岡山で温泉がおすすめの旅館20選

山の中にポツンとたたずむのは、明治時代からある宿です。秘境にある温泉宿として、温泉好きの人達の間では人気があります。食事は、温泉で育てられたスッポン料理。そして、四季によってそれぞれ美味しい味覚を味わえます。

温泉は、少しぬるめの温度で38度。泉質は湯原温泉と同じく低張性アルカリ性で、神経痛、筋肉痛、関節痛、さらには慢性消化器病などにも効能があるといわれています。客室は6室ほどで、毎回宿泊数もそれほど多くなく、温泉をゆっくり楽しめますよ。

昔は湯治客でにぎわったことがある老舗の温泉宿です。家庭的な雰囲気でお客さんがリラックスできるように、様々なサービスが提供されています。客室は6室あり、すべて和室です。宿周辺には櫃ヶ山や竜頭の滝などがあり、自然を満喫したい人にはおすすめ。

ここでは、足温泉が楽しめます。ちょっとユニークな名前ですが、1570～1572年、当時の高田城主であった佐伯辰重が、戦いで傷ついた武士たちの刀傷を癒すため、樽（足）詰めにした湯を送ったという言い伝えがあり、そこからこのような名前が付いたそうです。

吉井川の清流のほとりには、数軒の旅館が立ち並んでいますが、そのうちの一軒が「東和楼」になります。創業は昭和３年で、建築は当時のままの状態のため、かなり歴史を感じられる雰囲気。ここの岩風呂は大変人気で、岩風呂目当てに訪れるお客さんも多いのだとか。

岩風呂へ行くには、地下のトンネルを通って行かなければならず、たどり着くまでちょっと不思議な体験も。岩風呂では、奥津温泉の湯が楽しめます。アルカリ性の単純温泉なので、肌に優しく、更に入浴後には、肌にツルツル感が感じられるため、美人の湯とも呼ばれるそうです。

元々は、岡山市内で料亭を営んでいましたが、大正時代に火災にあい全焼。当時、料亭の常連であった後の第29代内閣総理大臣である犬養毅氏が、ここ奥津温泉にて錦泉楼の再建と、奥津荘の開業を手助けしてくれたんだとか。

ここでは、鍵湯と立湯、そして貸切風呂があります。鍵湯は、奥津にゆかりのある偉人たちが愛したそうで、この宿で一番人気があるそうです。そして、珍しいと言われる立湯には、120メートルほどの深さがあり、入浴後は体がポカポカになります。

今どき珍しい萱葺き屋根の建物は、昭和32年にオープンした旅館です。旅館になる前は、明治4年に開業したお寺の宿坊だったそう。宿泊と日帰り利用の両方が可能で、日帰りの場合は、予約が必要となります。

湯小屋に内湯がありますが、温度は39度とぬるま湯です。露天風呂の方の温度は、41度と少し高めです。露天風呂からは、鮎返しの滝。そして、絶え間なく、温泉と渓流の流れる音が響きます。リラックス効果抜群なので、疲労回復や気分をリフレッシュしたい方にはおすすめ。

1732年、岡山藩主だった池田継政が湯治場の設営を始めたのをきっかけに、温泉地として知られるようになったそうで、昭和に入り、この場所に池田家のゆかりの「いで湯」として再興されたのが、このスポットになります。

建物内には、再興された当時の様子や江戸時代の湯釜の底などが展示されています。ここの温泉の湯は、サラリとした感触で刺激が少ないので、肌が敏感な方でも利用できます。老朽化がすすんでいるものの、温泉の質は昔のままだとか。

田の中で偶然見つかったのが、粟井温泉。江戸時代には、足守藩主木下氏によって、広く一般の人々にも利用されたそうです。当時は大変なにぎわいだったのですが、歴史と共に温泉地としての人気が減少し、現在に至ります。でも、岡山市より「ホタルの里」として認定されて以来、再び現在人気が出ているそうです。

宿泊と日帰りでの温泉利用が可能で、日帰りの場合は、お得なランチメニューも召し上がれます。温泉の湯はアルカリ性ラドン泉で、リュウマチ、神経痛、痛風に効果があるそうです。こういった持病を抱えている人は、ぜひ訪れてみましょう。

日帰り入浴の利用がメインの施設ですが、簡易の宿泊部屋もあって、洋室と和室が一部屋ずつ利用できます。目の前を流れる旭川と建部の山々が見渡せて、見晴らしバツグンのロケーション。建物の外には、足湯があります。

館内には男湯、女湯と分かれていて、更に、温度設定の異なる3つの浴槽、寝湯、露天風呂、サウナもあります。小さなお子様同伴や、シニアの方、車いすが必要な人向けには、ゆったりと入浴できる家族風呂も。

バリアフリーのお部屋完備の宿で、レストラン、カフェ、アロマ、カラオケルーム、売店などが入っています。しかも、宿泊プランもそれぞれの客層にあったお得なプランが充実。倉敷に近く、市内観光をしたい方には便利な立地にあります。

