愛知県の観光名所15選！自然いっぱい、家族旅行やデートにぴったりのスポット大特集

名古屋城は１６１０年(慶長１５年)ごろに徳川家康の命によって築城されました。
江戸時代には徳川御三家として「紀州徳川家」・「水戸徳川家」と並び「尾張徳川家」として「徳川将軍家」のサポートをしていました。その後、明治維新の際には名古屋城の取り壊しの可能性もありましたが、紆余曲折があり、名古屋城は取り壊しの危機を乗り越えました。しかし、第二次世界大戦の名古屋空襲で「本丸御殿」や「大天守」などが焼失。終戦後には地元の商店街や全国からの寄付によって再建され、今でも名古屋市のシンボルとして市民に愛されています。

名古屋市内からも近く、観光しやすいところも魅力です。土日祝にはガイドボランティアの方もいるので説明を聞きながらより深い知識を得ながら見て回ることも可能。大体の見学所要時間は1時間～1時間半を予定しておいてください。

現代の名古屋城は徳川家や当時の様子が分かる資料が展示されていて、展望室からは名古屋市内の風景が一望できます。また、空襲で焼失してしまった「本丸御殿」の再建工事が進んでいて、現在は一部が公開されています。
また、名古屋城は市民の憩いの場として桜や紅葉のシーズンには多くの見物客が訪れていますし、「城フェス」として各季節ごとにイベントや特別公開があり、何度行っても楽しめる観光スポットになっています。
「尾張名古屋は城でもつ」の言葉通り、名古屋市民と名古屋城は切っても切れない関係にあるのではないでしょうか。

ジブリの映画「となりのトトロ」に登場する、サツキとメイの家が長久手にあります。
となりのトトロは1988年に公開された映画で、大人から子供までファンは多いのでは!?
昭和30年代の暮らしを映画のまま再現していて、映画の中に入ったような気分になれますね！

玄関なども映画の世界そのまま！そのほか、お父さんの仕事部屋の洋間なども観ることができます。沢山の本が積まれ、サツキの手書きカレンダーが飾られていてこちらも映画そのままですよ。トトロファンの方に是非一度いってみてほしいですね。

2005年の「愛・地球博」のパビリオンのひとつとして作られた「サツキとメイの家」ですが「愛・地球博」の跡地である「愛・地球博記念公園」に残されることになりました。
中に入れば映画の雰囲気や昭和３０年代の暮らしが再現されています。もし、映画を知らない人がいても「サツキとメイ家」を見学すれば、映画を見たくなるでしょうね。
「愛・地球博」の開催時も大人気のパビリオンでしたが、現在でも入場は時間予約制で、入場時間も30分の時間制限があります。当日に空きがあれば当日券の販売も行っているそうですが、もし当日券が購入できなかった場合は外見だけしか見る事が出来なくなってしまいますので、ここは是非とも予約をして内部も見学してもらいたいものです。

香嵐渓は足助にある「香積寺(こうしゃくじ)」の三栄和尚が参道にカエデやスギの木を植えたのが始まりとされています。その後、地元住民がカエデを植え足したり、周辺の散策道を整備し、現在に至ります。
「香嵐渓」の名前の由来は「香積寺」の香と周辺の山々から発せられる「山気」＝「嵐気」を元に名付けられました。香嵐渓は秋の紅葉シーズンだけではなく、春には「かたくりの花」や「山野草」が春の訪れを告げ、夏には新緑と清流が「涼味」を感じさせ、冬には山々の「雪化粧」を楽しむ事が出来ます。愛知県だけではなく、中京圏を代表する景勝地は日本各地からその景色を見る観光客で賑わっています。

名古屋市科学館では「科学館友の会」として小学校５・６年生と中学生を対象にした「サイエンスクラブ」や高校生から社会人以上を対象にした「天文クラブ」を毎年４月頃に募集しています。各クラブごとに会費が必要ですが、機関誌の発行や例会として会員限定のイベントも年に数回実施されています。普段の館内見学では出来ない様な催しもあり、科学に興味がある方でも、あまり興味が無い方でも楽しめる内容になっています。
また、展示品などの説明をする為のボランティアも募集しており、「展示室ボランティア養成講座」を受講する必要がありますが、年に数回の活動を通じて自身の教養にもなるのではないでしょうか？
詳しくは名古屋市科学館のホームページを参照して下さいね。

