竹橋でおいしいランチ10選！おすすめメニューもご紹介

竹橋とは東京都千代田区のお濠の上に掛かっており、一ツ橋一丁目と北の丸公園を結んでいます。徳川家が江戸に入る前から存在していて、当時は竹で編んであったことから竹橋と呼ばれるようになったそう。

そんな歴史のある竹橋付近には、皇居をはじめ毎日新聞社・丸紅ビル・東京国立美術館などがあります。そして、実はランチがおいしいお店も数多く存在しています。今回は、数あるランチおすすめ店の中から10店を厳選して、おすすめのメニューとともにご紹介していきます。

竹橋駅から徒歩で約10分・大手町駅とは地下通路で直結している「パレスホテル東京」は、住所が丸の内1-1-1という場所に建つパレスホテルチェーンの旗艦ホテルです。こちらのホテルの始まりは、国の特別ゲストだけが訪れることができるという宿泊施設でした。

その後、当時の最新設備に整えられ、何度もリニューアルを繰り返しながら「最上質の日本」を目指すホテルとなりました。客室はもちろんスパやバーのほか、パレスホテル東京には豪華なダイニング施設も充実しています。

「琥珀宮」はミシュラン一つ星を獲得している「富麗華」を擁する中国飯店グループが、出店しているので味は折り紙付き。特に北京ダックはマストの一皿と評判です。11:30～15:30（L.O.14:30）のランチでは、彩り点心コース「瑠璃5,300円」がおすすめ。

瑠璃は、前菜の盛り合わせ・香港式点心5種・海老と豆腐の冬菜煮込み・本日のチャーハンにデザートが付きます。また、前菜の盛り合わせ・香港式点心3種・干し貝柱と蕪（かぶら）のすり流し・鶏肉と菜のオイスター煮込み・本日のチャーハン・デザートに北京ダックが付く「水晶6,000円」も人気です。

竹橋のたもとにある東京国立美術館内の「L'ART ET MIKUNI（ラー・エ・ミクニ）」は、フレンチの巨匠・三國清三氏がプロデュースしたお店。皇居を眺められる立地で、「フレンチとイタリアン」が融合された料理がいただけます。

「東京の地産地消をアートする」がコンセプトのこちらのお店では、東京の食材を使用した目にも舌にもうれしい、芸術を意識した料理が展開されているのです。素材にこだわりを持ち、おいしいことはもちろん、女性なら誰でも心華やぐようなアートな盛り付けが魅力的。

11:30～15:00（L.O.14:30）で食べることができるランチメニューは、「前菜・パスタ・メイン・デザート全4品3,850円」「和牛フィレ肉ローストをメインに魚料理など全5品5,500円」「前菜・パスタ・肉魚のWメイン全5品6,050円」の三種類。

なかでも4品3,850円のコースに、乾杯酒とデザート3種へグレードアップした4,080円のランチが一番人気。全面ガラスの大きな窓からは緑豊かな景色がのぞめ、春には満開の桜を眺めながら昼食をとることもできます。店内はこぢんまりとしていますが、テラス席も用意されたすてきな雰囲気。

竹橋・神保町・神田エリアでは、カレーを扱うお店が多いのをご存じでしょうか。「メナムのほとり」「エチオピア」などの老舗店ほか、インドカレー・タイカレーなどジャンルもさまざまですが、こちらでご紹介するのは欧風カレーの「ボンディ」です。

欧風というだけあって、ボンディのカレーはフランス仕込みのオリジナルソースが特徴。秘蔵のスパイスをブレンドし、何種類もの乳製品と野菜・フルーツを絶妙に組み合わせて、うまみを引き出しています。

第一回神田カレーグランプリを受賞した名店「ボンディ」は、カレーの種類も豊富ですが辛さも辛口・中辛・甘口から選べます。また、お子様カレーも用意されているので、ご家族連れでも楽しめるカレー店。ランチ時間は特に設けられておらず、いつ訪ねても同料金で食べられます。

こちらのお店でいただけるカレーメニューは、「ビーフ・ポーク・チキン・野菜・チーズ・エビ各1,500円」「キノコ・魚介・牡蠣・ミックス各1,650円」「お子様カレー1,250円」となり、お子様カレー以外にはポテト・バターが付きます。デザートの「焼きリンゴ600円」も大好評。

