ロシア・モスクワで絶対行くべきおすすめ観光名所5選

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見どころ満載の大都市モスクワ。限られた日数で、いったいどこを回ればいいのでしょうか?色々見たいけど、お決まりのコースではちょっと物足りない…そんなあなたに、ひと味違った観光のススメ。モスクワをより濃く感じられるためのおすすめを5選まとめてご紹介します!

モスクワの楽しみ方

せっかく行くのだから観光名所は全部回ってみたいけど、そうすると駆け足でスポット巡りをするだけになってしまう…。そんな悩みを解消するには、メリハリのあるプランニング。
ゆったり景色を眺めたり、アクティビティを挟んでみたりすることで、ただの名所巡りに終わらないモスクワの旅を実現することができるのです♪

ちなみにモスクワへ行くのに最高のシーズンはやはり春~秋。特に5月下旬~9月上旬は平均気温が15℃あり外に居ても中に居ても過ごしやすいのでオススメです。10月を過ぎると気温が1桁台になり夜はマイナスになることも…。雪などが降ると、交通ダイヤに乱れが発生しますし、あまりに寒過ぎて外に出るのも辛くなってしまうような日も増えてきます。
一方で、クリスマスイルミネーションやウインタースポーツ、オフシーズンの美術館・教会巡りや暖かい屋内での舞台鑑賞など、冬は冬ならではの楽しみもありますので、プランニングをする際は訪れる時期にもこだわってみると、更にコクのあるモスクワの旅となるでしょう。

こんなのはいかが?おすすめ観光5選

ノヴォデヴィッチ女子修道院群 (Новодевичий монастырь)

出典: www.2do2go.ru

2004年に世界文化遺産に登録されたロシア正教の女子修道院です。現存する建築物群は15の建物から成り、特に重要なのは"スモレンスキーの生神女大聖堂"。モスクワバロック様式の傑作と言われています。
城壁の外には湖があり、あのチャイコフスキーが湖畔を歩きながら「白鳥の湖」の構想を練った、と伝えられています。
修道院を守る城壁の中に一歩足を踏み入れれば、市内の喧騒と隔絶された穏やかな空間が広がっています。世界遺産の教会に見守られながら、静かな時を過ごせるとっておきのスポット。
湖の反対側から眺める修道院の姿もまた、見ておきたい特別な風景です。

「ノヴォデヴィッチ女子修道院群」はキリル文字(ロシア語)では表題の通りの綴りをします。世界遺産に登録されているような有名観光地についてはたいてい地元の人も英語名を把握していることがほとんどなので、駅やホテルなどでは英語で施設名を告げればわかってもらえることも多いですが、看板や街の地図などはキリル文字しか書かれていないこともございますのでロシア語名もどこかに控えておくと安心です(今回の場合は「ノヴォデヴィッチ」と言えばたいていわかってもらえます)。

モスクワの世界遺産といえば「モスクワのクレムリンと赤の広場」を最初に思い浮かべる方が多いはず。あちらは場所もモスクワの中心地ど真ん中!といった所にあるため、意外にもノヴォデヴィッチ女子修道院群の方は、赤の広場等から地下鉄で20分程の所にあるにも関わらず、観光客は少なくゆっくりと見て回ることが出来るのでおすすめです。

ノヴォデヴィッチ女子修道院群(Новодевичий монастырь)
住所:
Москва, Новодевичий проезд, д. 1.
営業時間:
8:00~18:00
アクセス:
メトロ"Спортивная"下車徒歩5~7分
電話番号:
+7 (495) 246-5607, +7 (495) 246-8526

スターリン建築をめぐる

モスクワの街の中にニョキニョキとそびえる背の高い無骨な建物。これがスターリンゴシック建築です。モスクワ市内に7つある"セブンシスターズ"と呼ばれるこの建物は、かつての社会主義と科学の発達の象徴、またソビエトの戦後復興の象徴でもありました。
ロシア外務省、芸術家アパート、ウクライナホテル…。
現在も様々な使われ方をしていますが、おすすめはモスクワ大学!ロシア一の名門大学です。なんとこの大学には寮があり、スターリン建築の中で学生たちが寝泊まりしています。
モスクワ大学の裏手にあるのは、市街を一望できる展望台"雀が丘"(Воробьёвы горы)。モスクワオリンピックでも使われた巨大なスキージャンプ台や、お土産売りの屋台があり、きっと楽しめるはずです!