竹島にある５つの神社を全て巡ると一生の幸いが得られるとされています。竹島自体がパワースポットでもあり、竹島を御由緒とする「八百富神社(市杵島姫命)」・「宇賀神社(宇迦之御魂神)」・「大黒神社(大国主神)」・「千歳神社(藤原俊成卿)」・「八大龍神社(豊玉彦命)」の神社は訪れる人を幸せにしてくれるのではないでしょうか？
また、竹島はＪＲ蒲郡駅から徒歩約２０分位の所にあります。歩くと少し遠い気もしますが、蒲郡市観光協会のホームページでは蒲郡駅から竹島までの地図と竹島周辺の見どころスポットを記した手書きの地図をダウンロードする事も出来ます。グルメスポットや周辺の宿泊施設が紹介されていますので、訪れる際には地図もチェックしておくと良いでしょう。

竹島水族館は前述の竹島に渡る竹島橋の入口に近い所にある水族館です。竹島の島内にある訳ではありませんが、入館料もお手頃なので竹島観光の時には併せて訪れたいスポットでもあります。大きい水族館ではありませんが、開館から約60年の歴史のある水族館で2011年にリニューアルされました。竹島水族館ではアシカショーや全国でも珍しい深海生物の展示が特徴的ですが、展示内容を来場者の反応で頻繁に入れ替えているそうで、訪問する度に違った展示が見られます。展示されている生物を頻繁に入れ替えられるのも地元の漁師さんの協力があっての事だそうです。水槽などに掲示されている解説文も飼育員の手作りだとか。アットホームな雰囲気の水族館なので展示を眺めながらゆっくり過ごすのがおすすめです。ゆるキャラマスコットの「タケアシくん」にも会っておきたいところですね。

竹島水族館では年間パスポートも発行されていますので、蒲郡市の近郊に住んでいる方なら定期的に訪問するのも良いかも知れません。年間パスポートで10回訪問すると水族館からプレゼントもあるそうです。現在は残念ながら2017年の12月末まで耐震工事を行っており、来年まで訪問する事が出来なくなっています。訪問の際には最新情報をチェックしてからお出掛けくださいね。

市営地下鉄名港線「名古屋港」駅から徒歩数分に位置する「名古屋港水族館」、ファミリーは勿論、カップルやグループ旅行でも楽しめる人気スポットです。館内の巨大水槽では優雅に泳ぐ魚の姿を観察できます。中でも一番大きい黒潮大水槽で泳ぐマイワシの群れがとても幻想的で人気を呼んでいます！大迫力のうずを描いて泳ぐイワシは見ているだけで癒されますよ。

魚の展示だけでなく、シャチのショーやイルカショー、餌付けなどのイベントも開催されているのでスケジュールを見て、上手に見学ができるともっともっと楽しめますね。イルカショーの動画では雰囲気をお分かりいただけると思います。

前述の竹島水族館とは全然規模が違いますが、こちらの水族館も愛知県を代表する水族館のひとつです。週末、平日を問わず様々なイベントが実施されていますので、いつ訪れても楽しむ事が出来る水族館です。参加型の特別プログラムやナイトウォッチングなども開催されていますので、興味のある方は特別プログラムに応募するのも良いかも知れません。
また、名古屋港のエリアには他にも実際に運用されていた「南極観測船ふじ」や展望室や「海洋博物館」のある「名古屋港ポートビル」、ショッピングやお買い物も楽しめる「ＪＥＴＴＹ」などもあり、併せて訪問しても楽しいと思います。水族館は再入場も出来ますので、一日中過ごしても飽きる事は無いでしょう。

「熱田さん」の愛称で親しまれる「熱田神宮」、三種の神器の一つに数えられる「草薙剣」が祀られている、由緒ある神社です。鳥居をくぐった瞬間に空気が一変するほど神聖な境内は、パワースポットとしても知られています。名古屋の街とは一線を隠しているかのようなとても静かで自然溢れる落ち着いた場所です。

弘法大師のお手植えと伝えられている「大楠」、樹齢はなんと千年!!
幹周7.70m、樹高20mを誇る熱田神宮の御神木です。蛇が住んでいて時折その姿を見せると言われており、大楠の根元には卵が供えられています。

熱田神宮は名古屋市内の中心部にありますが、境内に生い茂った木々が都会の中心という事を忘れされてくれるかのようです。初詣には全国屈指の参拝者数を数え、中部地方では伊勢神宮と並ぶ初詣の定番スポットでもありますが、毎月行事や神事がありますので、普段から参拝客の多い神社です。中でも６月５日に行われる「例祭(熱田まつり)」は名古屋市を代表するお祭りでもあります。天皇家ともゆかりのある熱田神宮には天皇陛下のおつかい(勅使)が訪れる熱田神宮でも最も重要な行事です。当日には花火や演芸、相撲や神楽なども行われていて、名古屋市でも大規模な文化行事として市民に親しまれています。