関東でもおいしい讃岐うどんを食べられるお店は数多くありますが、その中でもNo.1と言われている「丸香（まるか）」は、竹橋駅からも歩いていける場所にあります。ランチ時に伺うとたいてい行列ができていますが、回転が早いので思ったより早く入店できます。

高松市出身のオーナー谷口氏は、香川の讃岐うどんの名店「山越」で修行を積み、都内で本当の讃岐うどんを食べられるお店をオープンしました。「丸香」のメニューは、「かけうどん420円」「かけ月見460円」「きつねうどん580円」「肉うどん680円」のほか、釜揚げ・醤油うどんもあります。

「釜たま480円」「釜たま山580円」「釜たまカレー600円」、冷たいうどんに出汁醤油をかける「月見460円」「山かけ520円」「月見山560円」のほか、夏季限定の「ぶっかけ540円」「冷やしうどん460円」冬季限定の「猪肉打ち込みうどん1,000円」など豊富なメニューが並びます。

基本としては「かけうどん」に好きな揚げ物をトッピングするのがおすすめですが、入手困難なカルピスバターを使った「釜たまカルピスバター600円」も人気です。粗びき黒胡椒がアクセントになった、濃厚でスパイシーな味。また、地鶏土佐ジローを使った「釜たまジロー」もありますよ。

「レストラン七條（しちじょう）」は、小川町駅から徒歩4分・竹橋駅から徒歩7分の場所にある洋食屋さん。オーナーシェフの七條氏は四谷のフレンチ「北島亭」で教えを受けた後、自分独自の味を極め昭和51年にこの店を創業し竹橋界隈（かいわい）の人気店となりました。

七條氏が8年かけて作り上げたハヤシライスが看板メニューとなっていますが、美しい姿のエビフライ・ふわとろなクリームコロッケのほか、アジフライ・ホタテフライ・カキフライなどの揚げ物も名物です。

11:30～14:00に食べられるランチメニュー揚げ物部門は、「チキンカツ・メンチとエビフライの盛合せ各1,050円」「エビフライ1,330円」「ミックス・カキフライ各1,660円」「豚ヒレカツ1,450円」「若鳥の唐揚げ1,250円」です。

揚げ物以外は「リブロースステーキ1,250円」「ハンバーグステーキ1,400円」「和牛すね肉と野菜カレー1,050円」「秋田産豚ロースカツカレー1,630円」「和牛テールハヤシライス1,900円」。フライをオーダーする方が多いようですが、盛り付けの美しいハンバーグもおすすめです。

次にご紹介する竹橋でおすすめのランチが食べられるお店は、「森のブッチャーズ」という肉バル屋さんです。ランチといえども、たっぷりお肉を食べたくなる時はありませんか。そんな時にこちらの店では、おいしくボリューム満点の肉料理をコスパ良く食べられます。

老若男女問わず「肉が大好き」という方はいるものですが、ランチで食べようと思うと値段が気になります。しかし、どこかレトロな古民家風店舗で食べられる「森のブッチャーズ」のランチは、お財布に優しい値段が魅力的。

11:30～14:30（L.O.14時）に提供されるランチは、「ローストポーク850円」と「ローストビーフ950円」の二種類で、どちらにもスープ・サラダ・テイクアウト用コーヒーが付いています。厚めのローストポークは、ピンク色に焼き上がりジューシーさが特徴です。

一番人気の「ローストビーフ」は、とにかくボリューミーで、おなかいっぱい肉を食べたい方におすすめ。木のお皿に敷き詰められたポテトの上には180gのローストビーフのほか、カリカリのフライドチキンとたっぷりの野菜があふれんばかりに盛られています。

「東京アスリート食堂・錦町店」は、竹橋駅3b出口から徒歩で3分の場所にあります。皇居ランナーを支える融合施設「10 OVER 9」は2F～4Fが「RUN CLUB」となっており、その1Fにあるのがこちらの店舗で、運動・寛ぎ・食を融合させた食堂です。

スポーツ栄養学に基づいたメニューはバランスが取れており、運動する人々の健康を支えていますが、もちろん運動をしていない方々にも大人気。管理栄養士によって考え抜かれたランチメニューは、一汁一飯三主菜の定食タイプで税込1,000円。

ご飯はイクヒカリの胚芽米に穀物をブレンドした栄養バランスに優れたオリジナルの「アス米」か、イクヒカリの胚芽米をブレンドした「白米」から選び、おかずは「タンパク質の温おかず」「たっぷり野菜の旬おかず」「からだに優しいおかず」が用意されていて好みの三主菜が選べます。