雀が丘の展望台へは最寄り駅から15~20分程で簡単に歩いて上がれますし、スキー場にあるようなリフトも設置されているので、時間や体調などと相談しながら是非モスクワ大学とセットで足を運んでみてはいかがでしょうか?独特の「雀」という名前は、近くにある「ヴァラビョーヴィ (雀) 村」に由来するものだそう。最寄り駅も「ヴァラビヨーヴィ・ゴールィ(“雀が丘”の意味)」ですので、覚えておくと便利な言葉です。



出典: russtarc.com

なお、モスクワの施設・景観は場合によっては写真撮影NGのことも少なくありません。基本的には間違って撮ってしまっても、係員の目の前でスマホやデジカメのデータを削除すれば大丈夫ですが、写真を撮る前は周りに「写真撮影NG」の看板がないか等、確認することを忘れずに。観光地では周りの観光客の動作をチェックして、それに倣うのも手です。

モスクワ大学(Московского государственного университета имени М.В.Ломоносова)
住所:
Москва, ГСП-1, Ленинские горы, д. 1
アクセス:
メトロ"Университет"から徒歩10分。
※通常略して"МГУ"(エム・ゲー・ウー)と呼ばれる。

モスクワおすすめ夜景スポット

出典: mapio.net

モスクワは夜も美しい!ヨーロッパ特有のオレンジ色の街灯と、背の高いスターリン建築や教会の尖塔がその美しさの秘密のひとつ。特に冬、雪景色にかすむオレンジ色の光は言い表せない感動を呼び起こしてくれるでしょう。
前述の"雀が丘"は有名な夜景スポット。目の前をさえぎるもののない丘の上からモスクワの夜景を一望できてとてもロマンチック☆
観光の定番、赤の広場も夜は昼と表情を変えます。クレムリンの5つの塔の先端に付いている赤い星はウラル山脈で採れた直径3mのルビー。夜空に輝く赤い星は必見!
夕日を背にする救世主ハリストス大聖堂も荘厳な雰囲気でおすすめです。

出典: jailbird.ru

出典: jailbird.ru

なお、夜景を楽しみたい方はモスクワの日の入りの時刻に注意しましょう。モスクワは夏の期間は日の入りがだいたい21~22時過ぎとなり、夏至の頃は午前0時をまわっても、うっすら空が明るいほどです。かといって、真冬ではあまりの寒さに屋外に長時間いるのはかなり厳しいのが現実。ということで、おすすめは春や秋です。
春や秋も夜はかなり冷え込むことも多いので、しっかりと暖かい格好で出かけましょう。また、夜の街歩きは危険を伴いますので、無理せず観光ツアーに申し込むのが賢明です。現地では真夜中近くや明け方に催行されるツアーも!いつもと違う非日常感も合わせて堪能することができるので是非チェックしてみてください!

クレムリン赤の広場(Красная площадь)
住所:
Москва, Красная площадь
営業時間:
10:00~17:00
定休日:
木曜日
アクセス:
メトロ"Боровицкая"もしくは"Библиотека им.Ленина"下車すぐ
1990年世界文化遺産に登録
救世主ハリストス大聖堂(Храм Христа Спасителя)
住所:
Москва, ул. Волхонка, 15
営業時間:
10:00~17:00
アクセス:
メトロ"Кропоткинская"下車すぐ
※月曜日は13:
00オープン