尾張徳川家の二代目光友が隠居場所として大曽根屋敷に移り住んだことから、池泉回遊式で作られた日本庭園「徳川園」。ゆったりと時間の流れる園内は歴史を感じる造りで、かつての徳川家の権力の大きさを伺えるものです。錦鯉が優雅に泳ぐ姿は、見ているだけで癒されます。

また紅葉の名所としても知られているので、この時期を狙って行くと更に美しい庭園を楽しむことができます。四季のうつろいを感じられる日本庭園に癒されるという休日も贅沢なものです。時間の流れを忘れて、しばし立ち止まってみましょう。

「尾張徳川家」として栄えて来た徳川家を象徴するような史跡ではないでしょうか。
園内には四季折々の花々があり、四季を彩っています。春には梅や牡丹、夏はハナショウブやハンゲショウ、秋には紅葉やきんもくせい、ヒガンバナ、冬にはツバキや冬牡丹が見られます。どのシーズンに訪れても広大な庭園に映える草花が魅力的で、名古屋市民の憩いのスポットにもなっています。また、併設されている「ガーデンレストラン徳川園」では雰囲気のある和風の建物でリッチにフレンチを楽しむ事も出来ます。記念日などで大事な人とオシャレなランチやディナータイムを過ごしたいならこういう所をチョイスするのも良いかも知れませんよ。

徳川のお宝がぎっしりつまった「徳川美術館」もぜひ立ち寄っていただきたいおススメの観光スポットです。徳川園の敷地内に併設されており、尾張徳川家は勿論徳川家康の遺品を中心に、約1万点にもなる大名道具が収められています。

徳川家の宝以外にも、源氏物語絵巻や多くの国宝や文化財が展示されているので、是非一度行ってみてください。イベントによっては、普段観ることのできない貴重な展示物を観賞できます。どれもため息が出るほどの美しさです。

前述の徳川園の近くにある美術館です。共通入場券も発売されていますので、ぜひ併せて訪問しておきたいスポットではないでしょうか。所在地の住所も「名古屋市東区徳川町」なっていて、周辺が「尾張徳川家」にゆかりのある地域や施設であるという事が分かると思います。展示品に注目したいのは勿論ですが、部分的に復元された名古屋城の二の丸御殿や特別公開でしか見られない展示品にも注目です。また、こちらの徳川美術館ではお茶会や文化講座が定期的に行われています。ボランティア活動や友の会などもありますので、普段では体験できない様なイベントや文化講座に参加するのも楽しいかも知れません。

愛知の名古屋と言えば、世界に誇る自動車メーカー「トヨタ自動車」のおひざ元ですよね。そんなトヨタのすべてがわかる「トヨタ産業技術記念館」。こちらでは、近代の最新自動車技術や、自動車の歴史を知ることのできる記念館です。

どのような工程で車が生産されるのかを知ることができるので、大人は勿論キッズも楽しめるスポットです！自動車エンジンのアイデアにもなった機織りの技術も紹介されており、自動車の仕組みを深く学べます。展示しているモーターは古い物も全て動くのが凄いところ！是非お立ち寄りください

「世界のトヨタ」と言えば、自動車産業で発展してきたようにも思いますが、実は繊維関係の機械を開発していた際のノウハウを応用したのがトヨタ自動車の起源でもあります。
外見は当時の様子が分かる「豊田自動織機製作所栄生工場」を産業遺産として保存しながら博物館としてオープンする事になりました。見た目は博物館と言うより、古い工場のようでもあります。館内では子供の頃に見た事がある様な懐かしい車や自動車技術の発展により誕生した名車も展示されています。また、トヨタ自動車とは切っても切れない「モノづくり」をテーマにした展示品が多数見られます。日本の産業発展について勉強出来る施設でもあり、大人も子供も楽しめるでしょう。

松坂屋の初代社長によって、日泰寺の隣の敷地に作られた別荘がこの揚輝荘。大正から昭和初期にかけて建築が進み、迎賓館や社交場として使われていました。空襲による焼失やその後の開発などによって建物は減り、今でも残っているのは5棟の文化財と庭園のみです。

北園のシンボル、白雲橋（はくうんきょう）や南園にある聴松閣（ちょうしょうかく）など歴史的価値の高い建物を間近に見ることができます。コンサートやセミナーなどが開かれるなど、かつて迎賓館として作られた館を開放する姿勢は素晴らしいですね。

