上海一人旅にオススメ！近代的な雰囲気と歴史がたのしめる観光名所15選！

この外灘エリアは、19世紀後半から20世紀前半に租界地区であったことから西洋式の建造物が多く立ち並ぶ場所。その当時には政治経済の中心地であったため、現在でも銀行や官庁などの大きな建物があります。この外灘にはその西洋建築物の外観を生かし、数多くのハイブランドショップや雰囲気の良いレストランなどが集まっていることで人気を集めています。アジアの街並みの中でも特に西洋文化が感じられるエリアとしても有名。夜にはライトアップされていて、その美しさは上海でもトップクラスです。

この外灘には、世界経済の中心地でもあるニューヨークのウォール街にも置かれているチャージング・ブルという牛の銅像があります。このチャージング・ブルは、金融用語のブル・マーケットから来ており、アグレッシブで楽観的な繁盛市況と上昇相場のことを指し示しています。その言葉から、この牛のオブジェは上海経済の象徴ともされていますが、強い牛のパワーをもらえる場所としても人気のスポットとなっています。その証拠に牛の角や顔の周りは銅の色が剥げ、金色に光っています。ぜひ、外灘に来たらこの牛からパワーをチャージして帰りましょう。

中国を象徴する動物といえば、この可愛らしい見た目で多くの人を魅了しているパンダ。日本でも話題沸騰中のパンダが見られる動物園が上海にあります。その名前は上海動物園で、可愛らしいパンダが見られることはもちろんのこと、種類豊富な約6,000頭もの動物を見られることでも人気を集めています。さすが大陸国家・中国とも言える頭数の多さと言えるでしょう。この上海動物園でも一番人気の動物といえば、このパンダ。世界的にも絶滅危惧種に指定され貴重な動物なので、その愛くるしい姿を一目見たいと世界中のツーリストが集まります。

パンダの他にも見所満載の上海動物園。中国固有種である迫力のある大きな東北虎も見応えがあってオススメ。他にもこの上海動物園では、中国固有の揚子江ワニや金絲猴（キンシコウ）などの他の動物園にはなかなか居ない珍しい動物を見られます。普段は動物園に足を運ぶことのない人でも楽しめること間違いなし。この上海動物園では多くの動物に出会えることはもちろん、大きな湖や緑豊かな自然にも触れることができるのでゆっくりと園内の散策を楽しめるでしょう。ぜひ、一度立ち寄ってみてください。

豫園（YuYuan）は上海の中でも随一の観光スポット。この豫園にある伝統的な造りの建築物は、中国4000年の歴史を感じられるような雰囲気を醸し出しています。この豫園は18年もの歳月をかけて造営された庭園で、細かな装飾が施された建物は見るものを魅了してやみません。庭園と呼ぶだけには収まらないこの豫園の絢爛豪華さは、世界中のツーリストが一目見たいと毎日たくさん訪れています。中国庭園らしい池を囲んだ造りは、見ているだけでもまるで歴史の一部に溶け込んだかのような気分にさせてくれます。

豫園は昼間の景色も美しいですが、夜にライトアップされた建物の美しさは上海でもトップクラス。その明かりの灯された景色を写真に収めたいという人は毎日絶えません。幻想的に照らし出された豫園は、映画のワンシーンに登場しているかのような印象的な風景。また、豫園には上海でも人気の小龍包店である南翔饅頭店があることでも知られています。飲茶で有名な上海を訪れたら必ず食べておきたいのが小籠包。この南翔饅頭店は、テイクアウトもできる気軽なお店なのでぜひ一度口にしてみてはいかがでしょうか。

上海へ来たら必ずと言っていいほど訪れるべきと言われているのが、この南京東路という上海のメインストリート。このネオンサインで照らし出された繁華街の風景は、誰もが一度は目にしたことのあるのではないでしょうか。この南京東路は歩行者天国になっていることもあり、毎日大勢の人で賑わっています。中国・上海らしい活気のある雰囲気を楽しむなら、ここへ一度足を運んでみてください。この通りへ降り立っただけで上海のアジアらしい空気を楽しむことができるでしょう。ここでは大勢の人で溢れているのでスリなどの盗難には要注意。

