古都京都の魅力を堪能！祇園・河原町周辺で行くべき観光スポット８選

京都と言って、誰もが最初に思い浮かべる景色…それが祇園・河原町です。京都市は大都会、交通渋滞の道路やビル群も当然多くあります。その中に昔ながらの景色が点在しているのですが、最も京都らしいのがこのスポットです。祇園と河原町は鴨川を挟んですぐの近さなので、そぞろ歩きにはぴったり！見どころが多すぎて困ってしまうくらいの京都一押しのスポットとなっています。　「おこしやすー」

八坂神社 西楼門（重要文化財）

本殿（重要文化財）

こちらにはやまたのオロチ退治で有名なスサノオノミコトを中心に妻のクシナダヒメノミコト、子供のヤハシラノミコガミなど十三の御祭紳が祀られています。本殿では開運成就から良縁成就、商売繁盛など様々なご祈祷を受けることができます。日本有数のパワースポットですからご利益間違いなし⁉境内にある三美神の美御前社では美しくなるようにお願いを、良縁を結ぶ大国主社、悪縁を切る刃物社などで恋愛パワーもばっちり！　「おきばりやす」（がんばって）

こちらは明治19年開設の京都市最大の公園です。八坂神社の東に位置し86,600㎡の広大な敷地！回遊式日本庭園を中心に料亭や茶店、野外音楽堂や東屋などがあります。京都を代表する四季折々の景色は大変風情があり、散策する人々が絶えません。特に春の夜桜は日本有数の絶景として有名です。　「ほら、見よし」（見てごらん）

こちらは法然上人が開いた浄土宗の総本山です。法然上人が草庵を建て、入寂された場所に造られています。国宝の御影堂の他、たくさんの文化財があり、見どころ満載です。有名な鴬張りの廊下を歩いてみましょう。　「おはようさん」（おはようございます）

こちらのお宮の始まりは、かの藤原鎌足！金毘羅さんなので海上安全、交通安全をお願いできますが、なんといっても有名なのは「縁切り」でしょう。白く丸いものは穴の空いた石碑…まずお札に縁切りしたいものを書いて穴をくぐり最後にお札を張り付けるのです。ですから大量のお札で画像のようになってしまったんですね。縁切りは人だけでなく賭け事や酒などもできます。また逆に仲の良いカップルや夫婦がお参りすれば、より仲良くなれるそうですよ。　「堪忍しとくれやすな」（ごめんなさい）

こちらは天台宗の京都五箇室門跡です。国宝「青不動尊」を有し、また境内全体が史跡に指定されています。池泉回遊式庭園は、まさに絵に描いたような美しさ！ライトアップされた幻想的な景色は宇宙をあらわししているそうです。昼と夜、また季節によってさまざまに変わる貌に惹かれて、何度も足を運んでしまいます。　「ほな、ごめんやす」（失礼します）

建仁寺は将軍「源頼家」が創建した禅寺です。枯山水の庭と風神雷神の屏風は、あまりにも有名！他にも天井画やふすま絵に素晴らしい作品が多数あります。庭を眺めているだけで心が落ち着きますが、座禅体験をすることもできます。一度、煩悩をたたき出してもらうのも良いかもしれませんね。　「おおきに」（ありがとう）

六波羅密寺は醍醐天皇の皇子であった空也上人が開創した西国17番の札所、後に平家にも愛された寺です。空也上人自ら彫った十一面観音は国宝、他にも多数の重要文化財があります。六波羅蜜とは悟りを開くための修業のこと！苦労の末、奥義を会得した空也上人の口からは、6体の阿弥陀が出てきたそうです。また上人は、市民のために喜んで念仏を唱えたため「市の聖」と慕われたそうです。　「ぼちぼちです」（まあまあです）

花見小路通は祇園の、つまり京都市のメインストリートです。ここにくれば必ず舞妓さんや芸子さんの姿をみることができます。また歌舞伎座が近いので、お茶屋遊びの歌舞伎役者さんに会えるかもしれません。北はバーやスナック街、南はお茶屋街、間には町屋レストランや京都らしいお店がぎっしり！細い路地の奥にもなにやら灯りがともっているのですが、哀しい「一見さん」なので引き戸を鳴らす勇気が出ません。　「上がらはって東に入ったどんつきどす」（北に行って東に行ったつきあたりです）

京都は美食の町でもあります。和食だけでなくフレンチや中華の名店があります。そして今、イタリアンが熱い！花見小路通でランチしたいと思ったとき、和食やフレンチは少し敷居が高くありませんか？リースナブルなイタリアンはいかがでしょうか？こちらは今、飛ぶ鳥を落とす勢いのイタリアンのお店です。二階は現役のお茶屋さんで、町屋の雰囲気たっぷりの扉をくぐると別世界が広がりますよ。こんなランチも良いのでは？京野菜とイタリアンの融合、こだわりの器に美しい料理をご堪能ください。　「すいばおせたげる」（お気に入りの場所教えてあげる）

いかがでしたか？歩いて京都を堪能できるスポット祇園・河原町…旅人にはありがたいですね。今や世界的な観光地になった京都、四季折々に魅力的な都ですが、やはり秋が一番!!まだ、間に合う！紅葉の京都を訪れてみませんか？