名古屋市内の住みたい街ランキングでも上位にランクインされる事が多い、覚王山にある観光スポットです。覚王山周辺にはオシャレなカフェやレトロな建物などが混在していて、名古屋市内でも人気のある注目エリアになっています。この揚輝荘も例に漏れず、大正時代から昭和初期にかけてのレトロな雰囲気を残しています。お茶会やコンサート等のイベントも定期的に行われていますが、聴松閣の一階にある喫茶室「喫茶べんがら」ではまるで映画やドラマのワンシーンから切り取って来たような、重厚な雰囲気そのままのお部屋で気軽にコーヒーなどを楽しむ事も出来ます。昼下がりの時間帯に都会の喧騒を忘れてゆっくりと過ごすのも良いかも知れませんね。

日本で唯一、どの宗派にも属さない超宗派のお寺である日泰寺です。泰という漢字が名称につけられていることからもわかるようにタイにゆかりのある寺なのです。タイから寄贈されたお釈迦様の遺骨を安置するために作られました。

タイの国宝であった、金銅釈迦如来像が本尊として置かれています。よく見るとタイ語の文字も見ることができます！日本にタイの国宝が祀られているなんて、なんだか不思議な感じがしますね。真舎利を日本に贈ったラーマ5世の石像が境内にあります。

こちらの日泰寺も覚王山エリアにあります。実はこの「覚王山」というのが、日泰寺に因んだ地名なんですよ。日泰寺が建立された際、お釈迦様を表す「覚王」から日泰寺は「覚王山日暹寺」と名付けられました。現在は「覚王山日泰寺」となっていますが、これもタイの旧国名であるシャム国(暹がシャム国を表す)が改名された際に、日泰寺に改称されたものです。現代でもタイと日本の友好の象徴としてタイの政府関係者が訪問したりしています。また、毎月２１日には境内で縁日があり、周辺住民や名古屋市民が訪れて賑わっています。揚輝荘や周辺のオシャレなカフェやアトリエも一緒に散策するのが良いでしょうね。

愛知県豊橋市にある吉田城。この地は吉田藩の管轄であることから城に吉田という地名がつけられました。明治以降に豊橋に改名され、以来、豊橋城とも呼ばれています。築城されたのは戦国時代といわれています。歴史の長さを感じますね。

明治時代に一度焼失したこともありましたが、復元され、今では豊橋公園として整備されており、市民の憩いの場となっています。資料館や美術館などの施設があったり、運動出来る施設があったりと、市民に親しまれている公園の一つです。

公園内にある武具所跡からは豊橋市内を流れる豊川の流れを一望する事が出来ますし、都心部にある公園では珍しく、バーベキューをする事も出来ます。(禁止行為は絶対ダメです。ルールやマナーは必ず守ってくださいね。)
桜のシーズンには豊橋市民がお花見や宴会で盛り上がっています。シーズン中は夜桜を楽しむ事も可能ですし、毎年６月には毎週金曜日～日曜日までの夜に約２００店もの露店が並ぶ「納涼まつり」が行われていたり、毎年１０月には豊橋市の一大イベント「ええじゃないか豊橋まつり」のメイン会場にもなっています。踊りやパレードが周辺エリアの特設ステージで繰り広げられています。豊橋市民であれば誰しもが利用した事がある公園であると言っても過言ではありません。訪れる際はイベントも要チェックです。

日間賀島は知多半島と渥美半島の間にある小さな島です。アクセスは名古屋市内から車で師崎港まで約１時間、師崎港から高速船で約１０分、電車であれば名古屋鉄道の名古屋駅から河和駅まで約４５分。河和駅から歩いてすぐの河和港から高速船で約２０分と名古屋市内からでも日帰りで訪れる事が出来るスポットです。「名古屋からいちばん近い島」とも呼ばれています。日間賀島の周囲は約５．５Ｋｍと散策しても２時間程で散策出来てしまいます。レンタサイクルもありますので、歩くのも良いですが、自転車で気楽に散策するのも良いかも知れません。

島内にはサメ漁やタコ漁の資料を展示している「日間賀島資料館」や「タコの島」の由来となった「蛸阿弥陀如来」がご本尊の安楽寺があります。また、島内のマンホールにはタコとフグのかわいいデザインが描かれていて、見どころのひとつではないでしょうか。春には潮干狩り、夏には海水浴やビーチアクティビティなども楽しめますし、釣りは年中大物が狙える名所になっています。
グルメを楽しみたいならタコは勿論ですが、春はシャコやアサリ、夏はアナゴやキス、秋はイナダや車エビ、冬には名物のフグやカキなどに注目です。島内のレストランや民宿で心ゆくまで堪能してくださいね。