この南京東路では中国・上海らしいお店巡りを楽しんでみるのがオススメです。ここには上海で最も古いデパートの第一百貨商店もあり、ここに来ればなんでも揃うと言われているほどの品揃えの良さ。他にも通りのお店では、中国らしい漢方や食品を売っているお店がひしめき合っているので一日中いても飽きないほどのお店の多さです。また、この南京東路には美味しい上海グルメが食べられるお店も数多くあります。ショッピングに疲れたら、ぜひ美味しい飲茶が食べられるお店や北京ダックを出してくれるお店で一休みしてください。

この新天地は、上海の中でも2000年に開拓されたばかりの新しいエリア。上海らしい西洋風の建物も立ち並び、今上海で最もお洒落なスポットとして地元の若者やツーリストから人気を集めています。この新天地には世界中のレストランやカフェが多く出店していることもあり、多種多様なグルメを楽しめる場所としても話題。日本でも人気のゆるキャラ・くまモンをモチーフにしたカフェもこの新天地にあります。この新天地は毎日たくさんの人で賑わっているので、ぜひ一度訪れてみましょう。南京東路などの繁華街とはまた違った雰囲気を感じられること間違いなし。

この新天地はその昔フランスの租界地であったことから、アジアの上海にいながらフランスの街並みのような雰囲気を味わえることでもツーリストに人気。そのヨーロピアンな景色を象徴するのが新天地のプラタナスの並木道。この新天地では上海にいることを忘れてしまいそうなほどの優雅な空気を楽しむことができる場所となっています。新天地ではショッピングやグルメがオススメですが、この並木道をゆっくりと散策してみるのもいいでしょう。フランス租界時代の香りを楽しむことができる貴重なスポットです。

上海といえば、その煌びやかな摩天楼の夜景が人気。その夜景の中でも上海のシンボルとされているのが、この東方明珠電子塔。この東方明珠電子塔は一際大きく上海の街にそびえ立っています。その特徴的な形も世界中のツーリストから人気を集めており、まるで光る真珠が付いているかのような姿は、英名でOriental Pearl Towerと呼ばれています。色とりどりに光るこの東方明珠電子塔は、上海に来たら必ず見ておきたい景色のひとつ。この夜景を見れば思わずカメラに収めたくなってしまうことは間違いないでしょう。

この東方明珠電子塔は高さ468mもあり、眼下に望む上海の街がミニチュア模型に見えるほど。足元がガラス板になっている展望所もあるので、ここからの眺めを写真に収めてみるのもいいでしょう。この場所では足元が竦むような景色をみることができます。他にも上海の景色を一望できる展望デッキもあり、綺麗な夜景を楽しめるスポットとしても評判の高い建物となっています。上海の夜景を上空から楽しみたい方には、この東方明珠電子塔の展望台を利用してみるのがオススメです。そこから見れる壮大な上海の街並みは旅の思い出に残ることでしょう。

この田子坊は上海の古き良き街並みを残した場所ですが、最近ではアートスポットとしても人気の高い場所となっています。ここでは中国らしいお土産を手に入れられることはもちろんのこと、お洒落なファッションアイテムやアート作品、デザイナーが手がけたグッズなども購入できます。お土産に迷ったらこの田子坊を訪れてみてもいいでしょう。きっとお気に入りの一品に出会えることは間違いなし。細く狭い中国の昔からの街並みにひしめきあっている店並びは、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気。

アートスポットとしても人気の田子坊ですが、中国の街並みらしい赤提灯の他にもこのようなカラフルな傘が吊るされた通りも存在します。田子坊にはアーティストたちが住み着いた場所として有名な街ということもあり、このようなアートが至る所に設置されています。この田子坊の通りには、このような傘飾り以外にも数多くのアート作品が存在しています。ぜひこの田子坊では、インスタ映え間違いなしの撮影スポットで写真を撮ってみることをオススメします。中国の伝統文化と融合したアートが印象的な一枚になることでしょう。

こちらの武康路 （ウーカンルー）は1920年代にフランス租界の地として栄えた街。そのため、西洋風の建物が立ち並ぶエリアでもあります。その武康路の街でシンボルとなっているのが、この武康大楼と呼ばれる建物。まるでニューヨークのマディソンスクエアにあるフラットアイロンを思わせるような出で立ち。三角形をした特徴的な武康大楼は、老房子と呼ばれる上海の古い洋風の住居となっています。まるでここが上海だと思えないようなお洒落な外観をした武康大楼は、現在でも実際に人が住んでいます。

