秩父のおすすめツーリングスポット10選！晴れた日にリフレッシュしよう

秩父には、ツーリングにはじめて繰り出した人達が楽しめるおすすめのスポットがたくさん揃っています。たくさんのスポットの中には、絶景が見られるスポットをはじめ、地元の名物グルメが味わえる施設、身体の疲れを癒すことができる入浴施設など、楽しめる施設が盛りだくさんです。まだ秩父へのツーリングスポットを選びかねている方は、これからご紹介する情報をぜひ参考にしてみてください。

東京ドーム80個もの広さを誇る「秩父ミューズパーク」は、秩父市が運営している観光施設。自然豊かな丘に誘致された秩父ミューズパークは、敷地内にハイキングコースをはじめ、レストランや直売所、カフェや入浴施設と、丸一日過ごすことができるような設備や施設が整っています。そのため、地元の方はもちろんのこと、ツーリングや観光客などもたくさん訪れています。他にも、ジップラインなどのアクティビティが楽しめる「フォレストアドベンチャー秩父」も敷地内にあるので、こちらの施設は秩父ミューズパークのおすすめポイントです。

一日居ても飽きない「秩父ミューズパーク」のおすすめは、条件が整わないと見ることができない展望台からの「雲海」です。この雲海は、早朝の気温や天気の条件によって発生し、運がいい方は秩父の街並みを覆い隠すような景色が目の前に広がります。あまりに美しい景色は、観た人の目と心を釘付けにしてしまうでしょう。また他にも、秩父ミューズパークにはバイクを走られて疲れた身体を癒してくれる「PICA樹音の湯」があります。この入浴施設は、日帰りでも気軽に立ち寄ることができるので、家に帰る前に身体の疲れを癒してみてください。

秩父市に架かる「雷電廿六木橋」は、滝沢ダムのすぐ脇を走るループ状の大きな橋。二つの橋から構成されるこの橋は、大滝大橋と甘六木大橋がループ状となっているこの橋は、1998年からさまざまな賞を受賞しはじめ、とくに1999年にはあまりの美しい景観から「経済産業省グッドデザイン賞」は、名誉とも言える受賞といえるでしょう。「雷電廿六木橋」は、橋の上に駐車スペースも整備され、車やバイクを降りて絶景を写真に撮ることができるので、橋の上でぜひシャッターをきってみましょう。

雄大な山々に囲まれた「雷電廿六木橋」の見所は、なんと言っても橋のそばに建てられた滝沢ダムです。このダムは、不定期で大量に水を放出しているので、放水時期に合わせてツーリングをすることができれば、美しいループ橋とダムが放出した水しぶきを一緒に写真におさめることができるでしょう。「雷電廿六木橋」は、最寄駅もなく花園インターから50キロと離れた場所にあるので、秩父の雄大な山をツーリングコースに選んだ方は、ぜひ「雷電廿六木橋」へ立ち寄って美しい橋を眺めてみてください。

長瀞インターから8分とアクセスしやすい場所にある「長瀞岩畳」は、山から噴火して出た噴出物が長い年月をかけて蓄積した結晶岩。秩父の渓谷沿いに約20キロに渡って続くこの岩畳は、豊富な水量を誇る長瀞渓谷と相まって、目の前に壮大な景色を作り出します。その壮大な景色から、秩父を訪れた多くの方が心の癒しや目の保養として、「長瀞岩畳」を訪れています。さらに、春夏は新緑、秋冬は紅葉と、季節によっても眺められる景色が異なるので、一年を通して「長瀞岩畳」はおすすめのツーリングポイントです。

秩父の人気観光地でもある「長瀞岩畳」は、朝ドラに使われたことで人気を博し、特に秋の紅葉時期に絶景が見られるでしょう。ただし、ただ見るだけでは物足りない方は、秩父の観光アクティビティ「長瀞ライン下り」へ参加をして、船に揺られながら間近で岩畳を鑑賞してみてください。あまりに大迫力の岸壁の壮大さに心も躍動し、絶景に酔いしれることができるでしょう。「長瀞岩畳」は、24時間いつでも訪れることができるようになっているため、日没近くに長瀞を訪れる際には足元に十分注意してください。