天然温泉の大浴場は、和風と洋風の２タイプあります。日帰り利用の場合は、水曜日を除いて、11:00～21:00の間に利用できます。また、入浴後には、アロマ整体がおすすめ。スタッフ全員、資格を持っていて、男女問わず日ごろの疲れが癒せると大人気です。

岡山駅から、車で約20分のところにある温泉宿です。館内のノスタルジックな雰囲気が人気の宿で、夜には大衆劇団舞台ショーも開催。更に、追加料金無しで食事も色々選べるので、自分好みの料理がいただけます。

鎌倉時代に俊乗坊重源上人によって広く一般に知れ渡った関白専用の隠し湯だった湯迫温泉。ここでは、岩風呂、五右衛門風呂、ジャグジー風呂など、様々なお風呂を体験できます。美容やダイエット効果にぴったりな岩盤浴もおすすめ。

倉敷市郊外にあるホテルで、スタンダードの和室と洋室の客室があります。建物内にラグジュアリー感は余りありませんが、岡山県最大級の温泉として有名です。そのため、お風呂にはかなり自信があるんだとか。

寝湯、露天風呂、ハーブ湯、水風呂、バイブラ湯、かけ湯など様々なお風呂があるので、お風呂好きの人にはたまらない場所ではないでしょうか。更に、県内では珍しく、温泉の飲用も可能です。胃を刺激して便秘には特別効くと、県から認められています。

瀬戸内海を一望できる、ベストロケーションにあります。また、周辺には、おもちゃ王国、渋川動物公園、渋川マリン水族館、鷲羽山ハイランドなど遊ぶところがいっぱい。小さいお子さんがいるファミリーが行くと、たくさん楽しめるかも♪

ホテル一番の自慢といわれているのが、「たまの温泉」です。大浴場、露天風呂、サウナがあり、日帰り利用もできるので、観光客はもちろん、地元の人達も時々訪れて温泉を満喫するそうです。宿泊者限定で、朝風呂も利用できますよ！

瀬戸内海国立公園随一の景勝地である鷲羽山の丘陵に立つホテルで、雄大な瀬戸大橋と瀬戸内海のパノラマビューを堪能することができます。また、毎晩、幻想的な太鼓の演奏と演舞のパフォーマンスショーが開演されていて、外国人観光客にも大変人気があるそうです。

鷲羽山周辺で唯一の天然温泉に入れるホテルで、絶景の露天風呂、岡山を代表する伝統工芸 備前焼の「ひだすき」のタイルを壁面にデザインし、山田養蜂場がここだけのためにオリジナル開発した、特別なはちみつパール風呂などが体験できます。

さわやかな清流と緑の山々に囲まれた場所にある宿で、リラクゼーション効果の高いラジウム温泉に入浴できます。国民宿舎ということもあり、宿泊料金はリーズナブルで、平日は１人１万円以下で泊まることもできますよ。

ここでは、「あわくら温泉」の湯に入浴できます。あわくら温泉は、鎌倉時代、傷ついたたぬきが雑草の中に隠れ、数日後に傷が治って山へ帰る姿を目撃した村人が見つけたと言われるそうです。その後、湯治として地元の人達に愛されてきて、現在に至ります。

エリア一帯では、高層の建物として有名ですが、全部で74室の客室を持つホテルです。本館と別館があり、スタンダードの和室、洋室の部屋から、メゾネットスイートなど様々な客室が完備されています。他にも、レストラン、結婚式場、ラウンジバー、カラオケルーム、テニスコート、ゴルフコースも。

お風呂は大浴場と露天風呂があります。特に露天風呂はアルカリ性単純温泉で、五十肩、うちみ、冷え性などに効果があるそうです。様々な設備があるので、宿泊中は色々な過ごし方ができるのはないでしょうか。

鳥取県との県境、岡山県新見市の北に位置する温泉施設で、豊かな自然に囲まれています。温泉以外にも、レストラン、リラクゼーションスパ、売店、ゲームコーナー、外には、ふれあい広場やオートキャンプ場も充実。

お風呂は大浴場と露天風呂があり、炭酸水素イオンが多く含まれた肌にやさしい「新見千屋温泉」の湯が楽しめます。また、特別浴室も完備されていて、スロープや車椅子のまま入浴できますよ。

和気郡にある宿で、周辺には、旧閑谷学校、藤公園、片鉄ロマン街道など、人気スポットがあります。一泊和室利用で食事付き、大人１人１万円からと比較的リーズナブルな金額で泊まれます。３歳未満のお子さんは無料です。

ここは、「和気鵜飼谷温泉」。宿自慢は露天風呂で、ちょっとした庭園を見ながら入浴できます。また、薬草風呂やジェットバス、打たせ湯などもあるので、好みに合わせてお好きなお風呂でゆっくり過ごしてみてくださいね。