この武康路エリアにはお洒落なカフェや、落ち着いて食事を楽しめるレストランが数多くあることでも今人気を集めています。その中でも人気なのがこちらのPISTACCHIOというイタリアンレストラン。まるでニューヨークのブルックリンにあるような開放的なロフトを彷彿とさせる造り。このレストランは地元の人にも大人気でオススメ。美味しい食事が楽しめるだけでなく、ワインの種類も豊富なのでこのレストランでディナーを楽しむのもいいでしょう。この他にも沢山のお洒落なカフェやレストランがあるので、はしごしてみるのもオススメです。

上海には歴史のある美しい庭園が数多く残されていることでも、世界中からツーリストが訪れる理由となっています。その中でも450年前に造られ、上海最古の庭園とされているのがこの古猗園。この庭園の中には竹林や池があり、庭園と言えど見応えのある造りとなっています。大きな池の中に浮かぶ楼閣は凛としていて、非常に風情を感じられる景色。また、晴れた日には池に写り込んだ空の青さと建物の白壁のコントラストがとても綺麗で思わず写真に収めたくなります。この古猗園へは、上海中心部からもほど近くにあるのでアクセスの良さも人気のポイント。

この古猗園の池には時期になると一斉に蓮の花が咲き誇り、美しい景色を見せてくれることでも人気のスポット。辺り一面に咲いた蓮の花はとても可憐で訪れた人々を魅了します。また、この美しい景色の他にも古猗園には人気を集める理由があります。それは豫園の小龍包屋・南翔饅頭店のルーツのお店でもある上海古猗園餐庁があること。ここは上海の小龍包発祥の地とされていて、その味も格別。上海では数多くの小籠包店がありますが、ここの小籠包は必ず味わってほしい味となっています。ぜひ上海古猗園餐庁で小龍包を味わってみてください！

上海と聞いて思い出す方が多いのはこの上海雑伎団ではないでしょうか。数多くある有名サーカス団の中でも、道具を使った演技や人間離れした身体能力の高さを感じる演技をしていることで世界的に有名。中国では2000年も前から雑技の文化があったとも言われており、伝統のある中国文化として愛されて来ました。その中でも上海雑技団はトップクラスに君臨している雑技団のひとつ。この上海雑技団は団員が200人を超えるとも言われている大所帯のサーカス団。その名は世界でも知らない人はいないと言えるほどの知名度があります。

世界的なサーカス団と言えばシルク・ド・ソレイユなどが有名ですが、上海雑技団の人間離れした身体能力の高さが伺える演技は他のサーカス団と比べても抜きん出ていて圧巻です。人間ピラミッドのように複雑なバランスで立っているこの演技のような超人的な演目をできるのは上海雑技団だけとも言われているほど。その演技は多種多様で観ている人を虜にしてしまいます。上海を訪れたら必ず観ていただきたいショーのひとつ。日本ではなかなか見ることのできない迫力のある演技を楽しめることは間違いないでしょう。

朱家角は明の時代から現在まで残っている、上海の中でも古い歴史のある水の都。川のほとりに立ち並ぶ古い建築様式の建物が印象的な風景を生み出していて、その景色を一目見ようと毎日世界中からツーリストが訪れています。この朱家角では建物の間に流れる運河を船に乗ってゆったりと散策してみるのがオススメ。運河から見る朱家角の街並みは、歩いて回るのとは違った雰囲気を感じられることでしょう。また、穏やか運河をゆっくりと進む船に乗っているだけで穏やかな気持ちになれることは間違いなし。

朱家角の街並みの中でも必ず押さえておきたいのがこの石橋。この石橋は放生橋といい、明の時代から存在している歴史的にも貴重な建造物。晴天日で運河の波が落ち着いている時にはその橋の姿が川面に映し出され、パラレルワールドのような不思議な光景を生み出します。その風景をカメラに収めようという人も沢山訪れるほど。また、朱家角の街には現代的な音楽やアーティストが集まった一角もあるので、古い街並みと現代の文化の融合が見られる場所としても人気。ここではぜひ歴史ある街並みを写真に撮ってみてください。

先ほども水の都として朱家角をご紹介しましたが、この七宝老街も有名な水郷のひとつ。他の水郷と比べ、都心から地下鉄で30分とアクセスしやすいのも人気の理由のひとつとなっています。この七宝老街は宋時代に作られた街並み。ここも他の水郷と同じように歴史的な建造物が数多く残る場所。ここの建物は赤い柵や灯篭が目にも鮮やかで、上海の水郷らしい印象的な景色を作り出しています。ここには現在でも多くの現地人が住まう生活の場所でもあるので、身近に上海の人々の暮らしを感じられるのも貴重な体験。

