モスクワ観光おすすめ to do 5選

モスクワ観光は夏だけじゃない！実は、どの季節もそれぞれの表情を見せてくれてとっても美しい街なんです。春は良い香りの花が咲き乱れ、夏はギラギラの太陽を楽しむ人たちでいっぱい。「黄金の秋」と呼ばれる秋は色付いた葉がまさに黄金。そして、冬は澄んだ空気にオレンジ色の街灯。
あなたはどの時期を選びますか？モスクワを楽しむおすすめto doをご紹介します！

世界遺産"クレムリンと赤の広場"は訪れたいスポットNo.1！モスクワの中心地に位置し、見どころがたくさんありすぎてクラクラしてしまうかも。
旧ロシア帝国の宮殿だったクレムリンの尖塔のてっぺんには、3mもある真っ赤なルビーが輝いています。クレムリンの敷地内には、大統領府や宮殿武器庫、世界一巨大な鐘に聖堂や教会が立ち並んでいます。武器庫というと物騒な響きですが、館内のダイヤモンド庫にずらりと並ぶのはロシアのお宝。大粒のダイヤモンドを見ることができます。

赤の広場の由来は、赤いから、ソビエトの赤から来ているのではありません。昔、ロシア語で赤を表す"Красный"(クラースヌィ)という単語は美しいという意味も持っていました。
つまり、「美しい広場」。その名のとおり、この広場に立って周りを見渡すと、ほうっとため息が出るでしょう。有名な聖ワシリー寺院もこの広場に建っています。
完成した聖ワシリー寺院のあまりの美しさに、時のイワン雷帝は二度と同じものが造れないよう、建設に携わった者たちの目を見えなくしてしまったという恐ろしい逸話もあります。

レーニン廟をご存じでしょうか？世界遺産"モスクワのクレムリンと赤の広場"の一部にあるこの場所には、ロシアの大革命家レーニンが保存処理を施され、現在もきれいなまま保存＆公開されているのです！
全国から弔問に訪れる人が後を絶たないこのレーニン廟。足を踏み入れるとひんやりとした空気に包まれます。死後90年以上経過してもレーニンはまるで生きているような姿のまま。ロシアが研究に研究を重ねたエンバーミング(保存処理)の結果です。
赤の広場を訪れたなら、ぜひレーニン廟にも立ち寄ってみてください。

アルバート通りはお土産店が立ち並ぶ、街歩きに絶好のストリート。広い道の両脇にはカフェや雑貨店が立ち並び、道の真ん中には絵画を売る人や似顔絵描きが露店を構えています。
お買い物の合間には、ロシアの詩人・プーシキンの博物館にふらっと入ってみるのもおすすめです。
お腹が空いたらロシア料理のビュッフェレストラン"МУМУ"(ムームー)へお立ち寄りください。

トヴェルスカヤ通りはモスクワ一の繁華街。細部まで装飾が施された歴史的建物が多いので、見ていて飽きることがありません。ロシアの重厚さを感じるにはもってこいの通りです。少し裏通りに入れば下町的な雰囲気も残っているので寄り道も忘れずに。
古代ロシアの王でモスクワを建設したという、ユーリー・ドルゴルーキーの騎馬像は必見！
中心地に向かって歩けば、クレムリンのすぐそばのマネージ広場に出ることができます。

言わずと知れた美術の宝庫、ロシア。首都モスクワには数えきれないくらいの大小様々な美術館・博物館があります。シーシキンやバスネツォフといった画家の小さいハウスミュージアムはこじんまりして絵画との距離が近くておすすめ。
大きな美術館のイチオシはトレチャコフ美術館。ロシアでよく目にする三匹のこぐまが描かれたチョコレートの原画はここにあります。ロシア民話を題材にしたものや、ロシア正教の聖画イコンのコレクションもありこれ以上ない充実ぶり！ここに来ればロシア美術が一度に堪能できるでしょう。

ロシア人は芸術のために生まれてきたんじゃないかと思うほど芸術的な国民です。
ボリショイバレエにボリショイサーカス、一度は聞いたことがありますよね。モスクワでは日本に比べて驚くほど安い価格でこれらを楽しむことができるのです！
バレエもサーカスも、子どもから大人まで幅広い年代に親しまれています。
幼稚園くらいの小さな子どもがめいっぱいお洒落して真剣に舞台を見る様子が愛らしい☆
サーカスは通年ですが、バレエのシーズンは冬なので要注意。冬になるとモスクワ中の様々な劇場でほぼ毎日公演があるので、ぜひ現地の人に混じって本場のバレエを楽しんでみてください。

「モスクワに行ったら○○が見たい！」に少しプラスして、「これをしてみたい！」の視点からお届けするto do5選、いかがでしたか？
モスクワの歴史を感じ、芸術に触れ、現地の人に混じって歩いてみることで新たな魅力が発見できることでしょう。どの季節に行っても、モスクワは最高の表情で迎えてくれますよ！