モスクワ川クルーズで水上から街を眺める

出典: ameblo.jp

モスクワ川下りはぜひ体験したいアクティビティのひとつ。所要時間1時間のものから3時間を超えるものまで、各社から様々なツアーが用意されています。
"MOSCOW PASS"という旅行者用パスの購入を検討されている方に朗報!このパスにはモスクワ川クルーズも無料でついてくるのです☆(他にも赤い観光バスや美術館が無料になります)
モスクワの観光名所は川沿いに建てられているものが多いため、聖ワシリー寺院やクレムリン、ゴーリキー公園に展示されている宇宙船"ブラン"、ピョートル大帝の巨大な像など様々な観光名所を水上から眺めることができます。

MOSCOW PASSに付いてくるプランは乗る船の種類や出発時刻、乗り場等に指定がございますが、現地にいくと船会社も船着場も沢山あります。豪華ディナーが付いているものや、お誕生日お祝いプラン、ライブパフォーマンス付きのプラン、キッズ向けプランなどもございますので、旅のハイライトにモスクワ川のクルーズを検討されている方は、これらのツアーに申し込めば更に貴重な思い出を作ることが出来るでしょう。

夜に催行するツアーを検討されている方は、戻りが23時を過ぎることがありますので船を降りてからホテルまでの移動手段はあらかじめホテル等で確認しておくと安心です。
ホテルにおすすめのクルーズプランを聞いてから申し込むのも良いかもしれません。

モダンなモスクワを感じる

モスクワは旧ソ連時代と比べて、近年目ざましい発展を遂げた街のひとつです。暗いイメージは過去の物。いまや先進的な大都会の顔も持ち合わせています。
"モスクワ・シティ"と呼ばれるモスクワ最大の近代都市プロジェクトによって立ち並ぶ高層ビル群は、私たちのモスクワのイメージを覆すインパクトに満ちています。2017年現在まだこのプロジェクトは完結しておらず、2020年に全てが完成する予定です。
中心地から少しはずれており、観光ではあまり立ち寄らない場所かもしれませんが、歴史ある建造物とは対照的なモスクワ・シティもモスクワの一部。未来に向かって走り続けるモスクワの成長を感じてみてはいかがでしょうか。

一昔前までは、モスクワの高層ビルといえば先述の「スターリンゴシック」であり、それらを含めたロシアの街並みを高台から一望できる絶景スポットといえば「雀が丘」でした。なので、ガイドブッグや学校の教科書などに載っていた、いわゆるコテコテのロシアの風景を見たい方は「雀が丘」がおすすめです。
しかし、今、目まぐるしいスピードで開発が進んでいるモスクワ・シティには、さらに高い場所からモスクワの街並みを見渡すことの出来る展望台付きのビルがどんどん完成しています。「モスクワ・シティから見たモスクワの景色が一番!なぜなら、モスクワ・シティが見えないからね」なんてブラックジョークを言う人もいます。しかし、今ここに行くことは10年先、20年先に再びモスクワを訪れる時のこと考えると、とても魅力的だと思いませんか?地下鉄で簡単に行くことが出来ますので、10世紀代、20世紀のモスクワを観た後、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

最後に

モスクワを楽しむためにマストな情報5選をお届けしました。
観光ガイド推奨の定番ルートとは少し違うかもしれませんが、自分にあったスタイルで旅をすればいつもよりリラックスした時間が過ごせるかもしれません。
そのためのヒントになれば嬉しいです☆

ちなみに個人旅行の心強い味方「観光客向けのフリーパス」は、先ほどご紹介した「MOSCOW PASS」以外にも現在「Moscow CityPass」や「PASSCITY」といったものもあり、ホームページや街中で簡単に購入することが出来ます。それぞれ少しずつ特典が違うのが魅力。例えば、最近お目見えした「PASSCITY」には、サンクトペテルブルクとの共通チケットプランや、コーヒーの無料特典が付いたプランなどもあります。是非滞在期間や行きたいスポットなどを踏まえてお選びく下さい。
なお、モスクワ(ロシア)に旅行に行く方は現在パスポート以外にビザを取得する必要があります。個人で旅行に行く予定の方は、ロシア大使館のホームページ等で手続き方法が詳しく掲載されていますので忘れず手配してくださいね。

memeri

ヨーロッパ在住です。
手仕事が大好きな視点から在住者ならではの情報をお届けします。

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