夜には軒先に吊るし出された灯篭に明かりが灯り、幻想的な景色を見ることができます。上海の歴史的な街並みではこのようなノスタルジックな雰囲気を楽しめるのが特徴的。インスタ映えも間違いなしの景色と言えるでしょう。また、この七宝老街では上海らしいB級グルメを味わえることでも人気を集めています。その中でも人気なのは、湯圓（餡入りの茹で餅）専門店の七宝老街湯團店。もちもちとした食感のお餅に包まれた餡は妙な味付けで上海ならではの味わい。ここでは古き良き街並みとグルメを思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。

このジンマオタワーは超高層ビルが立ち並ぶ上海の中でもトップクラスの高さを誇るタワー。その大きさは全長420.5mにもなります。上海の高層ビル群の中でもこのジンマオタワーは、特徴的なデザインが目を引くポストモダン風の建築。超高層ビルを見ると地震の多い上海で耐えられるのかどうかが心配になりますが、このジンマオタワーはマグニチュード7の地震にも耐えられる設計になっているそう。このデザイン性のある見た目からは想像できない強度を持っているビルとしても世界的にも有名です。その外観は上海のビルの中でも特徴的。

このジンマオタワーは88階 （地上340.1ｍ）から上海の街並みを見下ろせて、ツーリストにも人気の展望スポットとなっています。その景色の良さは上海の中でも随一。上海の景色を堪能したい時には、このジンマオタワーを訪れるのがオススメです。その他にもこのジンマオタワーの円筒状のアトリウムは世界最大級で話題を呼んでいます。螺旋状に下っていくような錯覚にも陥るこの景色は、みなさん一度はガイドブックなどでも見かけたことがあるかもしれません。展望台から見える景色と共に人気の名所となっているので、要チェックです。

この方浜中路（上海老街）は上海の人気スポットである外灘、豫園、新天地を繋ぐ、上海の中でも大きなメインストリート。ここでは上海らしい活気に溢れた街並みを思う存分に楽しむことができるので、ゆっくりと歩いて散策してみるのがオススメです。この方浜中路では上海の昔ながらの下町らしい街並みを見られる他、お土産屋さんや郷土品のお店に出会うことができるため、ツーリストからも非常に人気。他の有名なストリートとはまた違った、どこか懐かしさもあるような雰囲気を味わうことができます。

上海の昔ながらの下町の街並みを楽しむことができる方浜中路ですが、夜になるとこのような美しい景色をみることもできるので人気を集めています。ここでは上海で有名な夜景スポットの煌びやかな雰囲気とは一味違う、どこか温もりのある幻想的な灯りが見る人の心を温かく癒してくれることは間違いないでしょう。昼間は下町ならではのお店巡りをして、夜にはこの夜景を見るのがオススメの観光コースです。ぜひ、上海を訪れた際には参考にしてみてください。上海の独特な空気感を味わえることでしょう。

この静安寺は、歴史的建造物が多く残る上海の中でも1000年以上の歴史のある仏教寺院。その昔には日本で有名な遣唐使である空海もこの静安寺に訪れたと言われています。その絢爛豪華な金色の外観は上海の街の中でも一際目立っており、存在感を主張しています。この静安寺の屋根は黄金の瓦で作られていることで、このような輝きを放つ見た目となっています。静安寺の内部に足を踏み入れると、その豪華な見た目だけではない荘厳な雰囲気を感じられます。上海でも歴史的な寺院なので、そのご利益は絶大でしょう。

この静安寺で最も有名なのが高さが4mもある玉仏像。この像の大きさは中国で最大と言われており、その佇まいは非常に迫力があり、一目見ただけでも圧巻の佇まいです。この玉仏像は全て翡翠で作られていることもあり、像の重さは4トンにものぼるそう。そうしたこともあり、他の寺院にある仏像に比べ重厚な雰囲気を感じられます。遣唐使として空海も訪れたことのあるこの静安寺では、この大きな玉仏像から沢山パワーを頂いて帰りましょう。歴史的にも由緒ある寺院なのでご利益があることは間違いなし。

上海を訪れたら絶対に訪れるべき観光名所15選をご紹介しました。見所満載なので、ひとり旅でも存分に楽しめることでしょう。また、上海の夜景は世界の中でもぜひ一度は見ておきたい景色。素晴らしい上海の夜景や、古き良き街並みを楽しみに上海へ出かけてみてはいかがでしょうか。