこだわりのお店です。

熟成されたお肉はどれも旨みが増している上に柔らかく味わい深いものとなっています。上の写真は鴨のロースト。シンプルな味付けでより一層肉の旨みが感じられ、とてもおいしい！他にも豚肉や子羊のローストもあっていろんな熟成肉を味わうことができます。

カウンターの上にはタパスがズラリと並んでいます。

タパスの盛り合わせです。色鮮やかできれいですね。日替わりなので毎回違う味を楽しむことができます。

イカ墨のパエリアはこのお店で食べるべき1品です。イカ墨の独特な臭みが一切なく、コクがありながらもあっさりといただける絶品のパエリアです。コースの場合は電話予約のときに魚介かイカ墨のどちらかを聞かれますので是非イカ墨を選ぶことをおすすめします。

コース料理にはデザートがついています。クレマ・カタラーナなどカタルーニャ地方の伝統的なデザートなも味わえます。

夜22：00以降の入店もできます。こちらのバル席でワインを片手にタパスや生ハムをおつまみに楽しむこともできますよ。

三宮駅からハンター坂を上りひとつ目の角を左に曲がるとそこは住宅街になっています。その中にひっそり佇むコリータ。

コースでなくアラカルトメニューのみなので自分好みのスペイン料理を味わうことができます。中でも季節ごとに変わるおすすめメニューは外せません。

店内はカウンターとテーブル席が3つ、アットホームながらもスペインの雰囲気を感じさせるお店です。オープンキッチンになっているので若きシェフが一人で作る料理の工程もみることができます。

カウンターにはこんなに美しいハモンセラーノがあります。このハモンセラーノのサラダがおいしい！

アマニーダとはカタルーニャ語でサラダという意味。シェフおおすすめのサラダです。ハモンセラーノ、フェ（白カビのサラミ）、ホワイトアスパラガス、ゆで卵や有機野菜が入った具沢山のサラダは食べ応えがあります。

ホロホロ鶏とオマール海老のテリーヌや自家製のソーセージなども絶品。スペイン料理独特のスパイスが効いてとてもおいしい！

神戸雪姫ポークのスペイン風マリネや和牛のビスティック（ステーキ）などお肉はすべて炭火焼で仕上げます。外はカリカリで中はジューシー！お肉の旨みを十分味わうことができます。

このお店の超おすすめなのはミックスパエジャ（パエリア）です。ご飯がしっとりとしていて、そこに魚介類の旨みがギュっとつまったパエリアはとてもおいしいと評判です。シェフ自慢の旬の食材で作るおいしいスペイン料理を是非一度ご賞味ください。

元町駅から西に向かって5分ほど歩き、路地を曲がったところにあるbb9。熱源が薪のみという珍しいスペイン料理店で、その斬新な料理が人気を集めています。

店内に入ると燻の香りが漂います。曲線がモダンな空間を生み出している雰囲気の中でお食事を楽しむことができます。

薪にかなりのこだわりをもつシェフ。スペインバスクの山小屋レストランで修行をしたシェフの腕前はかなりのものです。薪焼きで仕上げる料理の数々は素晴らしいの一言につきます。

コースの始まりはまず自家製バターがのせてあるバケットの上にトリュフを散りばめたものがでてきます。最初からすごい贅沢な1品を味わえます。

最初のバケットの後は見た目も見事な薪焼き料理が次々とでてきます。魚、肉、野菜と出てくる順番も交互で決まりがないのがおもしろい！薪焼きのおいしさは口で言い表せないほ絶品です。

河内鴨のチストーラは鴨の旨みが凝縮した究極の1品です。薪で浅く焼いているのでまるで生チョリソーという感じで味わい深いものとなっています。

天然鰻もこんなに肉厚があって脂がのってます。薪焼きなのでさらにおいしい！

最後に出てくる自家製アイスクリーム、実はこれも薪焼きなんです。燻製がほんのり香るアイスクリームにワインをかけて食べるのがおすすめですよ。こんな素敵な薪焼きのスペイン料理店に是非一度足を運んでみてください。完全予約制なので必ず予約してくださいね。

元町駅から鯉川筋を上がって山手幹線を左に行った路地裏にカセントがあります。このお店はミシュラン3つ星を獲得したすごい実力を持つスペイン料理店でなかなか予約が取れません。

店内は広々としていてとても洗練された雰囲気です。このテーブルに続々と目を見張るようなすばらしい料理の数々が運ばれていきます。

一見卵のように見えますが中身はトマトでできてきます。ピュレの部分とムース状の部分があって食感も楽しめます。トマト本来の甘みと酸味が爽やかな一品です。

このお店の特徴である和のテイストを上手く取り入れているところも魅力です。カワハギにイタリアンパセリの風味を生かしたパンチの効いたソースがかけられていたり、イクラが蕎麦と山椒でできたコルネに巻かれて出てきたりと斬新なアイデアで楽しませてくれます。

鴨のモルディージャ（血のソーセージ）は周りがふわっとした生地に巻かれていて口に入れると旨みが増し、にんにくマヨネーズで臭みも和らぐという、今までに味わったことがないようなモルディージャに出会えます。

まるでお花畑のような綺麗なサラダには弓削牧場のホエー（乳清）ソースをかけていただきます。底にはバター風味の根菜があり、ホエーソースがまろやかな風味をもたらしてくれます。

時にはフランス産の小鳩や蝦夷鹿肉など珍しいお肉をおいしいソースと共にいただくことができます。小鳩の肉はレバーのような味で、トリュフの香りとカレー風味のエゴマソースが絶妙にマッチする逸品です。

デザートは3種類ほどでてきます。注目したいのがこの木箱に入れられたチョコレート。カカオ豆とコーヒー豆で香りづけされています。中にバナナであったり、シェリー酒が入ってあったりとその時によって違う味を楽しめます。素晴しい三ツ星の実力を是非一度味わってみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか？スペイン料理もお店によって独特のメニューがあって奥が深いですよね。是非、気に入ったお店でおいしいスペイン料理をご堪能ください。