小鹿野町にある「小鹿神社」は、バイク神社と呼ばれている人気のツーリングスポット。県道沿いに建っていることもあり立ち寄りやすいこの神社は、729年に創立した由緒正しい歴史を誇り、昔にバイクの博物館が建てられていたこともあって、ライダーの安全祈願にご利益のある神社として有名となりました。今では、手水舎に色鮮やかなダリアが飾られていたりしSNS映えすることもあって、「小鹿神社」はバイクに乗っている女性を中心に大人気のツーリングスポットとなっています。

ライダーに大人気の「小鹿神社」は、バイクの安全を祈願したお守りが販売されていて、初穂料は500円となっています。他にも「小鹿神社」では、神社の名前がバイクの形に見える御朱印をいただくことができ、自分のバイクに付いているナンバープレートの番号を書いて500円の初穂料を納めると、バイクの安全祈願と共に御朱印をもらうことができます。その御朱印の見た目もあってか、「小鹿神社」はバイクの聖地として親しまれるようになっています。ツーリングの途中に小鹿野町に立ち寄れる方は、ご自身の安全を祈願するために御朱印をいただいてみましょう。

秩父市の小高い丘にある「羊山公園」は、芝桜で有名な秩父の観光スポット。広大な敷地を誇る羊山公園は、季節によってキレイな花々を鑑賞することができ、春は芝桜やソメイヨシノ、夏は菖蒲、秋から冬にかけては紅葉と、見所が満載の観光スポットとなっています。また敷地内には、羊の餌やりなどができる「ふれあい牧場」に、秩父銘仙の資料の展示や染め物や織り物の体験ができる「ちちぶ銘仙館」、秩父にそびえる武甲山の資料館など、地元の方達が誇る多くの施設が「羊山公園」に建てられています。

たくさんの観光客が訪れる「羊山公園」は、一年を通してたくさんのイベントを開催していて、秩父の空に打ち上げられる花火大会の花火台は羊山公園に設置されています。その設置される場所は、秩父の街を見下ろすことができる「見晴らしの丘」にあり、ツーリングで秩父を訪れた方には、絶景が見える癒しスポットとしてもおすすめです。「羊山公園」は、定休日などもなく、24時間公園に入ることができるので、秩父市にバイクで訪れた際にはぜひ立ち寄って秩父の街並みを眺めてみてください。

秩父市の国道沿いにある「道の駅 ちちぶ」は、名物グルメや特産品が並ぶおすすめのスポット。朝の7時から営業を行っている秩父の道の駅は、地元の人達をはじめ遠方からの観光客など、いつも多くの人達で賑わいをみせています。多くの人で賑わう施設内には、秩父でしか販売されていない限定のお土産に、秩父そばの会が運営する蕎麦処や郷土料理が味わえる「秩父食堂」など、さまざまなお店が出店。ツーリングで秩父を訪れ、小腹がすいた時やちょっとした休憩などの利用に「道の駅 秩父」はおすすめです。

他にも、「道の駅 ちちぶ」には、市場から仕入れた野菜の販売も行われ、地元を流れる川と山から湧き出た水を使った「ちちぶの水」に至っては、無料で自由に持ち帰ることができます。「道の駅 ちちぶ」は、地元を代表する多くの商品を取り扱い販売を行っていますが、特に人気がある商品は、B級グルメのブームによって人気となった「みそぽてと」です。ちなみに「みそぽてと」は、秩父の名物となっているため、お土産にもおすすめとなっています。まだまだ他にも紹介しきれないほどのお土産品やグルメなどが提供されているので、ツーリングで秩父へ来た時には「道の駅 ちちぶ」で名物グルメを味わってみてください。

秩父の観光地としても人気の「橋立鍾乳洞」は、埼玉県の天然記念物に認定されたツーリングにおすすめのスポット。石龍山橋立堂の敷地にそびえ立つ大岩壁の下に入り口がある橋立鍾乳洞は、大人は200円、子供は100円と破格の入場料金で、自然が作り出した絶景をみることができます。はじめて橋立鍾乳洞を安全性について考える方もいるとは思いますが、入り口では無料でヘルメットの貸し出しも可能です。ただし、ヘルメットは必ず付けなくてはいけないものではないので、借りたい方は入り口で申し出てください。