メニューの一例を見てみると「鶏モモ肉のグリルネギソース・鮭のちゃんちゃん焼き・ルーミートと豆腐のフワフワハンバーグ」「ひじきボール・そば粉のブーケサラダ」「キャベツとなめ茸の和え物・お豆のトマト煮」など、バランスの良さが光っています。

神保町駅からすぐ近く竹橋駅からも歩いて6分ほどの場所にある、テラススクエアの2Fに「GARB pintino（ガーブ ピンティーノ）」はあります。テラススクエアの中でも、特におしゃれな雰囲気のこちらのお店は「大人のためのカジュアルフレンチ」がコンセプト。

コンセプト通り、店内はウッドベースのモダンなインテリアで統一されています。サクッと飲める用のカウンター席・ゆったりとくつろげるテーブル席のほか、風を感じながら食事ができるテラス席でランチをとるのもすてきです。

「GARB pintino」では国産の肉・魚・野菜を使い、化学調味料を使わずに安心安全な料理を提供しています。11時半から頂けるこちらのランチメニューは、「スタンダードコース2,200円」「アップグレードコース3,000円」「スペシャルコース（要予約）5,000円」の三種類があります。

スタンダードコースは前菜・ブイヤベースかローストポークのメイン・4種類から選べるデザートの3品。アップグレードコースは、前菜・魚と肉のWメイン・デザート盛り合わせの4品です。竹橋周辺で、すこしぜいたくしてランチしたい日におすすめのお店です。

「明神丸」は竹橋駅直結の複合ビルパレスサイドビル地下一階に入っています。「明神丸」とは高知県のひろめ市場で大人気の、藁焼き鰹タタキ専門店が出店したお店。高知のように藁焼き体験はできませんが、東京にいながら本場土佐の藁焼き鰹タタキを楽しめます。

こちらのお店の特徴は、注文を受けてから藁（わら）で焼き始める「焼き切り」です。鰹の皮がパリッとするくらいに炙り、完全に熱が伝わりきらないうちに切り分けるので、こうばしい香りがにおい立つタタキに仕上がります。

「明神丸」で11:00～14:00（L.O.13:30）に食べることのできるランチメニューは、定番の「塩たたき丼900円」や、「藁焼き秋ナスと鰹漬け丼900円」「ビンチョウ鮪と鰹の漬け丼1,000円」が人気。どれも最後は鰹出汁でお茶漬けにできるという、お楽しみつきです。

また、天日塩とポン酢ダレ両方で鰹を楽しめる「これやき定食1,300円」、焼きたての鰹タタキにポン酢をかけ薬味や茗荷とともに食べる「タレたたき定食1,000円」、藁で焼きたての鰹を天日塩・わさじ・ゆず塩・ニンニクなどで食べる「塩タタキ定食1,000円」も好評。

神田錦町トラッドスクエア1Fにある「GOOD MORNING CAFE」は、神保町駅からすぐ近くの距離にあり、竹橋駅からも歩いて7分ほど。朝一で食べられるモーニング・昼はヘルシーなバラエティランチ・夜はシャンパンでディナーと、週に何回でも通いたくなるとうわさの店です。

神田のオフィス街に現れたこちらのお店は、緑豊かなオープンエアシート70席があり都会のオアシスとなっています。光が降り注ぐ店内も、白のテーブルに青や黒の椅子が並ぶスタイリッシュな雰囲気。また、錦町店では神田の文化や、歴史の特色を生かしたイベントも人気です。

「GOOD MORNING CAFE」で平日の11:00～14:00にいただけるランチは、「NISHIKIプレートランチ900円」「日替わりパスタランチ900円」「月替わりパスタランチ1,000円」「ファーマーズサラダランチ1,000円」「バーガープレート1,100円」など。

土日祝限定のホリデーランチは「ヴァカンツァランチ1,200円」「マンスリーパスタランチ1,300円」「バターミルクフライドチキン&塩バターワッフル1,000円」「朝イチマーケットサラダ1,100円」「錦スペシャルランチセット1,800円」です。

あまり降車したことのないかもしれない竹橋駅ですが、中華・フレンチ・イタリアンからカレー・うどんまでとおいしいランチがバラエティー豊かにそろっています。竹橋に来たら、自分好みのおいしいランチを食べてみてください。

※記載内容は公開時点の情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。