秩父の自然が作り出した「橋立鍾乳洞」は、130メートル以上にわたって鍾乳石や石の柱が続き、薄暗さの中に灯る少しの明かりが神秘的な空間となっています。また、鍾乳洞内の温度は外の温度よりも低いので、夏の暑い時期には避暑地としてもおすすめです。ただし、「橋立鍾乳洞」は、鍾乳洞内で写真や動画を撮影することが禁止とされているので、ルールを守って自然が作り出す絶景を楽しんでみましょう。「橋立鍾乳洞」は、12月から2月は閉鎖されているので、閉鎖期間中に訪れることがないように注意してください。

皆野町の廃校した学校をカフェにした「天空の楽校」は、目の前に大自然が広がる絶景のカフェ。標高550メートルの場所に位置するこのカフェは、学校の良さを残したままでリノベーションしていることから、懐かしさと落ち着きあふれる空間が広がっています。また、カフェの前にはテラス席も設けられ、秩父の大自然を眺めながら食事が楽しめるので、ツーリングの休憩などにおすすめです。「天空の楽校」は、ここ最近になってからツーリングをする方達の間で人気が高まってきているので、ぜひ一度訪れてみましょう。

絶景が広がる「天空の楽校」の食事メニューは、小学生の時に食べた給食を再現した「給食セット」に「秩父肉まん」、「天空のちまき」や「天空バーガー」と、このカフェでしか味わうことができないメニューです。他にも、秩父の湧き水を使って淹れた「名水コーヒー」やアルコールが入っていない「ノンアルセット」など、ツーリングでも楽しめるメニューが揃っています。また「天空の楽校」には、バーベキューコーナーも増設されているので、グループで秩父をツーリングする際には、ぜひ立ち寄ってバーベキューを楽しんでみてください。

小鹿野町にお店を構える「santa cafe」は、スイーツが大人気のお店。ツーリングで立ち寄る方も多いこのカフェは、2017年にオープンしたばかりのまだまだ新しいカフェです。お店は秩父の小高い丘の上に建てられ、絶景が見られるカフェとしても人気を集めています。また店内には、誰でも利用することが可能なWiFiが完備されているため、ゆっくりとくつろぐこともできるでしょう。秩父にツーリングで訪れた際には、ぜひランチや休憩などで「santa cafe」へお立ち寄りください。

見晴らしのいい「santa cafe」は、ロールケーキが大人気商品となっていて、そのあまりの人気から午前中だけで売り切れてしまうこともあります。大人気のロールケーキは近くの農園のイチゴが使われ、絶妙な甘さと酸味のバランスが大人気の理由です。他にも、お店自慢の手作りケーキやクッキー、ドリンクメニューに関しては身体の芯から温まる「ホットジンジャー」などおすすめメニューが盛りだくさん。ツーリングで小鹿野町へお立ち寄りの際には、「santa cafe」で景色を見ながら美味しいスイーツを味わってみてください。

皆野町にある「満願の湯」は、身体の疲れを癒すのにぴったりな温泉施設。ツーリングの帰りにおすすめの満願の湯は、アルカリ性の泉質が特徴で飲める温泉としても大人気となっています。温泉施設の利用は平日850円、土日祝日は1000円とリーズナブルな料金設定で、ツーリングでたくさんのスポットを巡った際の身体の癒しにおすすめです。また「満願の湯」では、有料にはなりますが手ぶらで気軽に訪れる方達のために、バスタオルやフェイスタオル、シャンプーやドライヤーなどの販売も行われています。

源泉掛け流しの「満願の湯」のお風呂は、屋内に内湯に泡風呂、ジェットバスにサウナが設けられ、屋外には露天風呂も整備されています。もちろん露天風呂も源泉となっていて、お風呂に浸かりながら「長瀞渓谷」と「満願滝」を眺めることができます。目の前に広がる秩父の雄大な自然を見ながらの入浴は、一日の疲れをすっきりと癒してくれるでしょう。他にも、満願の湯では自動販売機で温泉が販売され、20リットル100円からと破格の値段で温泉を買うことができるので、ツーリングの際に立ち寄って購入してみてください。

秩父おすすめのツーリングスポットを10ヶ所ご紹介していきました。人気おすすめのツーリングスポットは、秩父の雄大な自然を眺めることができる「長瀞」や「羊山公園」に、お土産や名産品の購入もできる「道の駅 ちちぶ」、さらにはツーリングのシメにぴったりの入浴施設「満願の湯」など、どのスポットも秩父だからこそ楽しめるスポットです。バイクを購入してはじめてのツーリングに秩父を選んだ方は、絶景や美味しいものを求めてツーリングを堪能してみてください。